1. キャバレー日記
《ネタバレ》 歌舞伎町のキャバレーの内幕を描いたロマンポルノの傑作。(ロマンポルノといっても今見れば普通の映画です)。普通にお店を営業しているシーンがバカバカしくて面白い。それ以外にも、ビンタでタイトルが出るところとか、鼻歌とか、ドキっとする演出がたっぷり。全編バカバカしい中にも「こんなところで働く人たち」の悲哀がにじみでて、最後は少し切なくオチがつき、また平凡な日常が始まる。根岸監督の最高傑作では? 9点(2004-01-12 18:23:53) |
2. 青春デンデケデケデケ
みずみずしい青春映画。カメラワークがおもしろい。 9点(2004-01-03 09:29:31) |
3. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM>
すごく切ない。完璧に近い。最初はオムニバス式ドラマ「ifもしも」の中の1エピソードだったと思うが、他のエピソードに比べて段違いにこれが面白くてびっくりした。 9点(2004-01-03 09:12:33) |
4. 太陽を盗んだ男
古さもつっこみトコロもあるが気にならない。 ジュリーの生き生きした表情と、やりすぎアクションがよい。 「退屈な日常から脱出!」的な映画はたくさんあるが、これは 驚いた。 9点(2003-12-29 17:07:36) |
5. 新幹線大爆破(1975)
2003年に見ても十分に楽しめる。古い部分はあるが気にならない。演技力とシナリオで持っていく。 9点(2003-12-29 17:04:15) |
6. タンポポ
《ネタバレ》 ラーメン西部劇。パロディ精神満載ですごくいい。 唐突に意味もなくハチの巣になる役所広司もいい。 8点(2004-01-10 08:37:54) |
7. 菊次郎の夏
いわゆる自然体の演技は、やはりスクリーンに会わないお茶の間的なものを感じるが、トータルでは、いい映画、いい音楽。小エピソードを絵日記で区切ってあるので、北野映画のダラダラ感をあまり感じなかった。でも、音楽に助けられすぎではないか? 流しっぱなしという感じがした。もっと効果的に使えるはず。 8点(2004-01-03 17:22:45) |
8. Kids Return キッズ・リターン
キタノ映画たいして好きじゃないけど、これはいい 8点(2004-01-03 16:24:02) |
9. 少年(1969)
素直に映画として面白いし、考えさせられるし、演技もよいです。 8点(2004-01-03 09:27:43) |
10. 遠雷(1981)
日本の田舎の青春ドラマとして秀逸。結婚式と、対照的に描かれる友人の落ち込むシーンの対比が見事。「ちょっと違えば、おまえが俺になってたかもな」みたいなセリフもよかった。最後のアカペラで歌うシーンもよし。これが気に入ったらロマンポルノの「キャバレー日記」も見て下さい。この映画のエキスが半分くらいの時間に濃縮された傑作です。 8点(2004-01-03 08:49:11) |
11. ジャズ大名
映画の本でも書いてあったけど、筒井康隆のキバツな原作(読んでないですが想像つきます)の雰囲気を見事に映画に落とし込んでいる点がすごい。始終バカバカしいが、変形ミュージカル映画としてみるのがいいと思う。最後の盛り上がりっぷりは「巴里のアメリカ人」と同じくらい?(笑) 途中多少間延びします。 8点(2004-01-03 07:57:21) |
12. いつかギラギラする日
大好きな銀行強盗映画。仲間割れのシーンとか、銃撃戦、カーチェイスなどは荒々しくて楽しい。車が橋を渡る勢いで、通行人が川に転落するシーンとか、アクション映画的サービス精神を感じた。ただし、他の人のレビューでも言われていますが「こういうスとレートで荒っぽいアクション映画を90年代の日本で作った」ということのめずらしさで、いくらかカルトな扱いを受ける映画でしょう。私もそこに1点プラスです。 8点(2004-01-03 07:40:49) |
13. 蒲田行進曲
サービス精神爆発。突き抜けてる。この「いかにも撮影所でとったにぎやかさ」がやはり重要ですね。誰でも楽しめるよくできた映画。もう少し話に深みがあれば10点。 8点(2004-01-03 07:24:05) |
14. 秘密(1999)
みんな書いているけど、「期待しないで見たら以外によかった」。 小林薫の演技が最高なのだ。 ただし前半は退屈です。トータルすると見る価値あり。 8点(2003-12-29 17:41:35) |
15. 月はどっちに出ている
タフに生きる生命力みたいなものを感じてよかった。 7点(2004-01-03 14:28:15) |
16. 股旅
《ネタバレ》 始終こっけいな雰囲気が漂う時代劇。最後の岩に頭ぶつけて死ぬところまで、どこかユーモラス。たけしの座頭市って、こういうものを目指したんじゃないのかな? こっちのほうがすきだけど 7点(2004-01-03 14:19:19)(良:1票) |
17. 県警対組織暴力
90年代後半、大学生のときになんとなく借りて見たなかでは面白かった記憶があります。よく覚えてないですけど。 7点(2004-01-03 13:56:48) |
18. 生きる
今となってはオーソドックスな話だけど、黒澤映画はどうしてこう迫力があるのかね。 7点(2004-01-03 13:53:40) |
19. ゆきゆきて、神軍
びっくりした。衝撃的ドキュメンタリー。 7点(2004-01-03 13:32:16) |
20. 岸和田少年愚連隊
ナイナイがハマり役ですね。井筒っぷり発揮のやんちゃ映画ですね。しかし、このシリーズは3作目「望郷」がみずみずしい青春ドラマに仕上がっててびっくりなのです。 7点(2004-01-03 13:03:19) |