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タコ太(ぺいぺい)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1404
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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81.  PROMISE プロミス 《ネタバレ》 
漫画や劇画の実写版って何で製作されるんでしょうか?この作品を観ていてつくづく思いました。ここのサイトでも激しく批判を浴びている実写版ものはありますけど、何故そんなリスクをおかしてしまうんでしょうかね?この作品の場合には、キャスティングと画面の美しさを追求し過ぎたから? で、この作品は別に実写版というわけではありませんよね。でも逆に、この世界を表現する手段としてはアニメの方がいいんじゃないかな~?などと思ってしまいます。 皆さんの失笑をかっている一番の原因は、CGやワイヤーアクションのやり過ぎ。でも、そもそもが起点不明の3千年の昔の物語。神も人間も同居している世界という設定なんだから、四足で高速走行しようが人間凧揚げしようが、今の世界と比較しても仕方のないこと。てか、必要なファクター。でも、観客が比較して、笑い転げて、仕舞いにゃ怒り出してしまうのは、全てが実写故でしょう。 是非とも同じ監督でアニメ版を作って、この雄大でいて切なくも哀しいテーマを表現して欲しいものです。実写版ゆえのキャスティングの妙や画面の美しさは、全体のバランスの中できっと吸収できるはず。ただし、もう少しストーリーを練り込んでね。
[DVD(字幕)] 6点(2008-07-20 07:57:53)(良:1票)
82.  フリージア
ん~、微妙!原作未読なのでこの作品のみで評価するならば、「観終わって特に何も残らない、玉山君と西島君ファンのための映画」と言わざるを得ない? ただし、つまらない訳ではありません。荒唐無稽な「水戸黄門」的作品として捉えれば、私は結構楽しめました。でも、邦画嫌いな方には耐えられないかも。
[DVD(邦画)] 6点(2007-09-28 17:26:40)
83.  NOTHING ナッシング
結構好きなんですけどね、こういうの。でも、この終わり方でいいのかなぁ?ちょっと疑問。この二人の人生、これでいいんでしょうかね?なんか肯定しちゃってるような…。アイディアもコンセプトもいいと思うのだけれど、イマイチ描ききれなかったような残念さ、消化不良感が残ります。評価の高い監督だけに、期待感が高過ぎて損をしてしまっている感が無きにしも非ず。
[DVD(字幕)] 6点(2006-04-10 02:29:09)
84.  テッセラクト
微妙な作品。高評価したい雰囲気ながら、どこか何かが物足りない。ストーリーの展開にいまひとつ説得力が足りないというか、無理やりの展開というか… エンディングの救いようのなさもイマイチ意外性に欠けるし。雰囲気は悪くないので、ちょっともったいない気がしますね。それから、意味深なタイトルだけど、私は「?」。
[DVD(字幕)] 6点(2005-07-28 00:30:01)
85.  恋に唄えば♪
随分と書き込みがありませんね…(汗) この作品は試写会で観ました。ポスターの雰囲気、「ミュージカル」と堂々と宣伝していること、竹中直人以外は演技派が出てないんじゃないの?というキャスティング… 正直途中で退出してしまうかもという不安を抱えて観始めたのを覚えています。 でも、いざ始まってみると、冒頭部分のコテコテのギャグには少しばかり引いてしまったものの、どうしてどうして立派にミュージカルしてるじゃありませんか。主演の優香は目いっぱいキュートだし、サイケな色調もアジア映画っぽくて◎、タダで観れて随分得した気分になりました。肝心のストーリーは?ん~、いかにもありがちなお話。でも、これってかなり確信犯的なのでは?
6点(2004-06-25 23:29:48)
86.  スカイハイ[劇場版](2003)
封切り前に試写会で観た作品ですが、会場の雰囲気は微妙でした。やっぱり、TV版か原作のどっちかを知らないと、意味が良く判らないかも。私の場合はTV版ですっかり気に入ってましたから、多少の不満はともかくとしてまずまず満足出来ました。釈はカワイイですね~♪
6点(2004-06-21 21:27:45)
87.  STAND BY ME ドラえもん 《ネタバレ》 
訳あって今更ながらに鑑賞しました。観始めは何故CGアニメ?(3Dで観れなくて残念)、いやいやドラえもんの世界観には合わないでしょ?との思いが強くて馴染めませんでしたが、声優交代と同様に中盤までには慣れたという感じ。どっちがいい?と聞かれれば迷うことなく2Dアニメと答えますが。  で、肝心のストーリーは既に多くの皆さんがご指摘のとおり、過去の名作のダイジェスト版的な構成。なので、感動の場面がいくつも出て来るのは必然ですが、少々端折って駆け足気味に展開してしまうので感涙には繋がらなかったというのが正直なところです。  そのくせ、約90分の尺なのに妙に長く感じたりして。あ、ここで終わりなのね、と思う間もなく終盤は二重三重の引き延ばし感。これも多くの皆さんが書いてらっしゃるとおり、別れの場面で締めるべきだったのでは?と思わざるを得ませんでした。結果的には再会エピソードまで持ち込んだことは失敗にはなっていないようにも思えますが、そのあたりは作り手の腕の良さ故と言ったところでしょうか。  コアなファンでも初心者・初見者でも楽しめるという決して低いものではないハードルに対して、実に無難に纏め上げた作り手の手腕には大いに賛辞を贈りたいとは思いますが、2D版で観たかったこと、エピソードを盛り過ぎなこと、着地点に違和感を感じたこと等々、納得出来ない点が少なからずあることから、6点献上に留めたいと思います。  いやいや今思い出しました。3D故の演出なのかも知れませんが、のび太が本を返しに来た時のしずかちゃんの入浴シーンがバストアップし過ぎな点と、のび太がしずかちゃんにもっと嫌われようとスカート捲りをした時の後ろ下方からのカメラアングルと、しずかちゃんが野比家の二階に這い上がりのび太を助けるシーンのスカートがはだけ過ぎな点が許し難く(必要なし!)、マイナス1点の5点献上です。(本来はもっとマイナス要素!)
[インターネット(邦画)] 5点(2024-05-27 21:14:59)
88.  暮らしの残像 《ネタバレ》 
これはアパートの一室で代々の住人が過ごして来た時間についてのパラレルワールド的、SF的な考察なのか?それとも、アパートの一室という空間で生きて来た人々の存在ついての哲学的な考察なのか?アプローチは面白いですね。  買い物して来て鍋を皆でつついてみたいな日常性と非日常性を絡めた演出でカオスな空間を表現以外にも、ファンタジー的、あるいは理念的な世界観で表現することも出来るかも。物語の深みをより一層際立たせる演出がありそうにも思え、この謎めいた物語は尺に応じてアレンジし甲斐がありそうです。急展開のラストはちょっと直球気味。だから何故?と思わせてくれる余韻が欲しかったように思えました。  終盤の説明的台詞の入り具合と、全編通じてのコミカルなエッセンスの入り具合が少々好みではないので5点献上に留めますが、この監督さん(東かほりさん)の他作にも興味が湧いた1本でした。
[インターネット(邦画)] 5点(2024-05-24 19:45:36)
89.  サイレント・トーキョー 《ネタバレ》 
普通にサスペンスとして観る限りは、スピード感のある展開と若干短めの尺ということによって、緊張感を維持しつつ楽しめることが出来る作品だと思います。ただ、その反面と言いましょうかテーマはかなりボヤけ気味で、登場人物の心理描写もそれほど精緻には描かれておらず、一人ひとりの心理的な背景は想像するしかない感じです。つまりは、本来かなり重厚なヒューマンドラマであるにも関わらず、あまりに感情移入困難な出来栄えです。  加えて、と言うかテーマのこと以上に感じさせられたのは、荒唐無稽とでも言いましょうか警察を始めとする各機関及び構成員の無茶苦茶な動き。あまりにも現実離れしており、最早SF状態。単独行動が多過ぎるし、拳銃を容疑者に突き付けてみたり重要参考人をさっさと釈放してみたり。ある訳ねーだろ!的な場面や台詞が多過ぎる感じがして止みません。肝心の犯行の背景等々、もう少し優先して描き込んで欲しかったところです。  結果、観終わってみれば後味が悪いと言うか何と言うか、キチンと着地することなくボーっと終わってしまった感じです。解決とは程遠いような。断片的に観て行けばお気に入りのカットは多々あるものの、それらを組み合わせたことによる作品としての+αを受け取ることは出来ませんでした。渋谷駅前のセットや爆破シーンに代表されるような秀逸なビジュアルばかりが印象に残る、かなり残念な(勿体ない)作品でした。
[インターネット(邦画)] 5点(2024-01-06 23:43:16)(良:1票)
90.  蛇のひと 《ネタバレ》 
序盤はテンポよく物語が進み、「上層部からの情報は誤報だろう。部長の自殺と今西の失踪の関連は?本当は何が起きたのか?」とミステリーとして期待感十分に観ていました。  ところが、話がある程度核心に近付きつつある辺りからスピード感が失せてしまい、しかも今西の人物像がレクター博士ばりのマインドコントロールの妙手の如く描かれて来て、微妙な雰囲気に包まれてしまいました。  今西は何を目指して生きて来たのか?これからどう生きて行くのか?そこにあるのは善なのか悪なのか?そして、結果として陽子は今西を救ったのか?それとも結局は操られているだけなのか?  決して面白くないとは言わないのですが、キーマンである今西の生き様というか在り方、そしてヒロイン陽子の在り方に、今ひとつ理解が及ばず観た後にモヤっとした印象だけが残りました。横領事件が結局単純に隠蔽されたのかも含めて。  それにしても何故今西を関西弁キャラにしたのだろう?成功しているようには思えないのですが?-1させていただきます。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-09-22 11:58:44)
91.  シン・仮面ライダー 《ネタバレ》 
1971年にTV放映された「仮面ライダー」をリアルタイムで夢中になって観ていた身としては、いきなりショッカーの戦闘員たちを返り血を浴びながら殺害していくライダーに一瞬引いてしまいました。この作品は、元祖TVシリーズにはなかった暴力的リアリティを追求していくのか?と。  しかし、観続けて行くと、特にリアリティの追求ということでもなく、カット割りや演出、登場人物の台詞回し等々、寧ろ元祖版を丁寧にトレースしているように思えて来て、当時を知る世代にとっては懐かしき昭和の時代を髣髴とさせてくれる作品でした。  併せて、子供向けとして制作された元祖版では少々抑え気味だった、ヒーローの背負った悲しみ・苦しみといった物語の重要な背景部分にも光を当て、今や中年を越え老齢の域に一歩踏み入ったリアルタイム世代にとっては、別の意味でも堪らなくノスタルジックな作品です。  それだけに、ショッカー戦闘員殺害シーンでの流血や、ラスボスとの最終決戦シーンでのライダー流血シーンが必要だったのかどうかは微妙に思えます。  また、次々に怪人が登場する前半~中盤は、スピード感はあるものの今ひとつ綺麗に流れていないように思え、一話完結モノを繋ぎ合わせたようなイメージでした。原作に忠実にするためには尺の都合もあって仕方なかったのかも知れませんが、ルリ子の遺言以降の流れが一気に加速し厚みを増すのに対して、何かもたつきのようなものを感じてしまいました。  仮面ライダー1号・2号はリアルタイムで観たものの、その後はすっかりご無沙汰してしまい、次に観たのは「仮面ノリダー」だったという浜辺美波ちゃんファンの自分にとっては大いに楽しめる作品でしたが、平成以降のファンを始め1号・2号の時代に何かしらの思い入れがない人にとっては全く楽しめない作品でしょう。観る人を選びますね。なので5点献上に留めます。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-08-17 00:31:59)(良:1票)
92.  きさらぎ駅 《ネタバレ》 
元ネタの都市伝説は、どちらかと言えばオリジナリティに欠けるもので、と言うかそもそも都市伝説と呼ばれる寓話の数々は古くからの怪談話や妖怪話を時代に合わせてアレンジしているものが殆どなので、都市伝説の実写化にオリジナリティを求めるとすればアレンジ部分ではないかと思う訳です。  本作は展開を2周させるというアレンジに、1回目はゲーム感覚のPOVとブルー基調の色彩設定で記憶の中の夢のような世界感を、2回目は昼間の明るいカットを多用しヒロインの実体験としてのリアルタイムなイメージを加え、シンプルな元ネタに厚みを持たせることに成功していると思います。  ただ、エンドロール後のエピソードで明かされる事件性は必要だったのかどうか?一人の教員が、自校の生徒であることさえも認識していなかった一人の女子高生の救出のため、初対面の女子大生を半ば生贄にするような所業に走れるものかどうか?てか、これが初めてではない?あるいはここが出発点?種明かし的な面白さになっていることは否定しませんが、なにかしっくりと来ないモヤモヤ感が残りました。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-08-14 15:55:06)
93.  新聞記者 《ネタバレ》 
ネットフリックスでの配信期限ギリギリでの鑑賞です。  既に皆さん大いに語り尽くしてくださっているので新たにレビューする内容は殆どないところですが、セミドキュメント的な社会派作品として仕上げるには「生化学兵器開発のための大学新設」という、いくら何でも不合理だし有り得ないだろうというネタは受け入れ難いものがありました。敢えてフィクション感を強調したいがための脚本なのかなと思えてしまいます。  全体的な緊迫感・緊張感、じわじわと迫る重苦しさ、そんな中でふっと息を抜ける杉原の子の誕生シーン。出演者の演技力とも相まってエンターテインメント作品として十分見応えがあると同時に、社会派作品として政治やマスコミの在り方に一石投じようとする姿勢も十分感じ取れるのですが、メインのネタが「我が国における極秘の生化学兵器開発計画」となると、ノンフィクション感が消えてなくなりフィクションとしても荒唐無稽過ぎの感が否めません。  これからTVシリーズの方も観てみようとは思いますが、決して面白くないとは言いませんがモヤモヤ感の残る(特にラストシーン。印象的ではありますが「どっちかハッキリして!」と言いたくなります)残念な作品でした。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-07-21 11:36:35)
94.  君たちはまだ長いトンネルの中 《ネタバレ》 
原作はネット上で話題だったとのことですが未読です。  内容的には、野党もしくは与党少数派が消費税や経済関連の政策にモノ申したい!とばかりに製作した若者向け教育映画といった雰囲気ですね。個人的に知らない出演者さんが殆どなので、自主制作映画的テイストを感じつつ鑑賞しました。  肝心のテーマである消費税等については少々極論のように思えますし、ヒロインの立ち振る舞いには少なからず疑問も感じてしまいますが、青春ドラマとしてのツボは押さえていると言うか、あまり深く考えず素直に物語の流れを受け入れていれば爽快さも味わえる作品かなと。  これを機に税や政治について勉強しましょうというキッカケづくりに意義のある作品とは思いますが、5点献上に留めたいと思います。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-07-16 11:05:55)
95.  ヴィレッジ(2023) 《ネタバレ》 
ひとことで言えば、恐れることなく社会の闇に光を当てた脚本、出演者の迫真の演技、優れたカメラワーク等々、ハイレベルな社会派サスペンスだと思います。120分、緊張感をもって鑑賞することが出来ました。  ただ、どうなんでしょう「ヴィレッジ」というタイトルは。先行する同タイトルの作品の記憶と、本作の予告編の構成、それらが相まって「これはホラー?」という先入観が生まれてしまうような?実際殆ど予備知識なしで観始めたので、途中までホラーテイストを期待してしまいました。  寒村の閉そく感、幽玄な薪能、能面を被り練り歩く人々、処分場の色彩の抜けたような光景等々、ホラー作品に繋がるようなファクターは多々ありながらもホラーには向かわないという展開に、勝手に肩透かし感を受けてしまった感じです。何だか種蒔きはしたものの伏線回収はしないままみたいな。  村長の息子の事件については、ある意味現実的と言うか脇の甘さが際立ってますね。処分場に遺棄という短絡的な行動、散々写メ撮りまくられてたケータイの放置など、行き当たりばったりの犯行故の致し方なしさではあるのでしょうけれど、尺の関係もあって一気に事件が収束する仕掛けのようにも思えてしまいました。  エンドロール後に描かれる弟の離村カット。この村に居ても未来はない。唯一の希望であった優は堕ちてしまった。優が断念し姉が失敗した離村という選択肢。最早ほかの選択肢はないのだという決心。解るのですが必要だったのでしょうか?  一方、犯罪者の親族に対するいわれなき誹謗中傷、職業差別とも解されかねない廃棄物処理業者の描き方、社会派作品としての鋭い視線を大いに感じました。  そして、優の心理に呼応するような能面の微妙な表情の変化や、全てを知っていて沈黙を守り自らの運命を受け入れる老婆の存在など、作品の魅力をしっかりと支えるなくてはならない映像表現も多々ありました。  改めてひとことで言うならば、チグハグさがあるがための残念な作品という印象でした。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-07-05 10:41:19)
96.  ロバマン 《ネタバレ》 
吉田照美さんの「68」歳記念作品。「68」分の尺を通して活躍するのは「68」が胸に輝くロバマン。活動時間は「68」分、変身できるのは「68」回、ついでに言うならDVDの発売日は2020年「6月8日」とロバづくしの作品ですね。  河崎監督の作品は知っていても観たことがないというのが今までだったのですが、今回はポスターに惹かれて恐いもの見たさでついに鑑賞させていただきました。  くだらない!実にくだらない!でも観てしまう。途中でやめる気などしない。何とも不思議な魅力に溢れる作品でした。棒読みの台詞もベッタベタのギャグも一切構わず突っ走る展開。ある意味お見事です。いかなる評価も不要!と言わんばかりのパワーです。  豪華&レアな出演者の皆さん、そして主題歌、何だか吉田さんの68歳バースデイにプレゼントしたんですか?みたいなノリの作品ですけれど、これって劇場公開したのですね?吉田さんと河崎監督のコアなファンの皆さんは、きっと大喜びで劇場に馳せ参じられたことと思います。  出演者に個人的に知っている方がいらしたということもあって+1点の5点献上します。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-06-14 16:59:45)(良:1票)
97.  化身(1986) 《ネタバレ》 
時代背景なんでしょうね、この作品が映画化されたというのは。今だったら、豪華キャストを揃えつつのこの内容というのは、ちょっと考えられないように思えます。 決して面白くないとは言いませんし、二人の女優さんの熱演を否定したくはないのですけれど、セックスシーンのリアリティを求める必要があったのかどうかについては只管疑問が湧いて来ます。脱がずとも十分な演技力を披露していたと思うのです。R指定である必要はなかったのではないかと。 いくつになってもマザコン的で女性に対して正面から向かい合えない男が、素朴で自分の言いなりになると思っていた愛人に引きずり回された挙句、資産を失い、最愛の母を失い、結局は愛人に捨てられ、しかし、そんな目に遭ってさえ成長出来なかった。面白いストーリーだと思うのですよ。でも、演出的にはどうなんでしょう? 疑問は払拭できませんが、二人の女優さんの熱演に応えるべく5点献上します。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-02-28 23:20:33)
98.  樹海村 《ネタバレ》 
冒頭の救助された二人の少女が物語全般とどう結びつくのか、初めのうちはピンと来ず、姉妹を助けた自殺防止ボランティアさんが同じ風貌と同じクルマで改めて登場したこともあり、時系列を間違えて観始めてしまいました。 そして途中で気付いて軌道修正。と思いきや、ヒロイン姉妹の母親が何気に登場していたのに、実は亡くなっていると判ったところで再 軌道修正。なるほど姉妹がダブルヒロインなのね。 と、状況設定をやっと掴んでみれば、クライマックスの落下事故で呼び覚まされた姉の追憶シーンによって、母娘と箱との関係、母の死の真相等々が次々と収斂し、作品の中心を成す母娘の物語が見えて来ました。なるほど、そういうことでしたか。 ただ、箱についての説明があっさりしていて省略気味なので、なんであの家の床下にあったのか?なんで行く先々に登場するのか?等々、今一つしっくり来ないというのが正直なところ。呪いの箱は第三の主役なのだとしっかり主張してはいるものの、予備知識がなければ左手薬指コレクションばかりがオドロオドロしい。 結果、観終わってみれば何だかバラついた印象が記憶に残ってしまい、恐怖シーンの一つひとつは決して手を抜くことなく作り込んでいるだけに、少々勿体なさを感じざるを得ないという感想です。 次回作の予定ありとのこと。次に期待します。
[インターネット(邦画)] 5点(2021-09-26 01:18:33)
99.  共喰い 《ネタバレ》 
原作未読につき物語そのものにコメントしてよいかどうか迷うところですが、どうも如何にも芥川賞的な人間ドラマは不得手です。心理描写、人間描写を理解できそうな気はしても、いまひとつ感情移入出来ない。そういう前提でのレビューです。 ひとことで表現すると「女性の強さ」を感じました。主人公の母親、主人公の恋人、主人公の父の愛人…(アパートの女も入るかな?) それぞれに異なる強さを持っています。三人三様に主人公の父親に踏みにじられているようでいて、実は踏み台にして逞しく生きている。母親に至っては、自らの価値観のもとに前夫の命を奪ってしまう。一般的に見れば正義感に基づいた行為のようでいて、決してそんなことはない。 さて、そんな女性たちに囲まれ、主人公はどんな形で成長したんだろう。一般的な青春ドラマのノリで理解してはいけないのでしょうね。やはり、父として見て来た父親の道を辿るのだろうか。それとも恋人が求める姿になっていくのだろうか。はたまた母の影響のもと、母にとっての父の道を歩んでいくのだろうか。 ちなみに、ラストシーンにかけて昭和天皇の崩御を取り上げつつ、昭和の時代の終わっていく経過を物語に取り込んでいる部分は、ワタシ的には完全NG。昭和の時代を生きた者として違和感、無理矢理感を感じます。
[ブルーレイ(邦画)] 5点(2014-06-07 18:40:23)
100.  ヘブンズ・ドア(2009)
長瀬君ファンのための作品?なのかなぁ…元ネタというか、ドイツ版を未見なので何とも評価しにくいです。あ、別に比較しないでもいいのか? ちょっと悪ノリし過ぎかな?そりゃね~だろ!みたいなカットが多過ぎますね。テーマがどこかに行ってしまった感じが途中からなきにしもあらず。 ストーリーも十分先読み可能だし、だから、ラストもイマイチ感動しなかったかな? 強いて収穫はと言えば、福田麻由子君の熱演。彼女の素の喋りとのギャップって、なかなか凄いと思います。
[試写会(邦画)] 5点(2009-02-08 20:51:43)
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