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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1994
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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1.  花戦さ 《ネタバレ》 
日本史の上で、文化を愛する者たちが、 煩悶してしまう事件が、利休の切腹。  その篠原監督の解釈にうなりました。 そこに池坊を出すとこなんか最高です!  北野大茶会を描いた映画は初めてじゃないですか? 篠原時代劇にぞっこんです💛
[DVD(邦画)] 10点(2022-05-12 10:56:56)
2.  幕末太陽傳 《ネタバレ》 
日本映画の傑作!  女郎部屋の無銭享楽者が、そのお金を働いて稼ぐのだが、 ちゃっかりしてて、そのヤリ手ぶりで売れっ子女郎たちからもモテモテ、 その才覚で次から次へとトラブルを解決し、またどっかに行っちゃう話。  フランキー堺が見事にはまり役で、 時は幕末、異人が国内に乗り込んでくるのに一矢報いようと動く侍たちのリーダー(高杉晋作!?)に石原裕次郎。 俳優も見事なら、細かな小道具もこれまた他にない凝った造り。 監督は、女郎を活き活き描く、「女は二度生まれる」の川島雄三。  贅沢な一品。
[DVD(邦画)] 10点(2021-08-01 21:23:35)
3.  花筐/HANAGATAMI 《ネタバレ》 
大林監督の戦争三部作の最後の作品。  「野のなななのか」よりも赤裸裸である。 自分の中に封印した「青春の悶え」みたいなものを、映像として表現されると、 何か口惜しい。 しかし、戦争とはこんな無垢の魂をいきなり晒すようなものであるのだ。  戦争の悲惨さを描くことなく、反戦映画になってる。 素晴らしい。 DVDが欲しい。  
[DVD(邦画)] 10点(2019-05-11 15:37:00)
4.  花とアリス〈劇場版〉 《ネタバレ》 
ぶったまげた。何かすごい映画を観たいって言われたら、この映画を奨めようと思った。桜の季節なので、何かそれにあった映画を、と手にとって観たら、もうタマゲタ。これを観ずして岩井俊二を語るな!っていう程のインパクトがあった。僕の知ってる「ピクニック」でも「スワロウテイル」でも「リリィシュシュ」でもない、やはり岩井俊二は少女を撮らせたら、稀有な存在だったと思い知らされた。そして蒼井優もこの映画が間違いなく彼女の代表作だと言える作品だ。何ていうか、女性映画というと、自分を見失うことない側面が強調されがちだが、この映画は少女の小悪魔的なとこをとらえつつ、少女のもつ狂気みたいなとこも見事に商業映画化してみせた、驚くべき作品だ。洋画でもこんなの観たことがない。平成の日本には岩井俊二がいたんだと喜びでいっぱいである。
[ビデオ(邦画)] 10点(2017-04-07 01:48:51)
5.  博多っ子純情 《ネタバレ》 
そのまんま!まったく同じ温度で自分も中学生ばおくりました。博多区やなかばってん、福岡の城南区のもんです。南区に中2までおったけど。     大好き!この映画!源ちゃん、気持ちは嬉しかばってん、ちょっと違うごたる。でも嬉しか!
[DVD(邦画)] 10点(2013-06-12 01:51:02)
6.  旗本退屈男(1958) 《ネタバレ》 
いや、これは意外と当たりだった! さして期待しないで、観たが、面白かった。 漫画でよく見る三日月傷の早乙女主水介ってコイツか!って位のレベルだもの(笑)  最初は、ワルを束ねる実力者みたいな、早乙女だったが、 伊達藩の女狩りを捨ておけん!と、ワルが正義のために権力者に楯突く面白い話なんじゃない? って興味を持ったとこから、俄然この映画にのめりこんだ。  すると、若君暗殺未遂、伊達藩失脚のための艶話、と話がどんどんふくらんでいき、 最後は将軍綱吉の勅命を受けたのが早乙女だったという、壮大な話に展開していく。 まぁオールスターだと、ここまで話を盛り上げないと収まらないよね~  いやぁ娯楽時代劇ってお腹いっぱいになるもんなんですね。 ホント、面白い作品が多い!
[DVD(邦画)] 9点(2022-10-27 23:00:59)(良:1票)
7.  半世界 《ネタバレ》 
池脇千鶴が光ってます。 彼女がいなければ、彼女でなければ、もっと普通の作品だったと思います。  それにしても、どうして阪本監督、いい作品ばかり創れるんすか? 本作品もすげぇ良かった。 でも10点満点にしなかったのは、ジェラシーの為です(笑)  ※あ、でも「鉄拳」は監督の作品では納得いかなかったです。
[DVD(邦画)] 9点(2020-02-15 17:48:26)
8.  白痴(1951) 《ネタバレ》 
さすが黒澤監督、圧巻である。 4時間ほどの映画を短くしたことに対する不満もあるが、 短くなったおかげでクライマックスの原節子と久我美子の対決がより鮮明になった気がする。  原節子の演技がこの映画の命だ。 とくにクライマックスでの表情は、小津さんなどの映画に出ている原節子とは全く違う。 ここまで女優がむき出しの演技をしている映画はあまりないのではないか?  ラスト、主人公の青年はどうなったのだろうか? 伝言少年の嘆き「あの人のいいとこだけを思い出に・・」とか言ってたが・・ 三船が気がふれてきた場面から一体何が起こったのだろう・・う~む これは原作を読むべきかもしれない・・  いずれにせよ、この作品のおかげでドストエフスキーに興味をもった。  黒澤監督がラブストーリーを撮らないのは、これ一本でもう十分だからだろうなぁ。 いや、唸った。唸った一本だ。 10点満点だが、縮小版のため、この点数。
[DVD(邦画)] 9点(2018-05-05 10:04:24)
9.  晩春 《ネタバレ》 
潔癖症の乙女の映画かと思いきや、実はハードボイルドな父親の深い愛の映画だった。会話が実に練れてて楽しい。熊太郎には笑った。また結婚した人たちの鈍感なところを実に杉村春子が嫌味なく演じている。最期の説教の場面を観てたら、少子化で娘がお嫁に行かない家の親御さんはこの映画を見せたらいいのでは、などと思った。
[ビデオ(邦画)] 9点(2011-05-07 19:47:40)
10.  ハケンアニメ! 《ネタバレ》 
吉岡里穂って、あの水着の女の子でしょ!? 華奢な子だったんですね(笑)  いや、スイマセン。 いい映画でした。 熱いものを観させてもらいました。  アニメーターの過酷な労働現場ばかり耳に入ってくるもんだから、 クライ職場なのかな?って思ってたけど・・そうですよね!夢工場ですもんね! 熱いもの闘わせて、子どもたちに色んなことを伝えてるんですね!  天才肌の作品と、若い監督の作品が、実に感じが出てました。 良かったです。  追伸)この作品の柄本佑は、実に好感持てました。
[DVD(邦画)] 8点(2022-11-04 23:47:58)
11.  花束みたいな恋をした 《ネタバレ》 
全編、おシャレでカッコイイ。 アメリカやヨーロッパのお洒落な映画のようなテイストがある。  男には2パートあるんじゃないか?  自分の可能性をかけて社会にぶつかってる時。 もうひとつは、現実的な問題にぶつかり、 組織の中に身を置いて、自分を殺すとき。  この2パートの自分を知ってもらえる女性って本当に特別だよね。  花束(ブーケ)になった恋をした!になるといいな♪
[DVD(邦画)] 8点(2022-03-06 19:55:03)
12.  番町皿屋敷 お菊と播磨 《ネタバレ》 
「切られ与三郎」といい、原作を活かして、さらに話を シェイクスピアレベルまで高めるのが、伊藤大輔なんですよね~ ここでも、やっちゃいました♪  1枚、2枚~~の話を、どんな風に津島恵子が演じるのかなと思ってたら、 もう一捻りも二捻りも加えて、ロミオとジュリエット以上の純愛映画に 仕立てて見せましたね。 武士道的恋の道。女には分かりにくいだろうなぁ。いや、俺も分かるのか!?  それにしても(大久保の叔母役)東山千枝子の怪演、恐るべし(汗)  伊藤大輔バンザ~イ!
[ビデオ(邦画)] 8点(2021-10-17 00:08:01)
13.  博士の愛した数式 《ネタバレ》 
小泉・寺尾コンビの第3作。  どの作品も共演する女性がいいが、ここでは深津が光っている。 健康的で、まぶしいくらいのお母さんを好演している。  その深津に対する寺尾の純粋さがまたいい。 80分間の記憶というのは、くどい設定だと思ったが、 観てるこちらが不愉快にならないくらいの抑えた演出で良かった。  受験の頃の数学の楽しさを思い出した。 また寺田の鉄則本でも買って、解いてみようかな(笑)?
[ビデオ(邦画)] 8点(2021-04-04 21:00:17)
14.  廃市 《ネタバレ》 
大林監督が、日本を舞台にして、あの名作「旅情」に挑む。 向こうがベニスなら、こっちは柳川だ! まさに甲乙つけがたい決闘であった。 どっちの作品も良い。  ささやかな心の交流を大事にする日本的な心情。 それが姉夫婦のズレに響くとき、東京からお坊ちゃんがやってくる。 柳川の堀の水の音の中、女性の泣く声。 果たしてあのすすり泣きは誰であったか? サスペンス的に話を引っ張る大林監督の話術の見事さ。  夏の終わりとともに思い出は消え・・なかったんですねぇ(笑) 最後の船頭の尾身くんの一言で、廃市はまた新たな活力を引き寄せることになるのです。 素晴らしい!傑作!
[ビデオ(邦画)] 8点(2020-04-04 23:12:51)
15.  はつ恋(2000) 《ネタバレ》 
篠原監督は、麗奈ちゃんの魅力を引き出すのが上手いなぁ。 「山桜」といい、本作品といい・・  実にしっとりくる本作品。 なんか言葉にできない味わいがあるんだよね。 家族とは、恋とは、そんなものを静かに描いてる。  跳んだり跳ねたりする麗奈ちゃんがホントにいい。 今度はお母さん役の麗奈ちゃんを篠原監督が描いたらどうなるか、興味あるところ。
[ビデオ(邦画)] 8点(2019-10-18 12:48:42)
16.  張込み(1958) 《ネタバレ》 
映画の前半で、どっかで観たことある映画だなぁとデジャブを感じたら、 ヒッチコックの「裏窓」(1954)だと気づいた。  でも後半、ついに動き出してから、一気に映画が動き出す。 そして見失いそうになると、ここまで張り込んだのに、逃したら間抜けな刑事だと 見方の厳しいサスペンスになっていく。 でも下手な銃撃戦もなく、きれいに幕。 でも東京ってやっぱり怖っと思ってしまう内容だった。 清張の「顔」もそうだけど、都会での挫折って北九州出身の彼のポイントだよね。
[DVD(邦画)] 8点(2019-03-21 23:12:44)
17.  ハルフウェイ
また1本、大事な日本映画を見つけた。思うんですけど、日本はこういう映画をもっともっと創るべきだ。その上で、いろんなジャンルの映画を創ればいい。松たか子の「告白」みたいな、日々サバイバルの学校生活じゃなく、こんな初々しい青春あふれる学校生活が、将来の日本の希望につながるのではないか?女子高生のすがすがしさ。ちょっと考えてみれば分かる。自分をとりまくおじちゃん、おばちゃん達の素朴さ。やはり、昔でもこういう健康的なラブストーリーを経験してきてるから、日本の年配の方々は強いのだ。またもっと言えば、誰にでも青春は来るのだ。それが若い頃じゃなくても。いじめや援交などの学校生活ばかりが映画化されるが、こういう映画こそ、生きる力のつく映画だと思う。
[DVD(邦画)] 8点(2011-07-31 12:23:23)
18.  麦秋(1951) 《ネタバレ》 
「晩春」と設定(鎌倉が舞台とか、出てくる俳優さんが同じとか)がそっくりで観始めた時は、あれぇなんて思いましたが、いやいや、実に味わい深い映画でした。当時の映画では普通だったのかもしれませんが、今、これを観ると、歯切れの良い会話の面白さ、子どもの仕草の面白さ(ズボンをしゃくりあげるとこや大人が話してる時ぐるぐる回ったり)、実に良い!この頃に戻りたい!と思うくらいの人々の情感の豊かさ。「晩春」でもそうでしたけど、結婚してる人たちの、結婚してない人への無神経さは実によく描かれてます。小津さんは結婚前の女性を描くのが巧いですね。原節子さん、素敵だわぁ。特に秋田弁を友だちと話すとこなんか、うわぁこりゃ素敵過ぎる、と思いました。でも現代の女性にもいると思います、こういう人。今は知的な晩婚の女性も多いし、何で今の映画はこういうの描かないんだろう?と思ったくらいです。
[ビデオ(邦画)] 8点(2011-05-08 15:44:42)
19.  八甲田山 《ネタバレ》 
橋本忍脚本にアクションを加えたらどうなるか? もうそれだけで、一見の価値がある。  見事なリーダー論になってる。 二つの隊が、雪の中の行進をする。 それぞれの隊のリーダーの在り方で命運が変わる、と言ってもいいくらいの違いがある。 吹雪の中、あと2キロの目的地に行くか行かないか、土地に詳しい案内を頼むか頼まないか・・等々  中盤、北大路欣也の部隊が全滅したあと、高倉健の部隊が進むかどうか、 軍本部は中止させたいが、連絡方法がない、というとこは、もっと見せ場にできたと思う。 ラスト、生き残った部隊が、日露戦争で全滅したという説明書きが出て、鑑賞後、凹んだ。 (実話ですよね。簡単にコメント言えない)  木村大作の撮影が見事!さすが日本を代表するカメラスタッフ!
[DVD(邦画)] 7点(2024-04-07 21:10:13)
20.  春に散る 《ネタバレ》 
原作では、広岡のサイドが、藤原と佐瀬さんの他にもう一人いるんだよね。 哀川がそのもう一人も兼ねてる。 他にも超能力少女まで出てくるんだけど、本作はシンプルにちゃんとまとまってる。  いや~、失明の危険があって、アメリカ帰りのチャンピオンと対戦となると、 そりゃ~ラストはああなるよねぇ・・ 痛々しい試合でした。 そういえば、ボクシング映画「アンダードッグ」でもそんな状況で試合してましたね。 面白かったです。  瀬々監督と佐藤浩市は、絶妙のタッグで名作を生んできた。 とにかく佐藤浩市を使い倒そうと言わんばかりに、難役を演じさせてきた。 本作で、その幕を閉じたかのように思える。 ご苦労さまとしかいいようがない。  え、まだまだですか!? 応援してます!
[DVD(邦画)] 7点(2024-03-05 23:38:16)
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