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1.  ボブという名の猫2 幸せのギフト
方向性は前作と大きな違いがないように思われます。それどころか、内容的には単なる焼き直し(繰り返し)ではという疑問さえ湧いてきます(前作の内容を良く覚えていないので…、年のせいか近年はもう見た先から忘れていきます…)。それなのに、妙に見る者を(少なくとも私を)引き込む力のある作品に仕上がっています。 おそらく、それは本筋ではなく社会的背景描写にあるのだと思います。 まず、動物愛護。日本との対比ということなので、日本人特有の感想になるのかも知れません。日本も昔に比べると相当ましになっていると思いますが、比べるべくもありません。「保護」された野良犬・野良猫の大半が殺処分だったのは、ついこの前までと言っても良いわけですから。考えてみると、野良がいない社会は正しいありかたなのかなあというところまで考えが広がっていきます。外国はどうなのかなあ、とも。安易な批判は避けますが、熊の殺処分は絶対的必要性の主張の発信が消極的過ぎるのは間違いないだろうなあ、とか。止め処ないので、この辺で…。 そして、その中に巣食う悪党。公権力を利用して市民をいたぶって自分の薄汚い支配欲を満たすという存在の配置も見事です。国の弁護を担う巨大事務所に天下りする裁判官等、これまた連想が次々に浮かんできてしまいます(何を言っているいるのか分からない人がいるでしょうから補足すると、原発訴訟等で国に有利な判決を下した裁判官等です。別に裁判官に限ったことではありません。安倍をかばって泥をかぶったご褒美に出世した役人・佐川等、この国ではよくある話です)。 次に格差社会。一番分かり易いケースに自己責任的要素を絡めたところを見ると、監督にその意図はなかったのかも知れませんが…。ちょっとしたミス(暖房の切り忘れ)で電気が止まり、食べ物が腐り、それを猫が食べ…。と、メインストーリーにうまく繋がって行くわけですが。そういう負の連鎖をあらためて認識させられます。現在の日本でも、貧乏人の子どもは教育を受ける機会が奪われます。そして、国連からあらためるよう勧告を受けている朝鮮学校への差別的取扱いは…。またしても連想が広がります。 連想が広がるか=自分が所属する社会に目を向ける契機になるかどうか、それでこの映画の評価も変わってくるのでしょう。私にとっては、とても良い映画でした。 そして、こうして言語化することにより自分の考えを整理することの重要性も認識でしました。このサイトに感謝です。
[地上波(字幕)] 8点(2025-01-21 21:44:24)
2.  ラブ・アクチュアリー
ラスト直前に僅かな関連性が出て来るようですが(どうやらそうらしいとしか見て取れませんでした、他の方の投稿を参照してください)、ほぼ独立したエピソードが平行して進みます。それぞれが魅力的です。まあ、登場人物の妄想が描かれているのではと疑わせるほど都合の良いエピソードも混じっていましたけど(現実としてしまうのは映画の作り方として違和感を感じます)。 キャラも良く書き分けられている方だと思いますが、やっぱりこれ誰だっけというシーンが出てきてしまいます(私の認識力が弱いだけですけど)。 どのエピソードも概ねハッピーエンドを向かえるハートウォーミングな気持ちの良い作品に仕上がっています。 そんあ作品ばかりというのは問題だともいますが、たまにはそんな作品に触れることも大切だと思います。
[地上波(吹替)] 7点(2025-01-21 21:34:02)
3.  ダウントン・アビー
フランス映画の様な落ち着いた雰囲気が魅力です。画質的には特有のシャープさや鮮明さがありますが。何が起こっているのか冒頭では良く分かりませんが、追々分かって来ます。人間関係も同様ですが、こちらは正確に把握できた自信が持てません。顔で登場人物を判別し難いのが一因でしょう。 同性愛モチーフが持ち込まれていることに若干の違和感を感じます。プロット的な必然性があったのかなと?。時代背景的に先進性を示したかったのかなという疑いを抱くのは、自分が遅れた日本人の一員だからでしょうか?。今だに選挙で堂々と平気で別姓や同姓婚に反対しますという候補が少なからずいる国ですから。国連からは毎年のように多くの勧告を受ける始末。しかも、それを強制力はないから無視すると閣議決定する。どこの野蛮国だ。だったら国連を脱退しろ!。他国に対して恥ずかしいと思わないというのが、もう絶望的です。 …と話が脱線しましたが、いざ投稿となって皆さんのコメントを読んでTVシリーズの続編であることを初めて知りました。全6シーズンて何時間あるのでしょう?。40時間くらいでしょうか?。う~ん…。
[地上波(吹替)] 6点(2025-01-12 17:26:21)
4.  シビル・ウォー アメリカ最後の日
予告編が作品の本質を伝えないということは、稀にあるようです。問題は、それが意図的なものなのかどうかという点です。作品に誤った期待を抱かせて動員数を増やそうという意図があるとすると、それは予告編編集者がその作品に否定的な評価を加えたということです。まあ、いずれにしろ、そういう意図の有無は判断できないわけですが。 最近ではアニメ映画「ふれる」がそうでした。複雑でシリアスな作品を単純なお伽噺に改変して、TV・CM展開にまで手を広げていました。結果は失敗のようでした。本作については基本的には劇場内予告だけのようですが、やはり全く別な印象を受ける物でした。もの凄い迫力の戦場映画という印象を受け、これは劇場で見なければと大きな期待を寄せました。 実際は、基本的にはジャーナリストの立ち位置や心情を描く人間ドラマでした。それが悪いわけではありません。ベテランが新人をかばって死ぬというベタなシーンが残念なくらいで、シリアスでリアリティのある充実作でした。 更に、前述した映画業界についての考察を深めることも出来たという付録まで付いて大もうけ…かな?。予告通りの作品を見たかった…とも。 --- その後に得た情報によれば、予告編は専門の会社への丸投げで作られているそうです。スケジュール的に本編を見ることはかなわず、断片的な素材で作っていると。台本が手に入ればよい方だそうです。納得です。
[映画館(字幕)] 8点(2024-10-15 11:40:11)
5.  シンプル・プラン
吹替えがよろしくないという要素が大きいとは言え、もともとずさんな作りに思えます。主人公も妻も弟もガラッと考えを変えてしますのが唐突にしか見えません。もっと丁寧ね描いて説得力を持たせてほしいものです。不自然さ丸出しの自白ゲーム、初対面なのに犯人の片割れがいきなり「金はどこだ?」。突っ込みどころがチラホラ。 まあ、頭の悪い仲間を持つと苦労するねと主人公に同情はします。 たかが100ドルが紙幣としての利用がまれというのは、さすがキャッシュレスが先行した社会だなと。
[地上波(吹替)] 5点(2024-07-08 21:44:35)
6.  アイズ ワイド シャット
適度な緊張感と期待感がずっと維持されます。すごい技量を感じます。ああ、キューブリックか。でも、キューブリックてそんなすごい人だったけ?とも。 しかし終盤になって、わざわざ映画にするほどの出来事は何も起こっていないことに気づきます。ひょっとしたらあと十数分で何かどんでん返しがと期待しましたが、やはり何も起こらずに終了します。 こんなホンでこれだけ見せられるというのは、やはり凄い力量と言えるのではないでしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2024-02-10 19:45:44)
7.  遠い夜明け
基本プロットを無批判に受け入れ、映画として楽しんでしまった(という訳でもないことは後述)ことを反省したい。と言うと、傲慢かもしれませんが。 「リベラル白人の亡命劇に移行してしまう」「しかも長が過ぎる」「いや、映画の成立上止むを得ない」等の皆さんの考察に大きな示唆を受けました。感謝。 見ていて、あまりの理不尽さに怒りがふつふつと湧いてきます。ぶっ殺してやる、みたいな。というわけで、実力抵抗はなかったのかと調べたりしましたが、軽く調べただけではあったことは分かりましたが十分な情報は得られませんでした。情勢決定要因にはならなかったということでしょうか?。
[地上波(吹替)] 7点(2024-01-27 22:07:53)
8.  ベルファスト
状況に振り回される庶民の悲哀を描いた文芸作品という線でしょうか。 この手の映画には感情移入が可能なヒーローやヒロインが必要だと思うのですが、あまりに受動的な態度でその条件を満たしているとは思えません。長男がわずかに主体的にかかわってしまったのだから、せめてそこをもっと深めても良かったのではないかと思わされます。 そもそも、この状況自体へのアプローチはどうあるべきかというメッセージ、あるいはせめてヒントぐらいは示してもらわないと、文芸作品足り得ないと思います。 牧師の説教の姿に宗教の本質を示しているつもりなのかなという点は面白かったです。 出て来た悪党はただのチンピラでしたが、これに深みを持たせて主人公に仕立て上げて娯楽性を上げるという方法もあったのになあと思います。
[映画館(字幕)] 4点(2022-04-09 21:15:13)
9.  007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
「007」にしては妙に巷の評価が高いな、と。実際ここでもシリーズ第二位!。 私はそもそもが非エンタメ指向という傾向が少々あります。しばらく映画館へ行っていないなと、自宅でのモニター鑑賞との落差が大きそうだと選んだ作品でした。毎作きちんと見ているわけでもありません。「007」を映画館で見るのは初めてです。  明らかに前提知識を必要とする不明な点がありましたが、これは無視できるレベルだと思います(同趣向の方へのアドバイスです)。しかし、全体的には「007」の枠を超えるものではないと思います。 アクションシーンにも強い興味はないので、ちょっと冗漫かなあと(実際、長すぎるでしょ!)。 ボンドが死ぬことに対してブーイングが起こっているようですが、思い入れがないので話としては良く出来ているとしか思いませんでした。新鮮味は感じませんでしたけど。 それよりも、どっこいボンドは生きていたという線で次作を作るという予告にびっくりです。あの状況でどう辻褄を合わせるつもりなのでしょう?。新007が出てきたわけですが、彼女が「ジェームズ・ボンド」と改名するとか...?。  本編上映前に主役俳優(ほら、私は名前も知りません)から日本向けのメッセージ映像があって、日本のマーケットって結構大きいのかと調べてみると、アッと驚く第3位だとのことでした(米・中の次)。
[映画館(吹替)] 6点(2021-11-05 17:13:11)
10.  ゼロ・グラビティ
TVの吹替版を見ました。もっとSFっぽい作品かと勝手に想像していた...ということが原因ではないと思いますが、どうも乗れません。重大事故からの生還というだけのプロットで、単純すぎませんか?。なぜこんなに評価が高いのか理解に苦しみました。劇場で見れば印象が違うのか?。と思ったら、皆さんもおおむね同意見のようですね。納得、安心。ということで、評価点数は控えておきましょうか。と思ったのですが、それは許されないようなので...。
[地上波(吹替)] 5点(2021-01-31 20:51:41)
11.  ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
プロダクション・クレジットには気付きましたが、監督クレジットを見逃しました。今になって、ああスピルバーグだったのかと。 保身を図る圧力に抗して権力犯罪を暴く覚悟と気迫を見事に描いた傑作です。但し、お嬢様育ちとして描かれたオーナーが保身ではなく対決の決断を下す根拠や過程が十分描かれていない点が不十分だったと思います。まあ、些細な欠点です。「兄がベトナムにいる」とエールを送る政府側弁護士事務所職員のエピソードを加える手腕が秀逸です(まさか、ここは実話ではないでしょう?)。でもベトナムの人々への思いが微塵もないな、なんてことをスピルバーグに言ってもしょうがありません。マイケル・ムーアでは、こんな感動作にはならなかっただろうしなあ。ポストの記者を排除せよとの大統領の電話やウォーターゲートのくだりは余計なサービス(蛇足)でした。 本作を見て、現在の日本のマスコミはどうなのかということにも思いを馳せて欲しいです。
[映画館(吹替)] 9点(2018-05-06 09:43:53)(良:1票)
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