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午の若丸さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552
性別 男性
自己紹介 30年以上前の映画に興味があるので、
ベテランレビュアーの方々のコメントは楽しみにさせていただいております。

基本的には洋画中心で、好きなジャンルはヒューマンドラマ系。
それからどんでん返しモノ。
真面目映画ばかりだと肩が凝るので、昔ながらのSFなどもたまに観たくなります。

レビュー採点は、このサイトにある「参考」の文言にできるだけ従うようにしています。

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1.  劇場版ドクターX FINAL 《ネタバレ》 
冒頭から「劇場版」らしい雰囲気があり期待が膨らんだところ…若干の中だるみ…そして、予想外の展開。 最近みた作品の中では、ある意味一番サプライズな流れだったのですが、けして良い感覚ではありません。 テレビスペシャルとは一味違うぞ!と気負いすぎたのか、あまりに突拍子もなさすぎました。 ぶっ飛んでいるのが大門未知子の持ち味とはいえ、最後の最後でやりすぎ・・・一周回って頭が混乱するレベルです。 権威に対してギャフンと言わせてきたこれまでの一貫したストーリーとも若干ずれているように感じました。  ただ、これまでのレギュラーキャストをしっかり揃え、「最終回」としては申し分なかったです。 西田敏行さん演じる蛭間院長の出番が予想以上に多く存在感があったこと、伊東四朗さんの登場が印象的でした。 何より長きにわたって活躍の米倉涼子さん・・・惜しまれて終えるには絶妙なタイミングと思えます。 「こりゃ確かに続編はないな…」という見事な完結編でした。
[映画館(邦画)] 5点(2025-01-21 22:15:05)
2.  劇映画 孤独のグルメ 《ネタバレ》 
あの「孤独のグルメ」をどうやって映画にするのか? 正直言って、一番スクリーンから遠いジャンルではなかろうか?  そんな不安寄りの微妙な感情で映画館に向かった結果、いい意味で裏切られました。 パリはパリでもグランメゾン・パリじゃなくてもイケてるじゃないですか! 松重さんのスタイルの良さがパリの景観に映えています。 杏さんと並んで歩く姿はまさにオシャレ  いつの間にか韓国…のトンデモファンタジーな場面もありましたが、ユ・ジェミョンさんには笑いを堪えるのに必死でしたわ… そのほかの出演者も(グルメだけに)味のある俳優ばかりで、これも松重監督の人徳でしょうか。 "シークレットゲスト"には、登場のシチュエーション含め大満足!  何より、改めて松重さんの食いっぷりが素晴らしい! スクリーン大画面の食事シーンを見ながら自然によだれが2度3度垂れてしまい、暗いからバレずに済んでよかったです。
[映画館(邦画)] 8点(2025-01-18 21:24:58)
3.  グランメゾン・パリ 《ネタバレ》 
全体を通して非常に丁寧なつくりで、調理シーンを含む料理、景観とビジュアルは申し分なかったです。 けして長くはない上映時間でしたが、ラスト30分ほどになってようやく好転の兆し・・・ この辺りは、オク・テギョンさんに気を遣ったか出番多めで、「さて、ここからどうやってまとめるの?」と心配になりましたが、ギリギリのスピード感で何とか締めくくったという印象です。 TVドラマ版に思い入れがある者としては、ちょっと駆け足すぎに感じ、もう少し人間関係の描写に厚みがほしかったところ。 しかしながら、ドラマ版最終回では倫子に譲った尾花夏樹三つ星の栄冠シーンで締めくくり・・・続編を感じさせない実に潔い完結でありました。 鑑賞後、映画館を出て一言・・・「腹が、減った・・・」
[映画館(邦画)] 7点(2025-01-18 20:27:29)
4.  私にふさわしいホテル 《ネタバレ》 
主人公の境遇が、どこか「のん」こと能年玲奈に重なって、贔屓目ではありますが楽しみにしておりました。  伝統の「山の上ホテル」の風情に、「のん」怒涛の七変化とビジュアル的には申し分なし! そして、田中圭、滝藤賢一ら安定の俳優が脇を固める・・・ 舞台は整ったところに、まさに舞台のごとく展開されるストーリーに心躍らされました。 それこそ”不遇”な扱いが幸いしてか、あまり消費されていない「のん」の吹っ切れた演技は新鮮でインパクトがありました。 シーンによっては、もう少し大人びた色気も出せると面白いと思いましたが、これは若手作家のごとく今後の経験次第でしょうか。  コメディとしては何となくスベっているところもあったため、「うわっ あと一歩 もう一歩かな~」と言うもどかしい感覚もありますが、老若男女が安心してみれるベタさ加減で、ゆっくりしたい年末年始にマッチした作品でありましょう。 主人公の支離滅裂なキャラについては、観る者によって好き嫌いが激しいかもしれませんが…  「あまちゃん」コンビ橋本愛のチョイ役での登場はなかなか粋な演出・・・と思いきや、チョイ役だけで終わらないのは嬉しい誤算でした。
[映画館(邦画)] 7点(2024-12-27 14:27:56)
5.  室井慎次 生き続ける者 《ネタバレ》 
思わせぶりな前編の策略?に乗っかり、そわそわしながら映画館に足を運びましたが、何より、このストーリーをもってきたこと自体が最大のサプライズでした。 あの流れから想像すれば、肩透かしともいえる一種の意外な展開で、不覚にも「やるなぁ」と思ってしまった次第です。  そしてあの結末にも驚かされました。 おそらくは物議を醸すだろうな…と思いましたが、これしか落としどころはなかったのではないでしょうか。 やはり年数が空きすぎました。 演者の年齢からくる容姿やエネルギーの変化を考えれば、まともに「踊る…」をやったらTHE FINALのグダグダの上塗りで終わったことでしょう。 賛否両論あるでしょうが、この話題性こそが凋落するテレビの最期の抵抗と思い、素直にに乗っかることにしました。  そしてラストシーンで、映画館に足を運んだ者の大半が望んでいたであろう期待に応えてくれました。 燃えたコートはとうとう復活しなかったが、別のコートがきた・・・これだけである意味 満足です。 もちろん室井さんの人情ストーリーもこれはこれで心に残りましたが、あの結末とあのラストシーンに大半の感情が持っていかれてしまい、色々書き記す余裕がありません。  「踊る…再始動」とありましたが、何かしっくりこなかったTHE FINALの落とし前をつけるための復活だと勝手に思っています。 テレビの最期の挑戦、平成への決別、色々な感情が入り混じった本当の締めくくりを楽しみに待ちたいと思います。
[映画館(邦画)] 7点(2024-11-29 21:43:47)
6.  正体 《ネタバレ》 
突っ込みどころは多かったものの、いわゆる社会派ドラマではない(と思われる)ので、許容範囲でありましょう。 肩肘張らずに、現代版「逃亡者」和風テイストとしてみれば、秀逸なエンターテイメント作品だったと思います。 キャスティングは素晴らしい。 横浜流星×山田孝之の安心感はもちろん、吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈ら主要キャスト、それからさらに脇の登場人物に至るまで、総じて違和感ありませんでした これは仕方のないことですが、主人公の「5つの顔」をしっかり見せるには尺が足らず、全体構成のバランスが偏ってしまっていたところ…が残念です。 役割の重要性(と商業的な事情)のために吉岡パートが長くなるのは致し方ないですが、その他のエピソードがちょっと薄味に感じられてしまいました。この辺りは、脚本自体が連続ドラマ向けなのかもしれません。 とはいえ、本作はスクリーンならではのビジュアル、躍動感、音楽が生かされており、放送済みのドラマ版に負けず劣らず良作という印象をうけました。
[映画館(邦画)] 7点(2024-11-29 20:34:39)
7.  アイミタガイ 《ネタバレ》 
本作は厚労省(世界メンタルヘルスデー)とのタイアップというだけあって、まさに“癒し”であります。 当然ながら、悪い人が登場しないし、ストレスな展開もありません。 爆音シーンや小難しいストーリーに疲れている方々、是非おすすめしたいです。  癒し俳優といえば黒木華…彼女をはじめ、何よりキャスティングが素晴らしい! とにかく穴が見当たらなかったです。  一方、ストーリー展開としては、冒頭で興味を惹いた割には途中やや中だるみを感じていました。 欲をいえば、「実はここでつながっていました‥」といった流れをもう一枚上乗せしてほしかったです。 群集劇の妙が大好物なので、その点ちょっと期待しすぎてハードルが上がってしまっていましたが、この点、最後の宝石店店主(升さん)のシーンにギリギリ救われました。  重箱の隅つつき的にいえば、結局のところ、主演が頑張っている(目立っている)シーンがあまりなかったかな・・・と。 実際、周りのキャストのほうが頑張っていたり導いたりすることが多かったですし、ハイライトの盛り上がりも草笛さんに持っていかれてますしで・・・まぁ群集劇ということもあり、尺の問題もありますから致し方ないでしょうか。 あっ、エンディングテーマにて頑張っていました(^^; 夜景をバックに流れる歌が、これまたよかったです。 久しぶりに「なんかよかったなぁ…」作品に出合えました。
[映画館(邦画)] 8点(2024-11-01 21:07:36)
8.  室井慎次 敗れざる者 《ネタバレ》 
「踊る…」という、全盛期のフジテレビドラマの力が生み出したコンテンツが、メディアの転換期にどのような足掻きをみせるのか・・・? 当時、それこそ踊らされていた身としては、負け戦とは覚悟しつつ見届ける義務があるのではないかと… 勝ち目のない強豪に挑む一昔前のサッカー代表チームを見守るような心境で映画館に向かいました。  ・・・ ・・・結果、敗戦 ホームで0-1、アウェイで二戦目を迎える。 甘めに評価してこんな感じです。 続き物の前編とはいえ攻め手が少なく、インパクトに欠けました。 ストーリー展開はやや強引で、演出が下手といいますか、感動させるはずのところで感動しきれないのが、実にもったいなかった。 また、主要キャスト含む脇として登場する人物で、爪痕を残せた者は皆無だったと思います。 おちゃらけ的なキャラを入れるのは「踊る…」のカラーですが、ことごとくスベってました。 矢本さん(冒頭の警官)、松下さん(ラスト近くの刑事)、設定が実に気の毒でした。 生駒さん(新米弁護士)、、過去作登場の出汁に使われただけで論外でした。  酷評を並べてしまいましたが、退職した室井が秋田の田舎にいる、この設定は秀逸だと思います。 前々作、前作の流れからして、本庁で出世している設定だったら目も当てられなかったでしょう。 他にこれといって目立つキャストがいなかったことで、まさに主演の柳葉室井の存在感を堪能できる仕上がりだったかと。 ドラマ放送から27年・・・自分自身の老いを室井に重ねて実感するとともに、あの頃を振り返り涙せざるをえません。 何だかんだ、次作が楽しみです。大逆転は期待していませんが、何とか1点 印象に残るゴールを決めてほしい! 次作11月には、凋落するテレビの最後の足掻きを見届けに行きたいと思います。
[映画館(邦画)] 6点(2024-10-13 20:17:00)
9.  侍タイムスリッパー 《ネタバレ》 
タイムスリップによって過去から来た人間が時代錯誤・・・これだけの話であれば古今東西使い古された手法でありますが、本作はそこのコメディに重点は置いていません。 仮にタイムスリップ要素がなくとも“切られ役”のストーリーとしても十分成り立っているでしょう。 ただ、それだけでは話題になるわけもなく、本作の肝は、ちょうど中間点あたりに訪れるタイムスリップによる仕掛けと、惹き込まれる殺陣の技によるところが大きいと感じました。 主演の山口さん、そして敵役の冨家さん、どこかで見た程度の認識でありましたが、それぞれ味があって、これが絶妙にいい! ヒロイン(?)の沙倉さんは、ちょっと棒っぽいですが、薄目でみれば国仲涼子にみえなくもない・・・  奇しくも某配信ドラマの時代劇がエミー賞総なめというニュースが流れた同時期に、対照的な低予算B級邦画がヒット!というのは、ある意味痛快です。 今の時代、時代劇がダメではなく、マンネリ化が廃れる要素ということでしょうか・・・予算は少なくとも、しっかりした脚本をベースに確かな技量と情熱があれば、どんなジャンルであっても生き残ると思わせる一作でした。
[映画館(邦画)] 8点(2024-10-11 21:04:39)(良:1票)
10.  あの人が消えた 《ネタバレ》 
これは想定外・・・いい意味で「ごった煮」感。 うろ覚えでありますが、劇中に出てくる小説について、登場人物の一人が「一つ一つの仕掛けは見たことあるが、合わせ技で面白い」的なことを言います。 本作はまさにそのとおりで、個別のサプライズはこれといって新鮮味はありません。 超有名作品のオマージュを連ねているのですが、オマージュというよりは、もはや盗作レベルで逆に潔いくらいです。 近年のミステリー、何も作っても驚かないというハードルが上がっている中、何段階にも連なる仕掛けの妙で、あくまでも”娯楽“としては大健闘と思える作品でした。 上映中のヒット作「ラストマイル」に通ずる(?)ところも何となくお得感・・・これぞシェアード・ユニバース!(嘘です・・・)。
[映画館(邦画)] 7点(2024-09-27 20:03:30)
11.  ラストマイル 《ネタバレ》 
「シェアード・ユニバース」という宣伝文句にあえて乗っかって映画館へ・・ ストーリー的に特筆すべきインパクトはありませんでしたが、物流について改めて考えるきっかけになったという点で存在意義がある作品かと思います。 今後は安易に通販(特に○○AZON)に頼りにくいかな・・・  【けっこうなネタバレになってしまいますが】 物流について最初に考えさせられたのが、少し前に放送していていた某ドラマ・・このドラマで主演だった某俳優がキーマンというのも感慨深かったです。
[映画館(邦画)] 6点(2024-09-25 23:08:41)
12.  キングダム 大将軍の帰還 《ネタバレ》 
鑑賞後、しばし放心状態・・・ 本作にて、盛り上がりは最高潮!そして、最上の登場人物を失ってしまいました。 続編ありを前提とした場合、ハードルが物凄く上がってしまい、主要な出演者のスケジュールや年齢などを考えると、次回2部作あたりで限界でしょうか…
[映画館(邦画)] 9点(2024-09-25 18:14:14)
13.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 
ゴジラの「姿」としては、まさにストライクだと思いました。常に これじゃない感 にモヤモヤした身としては、それだけでゴジラ映画として及第点。 町を逃げ惑うシーンは、ちょっと軽すぎたように思いますし、海で追いかけてくる顔を出した姿はどこか可愛く、その点少し萎えました(^^; ゴジラが放射能攻撃するシーンは、歴代最高かも、、、むやみに出さないのがまたよかったです!! 対戦相手がいないゴジラ単独作品の場合、どう結末を迎えるかが最大の感心なのですが、多少強引ながらまずまず納得。 ゴジラ作品、乱発しないでもらって5年後くらいにまた見たい、、、ゴジラ2の2乗でもゴジラ3分の1でもゴジラルート2でもいいから
[映画館(邦画)] 8点(2023-11-15 13:27:31)
14.  仮面病棟 《ネタバレ》 
細かいツッコミ抜きに気楽に見る分には面白い作品だと思います。  ピエロと病棟の不気味さの力を借りたこともあり、雰囲気は悪くなかったです。 肝心のどんでん返しも思いのほか良かったのですが、ジワリジワリと情報が与えられるため、クライマックスにたどり着くまでに大半の人間がオチに気付いてしまうでしょう。 ネタバラシにもっと瞬発力(衝撃度)があっても良かったかな、と思いました。  それから、種明かしからが くどくて長かったのがマイナスに感じました。 その割に薄ボンヤリとした実にありきたりなラストシーンを持ってこられたのがさらにマイナス。  よくある邦画サスペンスの粋を出ないですが、まぁこんなもんですよ。
[DVD(邦画)] 6点(2020-07-20 09:57:37)
15.  カイジ ファイナルゲーム 《ネタバレ》 
実にやる気のなさが伝わってくる「ファイナル」 登場人物、エピソード、そして肝である”策”・・・ことごとく全てが薄味ですね。 いやはや、カイジらしからぬ悪魔的なあっさり感です。 ダイジェストを見終えたような感覚しか残っていません。 もう少し緊張感といいますか、タメをつくってほしかったです。 ラストの 決めセリフ(?)にしても、もう少しタメをつくって言ってほしかった。 と言うより、もはやパロディと化したラストフレーズなのですが、本編が薄いため只々空しく響きました。
[DVD(邦画)] 3点(2020-07-11 15:56:58)
16.  東京喰種 トーキョーグール【S】 《ネタバレ》 
原作を知らないせいかよくわかりませんが、それなりに楽しめました。 舞台のこじんまり感が物凄かったのですが、大風呂敷広げるより良いと思います。 時間も短いですし…   不満な点は怪演はまりそうな2人を使い切れていなかったこと。 松田翔太はもっと振り切れたと思いますし、窪田正孝に至っては主演なのに出番が少なすぎ。 本作の雰囲気を考えたらこの2人でもっともっと気持ち悪くできるはず^^; 反対に山本舞香が異様に前面に出ていたのは何かの力か?  またまた続編を匂わせて終わりますが、シリーズ化狙いが今のところスベっているのが気がかりです。 続けば続くほど、結局"死なない”ということで緊張感を削いでいるような気がしますが ・・・ま、それを言ったらお終いですけど。
[DVD(邦画)] 6点(2020-03-06 07:04:02)
17.  イソップの思うツボ 《ネタバレ》 
何かと「あのカメ止めの監督が」という枕詞がつきまとう作品だけに、ハードルが上がり過ぎたかもしれません。 しかしながら見てわかりました。 この作品は、たとえハードルが低い状況で鑑賞してもまったく印象に残らなかった。 それから、この作品は「カメ止め」の宣伝文句がなかったら見向きもされなかった。 ということです。  出だしから地雷臭がプンプンでしたが、嫌な予感はそのまま当たりました。 素人っぽさ、雑さ、が許されるのは最初だけではないでしょうか。 金をかけなくても面白い作品はできるかもしれませんが、その可能性はかなり低いということを改めて感じさせられました。 具体的なシーンなどについて記していないのですが、ホント印象に残っていないんです。すいません。
[DVD(邦画)] 2点(2020-03-04 23:26:50)
18.  侍の名のもとに~野球日本代表侍JAPANの800日~ 《ネタバレ》 
たいていの日本のスポーツ界は代表選手の活躍が牽引する。 日本代表が活躍し、そのスポーツの人気が高まるのはよくある話である。 ところがその点野球は特異な存在だ。 これほど国内で人気がありながら、「日本代表」がリスペクトされないスポーツがあるだろうか?  と、前置きが長くなりましたが、正直なところ題材として「プレミア12」はどうなの?と思っていたのは事実です。 メジャーリーガーが出ない、プロ野球主力も辞退者続出、オフシーズンの罰ゲーム・・・消極的な声をあげたらキリがありません。 たしかにこの大会に優勝したことは、騒ぐほどの価値はないのは事実でしょう。 ただ、そんな騒ぐほどとは思えない試合の裏では、想像していた以上のプレッシャーがあることがヒシヒシと伝わってきました。 得体のしれない相手と戦うこと、不慣れな環境で戦うこと、そして何より日の丸を背負って戦うこと このことがどれほど大変なことか。 野球に限りませんが、東京2020…これを戦う選手を改めてリスペクトしながら観戦することになりそうです。 そして本作はマッチ(松田選手)がいればこそ画になった。東京でも頼んますっ!
[映画館(邦画)] 7点(2020-02-09 21:47:13)(良:1票)
19.  記憶にございません! 《ネタバレ》 
使い古された「記憶喪失」ネタを三谷監督がどう料理するかに注目しておりました。  全体的に”まぁ普通”  古典的なテーマによる古典的なストーリー展開で、ある意味あんしんハズレ無し。 ご年配客が多いせいか、小ネタによる周囲のクスクスはひっきりなしだったので、実に安全無害。  ただ、このキャスト、そしてこの尺、そして何よりこの監督であるならば、倍の内容を盛り込んでもらわなければ到底満足には至りません。 複雑に人間関係を絡ませてはおらず群集劇の妙はなし。良く言えばわかりやすい。 そして、意外なオチといった要素はほぼ皆無。エピソードのたたみ方はかなり雑な印象を受けました。 最近の三谷作品には、「うまいな~」という感想が持てず、歯痒い思いをさせられっぱなしです。  ここまで書いておいてベタな締めで申しわけないのですが、半年後には「記憶に残りません」ですよ。
[映画館(邦画)] 6点(2019-09-14 13:41:45)
20.  アルキメデスの大戦 《ネタバレ》 
太平洋戦争、そして戦艦大和・・・このオーソドックスにして出し尽された感があるテーマに真っ向から挑み、 結果、本作は新鮮な印象をもたらしたと思います。  最初からド迫力映像でしたが、邦画ではあれくらいの分量が予算限界なのかもしれません。 これを潔く冒頭に持ってきたのが功を奏し、一気に惹き込まれました。 これで出落ちになり尻すぼみになるのが邦画の有り勝ちなパターンですが、 本作は、目まぐるしいラストの攻防で見事にバランスよく仕上がっていたと思います。 この辺り、流行の池井戸ドラマ的な要素と重なって抜け目ない感じがします。  もっとも演者の充実ぶりがあってこそです。 個人的には舘さんにあまりしゃべらせなかったのが良かったかなと(^^;
[映画館(邦画)] 7点(2019-09-02 23:54:58)
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