61. 人斬り
《ネタバレ》 キャストや、スタッフを見て、結構凄いなと思いながら観ました。結構、皆さん固定イメージがある役者が多いので、引きずるかとおもえば、意外と切り換えが出来ましたし、五社監督や勝新でも、結構しまった感じで楽しめました。そうそう、三島由紀夫の先祖と本物の田中新兵衛と大縁があるとは後で知ってびっくりです。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-07-14 22:52:41) |
62. 映画 鈴木先生
《ネタバレ》 そもそも、タイトルに「11話」と出た自体でこの映画は、ドラマ寄りの感覚で観るものだと感じました。まあ、内容的にキャラ設定など、ドラマ前提ですね。2時間枠であんまりディープな話題に踏み込めないのは仕方が無いのはしかたないけど、このドラマらしくキャラがたっているので、お互いの価値観の相反とぶつかり合いからおこるもめ事、今回のトラブルは全て足子先生の現代の正論から発するのが皮肉、風間俊介はいい、適役、今回は鈴木先生は価値観の緩衝地帯グレーゾーンを提唱して、これから先の成長を語っていたが、あまり表には出すぎず、生徒間のやりとりがなかなか良かったです。 [DVD(邦画)] 7点(2013-07-13 22:19:27) |
63. 笑う警官
《ネタバレ》 大森南朋主演で観てみた。原作は未読だが売れた作品だから面白いのかもしれない、しかし、監督は映画をなんと考えているのか・・・何人か集まって、よく分からない説明セリフを、長回しになるぐらい語らうの繰り返しだった。しかも、音声がノーマライズされてないのか、ボリュームを固定すると、急に大きい音や、聞こえない声ができて困るし、物語自体、緊迫感もなにも雰囲気が全くないのには困った。後味までおかしな映画だった。 [DVD(邦画)] 2点(2013-07-12 23:23:40) |
64. 男はつらいよ
何度か観た作品で、今回は山田監督の100選のラストの推薦作で観賞しました。皆さんのおっしゃっているとおり、第一作目からキャラクターやストーリー付けの骨子が完璧に仕上がっているのにまた驚く、また、極端なキャラ設定だけれどなんだか親近感があると思ったら、親戚や知り合いの方に似たような人が居たり、うまく日本人の特質をとっているなあと、また、感心しきり。山田監督が黒澤監督でさえも、小津監督映画を好んでいたと言うのをなんか思い出しました。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-07-10 23:00:29) |
65. お日柄もよく ご愁傷さま
山田監督の選で観賞。題名や、それから思いつくストーリーに、奇をてらったコメディかと思って観ていましたが、あに図らんや、実に身近なホームドラマでした、ただ、ストーリーや、ネタに色々と詰め込みすぎかな思えるぐらいかな、それなりに楽しめる映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-07-09 21:56:53) |
66. 任侠ヘルパー
ドラマの方も観たし、映画も観てみるかという程度で観てみましたが、なんかしっくりしない映画で残念です。草薙さんのヤクザっぷり、乱闘の殺陣などドラマよりうまくなっている、それは良いのですが、この映画の主題は、さて、なんでしょうというと、今ひとつ分からない。香川さんの議員視点から政治の力足りずを言いたいのか、悪徳な組織による詐欺、搾取のことを言いたいのか、孤独で貧困な老人の現状を言いたいのか、家族と介護を言いたいのか、欲張って取り散らさずにもっとメインを太くして欲しかった、自分もヘルパーの経験がある、この手の映画(ドラマ)としては考証してある方だ、しかし、実際はもっと言い尽くせないようなものだ、この映画は娯楽としてはおもしろい。しかし、社会派としては物足りない。 [DVD(邦画)] 6点(2013-07-07 22:39:25) |
67. シベリア超特急4
《ネタバレ》 ごめんなさい、シベ超の1~3観たから、そのノリの映画だと思った自分がバカだったんだ。これは、本気の舞台でもない、映画でもない、シベ超のファン感謝デーだったんだな。・・・自分は、ここまでシベ超ファンじゃないんだが・・・水野さんのカルト的人気に5点を。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-07-04 22:41:55)(良:1票) |
68. チーム・バチスタの栄光
《ネタバレ》 原作は読んだ上で観てみました、何人かの方が書いておられましたが、主人公を女性にした時点で嫌な感じがしました、田口先生のあのキャラと、白鳥の掛け合いが好きだったのに根本的に致命的にキャストミス、ちょっと観ていてつらかった。 [DVD(邦画)] 4点(2013-07-01 22:40:35) |
69. どですかでん
自分は黒澤映画とはこのようなものだと、決めつけて観ていたんだなと思った。今までの映画を先入観でみない方が良いな。なんか、観たくないものを延々見続けたような気がするが、なんか反芻すると自分の中にもなにか観たくないものが詰まってるな。 [DVD(字幕)] 7点(2013-06-28 22:01:20) |
70. 夕陽に赤い俺の顔
山田監督の選で観賞。さて、これは本当に篠田監督と、寺山修司の作品なんだろうかと思う作品ですね。これが、ヌーベルバーグなのかとおもうが、半世紀前の作品とはすごいものだ。一時の岡本監督の感じというか、それのような感じを受けたのはどうなのだろう。しかし、なかなか面白い作品である。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-06-23 22:52:52) |
71. デルス・ウザーラ
壮大なドラマなのだが、モノクロ時代の動の演出を思い浮かべると、ドキュメンタリーの様に感じた。しかし、デルスの人生を記憶に残る良い描き方だった。 [DVD(字幕)] 8点(2013-06-22 21:26:45) |
72. 大人の見る絵本 生れてはみたけれど
山田監督の選で観賞。サイレントといえばチャップリンなどまだ観るが、日本のサイレントはほとんど観ることはなかった。しかし、そのサイレントが、ここまで表情豊かな表現があったことは感心した。ストーリーも、皮肉や、おかしさ、ああこの場面分かるというような共感する部分、小津安二郎のホームドラマはいい。佳作である。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-06-21 21:43:13) |
73. マダムと女房
NHKの山田監督の選で観賞。とにかく、日本初のトーキーということで、音を中心に出来た映画になっている。ストーリーも演出も、今までなら分からないものが描かれている、どこかで読んだかな、生活騒音のために深夜撮影をしたり、防音セットを組んだり、初めてのことなので試行錯誤が大変だったのだろう。まあ、ホームドラマとしては普通だが、初のトーキーとしては成功なんじゃないかな。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-06-20 23:50:26) |
74. 悪い奴ほどよく眠る
《ネタバレ》 何度か観たが、ラストを知っていても楽しめる。この時代の映画はハッピーエンドありきと勝手に思っていたからこのラストは衝撃だった。いろいろ突っ込める部分はある、まあ、そんなのをおいておいても本体はよかった。しかし、本当のラスト岩淵の上の奴らはなにもダメージ受けないのかとおもうとやりきれないね。 [DVD(邦画)] 8点(2013-06-16 22:25:16) |
75. シベリア超特急3
ああ、観てしまった。確かに以前より進化してるようにみえるが、本質はシベ超そのもの。突っ込み満載です。ここまで観てきた人はすばらしいというか何というか。もうこうなれば、全部観てやるという気が起こりましたよ。天国の水野さんありがとう。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-06-14 23:10:49) |
76. ソナチネ(1993)
ストーリーに特筆するものはありませんが、映像、雰囲気が観終わっても残ってしまう。たけし映画の像はこのへんから出来たのかな。 [DVD(邦画)] 7点(2013-06-13 21:58:42) |
77. みなさん、さようなら(2012)
《ネタバレ》 原作付きの映画で、中村義洋監督と濱田岳のタッグといえば、好き嫌いもあるだろうが、自分は独特の間や、濱田岳の役者らしからぬ感が好きな方だ。今回は、自分の家ならぬ、団地という狭い社会に引きこもってしまうという考えられない設定なのだが、最初は戸惑って悟が、変な者としかみることができないが、就職、彼女、婚約、ケーキ屋の起業等、変なイベントも多数あるが、全て、彼の巣の中の疑似経験であり、すべて、意味があったとしたら?母は、全て知っていたんですよね。自分の死が引き金になることも。そうすると、ラストの唐突さは理解出来ると思います。母は、偉大なのかもしれません。彼は、どこでもやっていけるでしょう。なかなか、自分には佳作でした。惜しむらくは、原作が全部収まらないので、省略があることで唐突な部分ができることですかね。 [DVD(邦画)] 7点(2013-06-10 20:50:08)(良:1票) |
78. キツツキと雨
《ネタバレ》 知らないタイトルだったので、監督の名前も知らずに観てみたのですが、なかなかの当り映画でした。少しあり得ないストーリーですが、監督と、息子と名前といった細かいところの設定を始め、ゆるいようにみえて、暖かいしっかりした佳作でした。 [DVD(邦画)] 7点(2013-06-09 21:50:15) |
79. なにはなくとも全員集合!!
第一作のドリフターズの映画は、他の後の映画と毛色が違うようですね。主役は、あくまで三木のり平だし、ドリフのコントはないし、ドリフにしてはコメディでも無難にまとめた映画というところかな。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-06-07 23:18:31) |
80. 十五才 学校Ⅳ
ロードムービーだったとは、ありきたりのことですが、学ぶことは校舎で教科書を学ぶことだけでなく、どこにあっても学ぶことが出来るということで、学校シリーズを締めくくったのは良かったのかなと思います。 [DVD(邦画)] 7点(2013-06-06 21:56:38) |