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亜流派 十五郎さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1925
性別 男性
年齢 56歳
自己紹介 最終投稿日みたら10ヶ月くらい投稿してないや

そろそろ映画もマンガも投稿開始しなきゃ



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1.  太陽(2005) 《ネタバレ》 
かつては国民には決して触れることの無かった”神”と”人間”の昭和天皇の姿、おそらく日本人がここまで昭和天皇を描く映画を作ることは永遠に無いのではないでしょうか。面白いかと言えば微妙、マッカーサーと陛下の会談辺りからようやく面白さが出てきましたが...国家、国民の運命、そして自らの運命を握るマッカーサーに対し堂々と渡り合う陛下の姿はさすが国家元首として生きてきた人間だと思わされ、その後の皇后陛下とのやりとりに真の人間・裕仁が垣間見られとてもいいシーンでした。当時戦争を停めることが出来たであろう唯一の人間としては、国家や国民に対する責任はあったと思うが、彼はヒトラーでもなくサダム・フセインでもない、陛下が国内裁判でもなく、ましてや東京裁判に掛けられることが無くて良かったと思う。ただ裁判に掛けられようが、判決がどう出ようが陛下は「あっ、そう」と受け入れられるのでしょう。
[映画館(字幕)] 8点(2007-01-05 15:04:37)
2.  ヴェニスの商人 《ネタバレ》 
ヴェニスを舞台にしたホンモノの「ヴェニスの商人」。単なる強欲な金貸しに描かれがちなシャイロックですが、当時のキリスト教徒によるユダヤ人差別を見せ、判決でキリスト教への改宗を告げられことで絶望の淵へ突き落とされる。金貸しシャイロックが悪人ではなく、ユダヤ教徒シャイロックである事がキリスト教徒にとっては悪であるというのがよく判る、アルパチーノは演技もオーラも完璧ですね。とくに法廷劇に入ってからはグイグイ引きこまれてしまいます。法廷ではむしろシャイロックの輝きとアントーニオの絶望感が上手すぎて、ここでの主役・ポーシャをかなり食ってしまった気がします。クライマックス「キリスト教徒の血を一滴足りとも流すな」も個人的にはもう少しタメが効いてた方が好きです。ただバッサーニオの放蕩人生、ダメ男っぷりがまだ足りないのではないでしょうか。ダメダメ男を救うアントーニオ、ダメダメ夫の親友を救うポーシャであってこそ指輪の件が面白さを増すんですよねェ。
[映画館(字幕)] 8点(2005-11-01 22:30:44)(良:1票)
3.  海を飛ぶ夢
人間は死に際し最後まで人間として扱われ人間として死んでゆく、「尊厳死」という”死ぬための権利”を裁判してまで獲得するために生きる人間。「尊厳死」も「自殺」と同じという考え方はカトリックのスペイン人と日本人との宗教観の違いが大きいんじゃないでしょうか。キリスト教の中では「自殺」=悪・地獄に堕ちるわけで自殺は罪とされた社会だからこそ「尊厳死」という思想が生まれた。日本人は乱暴な言い方をすれば宗教・宗派によっては悪人でも神になれるし、自殺しても極楽浄土へ行ける国。日本においても賛否両論分かれる問題であり、西洋人のような心情で「尊厳死」を理解する事は到底出来ない。ただ生活を共にする家族の中に介護を必要とする人間がいる人のみが、彼と彼の回りの人間の気持ちが本当の意味で理解できるんじゃないだろうか。
[DVD(字幕)] 8点(2005-10-22 20:55:10)
4.  コーヒー&シガレッツ
近年めっきり肩身が狭くなってる愛煙家が堂々と胸を張って観に行く事が出来る映画。昼飯食った後に濃い目のブラックコーヒー飲みながら吸う一本のタバコはサイコーに美味いんだよなァ~、でももう一つタバコやコーヒーの香りが漂ってこなかった気がする。
[DVD(字幕)] 6点(2005-09-24 19:17:07)
5.  ヒトラー 最期の12日間
滅び行く組織は何処の国でも変わりないね。何のために戦うのか?誰のために戦うのか?本来は国や国民のためであるはずであるのに、いつの間にか為政者のため、プライドのために成り下がっていく。ナチスドイツを肯定する気は無いが本作内でも語られるよう第1次大戦での屈辱的な降伏、2度と降伏したくないという気持ちがナチスを生み、ヒトラーを支持し2度目の降伏、国家分裂、民族分断に至る。ヒトラーに戦争責任は当然あるわけだが、彼を猛烈に支持してきたのはドイツ国民でもある。9・11総選挙投票後に本作を見て、飯食って家に帰って来たら小泉自民党の歴史的大勝利。う~ん、右寄りだと思っている私でもちょっとコワさを感じる一日。
[映画館(字幕)] 7点(2005-09-12 20:36:10)
6.  パッション(2004)
カトリックの敬虔な信者であればあるほど直視することが出来ず、痛みが全身に伝わり失神しかねないのではないでしょうか。聖書を読み込んだ人達が思いを込めて作りこんだだけあり、キリストの受難を良く知らない私にも多少は伝わったんではないでしょうか。しかしこの映画が新約聖書に基づきよく出来ていればいるほど、ユダヤ人にはまるで伝わらない、ココが宗教の難しいところですね。
7点(2005-03-23 22:52:08)
7.  太陽がいっぱい
家のオフクロさんのNo.1映画、子供の頃から親父とデートで観ただの、アランドロンは美しいだの、言いながらサントラを聞かされること数百回(大袈裟じゃない)こういうオバちゃんがアランドロンと行くパリ8日間ツアーなんかに行くんでしょうな。という事で長年敬遠していた本作ですが、観てみたらアホみたいな「リプリー」とは違い実に面白く、アランドロンは美しく、音楽は切なく甘美で見事な映画でした。オンタイムで観ていたらハマるのもしょうがないでしょうね。オフクロの分+1点。
9点(2004-06-12 18:08:07)(良:2票)
8.  気狂いピエロ
金持ちの妻を始め資本主義社会に毒された人々、社会、現実、女と共に愛の逃避行、逃げても迫る現実、裏切り、全てを捨て去った永遠とは一つしかなかった。ってとこかな良く判らんが。本作を見て北野監督この映画好きなんだと思いました。
5点(2004-06-04 11:28:33)
9.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
猛々しく大きな男エンゾと静かで深みのある男ジャック、純粋に海を愛する2人がまさしく海である。2人共とても魅力的で憧れる存在であり、こんな男達と友達になりたいが、女が惚れるのもしょうがないがこんな男達を愛しちゃいかんのでしょうね。あとイルカがムッチャかわいいね。
7点(2004-05-28 20:13:41)
10.  道(1954)
言いたい事や気持ち的には解りたいと思うんだけど、なんかラストの嗚咽・号泣がこの映画を台無しにしてる気がします。砂浜に背を向けて片揺らす程度の方が好き。
3点(2004-05-06 19:59:35)
11.  ダスト
マケドニアとニューヨーク、白人ばあちゃんと黒人の若者、生活、習慣、環境などまるで違う2人の人間の心が通じ合い一つの伝説が生まれた。ちょっと点数甘い気もするが何か好きで惹かれる映画。
8点(2004-04-21 23:57:06)
12.  スウェプト・アウェイ
家では女王様の奴隷のガイリッチーが映画でマドンナに自らの鬱憤を晴らしたのでは?と勘ぐって観てしまうが、結局は家族旅行を兼ねて南の島へやってきましたという所でしょうか。恋愛というよりか監禁・陵辱モノといった気がします。マドンナのカモナマイハウスは最高でした。
5点(2004-01-19 23:00:31)(笑:1票)
13.  ポール・ポジション2
1と何が違うといわれると良く判らないが、2はモータースポーツ全般を扱っていたような気がする。好きな人しか見ないだろう映画。
5点(2004-01-16 00:38:23)
14.  グッバイ・ヒーロー
F1ファンならご存知のポールポジションシリーズとさして変わらないが、特にF1のクラッシュシーン、死の瞬間のシーンなどが特化されたドキュメンタリーで母校の先輩である中島悟も出てくる。
6点(2004-01-15 18:59:16)
15.  8 1/2
オープニングシーンの衝撃は確かに凄い、ダリの絵画を見たときのようなショックを受けた。ただその後のストーリーを理解しようとすると睡魔に・・・字幕を流し読み感じるように見て、ようやくこの夢幻ともいうべき妄想を少しは感じられたでしょうか。ただ私の能力では理解できる範疇を超えている。
5点(2004-01-15 16:00:48)
16.  ポール・ポジション
F1クラッシュシーンがテンコ盛り、二キラウダの事故シーン、それを語るラウダ本人のインタビューなどF1ファン必見?
6点(2003-12-23 16:38:39)
17.  ヘヴン
無駄なセリフに音楽すらも排除し、オープニングの街、列車の疾走シーン、大きな木へたどり着くシーンなど常に天から見下ろすような空撮によるきれいな映像を見せ付ける。愛する者を奪われた復讐、犠牲者への想い、自分への一途な愛、親子の深い愛、様々な愛が静かにスパークする。最初に2人が隠れたのは屋根裏部屋でしたがラストはスパークした愛が一気に天へ昇華していき、対照的に地面からいつまでも天を眺めさせる。
9点(2003-12-16 19:35:39)
18.  魔界の大陸
残酷物語系のグロ映画、ザ・オーディションの同時上映だった気がする。アフリカ人の死体の皮を剥いだり、子供のうちに割礼の儀式をしたりとかなりキワモノでした。黒人も皮を剥ぐと白いんだとか、割礼してくれれば悩まなくて良いのに・・・なんて思ったものでした。
1点(2003-12-16 13:32:39)
19.  薔薇の名前
中世ヨーロッパの陰湿な雰囲気を醸しだしながら、サスペンスの謎解きとなかなか面白さはありますが、中世キリスト教社会とかってイマイチよく判っていないんでのめり込む程でもなかった。
5点(2003-12-13 22:13:48)
20.  ウイニングラン
F1やバイクのGPのドキュメンタリー。当時はまだモータースポーツの認知度が今ほど高くなかった。ジル・ビルヌーヴの最期となるシーンやニキ・ラウダ、中でもフランコ・ウンチーニの事故シーンは忘れられません。中学生だった私はウンチーニという名前に笑っていたらバイク好きの友人ウンチーニをバカにするなって怒られた。
7点(2003-11-26 08:33:32)
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