41. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
《ネタバレ》 設定は面白いが、ストーリーが凡庸。ショーン・コネリーの無駄遣い。【ネタバレ】崩壊する町の向こうに大砲をうちこむのに、なぜ車を走らせる必要があったんだろう。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-01-28 00:45:30)(良:1票) |
42. ザ・コア
《ネタバレ》 SFとは言え、非科学が過ぎる印象がある。あんな乗物を作る物質も、破壊性のあるビームも非現実的であるというのは目をつぶるにしても、衝撃に脆いはずのダイヤモンドに傷つけられてしまうとか、傷ついたユニットを切り離す仕組みって操縦ユニットが傷ついたらどうするんだとか(せめて傷つきやすい後ろにしておけ)、何より地球の中心に行けば無重力になるはずだろうと思っていたのに、そういう演出が何もなかったのは拍子抜けしてしまった。無難な話の進め方をしているので、まったく楽しめない映画ではないが、誰かにお勧めできるものではない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-09-22 18:15:56) |
43. スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
《ネタバレ》 ミュージカルと知って不安を感じてはいましたが、それが当たってしまった感じです。ミュージカルにでもしなきゃいけなかったのかなと思うくらい、伏線もへったくれもないわかりやすい展開で、さらに映像の激しさでごまかしている感じを受けてしまいます(鮮血よりも、落ちたときの頭が痛そうでしたけど)。あまりミュージカル好みでないためかもしれませんが。 [映画館(字幕)] 5点(2008-01-25 02:57:28) |
44. ヘアスプレー(2007)
《ネタバレ》 のっけから凄い勢いです。歌と踊りを堪能したい人にはよい映画でしょう。トラボルタは『シカゴ』を蹴って後悔した反動なのか、と思うくらいです。でも、ミュージカル映画っていうのが私には合わないのかもしれません。話の展開に意外性というか深みがないのはなぜだろうと考えたのですが、歌っている間に変化がないんですよね。だから、あまり複雑なストーリーにできない。特別、裏切りも悲しみも伏線もなく、ただただ前向きな主人公のサクセスストーリーです。 [映画館(字幕)] 5点(2007-11-01 10:01:58) |
45. ファンタスティック・フォー:銀河の危機
この手のものは、アメリカン・コミックに親しんでいるかどうかで評価が分かれるのでしょうね(だから日本人には受けにくい)。ストーリーがナンセンスと評すること自体、おそらくナンセンスなのでしょう。とはいえ、期待した映像がそこそこだったので、評価もいまいちです。 [映画館(字幕)] 5点(2007-10-02 00:22:52) |
46. マンマ・ミーア!
《ネタバレ》 ABBA のヒット曲にのせたミュージカル、だったんですねぇ。元々ミュージカル映画は苦手なので辛めの点数になってしまうんだけれど、面白い設定を用意しただけでストーリーが単調。ヒット曲の勢いでごまかされてしまって、もっと複雑な心理があっただろうに何も描かれていない感じがする。ミュージカルで見ていたら印象は違ったのかもしれないけれど凡作。メリル・ストリープがもったいない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-06-13 10:09:42) |
47. サブウェイ123 激突
《ネタバレ》 凡作。映画としての体裁をなしてないとまでは言わないが、つまらない。【ネタバレ】もともと事前情報からも面白そうな感じがしなかったくらいだが、冒頭から早送りだのストロボ効果のような映像表現を使いすぎ、「なんだか映像でごまかそうとしているんじゃないだろうか」という悪い予感のようなものはした。本来、地下鉄を舞台にしたことで、それほどスケール感はなく、トラボルタとワシントンのやりとりの妙がメインになるかとも思ったのだが、これもそれほど盛り上がらなかった。ネズミはそうなるだろうという形になったし、逆にパソコンはたいした伏線になっていなかった。知事が、ただの臆病者のバカではなく、したたかな政治家らしさを出していたことは救い。それにしてもトラボルタはいい加減「命を惜しまない捨て身役」から抜け出してはどうだろうか。【超ネタバレ突っ込み】最後、一瞬だったのでわからなかったが、200万ドルの金が3億ドルくらいになっていたと思う。途中のテレビでは890%アップ(約10倍)だったから、さらに10倍という計算になるが、「一都市の地下鉄がハイジャックされた」くらいで、そんなに相場は動かない。911のときですら、そんな急速な動きは見せていない。さらに興ざめする部分。 [映画館(字幕)] 4点(2009-09-09 01:43:56)(良:1票) |
48. ライラの冒険/黄金の羅針盤
《ネタバレ》 えてして評価が絶対的なものではなく、観る前の期待値に対する相対的な感覚になってしまうものということを前置きしておくと、かなりがっかりした作品。たしかにCGは凄いのだが、CGを見にきたわけではなく、やたらと説明口調な展開は、きっと原作を飛ばしながら脚本を作っているのだろうなあと推察させてしまう。クマの戦いとか実に予定調和的であるし、そんなに危ない橋を無理やり渡らせて落ちたらどうする、というか、そんなに時間をかけずにやってこられる道があるなら、そこまで急がずそっちを渡ればよかっただろうとか、これで続編を観に行くかというと相当に微妙。 [映画館(字幕)] 4点(2008-04-22 22:00:18) |
49. キャッツ
これはツラい。役者と技術の無駄遣い感。出演者に汚点を残しただけと言われるのも分かる。もともとミュージカルは好みではないので、たとえ評判がよくてもいい評価になることはないだろうと思っていた。ミュージカルは、ストーリーを進めながら歌に時間を取られるため、あまり複雑な展開にならなかったり、奥深い伏線がなかったりする。それでも多くのミュージカル映画は、“ときどき”歌うくらいなのだが、本作はとくに歌パートが多い。新型コロナの影響か、演劇を映画にする作品が出てきているけれど、そうした作品にまでネガティブな印象を与えないか心配になるほどだ。ただし、“猫”について言われている気持ち悪さはそんなに感じなかった。いつもなら【ネタバレ】して、中身についても論じるところだが、そもそも本作は語るほどのストーリーはない(と思う)。 [インターネット(字幕)] 3点(2020-11-24 18:47:11) |
50. エントラップメント
《ネタバレ》 いい役者の無駄遣い。いい男といい女のラブシーンがどうということはないが、どんでん返しすればいいってものじゃない映画。そもそも悪事の証拠がつかめていないわけでもないのに、あんなに泳がせたままやり放題やらせるというのはあり得ない。マックもジンの正体が分かっているなら公衆電話盗聴してがっかりする必要もないわけだし、あちこちでどんでん返ししようとする無理が出ていて興ざめする。 [DVD(字幕)] 3点(2008-10-15 02:12:31) |
51. ウォーター・ホース
《ネタバレ》 なにしろ、あの題材が、あの「ネッシー」です。ネス湖のネッシー。もう面白くなりそうな気がまったくしないというところを、どうやって裏切ってくれるのかと思っていたのですが、そのままの映画でした。冒頭の「本当の話」という設定を、おじいさんの回顧話にしたことはうまい逃げ方だな、と思いましたが(おじいさんが話をしたのは本当でも、その話の内容が本当だとは限らない)、あとは成長し続けるクルーソーことネッシーと少年でエピソードを盛り込んだだけで、脚本家ストライキの影響かと思うくらいです。感情移入できるところがないので、食事の量と成長の度合いのバランスが悪いなとか、あんなに早く成長したら、寿命が短くて、ほんの数年ごとに卵→孵化→成長→産卵が繰り返されそうだとか、余計なことばかり考えてしまいました。回顧するおじいさんも、最初から名乗る方がよかったでしょうね。それ以外ないのだから、しらじらしすぎる感じがします。ネッシーがほんとうの生き物のように動いていたのは、なかなかよかったです。 [映画館(字幕)] 3点(2008-02-06 02:35:46) |