1. 太陽を盗んだ男
《ネタバレ》 すごい映画だった。お・も・し・ろ・い!映画。ちょっとうざいシーンとかありますが、まぁそれも含めて、大変面白い映画です。こんな勢いのある映画、なかなかないなぁ。 いいテンションとストーリーの切り替え、非常に良い時間を過ごせました。 最後の落ちるシーンの後は思わずニヤリとしてしまいました。 こんな東京の映画は、もう撮れないのだろうなぁ。 [映画館(邦画)] 9点(2012-09-01 00:06:25) |
2. 昭和歌謡大全集
おばちゃんと悪ガキの殺し合い。結構血が流れます。 おばちゃんが、生きがいを見つけるあたりは嫌いじゃないけど。 もっと昭和歌謡が出てきてもいいのかな。 というかいまいちなのは、そういうことだけじゃないけど。 [インターネット(字幕)] 5点(2012-02-15 22:52:01) |
3. ヒミズ
染谷さん、いい顔。二階堂さんもよかった。窪塚洋介氏も良かった。もっと見たいと思った。園監督は、俳優がとても生きている感じがするのが好きです。この映画も、また更なる可能性を見ることができてよかった。 中学教師の時には批判的に描かれていたはずの「花」とか「頑張れ」が、最後に浴びせかけられる。力を持った言葉が、観ている側にもずしりと来る。絶望の底でうごめく住田君と、絶望に身を置きながら住田君を崇拝する茶沢さん。この二人を良く演じきったと思う。 見終わった後、私も一緒に「頑張れ、住田!」といいたくなる。うまくいえないけど、この今という時、愛する人に生きてほしい、という原始的な願いに、共感したのだとおもう。観てて辛いシーンも多いけど、観て良かった。 [映画館(邦画)] 8点(2012-02-15 22:43:00)(良:1票) |
4. モテキ
もうどんぴしゃ過ぎて笑えます。 たくさん笑いました。 金曜日の夜、疲れてこの映画を見ると、一気に仕事のことを忘れて、週末モードに入れます。 個人的には麻生久美子の役が良かったです。 美人で一般的な(ちょっと重い)女性ですが、サブカル野郎(失礼w)とは共存が難しい。サブカル野郎から見るとつまらない女なのだけど、気にせず、あなたはあなたで強く生きていってください!と思わされます。 泣きながら迫るシーンは最高です。 長澤まさみは魅力全開でした。 見ている男子は皆若干の恋をしたのではないでしょうか。 女子が見ても少しきゅんとしますものね。(私だけですかね) そして、森山未来、かっこいいですね。 キレがあって、あのダンスシーンはいつも手元においておきたい感じです。 DVD購入決定。 [映画館(邦画)] 8点(2012-02-15 22:42:12)(良:1票) |
5. 恋の罪
冨樫真の演技がすばらしかった。 この人がちゃんとしてなかったら、ちょっと厳しい映画になったことでしょう。 園監督らしいタッチ、リズムで、好きではあるけどちょっとずっしりです。 出てくる女性はみんなちょっと非現実的ですが、共感はします。男性にはどういう風に見えるのか、気になります。 あと、巨乳って動くとこんな風に動くのかぁ、とか、変なところで感心してしまいました。 [映画館(邦画)] 7点(2012-02-15 22:41:11) |
6. 誘拐報道
萩原健一、素敵でした。 追い詰められ、でも一人の人間としての良心に苦しみながら、崩れていきます。 ギリギリする迫力ある演技で、今までショ-ケンをちゃんと見たことなかった私も、もっと彼の映画を見てみたくなりました。 もう一つ、小柳ルミ子。 とても美人です。そしてにじみ出る色気。 最近の彼女しか知らない人にとって、驚きであり、感動ですらあります。 映画は、新聞社が軸になっていますが、その軸はむしろあまり浮き出てこず、犯人の心境やその周りの家族がしっかりと描かれていました。 [映画館(邦画)] 6点(2012-02-15 22:40:05) |
7. 東京物語
恥ずかしながら、初小津映画でした。 少し歳をとった今見てよかったかもしれない。間と穏やかな台詞まわしと。原節子の美しさも際立ってます。 映画の素晴らしさもそうですが、大人の気遣いだったり、大人の礼儀だったり、現代から見ると、はっとさせられるものが色々とありました。美しい。 [DVD(邦画)] 9点(2011-01-06 22:27:34) |
8. 極道戦国志 不動
《ネタバレ》 竹内力の出番が少なすぎる。竹内力のコーナーにあったんだけどなぁ。情け容赦ない感じがたまりません。笑いながら見てしまいましたが、実は身体に力が入ってくる、血がたくさん流れる映画。ありえない感じがよいです。さすが三池監督。やりたいことやりました、って感じがよいです。小学生の殺し屋訓練とか、生首でサッカーとか、なんだよその首輪、とか、両性具有とか、ってもう話が・・・ なんか容赦ないです。面白かった。 [DVD(邦画)] 7点(2011-01-02 00:54:24) |
9. 乱
絵を見るような映画でした。 夢のような映像と音楽と、役者の演技。演劇を見ているような気も時々しました。1シーンごとの絵が素晴らしく、見終わったとも忘れられない絵として残りました。時々見返したい映画の一つになりました。 [地上波(邦画)] 9点(2011-01-01 21:04:57) |
10. 愛のむきだし
面白かった!!なんかB級ギャグ漫画みたいな設定だけど、迫力満点、4時間一緒に旅をした感じでした。個人的には安藤サクラ、怖いよぅー。でもよくやった!将来楽しみです。 役者さんがみな、よかったです。なんだか定期的に見返したい映画かも。 園子温監督の映画、昔はちょっと嫌いだったけど、楽しみな監督の一人になった気がします。次回作も期待。 [映画館(邦画)] 9点(2010-12-19 02:26:11) |
11. ゲゲゲの女房
《ネタバレ》 極貧映画。安定していると聞いたはずが、超貧乏な家に嫁いでしまい、何がなんだかわからないまま夫婦が始まる。 初めての夜、背中を流してくれ→朝起きたら帯が布団の下に・・・あたりの描き方など、好きだなぁ。なんなのこの人、状態から少しずつ生まれ・・・そうでなかなか生まれない?夫婦の距離感みたいなのが、じんわり描かれている。 水木しげるがその後大成功するからよかったものの、誰の話か分からないようだったらただただ辛い貧乏映画だろうなぁ。 子供ができたときのしげるさんのせりふがひどすぎるが、病院での様子が素敵だったので許す。ところどころ、卓爾監督らしいシーンでにやりとさせられる。 [映画館(邦画)] 8点(2010-12-18 21:58:53)(良:2票) |
12. 帝都大戦
《ネタバレ》 みよちゃんのめんどうを見てくれる人はたくさんいるだろうから、東京にいて一緒に戦ったほうがいいんじゃないかなぁ、中村君だけじゃ勝てないよ?と思ってたら、ワープしちゃった。 まぁストーリーは突っ込みどころがたくさんありますが、嶋田久作、すごい・・・怖すぎます。この方以外の配役が思いつきません。虫になったり、紫のカーディガン着たり、もう、えぇっ??と思いましたが、いいんです。それがいいんです。 時代の雰囲気とか、耳なし芳一みたいに全身にお経書いた人とか、古めかしい機械類とか、雰囲気としては大好きです。ただ、少し全体として、ちょっと締りの悪い作品。 [インターネット(字幕)] 5点(2010-10-31 17:41:29) |
13. 今度は愛妻家
《ネタバレ》 全く落ちを知らずに見ました。流れとしては自然な映画だけど、なんというか、ダメな男の映画、でした。笑。ちょうどあの世代の男性が見て、少し反省をして奥様に優しくなるんだろうなーと思うと微笑ましい映画だけど、冷静に、死なないとわかんなかったんだねー、と冷ややかに思ってしまう女性観客の一人、かもしれません。 映画としては、あの切り替え点から後が若干長すぎ感があるのと、若者の恋沙汰とかオカマの苦悩とか、ちょっと深追いしすぎな感じもある。あとトヨエツの演技、なのか脚本のせいなのか、が所々耐えられない、けど、テレビの上の薬師丸ひろこの写真の美しさと、チャーミングさのギャップが、妙にリアルさを感じさせてくれた。 [DVD(邦画)] 5点(2010-10-04 00:27:12) |
14. キャタピラー
見終わった後、ちょっとふらふらになりました。 寺島しのぶ以外にこの役をやれる人はいないと思った。 同じく、男優の方の好演も光る。 ただ、寺島しのぶのせりふは半分くらいでよかった気もする。 [映画館(邦画)] 7点(2010-09-04 01:06:41) |
15. 告白(2010)
《ネタバレ》 邦画を見に映画館に行くのはとても久しぶりでした。前知識ほとんどなく、中島監督だし外れないかなーくらいの心持で行ったら、・・・おもっ!ちょっとびっくりしました。原作を読んでいないので、森口先生の言動が、どこまで本気なのか、実はあぁは言っているがどこかで許そうと思って苦しんでいるのではないか、などと見ながら見てましたが、許す気なし!だったということでいいんでしょうか。 いや、やはり許す許さないという話ではなく、絶望。それだけなのかもしれません。 最後のシーンが、ちらりと「模倣犯」のラストを彷彿とさせ、一瞬ま、まさか・・・とドキリとしましたが、きれいに終わりました。ここは一安心。笑。 中島監督らしい進め方で、ぐいぐい引き込まれます。俳優陣も見ごたえありました。 中学生の、いっちょまえな嘘だったり、不安だったり、でもすげー子供だったりするところが、見ていてすごくいらいらするけど、自分にも覚えがあるような。 血しぶき飛びまくりで、予想外にグロいですが、見ごたえありました。 [映画館(邦画)] 8点(2010-06-27 00:09:44) |
16. 黒蜥蜴(1968)
美輪明宏が美しい。あんな役が嫌味なく、かっこよくきまる人はそういない。オリジナルのほうも見てみたいと思いました。松岡きっこもかわいらしい。あの洞窟の三島由紀夫も、その周りのセットも、すべてひっくるめてワールドが出来上がってます。素敵な映画。 いやーしかし美輪明宏がきれいだった・・・ [映画館(邦画)] 7点(2010-05-01 00:12:37) |
17. 半落ち
《ネタバレ》 2時間ドラマでよい感じ。 [地上波(邦画)] 2点(2010-04-12 00:15:07) |
18. 暗黒街の美女
見た後に映画のタイトルなんだったっけ?と思った。タイトルと内容と、うーん、合ってないよなぁ。いろいろ動きの面白い映画でした。木に登ったり。映画として品のある、スタイリッシュな映画。 [映画館(邦画)] 5点(2010-02-04 00:14:37) |
19. 殺しの烙印
かっこいい映画でした。緊張感がずっと漂っていて、雨の女がまた緊張感と生活感のなさをかもし出しています。その中で、No2の人間臭さが少し強すぎたかなぁ。もうちょっと人間臭くないほうが引っかからずに見れた気がする。 飯のにおい、エロチックですね。 [DVD(邦画)] 6点(2009-04-16 20:18:27) |
20. 自殺サークル
《ネタバレ》 大量女子高生が一気に飛び込む絵のあと、そこからどうなるんだろうと思いましたが、うまくできていたと思います。ローリーが出てきたときは、ちょっと予想以上の方向転換でしたが、最後にはそれもよいスパイス?だったかと。きっと、冒頭の絵がとりたかった、というのがスタートだったと思いますが、それにしては、見ている人の心にエグく入り込んでくる映画だったと思います。 デザートの、あなたの形は決まってる、この世の果てまではまるところがなかったら死ぬしかないかもね、みたいな歌詞が怖い。 [DVD(邦画)] 7点(2009-04-10 22:00:14) |