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41.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 
これは「ダーククリスタルに捧ぐ」と副題を付けてもいいんジャマイカ?ゴジラの下眼瞼に皺を寄せる特殊メイクは日本で1983年に公開されたダーククリスタルのスケクシーだし、敵方のギャオス改もダーククリスタルにおいてキラが呼び寄せる脚長の乗り物動物そのものじゃん。もちろん日本映画のガメラ忘れてはいません、もう一度改めましてギャオスの頭を使ってますねえ。あ、ゴジラについては表情によっては「おいらジーラ」ってばかりに猿の惑星って見方もアリですかね。さて、ストーリーはよく練られていてテンポよく無駄少なく、ラスベガスやシスコや日本と場面が散らばるにも関わらず各場面のつなぎが工夫され、とても見やすい映画だった。細かいところでは、あの高度9000メートルからのアプローチは、もう少しその難易度を表現してほしかった。また、ここは多くの人が感じるところだろうが、ゴジラの着ぐるみがあまりにも「ふなっしー」で、手関節、肘関節、肩関節、膝関節、諸々その長さバランスが人間チック。ただしこれはあえてそこを狙ったという可能性も大いにあると思うけど。
[映画館(字幕)] 9点(2014-08-03 23:13:31)(良:1票)
42.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 
重大事故、事象が起きればあらゆる可能性を考えて、一見善良に見える対象でさえも平等に冷徹に厳しい検討対象とするのは当然のことである。 それは今回の機長側から見れば、「経験のない、前例のないトラブルを自分の経験と技量で切り抜けたのに、その俺すら疑いの視点で接してくるのか」とある種の恐怖心を抱かせるものであろうが、それは重大事故の検証という場面では仕方のないことである。機長というのはそういう責任をそもそも背負っているものなのだ。  それをメソメソと「ヒーローの俺がこんな扱いを」、「世間はみんな歓待してくれるけど実際はこんなプレッシャーを受けてたんだよ」的な描写をしても全然かっこよくないね。  毅然とむしろ事故調査側の立場に立って機長も事故の検証を、「自らが本当に正しかったかどうか?」を検討してこそ、真に素晴らしい機長となりえたと思うんだけどね。この映画はそういう描き方をすべきだったと思う。そこまで思いが至らないのがアメリカ人なのかね。いや、アメリカ人も本当の知識層はそうすると思うんだよね。クリントイーストウッドみたいな表層的な、水に浮かんだ油みたいな奴がとるとこういう映画になるんだよ。  航空機事故に限らず、 例えば医療事故なんてこんなのばっかり。医師は人間にしかつとまらない。パラメーターをいくつか入れたところで経験は目に見えないし機械に打ち込むこともできない。それなのに何か医療事故(医療ミスじゃないよ)があると、ど素人の警察、患者、裁判官、弁護士が「本にかいてあること」を盾に、あるいは「現場にいなかった専門家」の意見を恣意的に利用して素人なりの結論に持っていく。説明できない経験に基づく瞬時の判断は正当性が証明できないから負けていく。 善意によって全力で人を助けようとしても結果責任を負わせようとする。それが今の世の中。  他にもある。長野の大学生乗せた夜行スキーバスがガードレール突き破った事故だ。あれなんてまだ何もわからないうちから「運転手個人の責任」を新聞もTVも報道。さて、ほとぼりも醒めた最近、バスの老朽化点検を指示する国の通達が出たね?  世の中、現実のほうがよほど闇が多いんじゃない?
[映画館(字幕)] 3点(2016-09-24 23:57:01)(良:1票)
43.  MEG ザ・モンスター 《ネタバレ》 
なかなか面白かった。こういうSF生物パニック物はびっくり箱のようにちょっと驚くような展開を連続的に見させていただくと飽きずに楽しめるもので、そういった意味ではこの映画は次々と細かい「転」が入ってよく練られていると感じた。 できればメガロドンの怖さをもう少し怖く描けなかったかなとも思う。 メガロドンの怖さというのは一つには「巨大さ」である。ダムが怖いというような巨大構造物恐怖症というのがあるように、もっと水の怖さ、深さを感覚的に表現してほしいな。メガロドンの大きさも全然迫力に欠ける。ジョーズと差が無い。大きさを強調するために、でかいサメを見せてさらにでかいサメを登場させるという工夫もみられるが、そういうのではなく、例えば魚体を近接でパンして見せるとか、映像とか撮り方の工夫でなんとかならなかったのかな。 登場人物で特筆すべきは女性博士。Li Bingbing ?つい検索しちゃったですよ。あまりに美人で。あれで45歳くらいだって?ちょっと信じられない美魔女ですわ。ただ彼女も水上の場面と研究室の場面であまりにも化粧が違いすぎて「え?だれこれ?」って思う場面もあったけどねえ。
[映画館(字幕)] 8点(2018-09-20 19:24:42)(良:1票)
44.  記憶にございません! 《ネタバレ》 
荒唐無稽な設定は舞台演劇ならまだ許されるが、映画においては流れる映像にはリアリティとか必然性とか辻褄とかが要ると思う。 この映画はそういったっものに関する配慮が全くなく、それならそれなりに面白いならばいいのだが、はっきりいってイマイチ。 このような脚本が面白い、うけると考えたのだろうが、私が老いたせいなのか、もはや私にはそれに対する感受性はない。 三谷幸喜だからと見たが、今後は期待できない。
[映画館(邦画)] 4点(2019-09-29 00:05:37)(良:1票)
45.  死霊のはらわた(1981)
この映画は怖かった。衝撃的な残酷さだった。スプラッタというジャンルがそれほどコナレテきていなかった時代、ホラーといえばオカルトが主流であった時代に登場したグロ映画の極致。この映画以後のスプラッタは全て2番煎じと言っても過言ではなかろう。当時、友人たちと観にいったが皆凍りついていた。「あそこまで追い込まれたら自分も死霊になったほうがずっと良い。」というのが一致した感想だった。今の時代にビデオで見てもそれほどではないだろうが・・・。
[映画館(字幕)] 10点(2005-11-14 21:23:33)(良:1票)
46.  ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON 《ネタバレ》 
信心深くもなく、彼岸の墓参りにも行かないし、幽霊の存在なぞ露ほども信じない、そういう私ですが、この映画を観終わったとき、「これからはお墓参りに行こう!」そう思った。バカバカしい設定ではあるが、なのに引き込まれていく映画の力、素晴らしい。西田敏行もいいなあ。でもどの俳優も魅力的に見えた。清々しい気持ちで映画館をあとにした。帰宅して、家内にも見に行くように勧めた。
[映画館(邦画)] 8点(2011-11-24 22:11:43)(良:1票)
47.  ソウ5 《ネタバレ》 
この映画は面白い。正直面白いんですが、面白いと評するにはいくらか勇気が必要で、自分が残虐ホラー好みの危険人物の一人で、変態嗜好があるとでもみなされてしまうのではないかという心配が多少あるため、大っぴらに手放しで褒めづらい。が、「ソウ」って、ストーリーも確かに凝っているけど、楽しみ方はそこじゃない。だってサスペンスじゃないもの、ホラーだもの。各シチュエーションごとに「詰んだ」「終わっちゃってる」状況から子羊たちが、それはつまり感情移入した自分自身が、どうやって生き延びるか?そのスリルにある。助からなかったときの死に方が「痛そうで」「残酷で」「意表を突く」ものであればあるほどスリルは増大する。この「ソウ5」はそこをよく計算されて作られており、そういった処刑シーンの連続、そのスピード感はシリーズトップだ(不謹慎だが)。
[DVD(字幕)] 7点(2009-03-21 20:01:15)(良:1票)
48.  ヴェノム 《ネタバレ》 
何を一体面白がれというのか。何を見せたいのか。よくわからない。 ありきたりのアクション、ありきたりの筋書。幼稚とさえ感じる映画。 惑星からの物体Xみたいなスリリングな展開になるのかと期待しながら見ていたが、どんどん子供っぽい展開に落ち着いていき、 つまらないったらない。 劇場予告編で繰り返し見せ場を予め見せられて、何らの新鮮さもない。
[映画館(字幕)] 4点(2018-11-14 23:38:22)(良:1票)
49.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
007に期待する事と言えば、美しい海外風景、あっと驚くような斬新な追跡&逃走シーン、スパイ特有の小道具、ボンドガールなど、様々な要素を思いつくのだが、今回の007は残念ながらそのうちのいくつかの魅力が薄かった。007は困難な課題をその超人的な知識と能力、MI6の技術力で軽々と打ち砕いていく爽快感が欲しいところなのだが、最近の007は現実的というか、人間ぽい苦労がにじみ出るような存在になってしまい、そのあたりがちょっと物足りない。アクションもスケール感が乏しくなり、機関銃バリバリの戦争ものっぽくなってしまい、本来の魅力と少しずれた方向性に走っているのが心配だ。だが、そうは言っても、やはり007らしさは残っていて、マカオのシーンなど、実際にはあんな場所は無いと思うのだが、上手く雰囲気を出していて、まあ、そこそこ面白い映画だった。次回作に期待したい。
[映画館(字幕)] 8点(2012-12-06 21:47:33)(良:1票)
50.  ジュラシック・ワールド/炎の王国 《ネタバレ》 
ブルーっての?灰白質を持つ恐竜なの?子犬みたいにヒトに慣れるという設定。わからない。私はこれが大っ嫌い。結局いつもそこが主題になっちゃって、幻滅。ETみたいなファンタジー路線にしないでほしいが、最近のハリウッド映画ってどうして揃いも揃って子供に媚を売るような映画ばかりなのか? 何か大きな力でも働いているのだろうか?米国は総白知化しつつあるのだろうか?移民が増えたりして。
[映画館(吹替)] 4点(2018-09-16 20:23:35)(良:1票)
51.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
成田IMAXで鑑賞したが、正直ここまでの高評価に値する映画なのか、自分としては不思議でならない。宇宙空間というものはそもそも過酷極まりない空間であって、例えば温度はあのバナナで釘が打てる液体窒素より低温なわけだし、気圧はゼロだ。宇宙空間に何らかの塵があったとして、それと宇宙船の相対速度は場合によっては超高速なはずで、微小なチリであっても運動エネルギー、船体に与えるダメージは計り知れない。穴があいたら、あるいはそれが自分の体を貫通したらお終いだ。宇宙空間でチリに遭遇するリスクは小さいといえども、人工衛星の軌道上は宇宙のゴミが多くなっているとたくさん報道されてきている。だから宇宙旅行などというプランが売り出されてきてはいるが、果たしてそういうものを契約する人は、そういったリスクをイメージできているのだろうか。描かれた事故、事象は通常予想され覚悟せねばならない範囲のものであり、また、宇宙飛行士の訓練を受けた者にとって、助かる可能性を見いだせたからこそ生きながらえたにすぎず、そこにも感動は無い。加えて様々な箇所で見られる科学的におかしな設定のごり押しは興ざめ。こういうパニック物は、決められた設定の範囲でそこからのサバイバル、スリルを堪能するものでなくてはならないが、勝手に設定をいじられては子供だましとしか感じられない。せめてリアルに物理法則に忠実に表現してほしいものだ。 みな世間が高評価すぎるので、4点。
[映画館(字幕)] 4点(2014-01-05 22:37:58)(良:1票)
52.  アルゴ 《ネタバレ》 
当時ニュースではそういう事件が取り上げられていたことを覚えている。背景にこういう事があったと初めて知り、そういう意味で興味があった。映画としては米国人向けの映画であって、広い意味ではよくある愛国映画のひとつ。最近こういった米国愛国主義映画が目立つのが気になっている。観賞中もそういった概念が脳裏に浮かび続け、中立性に疑問が残る。自分は決して反米ではないが、イラン人側から見たらどうなのかという視点は、日本が日米同盟の立場に支えられているとはいえ、個人としてはそういう見方を持っていないと危ないのではないかと、心配になった。
[映画館(字幕)] 6点(2013-04-15 06:24:03)(良:1票)

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