1. 奇人たちの晩餐会
期待しすぎたか、冷笑しか出なかった。でも何も前知識なしにみるとまた違った見方ができると思う。舞台が晩餐会かと思わせて、最高の馬鹿と主人公の二人の状況下で進めるなどプロットはしっかりしていたと思うし、オチもちゃんとしていた。ただ邪魔になったのが「最高に面白い」という煽りだっただけ。 7点(2004-12-23 14:41:43) |
2. ギャンブル・プレイ
結局ニック・ノルティ演じる彼(名前忘れた)に踊らされた仲間達が少し可哀相・・・という。彼(名前忘れた)は自分の人生をしっかり生きていて他の人はその流れに乗って失敗したり成功したり、という。主人公を強く描きすぎて、周りは本当にかたちだけ個性のある、毛糸に絡みつくホコリのような人間ばかりになってしまったなー、というイメージ。 6点(2004-07-13 21:14:20) |
3. ミシェル・ヴァイヨン
ちょっとしたサスペンスと大いに力を入れたであろう中途半端なレースで実にどっちつかずのしっくりこない映画になってしまいました。 5点(2004-07-13 07:04:43) |
4. ロベルト・スッコ
動機のない殺人を繰り返す・・・という時点でまず主人公のロベルト・スッコに感情移入することはない。主人公に感情移入できなければあとはただ、垂れ流しの映像を頭に詰め込んでいくだけであり、それはとても辛いことである。他人の自慰なんか見ても面白くなく、ただの拷問。 4点(2004-06-06 16:20:35) |
5. ケリー・ザ・ギャング
まず、気になるのが完全にタイトル、というか邦題負けしている。ギャングというからすごい一団が結成されてドンパチドンパチかと思いきや、最初から最後まで四人組が暴れて指名手配されて追われるだけ。銃撃戦も数回程度でしっとりしたもの。悪役もキャラが弱い。権威を傘に着てやりたい放題の警視(しかも現場に出まくり)。ただ!ギャング映画ではなくヒューマンドラマとして観れば、実によくできている。それぞれの思惑が絡み合い、結末に行き着く流れは実にスムーズである。それだけに、期待を膨らませすぎる邦題は実に残念。 6点(2004-06-03 22:34:01) |
6. ノー・マンズ・ランド(2001)
中間地帯の二人の男のやり取りは、どんな激しい銃撃戦を見せる戦争映画よりも、戦争の空虚さを去来させる。戦争は人の精神をズタズタにするもので、傍から観ると非常に滑稽なものだ。 8点(2004-05-29 09:36:59) |
7. ジョニー・イングリッシュ
サアサア、またまたあのローワン・アトキンソンがやってくれるぞ!と、息んで観てみると・・・アレ・・・?狙いすぎでしょその笑い、ってシーンが多くて笑えない笑えない。いや、違う、笑えない理由、それはさんざん予告、CMで笑いどころのシーンを繰り返し繰り返し見てしまっていたからなのです!これは最早映画がどうこう言うよりもマスコミの弊害であります!かくして英国が誇るコメディアン、アトキンソンはマスコミの前に沈没したのでした。 5点(2004-03-06 23:56:17)(良:1票) |
8. キス・オブ・ザ・ドラゴン
作品自体の内容としては結構凡庸な感は否めないが、やはりジェット・リーのアクションの秀逸さによって平凡から一歩抜きん出ている。 6点(2004-02-10 07:02:11) |
9. オープン・ユア・アイズ
男の顔が気持ち悪かった・・・。ただ設定としては実に見事。観ていて自分の存在が不安になってきた。 7点(2004-02-07 23:17:06) |
10. ターミネーター2
一作目で絶対的な力を誇ったターミネーターが味方になりさらに強大な力と戦うというエンターテイメントとしては非常に魅力的な設定の上、テーマは人間と、将来人間を脅かすであろう機械との共生の可能性という深いもの。両立し得ないであろう(二つを詰め込むと破綻するであろう)二つのテーゼの見事な融合の結晶である。 8点(2004-02-07 22:54:32) |
11. ミニミニ大作戦(2003)
確かにミニクーパーの小回りが利く点を利用した作戦がメインなんだろうけどもっと見所はある。特に一人一人の登場人物が一癖も二癖もある連中で全体的に引き締まった印象を受ける。何よりこういう系統の映画に必須の「テンポが良い」事が大きい。主題歌のピンクフロイドも雰囲気に良くあっていてグッド。あまりにミニを前面に押し出した邦題はちょっとひどいと思う。 7点(2004-02-07 13:40:13)(良:1票) |
12. アザーズ
怖がらせ方やオチをオブラートに包む手法が実に効果的に使われており、観るものは何が何だかわからないまま、不安感を持ったままラストまで突き進んでいくことになる。結末を迎えた時、また別の意味で薄ら寒い気持ちに包まれた。 7点(2004-02-03 13:47:37) |
13. キッドナッパー
ノリの良さ、雰囲気も好きな部類なので楽しめましたが、物語が収束してゆくにつれそれらが失われたのは残念。 6点(2004-01-28 12:40:07) |
14. ドーベルマン(1997)
各キャラがよく描かれている。スタイリッシュな映像も悪くない。ノリのいい映画の典型かと。 7点(2004-01-28 12:27:19) |
15. アメリ
お洒落な映像、和んで観れる雰囲気に気持ちがほぐされ、笑いも自然にこみ上げてくるという良作です。フランス恋愛映画はじめっとしたのが多いけどこういうのもいいね。 8点(2004-01-28 12:25:15) |
16. 髪結いの亭主
個人的に奥さんの最後の行動はあまりにも自分勝手に映った。たしかに考えた末の結論なんだろうけど、主観で行動してそれで満足とはなんとも・・・。 6点(2004-01-28 12:22:50) |
17. ウェイクアップ!ネッド
天才的に計算された(それともされてないのか?)笑いに心がウキウキした。こんな嫌味の少ない笑いを提供してくれる映画も珍しい。こんな老後、送りたいなぁ。 8点(2004-01-27 16:28:00)(良:1票) |
18. 恋する40days
これ以上ないというぐらい感情移入して観ました。ストレスやら何やらで狂ってしまうんじゃないの・・・?実際やったら。 3点(2004-01-24 04:52:09) |
19. ゴースト・ドッグ
普通にクールでかっこよかったと思う。黒人+武士道=ゴーストドッグって感じでいいよ。生き方に筋が通っている。 5点(2004-01-22 06:23:09) |
20. アバウト・ア・ボーイ
あのウェイツ兄弟監督ということもあり、バカ映画を想像していたので実際観てビックリし、彼らの才能の広さに感嘆しました。淡々としたストーリーの中にも笑いや悲しみ、感動が溢れています。ただ、最後は少し尻すぼみになっていた気もしました。全体としてはバランスよかったです。 8点(2004-01-22 04:47:45) |