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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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501.  天空の城ラピュタ 《ネタバレ》 
実は最も印象的だったのは、初井言栄さんの充実した声優ぶり。そりゃ、舞台やテレビで海賊の女親分なんて役は絶対不可能だから、本当にこの役は楽しかったんだろうな。それが声の端々から伝わってきます。気のせいか、画面上のドーラの表情もほかの登場人物よりよく描けているように見えます。●そう思って見てみると、この作品の名シーンは、(1)とぼとぼ戻ってきたパズーが、海賊団の仲間に入るシークエンス。「私の若い頃にそっくりだよ」の一言。(2)見張りの2人の会話を盗み聞きして起こるドーラの変化。(3)ナイフと銃の交換のシーンでの、パズーとドーラの信頼関係。と、どれもドーラ絡みなのです。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2017-05-07 23:58:49)
502.  風の谷のナウシカ
前半はご都合主義的な展開が積み重ねられているだけで、一貫性がまったくなし。クライマックスに向かう終盤はややましだったが、話の発想としては実に単純で、目新しさが何もない。当時、この作品がクラスの話題の中心だった思い出に+1点。
[ブルーレイ(邦画)] 4点(2017-05-05 23:26:57)
503.  麦秋(1951)
ひたすら平坦な空気感と、説明的な会話。さっぱり心が動き出さない各登場人物。どこが良いのか分かりませんでした。小生意気な態度のでかい子供らの存在がさらにマイナスです。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2017-04-29 04:11:03)
504.  山の音 《ネタバレ》 
いやー、この登場人物の最大のガンは、長岡輝子扮するあのバーサンでしょう(当時42歳でこの老け役も凄い)。結局は人の話を全然聞いてないどころか、自分が間違ってないかと立ち止まって考えることすらしない。口調は穏やかだけど、言っていることは常に他人(主として嫁)批判と、その前提としての全面的な自我肯定。それを特段強調せずに、当たり前のように淡々と描写しているのが巧い。それによって、舅と嫁の間のゆらゆらした感情も効果的にたゆたっており、その官能性は列車のシーンで美しく結実するのだが、一方で残念なのは、上原謙扮する夫の描き方が凡庸で、キーパーソンとして機能していない点です。いっそのことここを無名キャストにして、出番も大幅に削った方がまだよかったかも・・・。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2017-04-23 23:10:46)
505.  誘拐報道
これだけのキャストを投入しておいて、まったく使いこなせていないというか何というか・・・犯人側も捜査側も報道側も、ほとんどは同じようなやりとりの繰り返しだし、ドラマという点で何の進展も変化もない。そもそも、軸足をどこに置きたかったのか、視点がブレブレなのです。そんな中でも、当時7歳の高橋かおりの安定感と存在感は驚異的。ショーケンですら押されてるし、小柳ルミ子なんかはむしろ演技面で助けられてるぞ。点数は、彼女を発掘したという価値と功績に対して。
[DVD(邦画)] 5点(2017-04-21 01:24:55)
506.  わが青春に悔なし 《ネタバレ》 
中盤くらいまでは、弾圧がどうのこうのといいながら、ほとんどは台詞で説明されるだけであって、空気感もなければ心理の動きもないので、(時期的に終戦直後であるにもかかわらず)生々しさを感じないのです。田植えを巡るシークエンスだけは、作業そのものや近隣住民のアクションを粘着質に撮りきっており、またそれが素材を変えれば現在でもどこでも起こりうる事象なので、局所的に恐怖を感じます。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2017-04-20 00:57:49)
507.  ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム
スコセッシは結局、何がしたかったんだろうか・・・3時間半にわたって繰り広げられるインタビューや当時の映像は、ぜーんぶ60年代以前(というか66年まで)限定。つまり、70年代以降はまったく対象外。しかし、ディランの偉大さというのは、いくつものディケイドにわたって活動を継続し、その随所で新たな方向性に挑戦し続け、この作品製作当時もまさに現役であったという点にあるはずで、なぜそこまで66年以前にこだわらないといけないのか、さっぱり理解できない。また、ドキュメンタリーとしても、同じ周辺ミュージシャンの同じような話が何度も繰り返されたり、何でそのエピソードに注目しているのか分からないぶつ切りの映像があちこちで出てきたりと、整理も系統もまったく感じられません。つまり、マニアの秘蔵フィルムを、切るのがもったいないので全部そのまま生の状態で出しました、というだけのこと。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-04-05 02:00:49)
508.  青天の霹靂 《ネタバレ》 
極めてシンプルなのですが、そのシンプルさが良い。タイムスリップ後も、ごちゃごちゃした周囲とのやりとりに浮気せず、さっさと本題に入る。ギャップの部分は、路地を一直線に走ってカメラを上げるというワンカットで処理。その他、手際の良い部分はいくつも発見できます。「客が増えていく過程」は、もう少し丁寧に見たかったかな。最後の豪華なピンステージがちょっと唐突です。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-04-02 01:35:03)(良:1票)
509.  河内のオッサンの唄 《ネタバレ》 
この名曲を映画化までしてくれたというだけですでに低い点はつけられないが、逆にいうと、たった1曲でここまでのイマジネーションを膨らませられるほど、このテーマソングはとてつもない名曲だったということである。●前半はとにかくカオスな生活が描かれる。「ちょっと聞いてくれ~」というだけで近所からわらわら人が集まって、そのまま宴会の開始。博打のカタで当然のように嫁入りし、その嫁も博打のカタになり、当の嫁自身も「博打のカタはきっちりつけんとあかん」と言い残してあっさり敵地に赴く。女子高生(?)が堂々と大人を挑発したら、周囲も「やってしまったもんはしゃあない」と縁組を認める。カオス以外の何物でもない。しかし製作側にはもちろん何の迷いも作為もないわけで、やはり映画とはこのように堂々としていてほしい。●終盤、場面が東京に移動してからは、ちょっとテンションが落ちるかな・・・せめて大阪市内くらいで収められなかったのかとも思うけど、前半でさんざん東京がどうのこうのという伏線を張っているから、仕方ないか。
[DVD(邦画)] 7点(2017-03-27 01:35:15)
510.  わるいやつら
野村芳太郎監督という人は、特定の人物に焦点を当ててその内面のドロドロなんかを描かせると本領を発揮するのに、豪華キャストの上品な群像劇みたいなものをさせると、途端にダメになるんですね。前年の「配達されない~」とこれを見ると、よく分かりました(その後、性懲りもなく「危険な女たち」をやってしまうわけですが)。とにかく、場面設定も脚本も全部が陳腐で、清張ものならテレビの2時間ドラマでもこれより優れた作品はいろいろあります。
[DVD(邦画)] 4点(2017-03-26 22:36:52)
511.  麻雀放浪記 《ネタバレ》 
アホみたいに勝負事にムキになる野郎共の馬鹿げた行動をここまで讃美して映画を作ってくれたってだけで泣けるじゃないですか。モノクロで撮ったのも正解だし、ラストシーンの気怠い朝の風景も実に美しいです。何よりも素晴らしいのは、牌を混ぜ、積み、取り、切るといった指の動き、そしてそれに向けた各打ち手の集中感やそれがぶつかる空気感といったものまできっちり撮り切っていること(しかもそれが、主要な人物だけでなくて、端役の1人1人まで行き届いている)。前に見たときは、加賀や大竹の色恋沙汰はそこまでいらないんじゃないか?とも思っていたのですが、再見したら気にならなくなりました(加賀が中盤以降登場しないのも良いし、大竹が上州虎に押し倒されたときの表情なんて、ぞくっとします)。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-03-24 01:58:28)
512.  ゼロの焦点(2009)
冒頭のナレーションだけで、全部を言葉にしないと気がすまない脚本の工夫のなさにがっかり(最初の一言と、列車出発前の一言だけで十分でしょ)。その後も、いちいち思考や心境をそのまま言葉にしてしまう脚本と、登場人物の背景の重さを感じさせない安っぽい撮影にがっかり。そりゃ、広末にも中谷にも演技からやる気が感じられなくても仕方ないです。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2017-02-27 00:51:15)
513.  ジャズ大名
何がしたかった作品なのか、さっぱり分かりませんでした・・・。「ジャズ」と「大名」という異なる要素が、対立するでも融合するでもなく、ただ結合している(させられている)だけなので、無理矢理感だけが残ってしまうのです。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2017-02-16 01:03:01)
514.  あん 《ネタバレ》 
よくある食材交流ものだったらどうしようと思って見ていたのだが、とりあえずそうではなかったのでほっとした。また、これまでの河瀬監督の、油断するとすぐ自己満足的描写に突っ走る癖も抑えられていて、モノや素材を通じて人を動かそうという姿勢、また変わり目や切れ目を効果的に切り取る姿勢というものも感じられた(樹木希林が退店の際に一礼するワンシーンや、店舗の建て替えのワンショットですべてを説明する手際に顕著)。あと、すぐに対象に近づきたがるカメラは、もう少し手元でコントロールした方がよいと思います。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-02-13 00:54:20)
515.  ばしゃ馬さんとビッグマウス
脚本は単に雰囲気でつないでいるだけだし、主演の2人は演技というものをまったくしていません。輪をかけて照明やカメラにも何の工夫もないとなれば、一体どこを見ろというのでしょう。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2017-01-24 03:50:55)
516.  ゲッタウェイ(1994)
前に見たときは特に何の目新しさもない完コピリメイクとしか思っていなかったのですが、改めて見てみると、なかなか悪くなかった。どうしてもマックイーンとボールドウィンが比較されてしまうわけですけど、この主人公って、決して格好良いわけではなく、仕事の手際はいいんだけど、プライベートの方ではいろいろじめじめ引きずってぱっとしない、という、会社では評判いいけど私生活はグダグダのビジネスマンみたいな感じの人なんですよね。であれば、スーパーヒーロー的な活躍を期待してしまうマックイーンと比べても、むしろ小市民的な表現も器用にできるボールドウィンも悪くないのではないかと。それからキム・ベイシンガー姐さんも、生活に疲れました系のちょっと荒んだ色気を出させれば右に出る人はいないわけで、アリ・マッグローよりも合っています。ただまあ、脚本については、フライドチキンネタとかコインロッカーネタまでオリジナルをコピーしているのは、そこまでせんでも・・・とは思いましたが。
[DVD(字幕)] 6点(2017-01-23 01:26:50)
517.  仁義なき戦い 完結篇 《ネタバレ》 
前4作の余韻というかカーテンコールみたいな一作なんだけど、それでもこれだけの内容を詰め込んでしまえるところが凄い。広能は終盤までほとんど登場しない、武田も中盤はいなくなる、それでも次々に脇役がうじゃうじゃと登場して、しかもしっかり緊張感をつないでいる。これくらいのことをしないとテンションの収まりがつかなかった、それが前4作。
[DVD(邦画)] 6点(2017-01-12 11:47:25)
518.  赤穂浪士 《ネタバレ》 
最初の方は、浅野家とも吉良ともあまり関係ない一般庶民の生活が延々と描かれて、まあそういう趣旨の作品なんだろうと思って見ていたのですが、松の廊下が出てきたときには「え?やっと?」と呟いてしまいました。あの流れだったら、むしろあの刃傷沙汰すら、逆に庶民や家臣の伝聞台詞と受けのアクションだけで通過しそうな勢いを感じましたので(忠臣蔵を見に行ってあのシーンがなかったら、暴動が起きるかもしれませんが・・・)。その他の趣向としては、内蔵助と千坂兵部の二項対立図式みたいなのをしたかったっぽいのですが、あまり機能してないかなあ。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2016-12-23 13:29:29)
519.  血槍富士 《ネタバレ》 
終盤近くまで、いろんな人があまり前後の脈絡のないやりとりを淡々と積み重ねているだけなのですが、ラスト10分の大立ち回りで全然別の映画になってしまう。一体何がしたかったんだろう・・・。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2016-12-09 00:21:59)
520.  箱入り息子の恋 《ネタバレ》 
何とこれ、ベースは完全に昭和のドラマです。それも「40年代以前」という限定付きです。いつからラブロマンスはイケメンとオモロイヤツだけのものになってしまったんだ。不細工やキモオタの純真の中にこそロマンスがある。そんな作り手の堂々とした制作態度が、脚本のご都合主義やラストのグシャグシャぶりも覆い隠すほどの力強さを見せています。吉野家の涙のシーンは、逆光の使い方や間の取り方も含めて、一般レベルで名シーンだと思う。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-12-02 01:24:46)
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