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なにわ君さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2040
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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21.  スパイ・レジェンド 《ネタバレ》 
女性キャラは総じて魅力的なので、目の保養にはなります。ストーリーも二転三転するので、映画を観る集中力は途切れませんが、事がどれも強引に進んでいくので、そこはB級スパイアクションとして割り切って観れば、暇つぶしにはなります。時間も2時間内に納まっているので観やすい方かな。ただ、主役に足を切られた女性はなんかかわいそーだったなー。後、元部下がちょっと態度を変え過ぎなのも気になった。女殺し屋もいいキャラだったのに、そんなに盛り上がらずに退場ってのもおしいなー。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-10-01 02:27:16)
22.  ホビット/竜に奪われた王国 《ネタバレ》 
ロードオブザリングより前の出来事の映画3部作シリーズの二作目。巨大グモの大群がいる森での冒険や、樽に乗って激流をくだる冒険など、今回も見所沢山で、楽しめたんですけど、全体的にはちょっとダラダラしたかな。テレビアニメのドラゴンボールみたいな引き伸ばし感覚を少し感じました。特に、クライマックスのドラゴンのくだりでは、肝心のドラゴン退治を次作にまで引っ張るのは、3部作全体で、ちょっと物語の切り方が、バランス悪いように感じました。ドラゴン退治まではうまくまとめれば出来たような。でも、より長く世界観を楽しめるので、好きな人はこれでいいのかも。次作も今じゃすぐ見れるし。レゴラスやガラドリエルなどのロードオブザリングのキャラの更なる活躍は単純に燃えるかと。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-09-28 15:58:52)(良:1票)
23.  ゼロの未来 《ネタバレ》 
おおっと、こないだ観たばかりのビッグアイズの嫌な夫役のクリストフ・ヴァルツさんが主役でしたか。未来世界風刺が印象的でした。街中、広告映像ばっか。しかも横を歩けば追いかけてくる広告。将来的にありそー。主役の仕事がわけわからな過ぎて面白かったかな。なんか機械の前で必死に体動かして、うまくいけば、シリンダーみたいなんに入った液体を横の機械に入れる。すると目の前の機械が、いきなり開いて、普通に人の手が出てきて、新たなシリンダーを渡す。未来やのにアナログ。バカ過ぎ。ただ、ストーリーはなんとなくわかるんやけど、前半は、正直、しんどかった。もう眠くて、眠くて。色々こったギミックで楽しい映像なんだけど、物語にまったく興味がわかなくてまいった。おそらく、主役がわけわかんな過ぎて、全然共感できないのが問題かも。途中で、ベインズリーとゆう女性がセクシーな看護婦姿で登場して、よーやくエロで眠気が抜け、そこらあたりから、主役の背景とかがわかりかけてきて、物語に入り込めた感じでした。でも、テリーギリアム監督作、面白いのもあるんやけど、今回はのれなかったなー。未来世紀ブラジル系の映画は自分にはあってないのかも。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2016-09-23 01:11:15)
24.  エンド・オブ・キングダム 《ネタバレ》 
エンド・オブ・ホワイトハウスの続編。ただし物語的なつながりは全くないので、実質上は単品作品であります。舞台はイギリスですけど、ロンドンの街でのテロには、ちょっとビックリしてしまいました。ありえねーって、あんなテロ。でも、そのやりすぎ感に、なんか、逆に映画の世界に引き込まれました。次々、殺される各国のエライさん達。その中には、日本の総理もいて、なにーーー!やっちまったなー、てゆーか、やられちまったなー。その後は、もうおきまりの展開で、主役ががんばってアメリカ首相を助ける物語で、特に目新しい部分はないんだけど、テンポがわりといい方なので、頭空っぽで普通に観てられます。ただし、前作ほどのクライマックスのカタルシスとかはないかなー。前作は建物内ってゆう限定された空間の攻防で、そんなかで色々あたので、面白かったんだけど、街全体がテロにさらされちゃうってのは、ほんと舞台を広げすぎでしょ。説得力にかけるってゆーか、途中から街に人々が全くいなくなっちゃうってのも、なんか非現実的。ミサイルでヘリコプターが落ちても乗っていた主役と大統領は無傷ってゆう荒唐無稽さが気にならなければ観てもいいかも。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-09-21 16:33:49)(良:1票)
25.  キングスマン 《ネタバレ》 
荒唐無稽でケレンミがある一昔前のスパイものを現在のスタイルにクオリティーをあげ、それでいて、観るのがバカらしくなるほどコミカルにはせず、スリルや敵スパイの恐ろしさなどはちゃんと描いているスパイ映画。正直、めちゃくちゃ面白かった。展開が予想を裏切る部分が多く、先が読めないってのもあるんだけど、雰囲気がなんか好き。紳士だけど下品みたいな、コミカルだけど怖いみたいなところ。敵のボスは結構楽しそうにふざけているんだけど、そこが逆にめちゃくちゃ強敵に思え、こんな奴に勝てるのか?ってゆう感じもとてもいい。両足が刃物のような義足になってる女性の部下のビジュアルもキテレツすぎて面白い。しかも動きがめちゃくちゃかっこいい。そして、マジ?ってゆう大きな驚きの展開が2回ほどあるんだけど、最初の部分では、なんてゆーか、引いちゃうんだけど、かっこいいとゆーか、こんなことやっちゃうんだってゆう驚きで、思わず見入ってしまった。その後の、クライマックス部分では、思わず声を出して笑ってしまいました。こんなこと、映画を観ていてあまりないんだけど、そうくるか!ってゆーのと、敵を倒すカタルシスと演出のバカらしさと伏線の回収に感心してしまい、なんかテンション高めで笑っちゃいました。もし続編やるなら観たいなー。
[DVD(字幕)] 10点(2016-09-18 22:26:15)
26.  ターミネーター4 《ネタバレ》 
ターミネーターの1作目を観た時はそりゃもう度肝をぬかされました。こんな面白い映画、凄すぎるって。でも僕は正直、2も3も結構気に入ってます。特に評判の悪い前作も見ごたえあって楽しめた方です。そんな僕にとっては、この作品も、それなりに楽しめました。前半がちょっとわかりにくくて、モッタリしてましたが、後半にいくにしたがってテンションが上がり、最後は、完全に映画の世界にドップリ状態です。ジョンコナーやカイルが登場しますが、この作品は死刑囚マーカスの物語になってる所が、今までと違う視点で、展開もマンネリ気味になったターミネーターシリーズの今までの展開とは違うので、そのへんも良かった。バイク型とか巨大ロボット型とか、新たな敵マシーンも登場し、新鮮味もありました。最初の衝撃的な謎にも驚けたし、オチと冒頭がつながってる所にも感心しました。マーカス、かっこよすぎでしょ。
[DVD(字幕)] 7点(2016-09-16 23:28:50)(良:1票)
27.  007/スペクター
ダニエル・クレイグの007シリーズになってから、それまでの007にあった、荒唐無稽でケレンミがある感じから、どちらかとゆーと硬派に、リアル路線化し、バットマンのダークナイト化と同じような感じに進化して、そして、その路線と、昔の007シリーズの路線を少し融合して、原点回帰な感じで終わった前作の後、どーなるのか楽しみにしておりましたら、ここにきてあーた、スペクターですよ。デイブじゃないスペクターですよ。007の荒唐無稽の代表みたいな、お馴染みの悪の組織登場に、なるほど、ここで、それがくるのねって感じで、僕なんかはタイトル聞いて感心してしまいました。そんな期待で観た本作、路線としては、前作の終わりを引き継いで、昔の007シリーズにだいぶ戻ってきたなーって感じで、昔のオマージュをかなりぶち込んできました。ちょっと言いかえれば、アニメを実写化して、前作の終わりあたりから、アニメに戻して、そして、今回はそのアニメをちゃんとクオリティーをあげてやるって感じかな。だから展開そのものは、昔の007に近いです。ただし、前半はスペクターをかなり不気味に描いていて、引き込まれ感は十分にあったんですけど、後半、スペクターの正体がわかってからは、なんか敵が役不足に思えて、ちょっと残念かな。面白いんですけどね。ちなみに、今作は、ダニエル・クレイグシリーズの総括的な部分もあって、前作とか前々作の話とかも出てくるので、カジノロワイヤルからしっかり見直した後に観れば、よりストーリーがわかりやすくなるかと。
[DVD(字幕)] 7点(2016-09-05 03:48:35)
28.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
3Dの映画館で観ることに特化し、体感映画とゆう視点でも突き詰められた特殊な映画って聞いていたので、正直、家で観るには抵抗がありました。だって、家で観るってだけで、この映画本来の良さの半分は消えたも同然なんだから。多分、映画館の興奮は全く味わえないなんだろーなって感覚で観たんですけど、いやいや、すごく面白かったです。こんだけ家でも面白かったんだから、映画館なら、もっとすごいことになっていただろーなー。生涯、忘れられない映画みたいな感じくらいに。で、映画が始まって、あれよあれよとゆーうちに、すぐめちゃくちゃ危険な状態。そっからは、危機また危機で、もう、最後までこっちの体が緊張で固まったまま。心拍もずーっとドキドキ。音楽がまた効果的で、こっちのドキドキを煽るように、だんだんでかくなっていって、もうそれだけで、やべー感がドンドンあがっていく。そして無音。ザ、うちゅー。最初のカメラが外から人を撮って、ヌルッと宇宙服の中に入っていって、一気に宇宙飛行士目線になるのも新鮮。でも、この映画、そんだけじゃなかった。泣けたわ。まさか泣くとは思ってなかった。あかん。子供が死んでる背景は、あかん。ヒロインの心の中を想像してしまうと、泣かずにはおれん。そして、そこから先の重力化で生きるテーマ性みたいなもんに、なんだかわからん感動と興奮。宇宙へ行ったら、もう地球の全てが愛しい。カエルも、大地も。たとえ、そこに悲しみがあろうとも。ってな気分で、なんか生きるパワーみたいなもんもらっちゃったなー。ただ、映画館での興奮はそれ以上に相当なもんだったらしいので、正真正銘、映画館で観なきゃ、ちゃんと語れない映画だとは思う。
[DVD(字幕)] 10点(2016-08-25 02:54:40)(良:2票)
29.  モンスターズ/地球外生命体 《ネタバレ》 
モンスターズ2の予告が面白そうだったので、だったらパート1から観ようとこれを観ました。確かにこの映画、怪物パニック映画としてはかなり異色でした。モンスターや、パニック的な映像はかなり少ないので、途中、普通のダラダラした戦地逃避行モノを観てる感じです。ただ、普通なら、こんな映画、モンスター映画じゃないって感じで、テンションダダ下がりなんですけど、これは普通に最後まで集中して観れました。低予算のわりには、映像が綺麗だし、低予算な感じが全然しないほど、舞台のリアルさもあって、しかも、登場シーンの少ないモンスターが逆に、そのリアルさに拍車をかけ、いざ出てくると、おおって感じで集中して観てしまい、悪くない気分にさせてくれました。オチの、私達、ヤベーもん見ちゃったので、とりあえず欲情しとこ感も、なんかわかる気がします。映画の出だしの伏線が終わりに繋がってるのでもなるほどと納得。でもストーリー自体、そんなに面白いもんと感じなかったのがちょっと残念かな。
[DVD(字幕)] 5点(2016-08-22 12:50:45)(良:1票)
30.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 
この映画を観てると、自販機で飲み物買ったり、電子レンジで食べ物をチンしたりなどの、日常の単純作業行為がものすごく高度で崇高なことをしてる気分になる。あとジャガイモとか食べたくなる。なんでかわからんけど、駄菓子とかも食べたくなる。最後はドキドキできて、火星で過ごした気分も味わえて、大満足です。
[DVD(字幕)] 10点(2016-08-21 10:38:31)
31.  パンドラム 《ネタバレ》 
地球と同じ環境をもつ惑星タニスを発見し、地球では資源がなくなりつつあるために、タニスへの移住計画を実行、希望者6万人の地球人をコールドスリープ状態にして巨大宇宙船エリジウムは、地球から123年の距離にあるタニスへ向かった。とゆう壮大な設定の映画ですが、内容は、巨大な宇宙船内で、映画「ゴーストオブマーズ」のヒャッハー集団のような狂暴な正体不明の食人鬼集団に遭遇した少数の乗組員の恐怖を描いたSFサバイバルアクション。なぜ、そんな怪物達が宇宙船内にいるのか、今は宇宙のどのへんにいるのか、宇宙船内の状況はどーなっているのか、そーいった疑問が映画の展開とともに明かされていき、なかなか、面白かったです。宇宙船はかなり巨大なために、船内でのパニックとゆうより、まるで地下都市のような舞台で繰り広げられる探索冒険もののような側面もあり、途中で出会った乗組員達がけっこう戦闘的にたよりになっちゃったり、冒険仲間が増えていく展開などはゲーム的でもあります。でも科学者があんな女性ファイターみたいになっちゃうってどーなの?美人でかっちょいいからえーけども。怪物どもがすべて妄想って解釈もありますが、僕的には、怪物たちは実在していると捉えました。でなきゃ王になった男のしでかした所業の説明が無駄になり悪玉としてのイメージが弱くなるし、全員が同じものを見るってゆーのも辻褄が合わないし。ただ、最後に主人公が見たものだけは確実に妄想ですね。あそこは主人公だけに見えていたし、消えちゃったので。きっと、王の説得でパンドラムが発症しかけたんでしょう。最後のオチはやられました。
[DVD(字幕)] 7点(2016-01-07 15:05:38)
32.  アタック・ザ・ブロック 《ネタバレ》 
街角でカツアゲなどのワルを繰り返す不良少年のグループが、たまたま落ちてきたエイリアンを殺してしまったことから、その後に落ちてきたエイリアンの集団に狙われるはめになる、ご近所パニックサバイバルアクション。主人公がどうーしようもない不良って所と、その主人公たちが街を襲うエイリアン集団と対峙するって所がとても新鮮で、のちに主人公たちがカツアゲした被害者の女性や、もっと悪のチンピラと関わっていく展開が、話をおもしろくしていて、観ていて飽きることはありませんでした。エイリアンは口だけの毛むくじゃらで着ぐるみっぽく、そこは正直、低予算だなって感じがあったり、途中までのノリがコメディーっぽく、エイリアンも女性2人に袋叩きにされて死んじゃったりで、緊迫感もあまりなく、共感度も低いのですが、テレビの伏線がのちのちに回収されたり、クライマックスで主人公の部屋を見せることで、主人公になんとなく情をわかせたりするなど、ちょっとしたギミックがうまく機能していて、最後は意外にも、なんだかよくわかんない感動を得られて、僕はこの映画そこそこ楽しめました。
[DVD(字幕)] 7点(2016-01-05 12:56:52)(良:1票)
33.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 
映画鑑賞中、何回もドキドキして、何回も泣いた。ホテルの支配人ポールが、危機また危機を、様々なコネや賄賂や脅しなどを使って切り抜けていくのがその主な内容だけど、そこに様々な人間ドラマも描かれている。国連軍の指揮官や、赤十字軍の女性などが、人種を超えて虐殺される人々をなんとか救おうとする姿にも心を打たれた。ルワンダという国はあまり知らないが、こんなことが起こっていたんですね。しかしこれは対岸の火事とバカにはできないとも思う。人間の本質は一方で誰かに対して優しく接し、もう一方では残酷的なまでに誰かを追い詰める事ができる矛盾した生き物である。国益やイデオロギーなど声高に叫んだりしても、それは、その残酷性をごまかしているだけかもしれない。恐らく、この世界に国境や人種とゆうものがなくても、特定のグループを蹂躙したいとゆう欲求はどこかで発生するだろう。その残酷性は集団になると加速し、憎悪や嫌悪感を生み出し、そーすることがかっこよく正常だと錯覚し、やがて人を人と思わずゴキブリなどに例える思考に達するのだ。それが蔓延すると社会のバランスは崩れ、やがて差別をする者される者問わず、社会全体が地獄絵図と化す。イデオロギーとゆう名を借りた人間性の崩壊、ある特定の人種に対して嫌悪感や憎悪をたぎらせる事、一部の権力者以外誰も得をしないこの構造の構築は、世界のどこでも起こりうることなのだ。もちろん日本も例外ではない。
[DVD(字幕)] 10点(2015-08-11 22:30:14)
34.  ミッドナイト・ミート・トレイン 《ネタバレ》 
似たような映画に「テラー・トレイン」とゆうものがありますが、あちらが、どちらかとゆーとまだ現実世界でもありそうな物語に対し、こちらはクライヴ・バーカー原作とゆうことで、完全なダークファンタジー的な作品になっております。だからニューヨークの地下で殺人列車が平然と走ってること自体ありえない事ですが、そこはクトゥルフ神話的みたいな事になってるわけです。前半の人間ドラマが若干、退屈です。長いわりには、なぜ登場人物たちが、そんな行動をとるのかイマイチ説得力にかけてる感じがするので。ただ中盤からは結構楽しく観れました。ハンマーでぶっ叩かれた人肉破壊表現の数々を筆頭に、クライマックスの列車内で人々がつり革のようにぶら下げられた舞台での死闘などシュールな映像が結構オモシロ怖かったですね。真相も好きな部類です。あの地下世界をもっとじっくり描いてくれていたら、もっと面白かったかもしれません。ちなみに原作では、ダラダラした人間ドラマが少ないぶん、映画よりもテンポがいいです。この原作のクライヴ・バーカーの血の本シリーズは、他にも奇想天外でグログロのホラー短編がいくつものっていて、僕は好きです。いくつかが映画化されていますが、この映画が起爆剤になった作品もいくつかあります。僕は「丘に、街が」などは映像化すれば、進撃の巨人をしのぐほどの巨人映画になるんじゃないかと、ちょっと思っています。
[DVD(字幕)] 5点(2015-07-29 23:54:55)(良:1票)
35.  エクソダス:神と王 《ネタバレ》 
前半は退屈でした。モーゼに興味がないからかもしれませんが、結構、駆け足気味にモーゼが民の指導的立場になる物語を語るのですが、なぜかかなり退屈。さて後半、エジプトに神が災害をもたらしますが、ここから映像的に面白く観れた感じです。ワニの大群が押し寄せ、川が赤く染まり、カエルが大量に発生し、ハエが飛び交い、イナゴが襲ってきて、まさに災害のつるべ落とし状態。ラムセス王の決して神に負けないぞ感と相まって、興味深く観れました。そしてモーゼが民を率いて、放浪に出てゆき、例の海を渡るシーン、後方から襲ってくるエジプト軍を海が飲み込むシーンはスペクタクル感があって、それなりに楽しめました。でも全体的にそんなに面白かったかなーと言われれば、2/3が退屈なので、そこらへんがやっぱ微妙かな。
[DVD(字幕)] 3点(2015-07-21 19:02:25)
36.  ルート・アイリッシュ 《ネタバレ》 
戦争企業で働く男がイラクで殺され、その兄貴分が、その死の真相を追っていくお話。それとともにイラク戦争での、戦争そのものとゆうより、そこに絡む民間警備会社の実態が描かれていて、わりと重たい映画ですが、サスペンス仕立てで観やすい作りにはなっていました。でも、観終わったら、嫌な気持ちでむなしさを感じましたけどね。「嫌なときに嫌な場所へ」とゆうセリフが繰り返し出てきますが、これが本質であるとともに、そのままブーメランにするあたり、映画から怒りみたいなものを感じました。
[DVD(字幕)] 5点(2015-07-14 18:43:20)
37.  ジャッジ・ドレッド(2012) 《ネタバレ》 
冒頭のカーチェイスアクションは、それなりにかっちょよくすぐに映画にははまっていけた。でも、その後、本編である、ビルの中の攻防になると、アクションのバリエーションがそんなになく、基本、銃で打ち合うのがメインなので、ちょっと平坦。しかも主役であるドレッドは始終マスクをつけているので、これ、誰がやってもしわがれ声さえ出せればできそーって思えてしまう。だから途中、同じジャッジ同士が戦う時、どれがドレッドが一瞬わからなくちゃっう、それこそ声で判別みたいな。でもそのあたり、通常のヒーローものにはない特別感がないので、そこが斬新にも思えた。そして敵のボスが狂気的な雰囲気はあるものの、そんなに大した奴じゃない。頭も悪いし、強くもない。ただ、顔に傷がついた熟女とゆう雰囲気で恐ろしそーな感じは出てた。途中、度々はさまれる薬物の影響であるスローモーション映像が妙にひつこく長いのは、3Dを楽しむための演出なので、まーいっか。B級感があるディストピア的な世界観は、味があって良かった。でもあくまでB級なので、本編はずっと閉鎖された空間であり、その舞台背景に飽きがくる人がいるかもしんない。ストーリーはビルで敵を倒すだけってゆーだけなので、期待しなければ、暇つぶしとして楽しめるとは思います。
[DVD(字幕)] 5点(2015-07-13 17:42:49)
38.  エグザム
シチュエーションスリラーの一種。こーゆうのって、命をかけるからドキドキすのであって、会社の入社試験ってのはイマイチゆるいってゆーか、結局、脱落しても、試験に落ちてトボトボ家に帰るだけだから、緊迫感は薄い。雰囲気がいいのと、先が知りたいので、退屈はしないが、面白さは普通かな
[DVD(字幕)] 5点(2015-07-05 10:13:22)
39.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
映画を観てまず思ったのは、やっぱ、クイズミリオネアってよくできたクイズ番組だなーと。徐々に上がる金額、あのドキドキ感を誘うBGM、ライフラインとゆうちょっとした戦略要素、そして、ちょっといやーな感じの司会者(ミノ的な雰囲気って世界共通だったんですね)。そしてこの映画の、その解答が苦労したそれまでの人生の中にあるとゆう設定、これもおもしろい。序盤の疾走感ある少年時代の表現も、僕を映画に引き込んでくれた。ただし、その後の展開も、人生の中で答えを知る→クイズに正解って構図が同じように続くので、少しダレてくるのが少し残念。終盤もそれなりにジーンときたけど、それはミリオネアのシステムと大団円的なノリでちょっとごまかされた感じもした。全体的におもしろいのは確かなんだけど、ちょっと釈然としないってとこもあって、でもまーおしゃれ感もあるから、それはそれでいいのかも。インドをイギリスの監督が撮るってのは歴史的な皮肉を感じるなー。ちなみに、最後の三銃士の問題だけ僕は答えれました。
[DVD(字幕)] 7点(2015-07-05 03:11:48)
40.  縞模様のパジャマの少年 《ネタバレ》 
僕には子供がいるので、収容所で子供二人が手をぎゅっとつなぐシーンで、もう耐えられなかった。8歳の子供は純粋である。ユダヤ人がどーとか、戦争がどーとかは理解できないし、理解する気もない。そこには偏見や先入観などはない。だから彼にとっては新しい友人ができた。それだけなのだ。そんな子供に対して、大人は、うしろめたい気持ちで対応するべきじゃないし、大人の理屈で、うしろめたさをごまかして行動すべきじゃない。しかし、世の中はうしろめたさで充満している。戦時中だって、今だって。世界中どこでも。そんなんでいいのか!人類!そんなことを映画を観終わって色々考えたのは、あまりにもラストがいたたまれなくて、言葉にできないほど強烈だったからだ。なんだかあまり感じことのない感情が芽生えて、折り合いがつかず、正直、嫌いかもしれない、この映画。だから、あえてこの評価。
[DVD(字幕)] 7点(2015-06-25 18:41:28)
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