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sting★IGGYさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 292
性別 男性
自己紹介 PoorReviewにお付き合い頂きありがとうございますm(_ _)m
感動系・激情系・小説系・サスペンス系・お笑い系・ブログ系等々
色んな形のレビューがあってもいいと思う。

ここ最近のレビューは主観的な目線から客観的な目線に変わりました
例えば、【あれが嫌い】【これが好き】【何かの作品に似てる】
【何々を足して2で割った様な…】【現実的に有り得ない】
【脚本がバラバラ】【駄作】【クソ映画】等々、
ワザと狙ってコメしない限りはもうやらないですね┐(´~`;)┌

素人の目で批判ではなくレビューを心掛けますd(°-^*)⌒☆

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61.  王立宇宙軍 オネアミスの翼
『いい事なのか・・・悪い事なのか・・良く分らない。 が、圧倒的多数の人間がそうであるように 俺もまた・・自分の生まれた国に育った。 そしてこれは自分でも信じられない程に幸運な事なのだが、 ごく普通の中流家庭に生まれつく事ができた。 だから貴族の不幸も貧乏人の苦労も知らない。 別に知りたいとも思わない。 子供の頃は水軍のパイロットになりたかった。 ジェットに乗るには水軍に入るしかないからだ。 速く・・高く・・空を飛ぶ事は何よりも素晴らしく思えた。 だが学校を卒業する2ヶ月前・・・そんな者にはなれないって事を 成績表が教えてくれた。だから・・・宇宙軍に入ったんだ・・・。』 時と場所は違えどまさに私の人生の軌跡です。
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-12 09:58:01)
62.  悪霊島
瀬戸内の孤島刑部島で起こった連続殺人事件に鹿賀丈史扮する金田一耕助が挑む。 一連の金田一作品(へいちゃんバージョン)と配役を変えて 鹿賀丈史を起用した辺りは胡散臭さでは似ているが好き嫌いの別れるところ。 個人的には【八つ墓村(1977)】渥美清よりはイケてると思う。 一種の時代背景を表現する方法としてビートルズの楽曲を挿入歌としている。 「ゲット・バック」で始まり「レット・イット・ビー」で 締め括る辺りはなかなかのセンス。 「現代人の失っているもの。それは静かで激しい拒絶だ。」 この劇中の吉太郎のブログとも思しき言葉には強烈に心を動かされるものがあった。 ヒッピー紛いの好青年を演じた故古尾谷雅人の回想形式を手法としているが ラストまで居ない筈なのに回顧できるのは些か矛盾がある。 一番の驚きは岩下志麻の○○○ーシーン。 いくら演技とはいえここまでやるか・・・っていうかこの演技をやらせた 張本人の旦那でもあり監督の篠田正浩の勇気には脱帽する。 市川崑作品とはまた違った雰囲気が随所に顕れ 金田一シリーズの列に並ぶ事に特段の異議は上げられない作品であると思う。 邦画ミステリーの金字塔的作品として一度は目にして頂く事をお勧めする。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-11-07 17:14:38)
63.  ルパン三世 バビロンの黄金伝説
頭の大きさの数倍あるカツラでインパクトのあった塩沢トキや カルーセル麻紀が声優していた事ぐらいしか印象が無い。 2年後に来るハレー彗星の接近からヒントを得たストーリーであるが (バビロンの黄金の塔をハレー彗星に乗った神様が持って行こうとして ニューヨークに落っことしてしまったと言う・・・いさかか珍妙な ある意味童話的なストーリー) 終始強引な展開に少し引き気味。 TV版パートⅢの路線をそのまま引き継いだ形の絵柄で 確か青木悠三氏がキャラデザしていたかと思うが 正直パートⅡの北原健夫のルパンが印象深くて TV同様あまりヒットしなかった。 しかし歴代ルパンシリーズの中では一番シュールな印象が強く出ていて マニアック的な楽しみ方も出来る。 絵柄を許容出来る方にはお奨め。
[地上波(字幕)] 6点(2005-11-07 16:23:33)
64.  座頭市(2003)
カルト評価の多い北野監督の作品ではかなり良い出来に仕上がっている。 (この監督で一般受けする作品は監督らしくないとも言えるが) まぁ【座頭市】に関しては先駆者(勝新太郎)のイメージが余りにも強すぎて リメイクではないが拝借するには勇気がいった事だろう。 所々にギャグとも思しき笑いが挿入されているが これは北野監督特有の一種の照れ隠しなんであろう。 オーラスの祭りの踊りは歌劇のフィナーレにも似た演出で非常に好感が持てた。 此れを機に勝新の作品もチェックしてみたい。 万人にお奨めのエンターテイメント時代劇と評価したい。
[地上波(字幕)] 8点(2005-11-07 00:55:10)
65.  スウィングガールズ
今年、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督に就任した 野村克也監督の言葉を載せさせて頂く。 「野球の勝敗を決するのは全て選手ではなくそれを起用する監督次第である」と。 この作品も例に洩れず、役者そのもの個性は理解出来るが如何せん使い方がなってない。 若手俳優だからといって演技も出来ていないのが当然であるが如く それが金を支払って見て貰えるお客の寛容に甘える映画は正直、甘受する事は出来ない。 「いぐね!!いぐね!!へ(^^ヘ)(ノ^^)ノ"」ってよかねぇーよ!! 自己満足の商業映画作って自惚れてんじゃねぇ!! と敢えて声を大にして言いたい。 邦画の行く末を危惧するが故に・・・。 
[地上波(字幕)] 1点(2005-11-07 00:38:41)(良:1票)
66.  踊る大捜査線 THE MOVIE
う~ん・・・強いて言えば完成度が高いという事かな、この映画の評価できる所は。 ストーリー・話題性・キャラ・それに全体に通して言えるオーバーアクション。 そもそも出発点があくまでテレビの延長でしかない為、役者全ての演技が同窓会のノリ。 その、ケレン味タップリの演技が楽しいか鼻に付くかで この映画の評価は分かれると思う。 それらを踏まえた上で唯一評価出来る点が冒頭に上げた完成度であろう。 興行成績にもその結果が現れている。 惜しむらくはストーリー全体が殆ど既出の作品のパクリであるという オリジナリティの無さ。 まぁ一つのパロディとして見れば何とか許せる範囲ではあるのだが。 
[DVD(字幕)] 4点(2005-11-01 12:22:57)
67.  踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
批判を浴びようが差別的であろうが敢えて言わせてもらおう。 女は組織のリーダーには決して向かないという事実。 特に危機的な状況下においては尚更の感がある。 比喩としては些かあざとい気もするが昔、楳図かずおの漫画【漂流教室】の挿話で それまでのリーダー高松に代わって御姫様という女番長が 舎弟の女の子2人を伴って登場してきて大和小学校の実権を 乗っ取ってしまう事件の話がある。 当初はその威圧的且つ暴力的な恐怖政治で支配してきたが やがてヒステリーが目立つようになり結局は大多数の小学生の支持を得られず 女番長の方から小学校を出て行ってしまうのだが、その中で IQ230の天才児とも言うべき存在の我猛少年がリーダー高松に こう切ってしまうのだ。 「…やはり組織のリーダーに女性は向いていません。 何故ならば男性が物事を本能的に考えるのに対して 女性は理性が優先してしまうからです。 要は目先の事しか注意力が廻らず 広い視野で判断する事が不可能なんです。」と。 そんな所から(どんな所やねん。)今回の沖田の一連の行動は この比喩にピタリと当てはまる。 ドラマに花を添えるどころか嫌味な部分ばかりが目立ってしまった。 作品の題材は相変わらずパクリ&パロディのオンパレードですな。 レインボーブリッジの封鎖なんてモロ、パトレイバー2のパクリだし。 (監督は過去この作品の事を匂わせていた) 最後に、事件はやっぱり現場でしょう。会議室で起きたらそれこそ事件だ( ̄▽ ̄) まぁこんな事で揶揄してもシャレにもならんけどw あとはTVドラマの延長でしかない作品という事でカタをつけようか( ̄Д ̄)y-~~~
[DVD(字幕)] 3点(2005-10-25 21:12:30)
68.  WXIII 機動警察パトレイバー
原作『廃棄物13号』の劇場リメイク版。 かなりアレンジされていてパトレイバーが主役ではなく 2人の刑事(久住・秦)と1人の女性科学者(岬冴子)に焦点が置かれている。 ゆうきまさみを始めとしたヘッドギアのメンバーが以前から怪獣物をやりたいと言っていた事が現実に一つの映画として陽の目を見ることが出来た。 しかし全体を通して言える事はおおよそそれまでのパトレイバーとは一線を画す暗さ。 廃棄物13号の存在がなければごく普通のサスペンス。 ・・・その女は夫を事故で娘を癌で亡くし 絶望的な孤独に耐え哀しいまでの母の愛が狂気と化して 自分の育てた生物=娘に投影させながら醜いまでの愛を育んでいた。 これは一人の女の愛のエゴと醜さを描いた物語である。
[DVD(字幕)] 7点(2005-10-06 11:31:45)
69.  駅 STATION
まぁ良くも悪くも健さんワールド全開って作品かな。 何だろこの人の魅力って。 喋りはややどもってて聞き取りづらく、 動きはギクシャクしたロボットの様な素人さ。 演技だけを見れば大根ギリギリ線なんだけど ・・・顔と背中の演技だけは超一流! UPでOK!引きでOK! 喜怒哀楽を顔と背中で演じ切れる日本で唯一の、 いや世界で唯一の役者だと思う。 いやぁ~感服致しました。 おぉーっとレビューし忘れるところだった。 主人公英次の運命の3女神(何か…変。)とも言うべき【直子】【すず子】【桐子】が オムニバス的に登場しストーリーの主軸となる警官殺しの犯人逮捕へと帰結する話。 それぞれの舞台が全て【駅】で括られており主題の整合性を保っている。 とにかくこの作品、往年の名優達が目白押しで 若き日の姿が懐古的且つ叙情的感情を押し上げつつ堪能できる。 特に3人の女優の中の桐子を演じた倍賞千恵子の 気風のいい飲み屋の女将さん振りには正直惚れた。 あぁー熱燗呑みたくなってキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
[DVD(字幕)] 7点(2005-10-01 23:47:01)
70.  世界の中心で、愛をさけぶ
いやぁハンパじゃなく何の捻りもない純愛ラブストーリーですな。 ていうか正直な所、サクの女々しい行動ばかりが目立って 本来の純愛とは少し掛け離れているかなと感じました。 同じ純愛路線でも『いま、合いにゆきます』の方が 数倍捻りと感動があって私には合っていました。 ・・・それにしても最近のTV放映の一番頂けないところが 最初に番宣ありきのタイミングで放映されてTV局のみならず メディアの厭らしさがヒシヒシ伝わってくるので正直辟易しますな。 しかも見事なほどふざけたタイミングでCMに入るし こういう純愛作品にはTV放映はあわないと改めて実感しました。 
[地上波(字幕)] 3点(2005-09-30 12:44:55)
71.  誰も知らない(2004)
これだよ、これ! まさに時代を映す鏡の様な作品ですよ。 実話を題材にしててもちっとも違和感がない。 見てて悲惨云々より終始頷きっ放しでしたね。 実際に街の借家住まいなんてこんなもんです。 隣りに住んでる人とは挨拶を交わす程度しか会話がないし 下手をすると一度も顔を見ないまま年を越したりとか 正直どんな人が住んでるのかさえ判らない始末。 ホント世の中荒んでますなぁ・・・というのが私の感じた所。 実はこの観客一人々々の様々な捉え方を逆手に取った 問題提起の作品というのが本作品の真の狙いなのだと思いますな。 メッセージ・社会性等とは掛け離れた所に 本作のテーマが存在してるのだと思います。 目を背けてはいけません。これが現実なのだから。
[DVD(字幕)] 9点(2005-09-22 08:48:43)
72.  黄泉がえり
やっぱり「一度死んだ人間が生き返るなんて有り得ない」という結論に至るまでの プロセスにこの作品の一番の面白味がある筈なのに稚拙な空想科学論(Xファイルか?)を 短編的な家族愛のエピソードに無理矢理絡ませて強引に納得させようとしても所詮無理。 自分にとって都合の良い人ばかりが蘇ってるし・・・。 (DVばっかしてた妻や夫等が突然生き返ってきたりしたら迷惑だろう? 殺人犯なんかも生き返ったりしたりして・・・。やっぱりあり得ん。) 映画は百々の詰り娯楽である。 しかしながら何処までも現実感の中に添わせた非現実感というものに 観客は魅了されるのであって決してあからさまな虚構を見たいとは思っていないのだ。 それならアニメやCGで充分であろうし実写でみせる必要性は甚だ無い。 ・・・とまぁ作品をコキ下ろすのはここまでにして柴崎コウの歌はかなり良かった。 今までこの人の曲を真面目に聴いた事がなかったのでここまで上手いとは意外だった。 けどこの映画の趣旨にはまるで沿っていないし正直合わないと言った方がいいのか? 挿入歌が唯一の美点となっているこの作品の目指すところは? 柴崎コウの126分に渡る長大なPVを見せてもらったと思えば納得であるが・・・。 (出てくるまでが異様に長いPVなんてねぇ) 所謂、謎である。
[地上波(字幕)] 3点(2005-09-20 23:24:50)
73.  いま、会いにゆきます
いいなぁ~。ほんといいなぁ~。 透明感溢れるっていうか、なんかこうスゴク癒される。 一種のヒーリング効果なのかなぁ。 恋の憧憬や真の家族愛とかが巧の心情や澪の麗しい姿と 佑司の愛くるしさとが見事なまでに融合しシナジィを発揮してる。 この作品は一つのファンタジーという枠を通して 人を好きになるという事、人を愛するという事を素直な気持ちで 享受する事が出来る数少ない作品だろう。 いやぁ~邦画も捨てたもんじゃない! ところでレヴューしてて、ふとこのタイトルを打ち込んで 誤って変換キーを押した時、妙に納得し決意してしまった。 『今、愛に生きます。』のではなく 『今から愛に生きます!』心のポケットに愛を仕舞い込んで・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-19 08:34:04)
74.  スチームボーイ STEAM BOY
これぞ映画の醍醐味。 映画館でなくては味わえない迫力ある映像と怒涛の重低音。 大友作品特有のビジュアルショック然とした映像が 乱気流の如くスクリーン全体に席捲している。 確かにストーリーはグダグダで単なる親子喧嘩が 稀有壮大なオモチャを使ってドタバタしているだけと 軽くまとめちゃえばこんな感じなんだけど、 このドタバタを表現する力が有るのが 大友克洋の最大の魅力なのではないだろうか。 声優陣はジブリ同様「大友よ、おまえもか!?」と言いたくなる程、 有名人を多用し、ある意味作品の質を落としてはいたが 今の時勢では止むを得んといったところか? 04年秋の某アニメ映画にキムタクが声優やるよりは耐えられるレベル。 特にロイドの声を演っていた中村嘉葎雄や エディの声を演じていた津嘉山正種などは実写同様の 重厚且つアクの強い演技で作品に深みを与えていて好感が持てる。 中村に至ってはあの特徴ある声に最後まで魅せられて 『誰だろう?』と判らずクレジットを見て納得。 流石は名優の演技と感服させられた。 穿った見方をせず素直に見れば大変いい作品だと思う。 
[映画館(字幕)] 7点(2005-09-09 20:37:01)
75.  イノセンス
映像にはスゴイの一言。 単なるアニメの枠を超えて実写と融合したかの様なシーンのオンパレード。 但し普通のアニメと思って見ると痛い目にあいます。 セリフが難しく長くそして聞き取りづらい呟く様な声。 押井監督の常套手段だが一度見ただけでは初心者は理解できない。 前作『GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊』を見ていなければ初心者以外も理解出来ない。 もっとも押井作品を初心者が見る訳ないのだが。 間口の狭さは内容の濃さでカバーしているので良しとしますか。 相変わらず押井作品共通のモチーフ、魚・犬・鳥はハズしてない所はサスガ(* ̄ー ̄*)! 映像だけでも一見の価値有り。
[DVD(字幕)] 9点(2005-09-09 16:44:05)
76.  デビルマン
はぁ~~( ̄Д ̄)y-~~~この映画(?)をまっとうに¥1,800出して 映画館に見に行った人達の事を思うと涙が出るよ。 ホント、映画(?)にレイプされたって表現したらいいのか これほどのクズ映画というのは恐らく後にも先にもねぇーだろ。 『敢えて言おう。カスであると!!』 こんな所でギレンの演説の一節が妙にハマる映画(?)もない。 例にとると美樹ちゃんの哀れな姿を見た明の叫び 『ああぁー。ああぁーあ。あああああああああ!!!!!』を聞いた瞬間 「その台詞はお前のセリフじゃねえ!ここまで観ちまった俺のセリフじぁあ!!!」 マジで怒りのもっていきどころがねぇしこれほど破壊的衝動に駆られる作品もねぇ。 (ノ-_-)ノ"⌒┻━┻ -☆ また寄りにも寄って【キャシャーン】と一緒に借りちまったよ。 今回だけはこのサイトのワ-ストランキングの存在を恨む。 特典の試写会での記者会見を見て最後に一言。 神父になんかなってねぇーで先ずお前が先に悔い改めろ。永井豪!
[DVD(字幕)] 0点(2005-09-08 11:53:23)
77.  となりのトトロ
あらためてレビューする必要もない程著名な作品であるが レビューし忘れてたので一言。 本当にもう何度見たのか分らないくらい見ているが 時代背景が昭和30年代でその時代に生きていないにも関らず 懐かしさを覚えるというのはいったい何だろう。 そこに日本という国の戦後の近代が描かれているからなのか。 トトロやまっくろくろすけ・猫バスなど商業的キャラクターが 目白押しで大人の裏事情がミエミエという感じだが (当初、宮崎サイドとしてはグッズ販売するのを渋っていたとか。 それも大人の事情で売り出さざるを得ない状況になったという実話) 子供が見て素直に喜べるのはやはり宮崎の演出の賜物と言った感じか。 家族で見る映画としては必見の作品です。
[DVD(字幕)] 9点(2005-09-07 17:53:16)
78.  フラッド
B級の臭いがタップリ漂ってるアクション映画。 この映画の何が不思議って【米・英・デンマーク・仏・日・ニュージーランド】 6カ国もの国々が協賛しているのが全く以って理解出来ない。 ストーリーに関しては取って付けた様な他愛も無い話なのでどうでもいいです。 他のいわゆる水物映画(デイライト・ダイハード3等)の中では 何とか見れるレベルですけどお勧めはしません。
[DVD(字幕)] 4点(2005-09-05 12:19:29)
79.  ブラック・レイン
見終わった後の清々しさは何ものにも代え難い良い映画ならではの特権。 この作品もまさにそれが当てはまる。 鬼気迫る(死期も迫ってた)松田優作の演技と寡黙で愚直な高倉健の演技。 典型的なアメリカ人を演じたマイケル・ダグラスとアンディ・ガルシア。 男同士の対立と友情を描いた汗臭い作品なんだけどなぁ。 まさに『ベイビーイッツオーライッ!!』といった感じで・・・ww 
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-04 01:40:59)
80.  機動警察パトレイバー 《ネタバレ》 
この作品は初期OVA6作を観た後でないとと言うよりは 観ていないと面白味が沸かない映画だと思う。初心者には辛い設定だ。 自分はタイムリーに観る事ができた世代で今を思えばある意味幸せか。 押井守の作品に共通して現れるのが橋と鳥と犬。 この3点が何故好きなのかは余人の理解する所ではないが 象徴的な場面で非常にタイミング良く使われている。 伊藤和典の脚本であるが元々OVAの時代からのコンビ芸であり 非常にテンポ良くストーリーが展開する。 この当時からコンピューターに依存する社会を痛切に風刺しており 犯罪の全貌が見えた瞬間は薄ら寒さを覚えた。 野明をはじめ遊馬・シゲ・太田・進士・山崎・香貫花・後藤・南雲・榊等 お馴染みのメンバーがそれぞれの持ち味で画面狭しと暴れ廻る姿は OVAの時の姿とダブりある意味同窓会的な懐かしさで見入ることができる。 野明が方舟のメインシャフトを昇り終えた先に 鳩の大群の真ん中に佇むカラスが666の悪魔(サタン)を意味する 帆場の認識プレートを首から下げていて『グァー!』と鳴いたシーンには 飛び上がりそうな程ドキッとした。 今でも想い出す1シーンである。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-31 18:57:55)
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