61. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
ポスターが大好きです。ポストカードを何枚も買いました。海のきれいな映画です。ストーリーには思いこみはありません。 5点(2003-08-03 02:45:38) |
62. 道(1954)
最初にこの映画を観た時に、映画というもののすごさを知りました。ジェルソーミーナが痛々しいです。ジュリエッタ・マシーナに似た人(ちょっと痛々しい感じの)日本人に多いですね。この映画を観た後、そういう人を見るたびにジェルソミーナを思い出してしまいます。 9点(2003-08-03 02:37:27) |
63. マレーナ
リンチシーンあれほどまでではないにしろ、身近にありがちですね。現実を思うと笑えないくらい生々しかったです。美しい景色と残酷な現実。リンチされた後も凛としていて、強い人はきれいだなと思ってしまいました。 6点(2003-07-29 01:44:40) |
64. 太陽がいっぱい
ジリジリと焼き付けるような映画です。原作に出てくるようなホモセクシャルなにおいを、もう少し強く打ち出していたら、さらによい映画になったような気がするのですが、なにしろドロンだし。 7点(2003-07-28 03:05:50) |
65. オープン・ユア・アイズ
「バニラ・スカイ」を見た後で観ましたが、映像的や些細な部分がこちらの方が好みでした。スタニフワム・レムの小説や、大島弓子のマンガにでてくる、苦しい現実が待っているなら夢でいいから起こさないであげよう的な考えの、もうひとつの答えだなあと思いました。 [映画館(字幕)] 5点(2003-07-28 01:05:37) |
66. ドクトル・ジバゴ(1965)
オマー・シャリフの回想シーンで流れる「ララのテーマ」にひたすら酔ってしまいました。画面から凍えるシーンが伝わって来そうでした。 6点(2003-07-24 00:27:32) |
67. 映画に愛をこめて/アメリカの夜
この映画を見て、自分は本当に映画が好きなんだなあと感じました。そう感じさせてくれる映画です。一見の価値があります。 8点(2003-07-24 00:19:53) |
68. 夏の嵐(1954)
リビアのジェラシーに苦悩する気持ちが痛いほど伝わってくる情念の映画だと思う。それは見ていて苦しいほど。 7点(2003-07-23 23:21:49) |
69. 白夜(1957)
ありがちなシチュエーションなのですが、モノクロ映像の美しさにただただ見とれてしまいます。ビスコンティの数多い映画の中でも「ベニスに死す」と並んで、沈黙の美しさではダントツだと思います。 6点(2003-07-23 23:09:28) |
70. 太陽と月に背いて
なんとも面白くない映画でした。ディカプリオは頑張っているけど・・・。「ギルバート・クレイブ」の彼はうまかったし、「ロミオ+ジュリエット」の彼も似合っていた。この役はミスキャストかもしれない。内容もいまひとつでした。 4点(2003-07-20 01:29:37) |
71. ユリシーズの瞳
「霧の日だけは昔に戻る」と言うセリフと風景。流れてくる音楽。霧の中で静かに人間たちを追っていくと、そこは現実。決して取り戻せないものを取り戻そうとするかのように、幻のフィルムを探す男。アンゲロプロスにかかるとサラエボの街でさえ美しく感じてしまいます。 6点(2003-07-16 03:51:06) |
72. セルピコ
追いつめられていくパチーノがやりきれないです。音楽がとても優しくて映像と不思議なバランスを作ってます。 7点(2003-07-15 05:24:40) |
73. グッドモーニング・バビロン!
いい映画だと思うし、印象的なシーンも多いんだけど、なんとなく残らなかったりします。ビデオも買ったんだけど・・・。 6点(2003-07-15 05:05:36) |
74. 永遠と一日
生きていく怖さと死に向かう怖さが出会って、静かで優しい思いが染みてきた気がしました。ブルーノ・ガンツの笑い顔がしあわせそうに悲しくて、こんな笑顔はひさしぶりに見たような気がします。最後まで名無しのままの少年の笑い顔とともに悲しいけれど癒されてしまいます。アンゲロプロスの映画に出会えて幸せです。苦しいほどのリグレット。逝く前に耳に響いてくるのは誰が自分を呼ぶ声なんでしょうね。 9点(2003-07-15 02:38:34) |
75. 好奇心
ルイ・マルなんですよね。でもやっぱり駄目でした。このシチュエーションは苦手です。 4点(2003-07-08 13:20:04) |
76. 去年マリエンバートで
ずっと、この庭園を歩いてみたいと思っていました。だいぶあとにドゥービーブラザースの「ホワット・ア・フール・ビリーブス」を聴いた時に、この映画を思い浮かべました。得点が低めなのは名画座で「暗殺のオペラ」と2本立てで見たせいです。 5点(2003-07-08 13:05:08) |
77. サテリコン
フェリーニの中でも、少し苦手な作品です。全編オレンジ色というか土色の埃の匂いのする映画という印象です。 5点(2003-06-20 06:06:05) |
78. モンスーン・ウェディング
甘いだけの映画だと思って楽しんでいたら、しっかり隠し味がきいていました。主役も脇役もみんなかわいかったです。さりげなく入れられるインドの風景もよし。サブストーリーの恋愛が、すごく嬉しくなります。 8点(2003-06-19 00:51:35) |
79. 薔薇の名前
先に小説にはまってしまっていて失敗したなと思った映画です。どうしても映画は単純化されているようで残念でした。よくこんな古城を見つけてきたなと感心しました。 6点(2003-06-17 16:09:01) |
80. ノー・マンズ・ランド(2001)
派手な戦闘シーンがない分、リアリティーを感じてしまう戦争映画。笑ったぶん考えさせられる。 7点(2003-06-17 14:49:50) |