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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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1.  ガンジー
インド独立の父として社会科の教科書の知識はあってもそれ以上のものはなかったマハトマ・ガンジー、その彼が歩いてきた道をつぶさに見せてくる映画。最初に見て感動し大変良い映画だと感じつつも、3時間という長さに再見を躊躇してきたが、今回はまったく気にならなかった。それどころか彼の言動のひとつひとつがベン・キングズレーの姿を借りてぐっと胸に迫ってくる。そして非暴力という武器が最大の説得力を持つことが改めて認識させられた。文句なく推薦できる映画。
[DVD(字幕)] 10点(2015-03-08 11:20:11)
2.  イングリッシュ・ペイシェント
戦争を背景にした壮大なロマンはまさにアカデミー作品賞にふさわしい。忘れかかった頃にDVDで繰り返し見るが、そのたびに涙が止まらない。アフリカの広大な砂漠を飛ぶ飛行機が実に印象的だが、キップとハナのロマンスもフレスコ画あたりだけでなくもうちょっと膨らませてほしかった。
[DVD(字幕)] 9点(2013-12-03 14:05:25)
3.  フォロー・ミー 《ネタバレ》 
何と言っても見た後の爽快感が最高、おかげで映画館で続けて2度見てしまったほど。探偵がチャールズに妻を取り戻すチャンスを教えたとき、私は思わずヤッターと声を上げてしまった(もちろん映画館だから他人に聞こえないように)
[映画館(字幕)] 9点(2013-06-15 16:14:15)
4.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
何度繰り返し見ても理解に苦しむ場面や、そこまでやるのかと思わせる場面もあるが、よくできた映画だと思う。死刑制度や冤罪を問う社会派ドラマでもあるし、綿密に仕組まれたサスペンスでもある。何と言っても脚本がすばらしいし、敬遠されがちな政治的イメージもうまく映画にしていると思う。緊迫感があって最後まで目が離せないし、繰り返し見れば、細かな伏線も感じることができる。さらに言えば、カウボーイ風の男が登場するたびに流れるオペラのアリアも、最初はかすかに流れ、それが繰り返されるたびに明確な旋律となり、最後は舞台の場面となって出てくる演出もすごい。オペラはプッチーニの遺作となった「トゥーランドット」歌われるアリアは自己犠牲の象徴とも言うべきだろう。興味ある方はオペラ「トゥーランドット」について調べてみられるのが良いだろう。この映画と重ねて見れば、感動も倍になるかもしれない。
[DVD(字幕)] 9点(2013-03-09 09:54:16)
5.  逢びき 《ネタバレ》 
不倫と言えばれっきとした不倫なのだが、とても心の残るラブストーリーだ。全編を通じて流れるラフマニノフのピアノコンチェルト、第1楽章から第3楽章までのいろいろなメロディーを駆使して演奏される。軽く言えばBGMなのだが、それが劇中の人物の心理を巧みに描写していてまさに劇音楽。それでも途中までは6点か7点かと迷う段階だったが、終盤にきて9点か10点かを迷うくらいまでにヒートアップ。功労者は何とおしゃべりのドリー夫人だった。残酷なまでに切なく、そして通常の生活に戻る。不倫恋愛もので、これほど丁寧な作りで、胸をえぐる映画を私は他に知らない。
[DVD(字幕)] 9点(2013-01-10 22:38:52)(良:1票)
6.  邪魔者は殺せ 《ネタバレ》 
ずっと昔に買ったワンコインDVDだったが、見ないでずっとそのままにしていた。理由はただ一つ、あまりにもありきたりの安っぽさを感じさせるタイトルのせいである。 だが、映画を見て、それはとんでもない間違いだったことにびっくりした。無駄のない緊迫したサスペンス感もすごい。白と黒のコントラスト、後の第三の男に見られる撮影美もすごい。ロンドン交響楽団をバックにした音楽もすごい。そしてきわめつけは、登場人物の描き方、心理描写である。革命闘争の政治理念に燃える主人公、その彼をひたすら愛しかくまう女性、己の欲のため警察に通報し賞金を得ようとするする者、逆に面倒なことから関わりを避けようとする者、それらが実にリアルでつぶさに描かれる。ラストは予想されるものの、とても感動した。サスペンス映画でこれほど引き込まれた映画は今までになかった。
[DVD(字幕)] 9点(2012-11-04 08:40:19)
7.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
冒頭の4択問題がきわめて重要、そして解答はラストに明かされるのだが・・・。これって何とも言えない巧みな作りではないか。もちろんクイズの問題と少年の過去のオーバーラップも、そしてそして、最後に歌って踊り出すというのは・・・。 映画ってのは理屈じゃないよ、感動だよと誰かが言ってたけど、まさにその言葉がぴったりの映画だった。Jai Ho はネットで探しまくって、何度も何度も聴いた。
[DVD(字幕)] 9点(2012-06-10 22:41:56)
8.  秘密と嘘
数々の映画賞に輝いた名作である。マイク・リー監督の代表作でありながら、見る順序が逆になって「人生は、時々晴れ」や「ヴェラ・ドレイク」より後になってしまった。それだけに、家族の絆や人間愛をテーマとする彼独特のスタイル(ヒューマニズム)を身にしみて感じ取ることができた。こういう映画はハリウッドでは作れないのだろうか。
[DVD(字幕)] 9点(2012-05-23 20:33:07)
9.  父の祈りを
良いところも悪いところもすべてを見せてくれるからこそ、実話もののすばらしさがある。ダニエル・デイ=ルイス演じるジェリーは決して良い人間ではない。盗みはするし麻薬に手を出すし、素直さにも欠ける。何度も自暴自棄になるがそれがいかにもリアルだ。そのジェリーを見捨てず、あくまで家族を大切に考える父。その父親の姿が、私には亡くなった私の父にも似て涙でだんだんかすんでくる。冤罪ものの映画としては、ショーシャンクをも超えていると私は思う。 まちがいを間違いと認めず、さらなる大きな嘘で真実を歪める不正、私たちはそういう不正に対して、決然と対決すべきだ。感動を呼ぶ名作して賞賛したい。
[DVD(字幕)] 9点(2012-01-11 18:14:07)
10.  マイ・レフトフット 《ネタバレ》 
すばらしい映画、実話ものとしてはトップレベルだと思う。そしてこの映画の感動を与えているのは、文句のつけようのない圧倒的な名演技のダニエル・デイ=ルイス、アカデミー主演男優賞は当然のことだ。しかし忘れてはならないのは、家族を支える強く賢い母の存在があったればこそ、クリスティ・ブラウンの成功があったといえる。 ここに描かれている物語は、天分と努力のサクセスストーリーではない。悩んだり、落ち込んだり、怒りをぶちまけたり、生身の人間クリスティである。 さらにもうひとつ、忘れられないのが少年クリスティを演じたヒュー・オコナー、彼もダニエル・デイ=ルイスに負けてはいない。少年クリスティが、「A」から「1/16」そして「MOTHER」と綴ったときは、私も思わず涙が流れた。
[DVD(字幕)] 9点(2011-10-15 13:03:35)
11.  エレファント・マン 《ネタバレ》 
その昔公開時、高校生らを引率して映画館で見た映画。見る前は、とてもこのような映画は高校生は見ることはできないだろうと思っていたが、見事に裏切られた。いつもは悪ふざけばかりする悪たれどもまでが、真剣に見入っていた。 映画というものは、凄いものである。私たち教師がどんなに良いことを言っても見向きもしなかった連中を、何の予備知識もないのに、これほどまで変えるものなのかと思った。その時は映画を見た感想よりも、そっちの方がずっとずっと大きかった。 前置きはそれだけにして、私は恥ずかしながら、映画の初めの方は怖かった。エレファント・マンのその様相に正面から見ることができなかったのである。しかしながら、その醜い様相に慣れ、逆にそれを醜いと思う自分の方が愚かであることに気づいた。見せ物にしあざ笑う人たちに憤りを感じたが、自分にその資格はあったのだろうかと。 一方でこの映画に出てくる名もない人たちの優しい心には心打たれる。しかしまた再び見せ物小屋へ・・・。「私は人間だ」と叫ぶメリックの悲痛な叫び、それは最後のシーンに切なく表されている。 仰向けになって寝たら、それは死に結びつく。それがわかっていながら、最後は人間らしい姿で眠りにつく。このことが、最初に見た時は理解できない愚かな私だった。
[映画館(字幕)] 9点(2011-05-04 19:43:18)(良:1票)
12.  ブラス! 《ネタバレ》 
日本公開時、吹奏楽部の高校生を引率して見に行った映画で、当の高校生らよりも私の方が大感激でした。 映画はイギリスの炭坑町、不況と炭坑閉山の嵐の中、ストライキという手段で生活を守ろうとする抗夫やその家族たちを実によく描いている。 その抗夫たちの唯一の生き甲斐である金管バンド、その運営もままならない。家財道具を差し押さえられ、楽器をも手放さなければないような生活苦。そうした中で、ピート・ポスルスウェイト演ずるダニーは、ブラス一筋の熱意と愛情でバンドをコンクール優勝へと導いていく・・・。 病室の下で「ダニー・ボーイ」を演奏するシーンもさることながら、病室から抜け出し優勝カップを拒否した名演説、ラストの「威風堂々」の名演奏、涙が出て止まらなかった。 紳士の国英国では何よりも「名誉と誇り」を重んじる。行進曲「威風堂々」は勇気と希望を与え、英国国民に最も愛されている曲だという。その曲を堂々と胸を張って演奏し、映画を締めくくることは大変感慨深い。
[映画館(字幕)] 9点(2011-03-05 11:53:33)(良:1票)
13.  美女と野獣(2017)
2014年版の美女と野獣がいまいちだったので見るのを一瞬躊躇したが、これは良かった。1991年版のディズニーアニメの実写リメイクで、それよりも良いと思う。優れているのはよりミュージカルになったことと、実写のリアル感で表情豊かになったことだ。野獣がベルを送り出す出すときは思わずほろり。またCGがうまく作用してファンタジーな面も損なわれてない。惜しむらくは中盤あたりでやや間延びすることくらいだろうか。エマ・ワトソンの成長ぶりにも感心した。
[DVD(字幕)] 8点(2018-01-22 20:11:53)
14.  ソフィーの選択
突如キレまくるネイサン、どんなに突き放されてもついて行くソフィー、私がスティンゴだったらとっくの昔バイバイしているところだが、男2人と女1人の奇妙な三角関係は最初のうちはなんじゃらほいという感じで見ていた。ところがところが、ネイサンの情緒不安定にもソフィーの自虐的な言動にも深い理由があり、それが少しずつ明らかになるにつれこれはただならぬ映画だと痛感。そして極めつけは文字通りのソフィーの選択、これほど強烈な映画はなかった。辛いけども、辛さを超えて見るべき映画。
[DVD(字幕)] 8点(2018-01-19 19:48:58)
15.  日の名残り
カズオ・イシグロ氏のノーベル賞受賞で改めて鑑賞したが、やはり名作だと思う。この映画では英国貴族の執事という仕事が何たるのかを具に理解できるし、これほど忠実な人物を表せるのは小説ならばこそだ。だが映画では父親が亡くなったときの動揺など、主人公もやはり人間なのだなとかんじさせてくれる。そして私が一番印象に残ったのが、ミス・ケントンから何の本か詰め寄られたシーンだ。
[DVD(字幕)] 8点(2017-10-13 19:46:17)
16.  あなたを抱きしめる日まで
私はカトリックが不道徳にきびしいのは、それはそういう教えだから仕方ないと思う。しかしまた母親の承諾なしに実の母と子を切り離すのは人権問題だとも思う。カトリックを信仰するフィロミナとほぼ無神論のマーティンとでは、「あなたを許します」と「あなたを決して許さない」とシスターへの態度が違ってくるのも頷ける。だが母が子を思う気持ち、子が母を慕う気持ちは何処の世界も共通だ。主人公はフィロミナだけど、息子アンソニーが死んだら母と過ごした修道院に埋葬してほしいと言ったときは思わず涙が出てしまった。きっと母が訪ねてきてくれると信じていたからに違いない。
[DVD(字幕)] 8点(2014-10-30 06:54:42)(良:1票)
17.  Dear フランキー
DV亭主は例外として、少年フランキーも母親も祖母も、そして父親役を果たした謎の男も皆いい人ばかりで良かった。家族の愛情を深く感じる映画だったし、見た後の余韻が実に良い。フランキーがいつ真実を知ったのか気になったが、それはたいした問題ではないのかも・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2014-09-27 21:57:30)
18.  レイルウェイ 運命の旅路
タイとビルマ(ミャンマー)を結ぶ交通路として、戦時中旧日本軍によって建設された泰緬鉄道は、過酷な労働と劣悪な環境によって日本兵や連合軍捕虜、原住民など数多くの犠牲者を出し「死の鉄道」とさえ言われた。この泰緬鉄道建設に関連した映画としては「戦場にかける橋」が名作として有名だが、それはあくまでフィクションであり、「死の鉄道」とはほど遠い。その点この映画は青年将校の自伝に基づくものだから伝わってくる迫力は全く違う。私もこの映画を見るために泰緬鉄道を調べてみるまでは、「戦場にかける橋」程度の認識しかなかった。だがリアルとはいえ建設での困難さの場面はほとんどなく、ラジオを作ったことで無線機製作及び通信と疑われ拷問を受けるなど戦争の生々しさが嫌と言うほど伝わってくる。そして当時の通訳との対峙、語り尽くせないほどの憎しみ、そしてまた・・・。映画を見た後永瀬隆さんの生き方についてパンフで読む機会があり、ニコールとのロマンスを短くしてでも真田広之の部分をもっと深めてもらいたかったと思った。
[映画館(字幕)] 8点(2014-06-17 15:25:29)(良:1票)
19.  英国王のスピーチ
王室継承とか戦争スピーチなどは好きではないが、伝記物映画としてはなかなかの感動ものだった。吃音症の国王役コリン・ファースはもとより、治療に当たった言語療法士のジェフリー・ラッシュが良い味を出していたし、支えになった王妃役のヘレナ・ボナム=カーターもまた良い。演技達者な俳優陣が揃って良い映画になっていたと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2014-02-05 08:28:50)(良:1票)
20.  オレンジと太陽
当事国の英国でも知られてなかった驚くべき事実を、マーガレット・ハンフリーズという女性が明らかにする。監督は名匠ケン・ローチの息子ジム・ローチ、堂々のデビュー作だ。エミリー・ワトソンが決して女傑ではない、悩みながらも立ち向かう女性を好演している。
[DVD(字幕)] 8点(2013-06-03 19:45:45)
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