601. 薄桜記
《ネタバレ》 歴史に名を残す日本映画だけあって、確かに凄みのある力作。 雪の舞う中、手を繋ぎ合いながら死にゆく二人の画は、間違いなく日本映画史に残るラストシーンに違いない。 古い言葉によるセリフが多く、会話をよく理解できないといった点や、赤穂浪士や忠臣蔵の話に詳しくないとストーリーを十分には理解できないといった点がネック。 あとは古臭い時代劇やチャンバラが苦手な人にも向いていない。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-10-30 20:40:03) |
602. 二階の他人
《ネタバレ》 話としては飽きさせないし、よく出来ている。 だけど同じサラリーマンとして、ここまでお金に困った話ばかりだと、見ていて気が晴れないなぁ。。 映画を見て現実を少しでも忘れたいのに、映画を見ながら現実に何度となく引き戻されたよ、トホホ。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-09-24 19:33:47) |
603. 下町の太陽
《ネタバレ》 金より何より愛情が一番! 下町で真っ直ぐに生きる女性、とても輝いて見えます。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-09-24 01:06:29) |
604. マリー・アントワネット(2006)
《ネタバレ》 世界史に疎いので、純粋に映画として楽しめた。 豪華絢爛な生活なのに、全く羨ましく思えない、これ如何に。 ソフィア・コッポラの映像美と音楽は、本作でも健在。 マリー・アントワネットの凄まじき生涯をソフィア・コッポラ流のアレンジで楽しめた。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-11 00:37:57) |
605. めぐりあい(1968)
《ネタバレ》 普通に楽しめたが、ストーリーに起伏を設けるためなのか、バス事故で母ちゃん死亡はよろしくない。 二人で生きていく!という、希望を持たせるラストは良かったのだが。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-08-30 18:46:34) |
606. 大拳銃
《ネタバレ》 まるで90年代日本映画のような映像。 チープとも思えるが、なかなか味わいがあって良い。 町工場を経営する兄弟は金に困り、怪しい男から依頼された拳銃の密造に手をつける。 いわゆるお手製の拳銃だ。 やがて50丁の拳銃を完成させるが、怪しい男は報酬を払おうとしない。 それどころか命を狙われる羽目になる。 兄弟は密かに作っていた大拳銃を撃ち放つ。 物凄い威力だ。 大拳銃の見た目は、大きい筒の様な形状をしており、否が応でも先日のあの事件を思い起こさせた。 なんて事のない内容の映画だが、日本映画特有のチープな映像と怪しい雰囲気があり、結構楽しめた。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-08-18 03:03:43) |
607. キャッチボール屋
《ネタバレ》 スチール写真を見た感じで、勝手に出会いモノ恋愛モノだと思い込んでいたが、見てみたら野球色が強かった。 女性とやり取りするシーンも、そこそこはあったが、大半はオッサンとの交流シーン。 苦も無く最後まで見られたが、特に感動も共感も得られずしゅーりょー。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-08-14 10:04:00) |
608. 日本暗殺秘録
《ネタバレ》 とにかく革命、暗殺に対して真っ直ぐで真面目な内容。 オムニバス形式ではあるものの、千葉真一のパートが極端に長過ぎて、間伸び感、退屈感あり。 そこそこ楽しめたが、特筆するほど凄い映画とは思えず。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-07-19 19:46:03) |
609. かそけきサンカヨウ
とても真っ直ぐで、ひねくれてなくて、良い話。 今泉監督は大好きな監督だけれど、本作は物足りなさを感じた。 なんというか、ひたすら優等生的な作品だなぁ、と。 主演の女優さんにしても、まさにそうで、優秀なんだけど味わいが足りないというか。サンカヨウのごとく、あまりに透明過ぎるというか。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-05-06 00:03:30) |
610. ドライブ・マイ・カー
《ネタバレ》 これ、おそらくオープニングロールが流れるまでの、冒頭40分が一番面白い。 それ以降は、気が滅入るというか、気分が落ちる。 あとは演劇に、どれほど造詣があるかで評価も別れそう。 この監督の『寝ても覚めても』はとても好きだけど、これはどうかな。 やはり、重いんだろな。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-04-30 00:22:48) |
611. 樹の海
《ネタバレ》 樹海で命を絶とうとする人たちを描いたオムニバス。 最後、井川遥は職場に復帰したってことかな? ならば良かったけど、いつの時代にも不倫はあって、それが原因で身を持ち崩す女性ってのはいるんだなぁ、としみじみ。 池内博之はとにかくうるさかった。 萩原聖人のエピソードは、ほんの些細な過ちから、絶望の淵に落とされるという怖いお話だった。 大杉漣はいいおじさん役だったけど、性的描写が直接的ですな。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-27 00:12:45) |
612. この世界の片隅に(2016)
《ネタバレ》 原爆で母親を失った子どもが、右腕のないすずを母親だと思い寄り添ってくる。 そしてその子を引き取る。 このエピソードは印象的。 すずの声を担当したのんも、素晴らしくハマり役。 戦争というものの現実を現代に伝えるアニメとして非常に優れた作品であるとは思うが、あまりに切ない内容に気分はダダ下がった。 それにしても、すずは広島に戻らず、原爆に被曝せず、良かったなぁ。。 すずが広島に戻りませんように… そればかり考え、ハラハラしながら見ていた。 あー、良かったよ!無事で。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-26 01:11:13) |
613. 小さいおうち
《ネタバレ》 丁寧に作られた作品。 話も緻密で良くできている。 だけど、所詮は過去の思い出話なんだよなぁ。 未来を感じないというか。 でも、黒木華は魅力的な女優さんですね。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-20 23:32:13) |
614. あの頃。
《ネタバレ》 ノリとしては嫌いではないのだが、末期がんの描写はエグくて、良いとは言えないかな。 そしてクドイようだが、今泉監督は自身の脚本でないと、その魅力は発揮されない、これだけは間違いない。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-16 02:10:08) |
615. 村の写真集
《ネタバレ》 つい先日、父親を病気で亡くしたばかりなので、見ていて辛くなった。 先立たれた奥さんが好きだった風景、それをじっと黙って眺めているシーンがとても好きだ。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-15 23:39:44) |
616. たみおのしあわせ
《ネタバレ》 序盤、原田芳雄とオダギリジョーと麻生久美子の3人が出てきて、これは好きなタイプの映画かも?って思っていたら、大竹しのぶとか小林薫が出てきた辺りから、雲行きが怪しくなった。 少し変化球が効きすぎていて、はちゃめちゃにしている。 それが狙いなのだろうが、見ているこちらとしては、置いてきぼりにされた感じだった。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-03 07:29:06) |
617. 東京プレイボーイクラブ
《ネタバレ》 冒頭のシリアスなシーンで「これは面白い映画だぞ、絶対!」って思ったら、、アレマー、後半はめっきりコメディ調へ変調。 しかし、大森南朋はベストアクトじゃないかな、ってくらいカッコ良かった! [インターネット(邦画)] 6点(2021-08-29 01:22:51) |
618. 銀嶺の果て
《ネタバレ》 あの登山家が驚異的に良い人だ! 志村喬は、どう見ても強盗するような人間には見えないのは、ご愛嬌。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-08-28 22:34:22) |
619. TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)
《ネタバレ》 築地市場という場所に、物凄い量の会話・情報が飛び交い、そこには日々真剣に働く人たちの生き様があった。 私も魚という食べ物と縁遠くなっていたけど、こだわりの職人が営む寿司屋で、極上の寿司を堪能してみたい、見ながらそればかり考えていた。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-08-21 02:37:33) |
620. 恋文(1985)
《ネタバレ》 80年代映画ならではの独特の魅力を感じる作品。 音楽がいちいち大袈裟でチープなのも、今となっては魅力の一つ。 ストーリーは結婚式ネタが出てくる中盤までの方が、むしろ楽しめた。 結婚式のくだりは、狙い過ぎ感があったかな。 [ビデオ(邦画)] 6点(2021-08-11 23:06:32) |