1. マッドマックス:フュリオサ
前作を見ています。新しいキャストで頑張っていますが、主格の2人が力不足に感じられます。気迫や情熱、必死さが弱く感じられました。また、どうしても前作と比べてしまいますが、編集が甘い気がします。あの畳みかけるようなアクションの映像は、編集の力が大きいと思います。本作でなそれが感じられませんでした。皆頑張って作っていることはよくわかりますが、それだけではよい映画になりません。 [映画館(字幕)] 7点(2024-06-22 22:15:33) |
2. ピーターラビット
見始めでは、体を張った笑いの取り方に慣れず、なかなか笑い切れませんでした。しばらく見続けているうちに慣れてきて、楽しめるようになってきました。動物たちはおそらく全てCGで、なかなかリアルでしたが、それよりも、その動物たちと多く絡む、ドーナル・グリーソンが面白かったです。これまで見てきた映画とは違う役柄で、懐の深さを感じました。 [映画館(字幕)] 6点(2018-06-01 23:18:14) |
3. ハクソー・リッジ
実際の出来事を基にしているため、ストーリーにドラマが少ないんですね。これがフィクションなら、もう少し演出を加えて、ドラマチックになるのでしょう。でも、映像はすごいですね。迫力がありますし、スリル満点。戦争映画を楽しむ、と言っては不謹慎かもしれませんが、戦闘シーンの出来はとっても良いです。 [映画館(字幕)] 8点(2017-07-07 23:28:14) |
4. キングコング: 髑髏島の巨神
《ネタバレ》 矛盾している内容もあり、必要ない役柄が多い。そんな印象です。コングのタフさは尋常ではありませんし。自分が、手のひらサイズの人間に攻撃されたと仮定すると、ヘリコプターをつかんだり、火だるまにされたり、絶対にできませんし、耐えられません。キングコングの物語では、ジェーンとのやり取りが魅力の一つでありましたが、本作にはジェーンが出てこないため、そんな魅力あるシーンがありません。 [映画館(字幕)] 5点(2017-05-12 22:53:13) |
5. LION/ライオン 〜25年目のただいま〜
本当の家族を探す映画として話題になっていました。そこも見どころでしたが、真のテーマは主人公の家族に対する思いだと感じました。本当の家族に対してもそうですし、養父母兄弟に対しても同様です。20年以上苦悩し続けた結果が、この映画になっているのだと思いました。 [映画館(字幕)] 7点(2017-04-18 17:44:02) |
6. カリフォルニア・ダウン
《ネタバレ》 ハラハラドキドキの連続で、思っていた以上に面白かったです。次から次へとトラブルが起きて、息つく暇がありません。ただ、引っかかったのは娘を救いに行くためとはいえ、いろんなものを盗みながら行きます。当然許される話ではありません。映画なのですから、もっと都合よく手に入れる方法を考えてほしかったです。 [映画館(字幕)] 7点(2015-09-14 19:37:01) |
7. マッドマックス 怒りのデス・ロード
これ、面白い。アクション、アクション、バイオレンス、またアクション。台詞なんかほとんどなし。ストーリーは大まかなのがあるだけ。アクションだけで、すべてを説明してくれます。こんな映画の作り方もあるんだな、と感心してしまいました。しかも面白い。私は3Dで見ました。台詞が少ないおかげで、字幕も少なく、3Dにしては見やすかったです。 [映画館(字幕)] 8点(2015-07-04 00:00:20) |
8. シャイン
《ネタバレ》 デビッドがレストランでピアノを弾き始める瞬間が好きです。周りの誰も言葉を発することができず、そのすごい演奏に魅了されてしまうところが、大のお気に入りです。 [映画館(字幕)] 8点(2015-04-04 23:43:02) |
9. ウォルト・ディズニーの約束
映画「メリー・ポピンズ」を見ていることが前提の8点です。見ていない人には6点でしょう。「メリー・ポピンズ」を見ていない人は一刻も早く見て、それからこの映画をゆっくり楽しんでほしいです。 [映画館(字幕)] 8点(2014-04-04 23:02:22) |
10. ウルヴァリン:SAMURAI
相も変わらず変な日本でしたし、物語もイマイチでしたが、それでも映画自体は楽しめました。これまでウルヴァリンが出てくる物語は、完全に架空の空間でしたが、私たちが知っている風景に姿を見つけると、この後どうなるんだろう、という期待感が湧いてきます。「X-MEN」シリーズが好きな人にはたまらない展開になってました。 [映画館(字幕)] 6点(2013-10-04 23:31:00) |
11. 華麗なるギャツビー(2013)
これほどきらびやかな映画は、バズ・ラーマン作品以外にはありません。また、時代設定が1920年代なのに、現代の音楽を組み合わせるところも、とても魅力的です。ディカプリオとマリガンがいわゆる運命の恋人を演じるのですが、私には運命的な2人には見えませんでした。マグワイアも物語の案内人になってしまっていて、スパイダーマンがこんなトコで何してるの?と言いたくなってしまいました。 [映画館(字幕)] 6点(2013-06-29 00:07:01) |
12. 英国王のスピーチ
コリン・ファースとジェフリー・ラッシュは本当に凄い演技でした。涙を誘うような感動劇ではないので、この二人の掛け合い漫才を楽しんでほしいです。 [映画館(字幕)] 7点(2011-04-09 00:54:30) |
13. シャーロック・ホームズ(2009)
この映画で1番感心したのは、映像です。ロンドンの町並みや港をリアルに見せてくれます。ただ、モノクロっぽく統一されているので、華やかさには欠けます。映画の前半はとても退屈です。つまらないジョークを会話に混ぜています。中盤の爆破シーンからは、打って変わって面白くなります。それまでのつまらなさはどこに行ったのだろうと思えるくらいです。 [映画館(字幕)] 5点(2010-04-02 23:50:15) |
14. トゥー・ウィークス・ノーティス
ラブ・ストーリーとしては面白味に欠けます。ですが、コメディとしてはとっても楽しめました。H・グラントとS・ブロックの持ち味を、最大限に発揮した映画です。2人とも得意な役柄でした。この2人のコメディは、当たり外れはあるものの、割と安心して見ていられます。まるで漫才のような掛け合いが、とても笑わせてくれます。 [DVD(字幕)] 6点(2010-03-20 23:47:57) |
15. オーストラリア(2008)
昔の映画なら、途中に休憩が入ると思われるほど、前半と後半のテーマが違います。まるで「タイタニック」のように。私としては、前半のロマンスが良かったと思います。広大な自然をバックに惹かれていく男女はロマンティックでした。後半のドラマは感心しません。あまりにもこぢんまりとした話で、簡単にコトが進んでしまうのです。同じオーストラリア映画の「裸足の1500マイル」などと比べても、力強さが足りません。 [映画館(字幕)] 5点(2009-03-09 22:36:40) |
16. ラッキー・ユー
ポーカーのシーンだけは面白い。それ以外は面白くない。伏線らしい事柄がまるで見あたらない。まるで日記をそのまま映像にしたみたい。E・バナとD・バリモア共演と思っていましたが、E・バナ主演で脇役にD・バリモアやR・デュヴァルがいる、といった具合です。 [DVD(字幕)] 3点(2008-08-03 18:24:42) |
17. マトリックス レボリューションズ
「エイリアン2」と「ナウシカ」を思い出しながら見ました。結局ストーリーは理解できませんでした。誰かに教えて欲しいものです。しかしながら、映像の力はとてつもないものがあります。相変わらず演出という意味では面白味に欠けます。 [DVD(字幕)] 5点(2008-07-20 23:44:48) |
18. マトリックス
90分の説明と40分の本編では、いくら本編が面白くても、映画として褒めるわけにはいきますまい。発想はすごいと思うんですよ、発想はね。でも、アイディア・コンテストじゃないんだから、1本の映画として面白くなかったら、見た人に対して、申し訳ないと思うんですよ、やっぱり。それにね、結局この世界が完全には理解できていないんですよ、私は。それなりには楽しめたと思ってるんですけどね、自分では。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-17 21:47:17) |
19. オスカーとルシンダ
主人公には他の人と比べ傑出した何かが欲しかったですね。人間的な強さは、あまり感じられませんでした。ただ、出演者たちはいい演技をしてると思います。もう少しルシンダのストーリーがあれば良かったかなと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2007-12-01 18:37:54) |
20. 裸足の1500マイル
アメリカでも同様なことが言えると思いますが、オーストラリアでの先住民と入植者の関係は、複雑であり微妙なバランスであったと思います。この映画では、混血児を隔離するという事柄をテーマに、当時の時代背景と故郷への強い思い、そしてアボリジニの文化を少しだけ見せてくれます。ちょっとした勉強にもなる映画でした。 [DVD(字幕)] 7点(2007-09-11 14:44:05) |