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41.  夜は短し歩けよ乙女
私の好きなタイプの映画 アニメならではのカメラワークに引き込まれる  「四畳半」のパラレルワールドを明るく引き継いだような話しは 乙女を中心に据える事により、若さの持つ直向さが際立つ 上映中ずっと微笑んでる自分がいたが、フと見ると 私の時計もかなり速く回っている・・・無念  極端なパースや派手なデフォルメで勢いを付け ストーリー描写ではおとなしく会話を引き立たせる演出は 得意技とは言え、見事な湯浅演出  ただし、単品の作品とは言えず「四畳半神話大系」を見ていないと 脇役の立ち位置が理解できないと思う 羽貫さんや樋口師匠そしてジョニーなどは説明なくて意味が解るのだろうか その点が評価の分かれ目だと思う
[映画館(邦画)] 7点(2017-04-12 11:17:26)(良:1票)
42.  永い言い訳
今回は内面にグイグイ来る、さして重要なストーリーは無いが、 各シーンを丹念に描き、感情移入しているこちらの心をかき乱す演出が巧み 途中、なんでもないシーンで何度も涙した  この監督はやはり男を描くと冴える、前作の失敗はやはりそこだと思う  時間の経過を髪型で表現する演出の上手さには唸ったし、池松君の演技が何気に心打つ 間違いなく今年の日本映画の代表作だろう  残念なのは(これはいつもなので意図されているかも) ラストが思ったタイミングで終わらない事と 風景だけを映すシーンがダサい点がなぜか気になる
[映画館(邦画)] 7点(2016-10-26 16:47:59)
43.  シン・ゴジラ
素直に面白い。  アニメの実写化は失敗が多い(ゴジラはアニメではないが)それはアニメの大筋のみを普通の監督が普通になぞるからだが、 この映画は違う、凄腕アニメーターがアニメのカット割と展開をセルフパロディ込みで実写に落とし込んだものだ。  ゴジラは使徒そのものだし、政府はネルフ発足前の対応だろう、まさにエヴァの前ストーリー  個人ではなくチームとして力を発揮する日本人の特徴、各方面でそれぞれ対応をとる政府、自衛隊、独立部隊 トップが替わっても結果を出す人材、他国の介入と裏で交渉をする立場のふるまいなど見ごたえあり。 この群像劇、外国の人に伝わるのだろうか、そこにも興味が行く。  秀作のアニメ同様これからネット上で、各シーンの小ネタが解析されていくのだろう、 なにしろ膨大な情報を秒単位で垂れ流していく映画であり、文字の意味や背景に何があるのか1回見たぐらいで解る訳がない  ゴジラ以外のCGはかなり良くできてるし、ラストカットのフリは続編の有無に関わらず良い幕引き 映画として、とても良い出来だと思う。  ひとつ心配なのが(シン)ゴジラが全く新しいゴジラだったとすると、 (シン)エヴァンゲリオンが過去を捨てたものになる可能性が・・・それだと彼はまた病むよ。
[映画館(邦画)] 7点(2016-08-13 17:59:13)(良:1票)
44.  百円の恋
グッと来た。  ベタなストーリー、ショボイ演出ながら、とても良い出来。 役者の力量が作品をおおいに底上げした。  言うまでも無く安藤サクラは素晴らしいの一言に尽きるが、新井君や根岸さんは元々上手いとして 有名でない役者さんのダメな人たちの演技が秀逸、「マジっスか」連呼爆笑。 ダメじゃない人ではジムの会長とコーチの若者が泣かせる。  茶髪の部分(ダメな自分の象徴?)を切り取って、黒髪で望む大一番、ボコボコにされながらも力が入る。 決するパンチのシーンは演出が下手だったが、 試合後「勝ちたかった」と繰り返す一子には、もう贅肉も茶髪も無く前へ歩き出せた。  シンプルで良い映画、1点を掘り下げて役者が好演すると日本映画は面白い。
[DVD(邦画)] 7点(2016-03-11 10:23:46)(良:1票)
45.  滝を見にいく
期待の沖田映画だが、いつの間にか公開終了・・・でDVD鑑賞。  全然悪くない、尺はちょうど、間はいつもどうりで十分楽しめる  1シーンでキャラを説明する手腕は冴えに冴え、素人のおばちゃんでも、すぐに立ち位置を理解して物語に入れる  基本ニヤニヤ、つまらない過去は語らない流れの中で、唯一の回想シーンでグッとさせるのは絶妙のアクセント  この監督、とても才能を感じるし、役者の演技も問題ないが、いかんせん地味すぎる、これは当たらない  良い映画が作れるのは十分解ったので、次あたりお金を少しかけた全国公開作を期待します
[DVD(邦画)] 7点(2015-07-01 12:01:08)
46.  劇場版 蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ DC
約20分のTV版12話=240分を2時間映画2本に分けた、まどか☆マギカ。 これはこれでアリだった、初見の人でも満足できる出来、だってそのままだもん。  TV版の映像をリサイクルして別の話を展開した、エウレカ。 試みは面白いが内容がイマイチだった、初見の人もそんなものかと思う出来。  そして、アルペジオだがこれはもうTV版ありきの映画、一見さんお断り。 TV版が素晴らしい出来なので、どのように編集するかと思いきや 総集編というよりも、ダイジェスト版または名場面集といった趣、  オープニングでオッ!と思わせた後は、メカっぽい部分を追加したTV版のダイジェスト、 話も端折る端折る、これでは映画としてマズイぞと思ったが、TV版を熟知しているので諦めて鑑賞、 それにしても12話をこのペースでと思ったら、1時間程度でダイジェスト終了、だが・・・  そこからが真骨頂、岸誠二。やってくれる。 怒涛の展開、TV版12話を全てフリに使う潔さ、これは面白い。  振動弾頭の扱いから各キャラの行動、霧側の展開など続編が待ち遠しい限り。   作品とは直接関係ない思い・・・  何十年も映画を観てきたが、最近アニメの可能性にとても触発される、 ストーリー、画面構成、アングル、キャラクター、音楽、間など、とてもよく考えられている、 日本のクリエイティブな才能はここに集まってしまったんじゃないかと思えるぐらいに、  実写映画は監督裁量の影響が大きすぎるのではないだろうか、 まとめ切れていないか、こじんまりしすぎる作品が多い、音楽の使い方もダサい  現在放送中のSHIROBAKOというアニメがあるが、日本人は共同作業に長けている 個人の才能を重視しつつ集団で作品を創り上げる力に感心させられるし完成度も高い。 DVDを入手して何度も観てしまう作品の宝庫だ。  この貴重な文化を日本では実写化出来ないだろうが、そのうちハリウッドが買い付けるだろう そしてアレンジされた実写映画を観るもの楽しそうだ。
[映画館(邦画)] 7点(2015-02-02 10:30:59)
47.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
鑑賞から3週。言葉が見つからず、他者のレビューを見ながら、やっと評価する気になりました。 公開前は座席予約の混雑状況から、しばらく後になって観に行こうと思っていたが、TVでの冒頭6分を見てテンションが上がってしまい公開2日目、朝8時の劇場に5時起きで向かう始末。 それでも驚きの混み具合で、まだ映画館に客を呼び込む方法はあるのだなぁ~と、そのパワーに感心した。 さて、内容だが感想としてはみなさんが思った事とほぼ同じ、初期段階でミサトがシンジに正しく説明さえしていれば後のような展開にはならなかったのに、それは観ているこちらにも同様。アクションも冒頭が最も見応えあった。 単品の作品として高評価はできないが、この集客力。この内容なのに他の人にも観てもらいたくなり、語りたくなるストーリー展開に監督の思う壺に落ちている自分を感じる。 この作法は他の映画関係者も見習うべきだ、まだ映画館に客は呼べるぞ。
[映画館(邦画)] 7点(2012-12-09 17:23:52)
48.  愛と誠(2012)
もう笑った、笑った、涙が出るほどに。 「モテキ」の前半部にも勝る疾走感でニンマリ。中盤以降はテンションが下がる直前にまた入るミュージカルパートでギリギリ持ち堪えるが、それでも十分楽しめる大満足な出来上がり。 妻夫木聡はうまくこなした、武井咲は監督の要求に笑顔で応えた様子、とてもかわいい。 スキップのうまく出来ないガム子、悲しい女、悲惨な不治の病に冒された権太など安藤、大野、伊原もノリノリで楽しそう。 とてもおいしい余と斉藤だが余は出番が少なすぎ、斉藤は多すぎてチト残念。 加藤清史郎君はいい顔してた。 監督が「カット!」といった後に現場が大爆笑に包まれただろうなぁ~と勝手に想像される事も含めて楽しめるという、斬新な映像体験でした。
[映画館(邦画)] 7点(2012-06-21 11:06:45)
49.  探偵はBARにいる
面白いと思う、話はTVドラマ程度だがロケが多いので映画感は十分出ていた。 探偵といえば松田優作の「探偵物語」TVシリーズだがこの映画でも喫茶店のネェちゃんや歓楽街の様子、ボコボコにされ具合など雰囲気は周到している、違う立ち位置ながら息子の龍平が脇を固めてるのも感慨深い。 この探偵、感情むき出しのくせ最後まで依頼人の思うがままに動かされてラストもあのザマなんだけど、結果的に依頼人の希望を叶えた、仕事をやり遂げた事になっちゃうのかな? チョイチョイはさむ小ネタも笑えるしシリーズ化されるらしいから楽しめるかも。
[DVD(邦画)] 7点(2012-03-16 10:59:24)
50.  ヒミズ
鑑賞してから1日、レビューのためにいろんな言葉を探したが、なかなか思いつかない。たしかに震災の映像に取って付けた感はあるし、園組の同じ顔ぶれで脇を固めるのに多少ウンザリなのは解る、でも観ている間は十分感動している自分がいたし、後味も悪くはなかった。 窪塚の演技は際立ってたし、なんと言っても主役2人の演技が素晴らしい、本当にボコボコに殴ってるんじゃないかと思える演出も、歩行者用の信号機が点滅から赤に変わる時、音をシンクロさせるなど本当にドキドキした。 「今病気なんだよ」と語りかける複数の人たちのそれぞれの気持ちが上手く伝わり、オッサンが「未来なんだよ」という台詞にもグッと来る。 しかし、短かすぎるんじゃないだろうか?この監督、通常のロードショー作品に向きにくい[愛のむきだし]ぐらい時間を十分使って良いと言われたらもっと良いものになった気がしてならない、感動しているのにまだ観たい気持ちが残ったまま映画が終わってしまう悔しさは何なのだろう、ものすごく不思議。 茶沢さんも十分厳しい状況なのに、住田をちゃんと迎えに行けたのだろうか?そのシーンは必要ないけど、暗示ぐらいは欲しかった。とても観る価値のある映画。
[映画館(邦画)] 7点(2012-01-25 10:25:53)
51.  冷たい熱帯魚
ぜひ観てみたい映画だった。都心の一部でしか上映していなかったので、足が向かず諦めていたところ、3月ごろ千葉ニュータウンで上映があるスケジュールを目にし、大変楽しみにしていたが震災で延期、その映画館は被害が大きかったらしく再開が7月になりこの映画の上映も中止になった。 そしてDVDで観たわけだけど、これが大変な映画だった。 園子温は「愛のむきだし」が初見だったが、むきだしに負けず劣らず観ているこちらのいろんなものがむきだしにされるような、特異な体験をさせてくれる恐ろしい監督だ。 この監督、有名な役者を使わないが、どの役者も最高の演技をする、すごい演出だと思う。この監督の下で役をこなすとその後オファーが多いだろうなぁ~ 内容については言及しないけど、ラスト前、多少ガタついたのが少し残念なぐらいで、あとは目が釘付けの2時間半でした。
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-15 17:09:27)(良:1票)
52.  川の底からこんにちは
「愛のむきだし」からイチオシの満島ひかりだが、本当に良い作品に出会えたし、良い監督に出会えた、まさか結婚するとは思わなかったが。 この子は演出に応える可憐さ、エグさ、自然さ、クドさなど多くの顔を使い分ける、演出するほうは楽しくてしょうがないだろう、まったくたいした女優だ。 映画は現代の若者をうまく切り取った、多少特異な例だが物語としては十分受け入れられる、登場人物は本当にダメな人ばかりで話がこのままグダグダになりはしないかとヒヤヒヤしたがガッツリ切り返して大変楽しめる。社歌の所は笑いながら涙がこぼれてきた。ラストがスッキリとはいかないが、それも今の時代を映していて興味深い。 彼女にはこれから何十年もがんばってもらいたい。
[DVD(邦画)] 7点(2011-03-14 09:42:39)(良:1票)
53.  愛のむきだし
最初の30分我慢すればドップリ楽しめる4時間、観終わってストーリーを思い出すと、どう考えても4時間かからないはずなのに、これが間延びせずに観れるから不思議。多分各シーンのセンテンスが長いからだろう。 たしかにB級ではあるが、金をかければどうなるのかという内容なのでこれで良し。若者3人に対する作品の比重がハンパでない、残りの登場人物は絵に描いたような脇役を演じきっているのでさらに笑える。 大昔流行ったエロ、グロ、ナンセンスという風化した言葉がこれほどピッタリはまるだけに、オープニングの事実に基づいている云々の文字が空々しいがそれも許す。 それにしても満島ひかりのカワイイこと、初めて観た時の薬師丸ひろ子を彷彿、そりゃいろんな監督が群がるはずだわ、西島隆弘、安藤サクラも好演。これからの日本映画を背負って立つよこの子達。
[DVD(邦画)] 7点(2010-06-28 11:14:05)
54.  ぐるりのこと。
良い映画だ。 一応の設定と結論、いろんな材料をバラバラと提供したので。あとは観る人が自由に考え好きなところを持ち帰ってください。という作り。 自分は。かなりいい加減な夫が仕事を通じ、いい加減さを残しつつ男らしくなるところ、きっちりしていた妻がきっちりいかなくなり壊れていくが、時間と夫に癒され立ち直っていくところに感動し、たまに発する台詞にドキッとさせられ、脇役の役者陣に敬意を表し、チョイ役の役者にも驚いた、結構スキ無く作ってあるので、飽きずにどっぷり映画に浸れる。 日本映画としてこのテの映画の、ある程度の到達点に達していると思う。
[DVD(邦画)] 7点(2010-03-22 16:24:16)
55.  マルサの女
面白い! 昔、何度も観たが久しぶりにじっくり鑑賞、主役以外にもそれぞれ見せ場があって盛り沢山、飽きずに見せる手法はさすが。日本のエンターテイメント映画としては相当上位に位置している。 今観ると、最初の国会議事堂のCGや、途中でアフレコが合ってない所など少しアラが見えるが、それでも十分堪能できる。 喜んで税金を納めたくなるような世の中になればいいけど、司る国会議員が脱税に精を出してる今の日本じゃ望むべくもなしと・・・
[DVD(邦画)] 7点(2010-02-19 10:18:24)
56.  ディア・ドクター
まるで過去何十本もの大作を撮った大監督のような老練な演出、キネマ旬報の写真で見る美しい西川美和の顔からは想像できない恐ろしさを感じる。なんなんだこの女は! 鶴瓶もそうだが他の役者の演技にも感服、すばらしい。 あらすじは知っていたが観始めて、いきなり失踪後のシーンから始まり、それでいいのかと思ったがすぐ杞憂に、前後を交互に見せながらエピソードと登場人物たちの心の葛藤を表現、共犯者にはなりたくないが否定はしていないという一番大事な部分をうまく表現していた、うまいな~という言葉を何度つぶやいただろう。 そして問題のラストシーン「ゆれる」でもそうだったが、西川監督が故意に完成度を下げているのではないだろうか、この人ならそれぐらいヤル。電車が通過するシーンから以降とてもファンタジックだった。
[DVD(邦画)] 7点(2010-02-12 10:31:27)
57.  それでもボクはやってない
面白かった!地味で盛り上がりにくいテーマを非常にうまくまとめ上げている、2時間超えの長さも感じられなかった。目の動きを多用した演出で緊張感も十分、この手の映画で単調になりがちな法廷のシーンも無駄なところはスッと引いて飽きさせない。役者の自然体な演技もいい。と、まあ絶賛なのだが、あまりに完成度が高くて・・・これが大好きな映画です!と言うものじゃない。監督の手腕が優れているのだろう、限られた中で最大限の力を発揮したとは思う。観終わってケチを付ける所が無いので高評価だが心に残る1本とはならない、ただの高評価な映画で終わってしまう。つまり映画としての可愛げが無いのだ。でもいつかこの監督、とんでもない代表作を世に残す気がする。
[DVD(邦画)] 7点(2009-12-14 14:00:07)
58.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
再度観る機会があったので、レビューを。まず、すばらしい映画であることを先に述べておきます、尺、ストーリー、間、余韻、ほぼ完璧。未来に語り継がれるであろう作品、制作された全ての方に敬意を表します。しかしこの作品は日本映画における問題を明確に表現している、昨今の日本映画はいくら作ってもスケール感が無い、どんなに高評価された作品でもこじんまりしてしまう、何故?この作品、戦シーンでの形式のリアリティなど詳細は熟知していないが恐れ入るばかり、いろいろ書きたいがまとまらないので一言で言うと実写の監督たち「もっとガンバレ!」金の問題ばかりではないはず。奮起を切に願う!・・・という事まで考えさせる良作。
[DVD(邦画)] 7点(2009-09-28 14:19:24)
59.  実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
3時間は長くなかった。実録と銘打っているように前半部分の文字情報を使用した説明部が多少安っぽいがそれでも、話が山岳ベースに移ってからは画面凝視。世代的に意味不明な点も多いが、それでもいろいろ考えさせられる。多くの人物が当時の最高学府に進んだ者たち、若さと高度な知能の若者が向けるべきエネルギーの対象が革命や改革から権力維持に、国や政府から組織内に変わっていく怖さ、そして本当の権力によりなすすべなく追い込まれてゆく、一人混入していた高校生が現代人の代弁者であったがそれでも声は届かない、大変なものを見せてもらいました。映画的には「光の雨」のほうが完成しているけど、こっちは「実録」と付いているので良しとします。それにしても彼らの最終目標点はどこにあったのだろう、ネットで調べるとするか・・・
[DVD(邦画)] 7点(2009-08-20 11:11:30)
60.  パコと魔法の絵本
私はたいへん楽しめました。大筋は事前情報のままですが、この映画は「楽しもう!」と思って観たほうが正解でしょう。前半の音入りドタバタギャグ、登場人物全員に見せ場があり、それぞれ流れを邪魔していない、中盤からの泣かせもベタだけどOK!、最後がちっと・・・だけどこの監督は下妻、松子のときも思ったが、「ここで終わっちゃえ」と思ったところで終わらず、「この後もう1ひねり」と思うと終わっちゃう。それも計算なのか?私にとって3匹目のドジョウは居たけど、次はどうなのかな?自分でハードル凄く上げてる気がする。ともあれヒットして次回作の資金を貯めてくれと思う次第です。 小池栄子の怪演にシビレタ・・・
[映画館(邦画)] 7点(2008-09-17 11:29:56)
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