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41.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
この世界の片隅に・・・鑑賞後この言葉が心に染み入る。  事前に情報を仕入れすぎたので、いろいろ知っていたことが残念、 それでも、音や間、音楽は実感に勝るもの無し、とても響いた。  のんは素か演技か不明だが、この作品にはピタリとはまった、 女優を続けると大竹しのぶクラスにはなるんじゃなかろうか。  市井の人々が被る、戦争。 呉という場所であり、敵が誰か、状況を理解しながらも日々の生活は続く 苦しくとも、野草を楽しげに料理する描写などが まだまだ序章であることが、後に痛烈に描写されていく後半は衝撃 焼け野原に泣いている子供を置く演出が反戦映画ではない 本当の反戦映画とはこの作品だと思った。  無音で表現された、原爆投下 壮大な社会実験だといわれたこの行為は、多くの犠牲と共に証明された 事実、この後、テロ+アルファ以上の戦争は世界から消えた  本当に、いろんな事を考えてしまう素晴らしい作品だ 鑑賞中は気兼ねなく泣けたが、劇場から駐車場までの途中や 夜、カレー屋での食事中など突然、胸が熱くなる思いに苛まれた かなり、後を引く。2016年1位かも。
[映画館(邦画)] 8点(2016-12-09 10:28:40)(良:1票)
42.  劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
なにしろTV版が素晴らしすぎる、何度観なおして何度泣いたか解らない。 この映画ではTV版の感動は伝わらない、なぜ映画にしたのかさえ疑問に思う、過去のエピソードに補足されてる部分や1年後の感情など、観た者にはフムフムと思わせるが、まっさらでこの映画に挑んだ人たちにはとても気の毒。 結局この映画を観た後に、TV版を見た人は「TV版をまた観てみようかな」TV版を見てない人は「それならTV版を観てみようかな」と、TV版の長い宣伝のような映画。 こんなにけなしても鑑賞中には頬をつたう熱いものが・・・TV版の鑑賞をお勧めします。
[映画館(邦画)] 5点(2013-10-02 10:35:56)(良:1票)
43.  モリのいる場所
大好物の沖田修一映画だが、これも当たらないだろうな。  熊谷守一という人となりを知らなかったので 時代背景が解らず、当初困惑したが ドリフやフィルムカメラなどで徐々に緩和  山崎努と樹木希林の演技に頼りきった感じが 作品として弱いが、まあ楽しめる  30年自宅の外に出ないといっても例外はあり 仙人のような風貌ながら、偏屈者ではなく 妻と自分のスペースを愛おしく思う演出は好感  いくつか変わった演出と展開があるが その場に居合わせた誰かの脳内設定と思えば微笑ましい  「キツツキと雨」で大御所役者役として好演した山崎努。 新人監督相手に「また、呼んでよ。」と言わせた沖田監督作に 主役でガッツリ出ている事が、とても感慨深い
[映画館(邦画)] 6点(2018-06-14 15:19:11)(良:1票)
44.  ファイナル・デッドサーキット 3D
あまりホラーは観ないのですが、実写映画の今後を体験したくて3Dのこれを選択しました。3Dについては、たしかに飛び出しては見えます、しかしリアルな立体感がない。手前と後方の位置関係は解るがアニメで前後のセルを異速で動かしているような感じ、またスピードに追従が出来ない、ゆっくり正面に向ってくる映像はリアルだが、横に高速で流れる映像はいまいち、上映前の予告編でも同様で、まだまだ改良が必要な感じ。あと結構疲れます。 本編の映画の方は・・・あまり観ないので良く解ってないのかも知れないが、こんなもんなの?ストーリーは突っ込みどころ満載、展開は杓子定規、各シーンは布石を目一杯ちりばめ、あおるだけあおってポン!「バカだね~!」とか「くだらね~!」とか「なんでやねん!」とか「もうちょっとチャンとしろよ!」など思いながら観るのが正しいB級ホラーの鑑賞鉄則なのだろうか?だとしたら私はもう結構です。3D目的じゃなくて観に行ってたら相当凹んだはず。
[映画館(吹替)] 3点(2009-10-21 12:05:31)(良:1票)
45.  アイアン・スカイ
とてもバカな映画だけど、十分楽しめた。 あんなに大きな動力設備でも重力や空調のコントロールは出来ているようで、笑ってしまう、まあ大小のツッコミ所は寛大に見てあげて、グラインドハウスのように、にこちらが楽しもうと思って観る事が肝心。 とても美しいユリア・ディーツェが寝返った理由がショボすぎるが、ラストにキツーイ一発があり溜飲を下げられる、首脳達のやりとりも楽しい、特に米、北、フィンランドの扱いにほくそ笑む。 こんな映画でも映画館のスクリーンに満天の星が現れるとテンションが上がってしまう自分に驚く、やはり宇宙物はいいな~2001年や未知との遭遇をまた大画面で観てみたいものだ。
[映画館(字幕)] 6点(2012-10-03 10:46:57)(良:1票)
46.  地獄でなぜ悪い
園子温・・どれだけ映画に熱いんだ。もう、面白くて堪りません。 役者が良い、それこそ名前も知らないFボンバーズのメンバーや後ろにいる組員までみんな映画が大好きなんじゃない?「この映画絶対面白くなるよ」と思って演じてるのが観ているこっちに伝わるぐらい良い。 この話、映画監督として一生に1度しか撮れない内容だと解っているからか、全てをブチ込んでやるぞ!の意気込みが凄い、そして実際ブチ込まれていた、後に何も残らないほどに。 無名時代の園子温が主役も無名のキャストで撮っていたら、とてもダサくて臭い映画だったろうが、これだけの役者を揃えてこの企画を実現できる大監督になったのだろう事が、とても素晴らしいと思える。 もしかしたら意図があるのかもしれないが、返り血のないCG血しぶきがとても不自然だったのがちょっと不満。それ以外は2013年度上位ランク堂々入賞の傑作でした。
[映画館(邦画)] 8点(2013-10-09 13:45:14)(良:1票)
47.  夢売るふたり
「ゆれる」「ディア・ドクター」で見せた、ひしひしと伝わる緊張感が無く、良くないものを見た感じが残る。なぜだろう。 絶対大丈夫、ハズレはほぼ無いだろうと思っていた西川監督だが、同姓への演出がエグ過ぎる、これはいただけない。普段見れないものを映画に求め足を運ぶ私にとって、この映画で普段見れないものは、まったく見たいものではなかった。 昔のTV刑事ドラマのように中古の車が資材置場を走るとまず「これはひっくり返るな。」と思うが、同じように「こりゃ脱ぐな。」と思った女優が映画らしくないリアルさで濡れ場を演じる、一転売れ筋女優には普通の演技を求め、主演女優には中途半端なシーンを用意する。全体のストーリーの中でそれほど必要とは感じないのに、それらのシーンはしつこくエグく演出される。 交番の前だけは二人乗りを回避する程度の小市民の話で通すのであれば、途中の変にリアルなシーンではなく笑わせてほしかった。 対して男優、阿部サダヲ、伊勢谷友介、笑福亭鶴瓶などは最高の演技、とてもいい。シーン毎にメリハリのある演出、こっちもピリッとする。 松たか子は凄い役者でこの映画でもとても良い顔をしていただけに映画の完成度が低かったのが残念だ。 西川監督には男が主役の映画を撮ってもらいたい。同姓に対する演出が映画向きでないと思うのは私だけだろうか、女性のレビューを見てみたい映画だ。
[映画館(邦画)] 6点(2012-09-11 09:57:47)(良:1票)
48.  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
完全に意表を突かれた。  映画館での予告編、タイトル、雰囲気などで、子供向けの3Dを売りにした動物映画だと思い込んでいた、否!。みなさんの良質なレビューでラストを意識せずに観れたのがとても幸運だった。  ファンタジーとはこういうものだ。日本映画とは違い布石をおいてどうこうとはしない潔さ、別れの場面でのアッサリ具合など、とても映画的。ラストシーン数分でそれまでの映像や思いが一気に回想される作りにはとても衝撃を受ける。  2D-DVD鑑賞が悔やまれる映像美に自分の勘の鈍さを実感した、配給会社ももっと上手く宣伝してくれたら劇場で3D鑑賞できたのになぁ~だいたい副題がいらないよ、「ライフ・オブ・パイ」だけにして3Dばっかりじゃなく意味深なシーンや大人向けを予告編に入れてくれたら劇場に足を運んだのに、最近の3D映画不発ぶりと効果的な宣伝が出来なかった事がとても残念。  DVDで観て損をした感が残るとてもステキな作品。
[DVD(字幕)] 7点(2013-06-14 09:34:17)(良:1票)
49.  百円の恋
グッと来た。  ベタなストーリー、ショボイ演出ながら、とても良い出来。 役者の力量が作品をおおいに底上げした。  言うまでも無く安藤サクラは素晴らしいの一言に尽きるが、新井君や根岸さんは元々上手いとして 有名でない役者さんのダメな人たちの演技が秀逸、「マジっスか」連呼爆笑。 ダメじゃない人ではジムの会長とコーチの若者が泣かせる。  茶髪の部分(ダメな自分の象徴?)を切り取って、黒髪で望む大一番、ボコボコにされながらも力が入る。 決するパンチのシーンは演出が下手だったが、 試合後「勝ちたかった」と繰り返す一子には、もう贅肉も茶髪も無く前へ歩き出せた。  シンプルで良い映画、1点を掘り下げて役者が好演すると日本映画は面白い。
[DVD(邦画)] 7点(2016-03-11 10:23:46)(良:1票)
50.  スター・ウォーズ/フォースの覚醒
SWなら遠出も厭わないと、IMAX3Dへ・・・  なのに、感想はもう皆さんの言うとおりで既視感満載の画とストーリー。 それこそ、最初にタイトルが出た時の胸の高鳴りは最高潮だが そこから砂漠でのドッグファイトまでが、新作の見せ場。 それ以降は3Dにも慣れてしまって、退屈なストーリーを延々と・・・  何故、こんな事になるのだろう。 JJは尊敬のあまりなのか、未知との遭遇と同じ撮り方の「SUPER8」も 今回のSWep7も、シーンをパクる事を効果的に利用していない、まんまパクる。 映画を独自のものにする事に興味が無いのか、才能が無いのか、製作からの圧力なのか解らないが、 2時間ちょっとはもたないよ。  話が完結しないのは仕方ないとしても、3代に渡る親子喧嘩を観るハメになる 世界中の観客のためにもう少し考えて欲しい所だ。  でも文句を言いながら次もきっと観る。
[映画館(字幕)] 6点(2016-01-08 10:26:04)(良:1票)
51.  シン・ゴジラ
素直に面白い。  アニメの実写化は失敗が多い(ゴジラはアニメではないが)それはアニメの大筋のみを普通の監督が普通になぞるからだが、 この映画は違う、凄腕アニメーターがアニメのカット割と展開をセルフパロディ込みで実写に落とし込んだものだ。  ゴジラは使徒そのものだし、政府はネルフ発足前の対応だろう、まさにエヴァの前ストーリー  個人ではなくチームとして力を発揮する日本人の特徴、各方面でそれぞれ対応をとる政府、自衛隊、独立部隊 トップが替わっても結果を出す人材、他国の介入と裏で交渉をする立場のふるまいなど見ごたえあり。 この群像劇、外国の人に伝わるのだろうか、そこにも興味が行く。  秀作のアニメ同様これからネット上で、各シーンの小ネタが解析されていくのだろう、 なにしろ膨大な情報を秒単位で垂れ流していく映画であり、文字の意味や背景に何があるのか1回見たぐらいで解る訳がない  ゴジラ以外のCGはかなり良くできてるし、ラストカットのフリは続編の有無に関わらず良い幕引き 映画として、とても良い出来だと思う。  ひとつ心配なのが(シン)ゴジラが全く新しいゴジラだったとすると、 (シン)エヴァンゲリオンが過去を捨てたものになる可能性が・・・それだと彼はまた病むよ。
[映画館(邦画)] 7点(2016-08-13 17:59:13)(良:1票)
52.  落下の王国
こりゃ凄い。オープニングのモノクロスローからグッとくる。ストーリは食い足りないが映像は一見の価値有り。 この監督、頭の中には美しく幻想的な画しか無いんじゃなかろうか、だから空想パートの驚愕映像はストーリーにピタリとはまるが、現実パートにある美しい映像がストーリーにはまらない。観ているうちに現実部と空想部の切替がウザくなってくる、空想部をずっと観ていたいのに~ここで現実に戻るかオイ。という気持ちが後半やたら多い。 それでも、あれだけの画は記憶に残る、映画は総合的な芸術だとは思うが、これだけ映像美に特化されると恐れ入る。 誰かこの監督に素晴らしい脚本と資金を提供してください、次は絶対映画館で観ます。
[DVD(字幕)] 6点(2010-05-13 10:15:48)(良:1票)
53.  ゲット スマート
コメディなのであえて吹き替えで観ました。いままでの経験から懸念していたけど、やっぱり笑いは日本と違う。面白くない、退屈。というかもうこの手の笑いは卒業した。最終的に松本(ダウンタウン)らによって笑わせてもらった者にとっては、ドリフのコントのような笑いはもう子供用なのだ。映画としては普通のアクション映画にして、コメディ要素を前面に押し出さないようにしたほうが良かったのでは。確信できる。日本の笑いとアニメだけは世界一だと。
[DVD(吹替)] 3点(2009-09-20 16:25:10)(良:1票)
54.  君の名は。(2016)
遅ればせながら、やっと鑑賞  いろんな評価を目にしていたので、ハードルはかなり上がっていたが そんなに悪くは無かった 画は相変わらず美しく、話も良く出来ている  時間軸の相違があるタイムリープと入れ替わりは 私にとって初見だったのでストーリーには引き込まれた  しかし、この監督「秒速・・・」の時にも思ったが 背景に夢中になりすぎてないだろうか?  話は悪くないのに、合間に入る、大事な間を作る場面での 微速度映像やフォーカスの移動などの実写気取り 執拗に繰り返す低位置でのドアが開くシーンなど これみよがしに見せ付けられると、実写で撮れよ! との思いが映画への没入感を阻害する  ここまでアニメーションならではの良さを生かさない構成は すごく鼻につくので、総合的に評価を下げざるをえない  なぜこれほど当たったのかは解らないが 次作は余裕で製作可能だろうから もう少し、アニメならではの広がりのある画と話を見せてほしい
[DVD(邦画)] 6点(2018-09-25 17:11:18)(良:1票)
55.  ルパン三世 カリオストロの城
何度観たかわからない。日本アニメ映画の宝だと思う、いろんな良いものが詰まった宝箱か。話、音楽、間、アクションどれも完璧。画と音がシンクロする所などもうたまらん。良い映画とはレビューがこんなにも駄文になるものかと・・・
[DVD(邦画)] 9点(2010-03-22 16:54:18)(良:1票)
56.  孤高のメス
真っ直ぐ!久しぶりのド直球映画。 ベタで話はありきたりだが、夏川の日記ナレーションによる静かな語りが、堤演じるまさに孤高の医師そして医療現場での矛盾や不条理を上手く表現できている。 中盤以降の話はちょっと都合が良すぎるが、各人抑え気味だがしっかりした演技により、当麻医師の患者に対する姿勢に胸を打たれる。 奇をてらったり新しいことはほぼ無いが、それでも十分見応えがある良作。
[DVD(邦画)] 6点(2011-02-13 13:43:12)(良:1票)

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