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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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401.  眠狂四郎 殺法帖
何というか、とにかく全体的に活気がないというか、各キャラクターが言われたとおりに動いて終わっているだけというか・・・。登場人物の設定も特に何かうまくできているように思えないし、これが第1作目で、その後のシリーズ化の皮切りになったというのが逆に驚きです。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2019-11-11 21:41:09)
402.  小林多喜二
昭和一桁日本の黒歴史の1つとして間違いないのがこの小林多喜二の最期(拷問死)なのだが、その多喜二の伝記映画ともなれば、思わず見る側も居住まいを正してしまう。ところが、序盤からいきなりナレーションの横内正が(もしかしたら主人公以上に)画面に出まくって、カメラ目線で喋る喋る。何とも驚異のメタ構成であり、伝記映画というよりは半ドキュメンタリーみたいな感じである。おまけにそのナレーションはかなりしつこいし、芝居部分でも、そこはいらんだろというシーンが、実際のところいくつもある。それでもなお作品が心に残るものとなっているのは、山本圭先生と中野良子様というキャスティングが絶妙なのと、そして何より、とにかく多喜二の人生と存在を後世に伝えたいという制作者のまっすぐな執念が、作品全体から噴出しているからなのです。
[DVD(邦画)] 7点(2019-11-08 01:33:46)
403.  横道世之介 《ネタバレ》 
導入部の時点から、カメラはじっと落ち着いているし、それぞれのシーンが丁寧に展開されるし、一つ一つの台詞にも手抜きがない(脚本・演技ともに)。あれ?これ、ありがち自己満足青春映画とは違う?と思っていたら、後はラストまであっという間でした。何が良いかって、時系列を「ちょっとだけいじる」ことによる絶妙なスパイス(これを調子に乗ってやりすぎると、すぐに収拾がつかなくなるのです)。そして、「当時」以降の主人公を直接描かない、間に何があったのかも説明しないことによる余韻と味わい深さ。160分もありながら、実はあと半分が想像に任されている、という、見る側を信頼した奥の深さ。●ところであのラストシーン、よく考えると、すでにいろいろ暗示的で象徴的なんですね。主人公カップルの最後の輝きである「あの1枚」の後、2人は走って階段を急降下する。その後、バスは向こう側、主人公はこっち側と、正反対の方向に進む。主人公の手にはカメラ、彼女の手には海外用トランク。何だ、その後は全部表現されているではないですか(その後の長回し、そして母の手紙を重ねる演出も、実に効果的)。●原作も読みましたが、なくてもよいエピソードを映画ではあっさり切り落とし、主人公の人格と存在をより強力に凝縮しています。そして逆に、あのハンバーガーのくだりなどは映画オリジナルなのです。凄い!これこそ映画としてあるべき「脚色」です。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2019-09-25 21:15:21)
404.  スパイ・ゲーム(2001) 《ネタバレ》 
何とこのタイトルなのに、スパイ・アクションがまったく登場しない。延々と回想が続く。なんだけど、この作品の構造って、最大の敵は北ベトナムでも東ドイツでもレバノンでもなく、身内の組織そのものでした、というところなんでしょうね。よって、頑張ってロケしたであろう現地のどうのこうのよりも、何気ない会議の一風景とかオフィスのちょっとした発言とかの方が、よほどスリリングなのです。その中で、作戦も極めて限定されているのですが(そしてあっという間に追跡されるのですが)、細い糸をたどるようにして何とかしてしまうところが、何とも心地よいのです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-09-23 23:42:43)
405.  十三人の刺客(1963) 《ネタバレ》 
これはMVPは内田良平先生です。敵方にそのような優れた切れ者がいてこそ、それに対峙する主役側も輝くというもの。その頭脳戦の衝突は、「何も起こらなかった」河渡りのシーンで美しく結実しています。その後の行列の進行経路をめぐる策謀の競り合いもスリリング。それと比べると、肝心のクライマックスのバトルは今ひとつという気もしますが、ここは、これでもかとばかりに映し出される裏路地や閉塞柵の美術的価値を堪能しましょう。ラストは、任務を無事全うしてめでたしめでたしになるのかと思いきや、突然荒涼感と不条理感が吹き荒れる締め方なのですが、これも不思議な余韻を残していますね。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2019-09-16 17:13:55)
406.  溺れるナイフ
全体が支離滅裂。基本的な人格設定ができていないのに趣向だけはあれこれ入れ込もうとするものだから、こうなります。役者の演技にも、指導がきちんとついていません。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2019-09-06 01:01:31)
407.  愛のお荷物
出生が増えすぎてさあどうしましょう、なんて今ではまったく考えられない問題意識の作品(しかも子供を「お荷物」!)。しかしそれはそれとして、次々に予想に反して懐胎が発覚する、というのは、大いなる洗練されたコメディの予感がするのだが、その美味しい設定を生かしきれていない。みんなが同じような会話で同じような芝居しかしていないので、結局は単なる水増し設定にしかなっていないのです。冒頭、10分にわたって国会質疑シーンを延々と映す堂々たる自信ぶり(レイアウトとかが今と一緒なのはちょっとびっくり)なんかには、なかなか期待が持てたのですが。
[DVD(邦画)] 4点(2019-09-04 00:11:05)
408.  野火(2014)
意図的にやっているのかもしれないけど、背景の風景や映像が綺麗すぎるのは、やはりどうにも気になります。そこで戦闘が行われたという気がせず、主人公以下数名だけが脈絡なく突然放り込まれただけのように見えるので、肝心の心理描写に説得性がないのです。あと、全体的にみんな最後の方まで動きが元気なので、そもそも飢餓状態にも見えないのだな。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2019-08-22 01:40:05)
409.  アフタースクール 《ネタバレ》 
メイントリックももちろん美味しいんだけど、それを成り立たせるために、例えば指輪をめぐる1カットのような、あってもなくてもいいような隅々の伏線の張り方までこだわりを見せる職人的な姿勢を評価したい。あと、脚本ばかり注目されますけど、昼間の繁華街のごみごみした状態の撮り方とか、通信関係の小道具の使い方とか、探偵の事務所の埃っぽいごちゃごちゃした暗さとか、映像構築部分にも美学がにじんでおり、それが他の類作と一線を画しています。個人的にツボだったのは、バクさんの店に貼ってある妙ちきりんなメニューの数々。あれを誰かが真剣に考えたと思うと、とても嬉しくなる。
[ブルーレイ(邦画)] 9点(2019-08-08 00:34:25)(良:2票)
410.  瀬降り物語
山野を流浪しながら生活する山の民を描いた作品。と、題材はとてつもなく魅力的ですし、大自然の風景を駆使し、山中生活もきちんと描いている導入部では期待が高まるのです。ところが、中盤以降が着実に失速していて・・・原因はいろいろ考えられるのですが、一番の理由は、登場人物の言動が結局はその辺の街中の人たちと一緒で、長年の山間生活が個人の内部にどのように根付き、どのように表れるのか、という点に踏み込まれていないこと。そして、その状態で進行しているので、最後の収め方のところなどはほとんどグシャグシャになっています。あと、女優4人を脱がせているのも、何かあったらとりあえず脱がせました、という感じで、必然性や敬意が感じられません。
[DVD(邦画)] 5点(2019-07-08 01:24:40)
411.  それから(1985)
みんながひたすらボソボソ喋っているだけで、何とも退屈だった。藤谷美和子も、こんなに演技下手だったっけ?と思わず驚いてしまった。ほかの人もみんな演技がぎこちない。唯一、役にはまっていて存在感を発していたのは、草笛光子。
[DVD(邦画)] 4点(2019-07-05 23:11:09)
412.  虹の女神 Rainbow Song 《ネタバレ》 
予想以上にしっかりした内容でした。まず何よりも、脚本がすみずみまで気が配られていて、台詞の一つ一つまで執念のように作り込まれているのが良い。登場人物のやりとりを聞いているだけで自然に引き込まれますし、各キャラクターの成長を自然に表現しています。上野樹里は、発声はかなり今ひとつなんだけど、役作りに関しては相当気合を入れた様子が窺えます(主人公の彼も、作中の役柄同様、それによってかなり引っ張り上げられてますね)。また、蒼井優も、それほど登場時間は長くないのに、最後のキメの一言をしっかりと決めてしまう存在感は素晴らしい。あと、相田翔子のシークエンスは、主人公の一つの「旅」としてヒロインに向けた感情を固めるところに意味があります。その矢先に事故があるところに落差が生じるわけで、もしあのシークエンスがなければ、ラストの感動は半減したでしょう。
[DVD(邦画)] 9点(2019-06-29 23:44:42)(良:1票)
413.  blue
いい雰囲気の話なのに、何で最初から最後まで、まったく平坦に、同じようなペースで進むのでしょうか?ポイントとなるべき場面はいくつかあるのですから、そこをきちんと強調するだけで大分変わってくると思うのですが。
[DVD(邦画)] 4点(2019-05-18 00:46:19)
414.  ザ・テンプターズ 涙のあとに微笑みを 《ネタバレ》 
GS映画のいろいろの中で、これはテンプターズ(もしかして、ショーケンの初主演映画は、これだということになるのか?)。ただ、まあ、脚本がとにかく滅茶苦茶というか適当というか・・・母親(新珠三千代)とのあれこれをどうこうしているのは、「おかあさん」を歌わせるためだし、なぜかペットに鳩がいてそれが死ぬというのも、「神様お願い」を歌わせるためだというのがミエミエ。歌わせるのは別に歌うシーンを入れればいいわけで、そのために脚本そのものを曲げる必要は全然ないのです。あと見所はデビュー当時のショーケンなのですが、演技は素人以下のレベルである上に大してイケメンでもなく、このどこに後の名優の素質が埋もれていたのか、しみじみ不思議です。
[DVD(邦画)] 4点(2019-05-15 21:49:52)
415.  虹の中のレモン
ヴィレッジ・シンガーズの主演作第2弾。ただ今回は、ひたすら青春一直線だった前作と少し違い、ヒロインが孤児の世話をしていたりとか、竹脇無我と加東大介の親子対立問題が絡んだりとかがあったりして、微妙に作品に暗い影が漂っており、それがGSパワーも削ぐ結果となっている。大体、竹脇先生の場合、気合を入れれば入れるほど一気に作品をシリアスに塗り替えてしまうので、それと爽やかヴィレッジが合うわけがないのです。しかも、竹脇先生と中山仁の共演シーンなどでは、とたんに画面にまともな演技的雰囲気が満載になってしまうのが、逆に笑えてしまうので困ります。あと、GS映画恒例の?ヘルプ出演は、パープル・シャドウズです。
[DVD(邦画)] 5点(2019-05-15 21:35:05)
416.  LOVE SONG 《ネタバレ》 
冒頭のあっけない別離、迷いと変化を切り取ってみせたラストなど、いくつかは優れたセンスのある場面もあるのに、それ以外の部分の駄目さとほとんど全員の無表情演技で価値が壊されてしまった。結局、大半は雰囲気でそれっぽく進んでいるだけ。それと、この展開なら伊藤英明は最後のぎりぎりまで出さない方がよかったのでは?
[DVD(邦画)] 4点(2019-05-15 00:26:01)
417.  進め!ジャガーズ 敵前上陸 《ネタバレ》 
GSの映画のいろいろの中で、これはジャガーズ。しかし、何かこれは、妙に凄い。一応、ヴォーカルの岡本信ちゃんが何者かに狙われるという設定なのだが、そもそも何で狙われるのかがさっぱり分からない。そして、次から次へと意味不明なキャラクターが自信満々に登場する。その中で、信ちゃんの棒読みナヨナヨ演技(←褒め言葉)は、一貫して存分に楽しめる。そして最後は、舞台はなぜか硫黄島へ(もしかして、イーストウッドが硫黄島二部作を作るまで、「硫黄島を舞台とした映画」は、この作品しか存在しなかったのでは・・・)。そこでなぜか登場する、旧日本軍の残留兵(ちなみにこの作品の時点で、まだ小野田さんも横井さんも発見されてないですよね?)。何かもう、すべてが濃すぎというか、凄すぎです。
[DVD(邦画)] 6点(2019-05-11 13:39:02)
418.  小さなスナック
GS映画のいろいろの中で、これはパープル・シャドウズ。なんですが、ほとんどは藤岡と奈々ちゃんのやりとりばかりであって、実はシャドウズがいてもいなくても何の影響もない!にもかかわらず途中ではゲスト的にヴィレッジ・シンガーズまで登場するというこの無駄さ!!で、内容なんですけど、これが見事なほど何もないです。シーンの前後のつながりがどうとかその意味がとかいう前に、まず、各シーンがシーンとして成り立っていません。GSには甘い私でも、これはつまらなかったと言わざるをえない。
[DVD(邦画)] 3点(2019-05-10 00:13:06)
419.  思い出の指輪 《ネタバレ》 
GSグループをフューチャーした映画の一つ、これはヴィレッジ・シンガーズです。といいながら中盤までは、「選考委員会」とやらの女子学生視点だけで進められ、メンバーは大して出てこないどころか、ヒロインの尾崎奈々も出てこない。半分くらいから、まあ期待したとおりの展開になります。もしかして、制作側はメンバーの演技がよほど不安だったのか?とも思いましたが、素人感はあるものの、そこそこ無難に乗り切っています。というわけで、まさにGS作品ならではのコンパクトにまとまった青春映画でした。スパイダースの援護登場は、まあそんなもんかという感じですが、「ケメ子の歌」のザ・ダーツの登場にはびっくり(一瞬だけですが)。
[DVD(邦画)] 6点(2019-05-01 21:34:48)
420.  この世界の片隅に(2016)
何と意外にあまり面白くなかった。とにかく一つ一つのシーンがぶつ切りで、しかもつなぎの脈絡もあまり考えられていないため、ただ時が過ぎているようにしか見えないのです。あえて戦争だ戦争だと強調しない描写をしたかった意図は分からなくもないですが、それならその中で主人公あるいは登場人物は何がしたかったのかというと、特に何も見当たりません。つまり、全体が一つのファンタジーのようにも見えてしまうのです。
[DVD(邦画)] 4点(2019-04-13 01:07:06)
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