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コメント数 982
性別 女性

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141.  ラブ・アクチュアリー
近頃これほど見たあと楽しくて気持ち良くなれる映画はなかった。アメリカへの皮肉をさりげなくきかせ、イギリス賛歌をユーモアで見せる。多くの登場人物たちが混乱することなくそれぞれの愛の物語を紡ぐ。どの話もそれぞれとてもいいのだが、老いたロック歌手の存在は面白い。彼の歌が全ての人間模様をやさしく包む。小学生が憧れる女の子の歌もいい。個々の話は書ききれないが、イギリス俳優を中心に皆いいので見ごたえがある。アハハと笑いながら楽しい気持ちになれる、これは映画を見る一番の幸せ♪
9点(2004-02-14 15:16:41)(良:1票)
142.  ミセス・ダウト
笑いたい時にはこれが一番。声色、コメディセンスなどロビンの魅力一杯の楽しいシーンが満載でいつ見ても大笑いして愉快になれる。変に説教じみたロビンより、コメディアンに徹したロビンのほうが私は好き。
8点(2003-05-23 18:46:08)(良:1票)
143.  田舎の日曜日
どのシーンを切り取っても絵のように美しい、というか印象派の絵をそのまま映画にしたような感じです。 静かで穏やかで優しくて、見ると癒されるといったような気もします。 息子一家や娘と賑やかに過ごしたあと、老画家が一人自分の手を見つめながら同時に老いを見つめるあたりは切なくて涙が出てしまいます。この老画家のかもし出す雰囲気がまた素晴らしく、言葉ではなく映像が雄弁に語るというのがよ~く分かりました。味わい深い 作品です。
8点(2004-10-19 20:30:16)(良:1票)
144.  シービスケット
前半は主な登場人物と馬の過去のいきさつや人物像が説明調で描かれるので淡々と進み、ドラマ性には欠ける。しかもそれぞれ入り乱れて、かつ時代背景も織り込んであるので少々退屈するかもしれない。でもこれはそれぞれが過去に悲しみや傷を抱え、決して恵まれたものではなかったことを理解するためには欠かせない。これら浮沈の展開は時代背景とも巧みにリンクさせて描かれている。後半はこれをベースに一気に盛り上がる。迫力あるレースシーンは臨場感にあふれ美しい。下積みの苦労人が一斉に花開くような爽快感は気持ちが良く感動的。この作りは抑えていた走りに一気にラストスパートをかけるレースに重なって見える。騎手のトビー、調教師のクリス、アナウンサーのメイシーとそれぞれが良かったが個人的に一番好きなのはJ・ブリッジスの馬主。自らも傷を持ちながら恵まれないそれぞれを優しく包むという、慈愛に満ちた大きな人物像が魅力的だった。レースシーンの見ごたえがあるのでこれはスクリーンで見たほうがいい。8点にしようかと迷う作品。
7点(2004-01-30 20:45:51)(良:1票)
145.  チャップリンの独裁者
ナチ全盛期にこの作品が作られたことだけでも奇跡的な勇気と快挙。それもシニカル(毒を持つといってもいい)なユーモアとギャグをてんこ盛りにして・・・そして最後の演説は一転人間チャップリンの素顔になる。演説はそれこそ感動してノートに書きとめたくらいだ。独裁者をさんざんコケにして笑い飛ばし、最後に訴えたその言葉には、チャップリンの心からのメッセージの全てが詰まっている。この言葉は今もなお新鮮さを失ってはいないが、これは当時現実に戦時下にある人々へ向けての魂の呼びかけでもある。今また戦乱多発の時、これをそのまま国連で演説したら拍手喝さい、世界中に感動を与えることだろう。まさに永遠に記憶したい珠玉の言葉である。
10点(2003-06-16 21:38:29)(良:1票)
146.  幸福の黄色いハンカチ
健さんと倍賞千恵子、桃井と武田鉄矢の二組のカップルをシリアスにユーモラスに平行して描いていくロードムービー。大人カップルの重さを若いカップルで軽いタッチにしてそれぞれの愛の形を見せる。新人だった武田はそのギャグセンスのうまさで注目されることになった。ノーテンキで軽かった武田キャラがラストで愛の大切さに気づき、桃井とほんとの恋ができるのも大人の愛の深さを知ったから・・甘いという人もいるでしょうが、日本映画としては良心的でいい出来だと思う。
9点(2003-03-06 23:01:16)(良:1票)
147.  間諜X27
将校未亡人のデートリッヒが娼婦になっていて、いとも簡単にスパイにスカウトされ大活躍、ロシアスパイとの恋、って話は奇想天外だがデートリッヒを堪能するなら十分満足する。スパイらしく変装、、というシーンがあるが、ひっつめ髪で田舎娘風になるとまるで別人のように見える。もちろん演技力でもある。たびたび弾くピアノがたたきつけるように激しいのも彼女らしい。STING大好きさんが言うように、この作品でなんと言っても素晴らしいのはラストシーン、叫ぶ中尉を見る彼女の表情(素晴らしく美しく魅力的)、とった行動、まさにデートリッヒならでは。
7点(2004-02-01 16:56:10)(良:1票)
148.  駅馬車(1939)
久しぶりに再見して一気に評価が変わりましたので、全面的に書き直して評価アップします。疾走する駅馬車と襲撃するインディアンの迫力、スピード感、スリルは文句なしに素晴らしい。御者台から馬を伝って乗り移るスタントはもちろん、つんのめる馬から転げ落ちるインディアンのすさまじさもすごい。これがすべて実写の体を張ったアクションだからなおさら。これ以外に乗り合わせた人たちの人物像やエピソードがとてもうまく描かれている。酔いどれ医師はここぞという時に何度も存在感を発揮する。お尋ね者のリンゴと商売女とさげすまれる女、社会のはみ出し者がみなの危機を救う爽快さ。保安官も最後に粋な人情を発揮する。 アクションだけじゃなくこうした人間ドラマが描く深さもある。インディアン悪者扱いは別としてフォード監督はやっぱり上手い。
9点(2003-05-31 17:08:33)(良:1票)
149.  十三人の刺客(1963) 《ネタバレ》 
これぞ娯楽時代劇、って感じで悪役の殿様が徹底して憎憎しく、勧善懲悪がはっきりしててとても分かりやすい。ま、単純なパターンなんですけど待ち伏せ作戦という展開が頭脳戦でもあり面白い。13人の刺客に対して明石藩側が53人、一人4人やっつければいいのね、と単純計算してたら、千恵蔵親分と寛寿郎は作戦本部にいて戦ってない、、why? 猫の手も借りたいくらいの手薄なのになぜかおっとり構えてるのが不思議~ 袋のねずみ状態で弓矢をあれだけ射掛け、切りまくっても敵がなかなか減っていくようにも見えず延々と戦いが続くのはちとクドイ気もするけど、ラストの対決に武士らしい筋を通す気骨を見せた千恵蔵がかっこよくて貫禄十分。 他月形龍之介とか時代劇でおなじみの名だたる面々はみなそれぞれ存在感があってさすがです。
7点(2005-01-25 22:30:59)(良:1票)
150.  スミス夫妻
知らずに見終わってからヒッチ作品とあって驚いた。製作のいきさつについてSTING大好きさんの話はおもしろいですね。 サスペンスとは全く異なる艶笑コメディだが、セリフや出演者の軽快な運びが結構面白くて楽しい。 しかも魅力的な美女はこれが初見のキャロル・ロンバートだった。ゲーブルならずとも若くして事故死したのはつくづく惜しい。 しかもこれが戦時国債公募キャンペーンで、だからなお悔しい。  結婚3年の夫婦が実は法律上のミスで夫婦ではなかった、とうことに端を発したたわいない夫婦ケンカからイロイロ騒動があって最後は丸く収まるというよくある話だが、やはりこの時代のは可愛くて微笑ましい。 キャロルが思い出のデートで3年前の洋服を無理して着て、スカートのファスナーがはまらない、なんてのも可笑しい。 ラストのスキー板のバッテンエンドはおしゃれ~ 
7点(2004-06-17 17:52:40)(良:1票)
151.  シカゴ(2002)
ロブ・マーシャル振り付けのキャバレーをホーフツとさせる。キャサリンはプロだからさすが、迫力満点。レニーちゃんは歌、ダンス素人なのを考慮すればとっても努力賞。ギアも意外に良かった。お話は嘘っぽいけど、そんなこたぁどーでもいい。素直に上出来のミュージカルを楽しみましょ。レニーちゃんはこの他の作品でもとってもキュートでうまい女優さん。裁判場面で嘘妊婦のふりして、バッタリ倒れて「うまいでしょ」うまい、うまい。ギアに操られる人形のシーンもうなっちゃいました。近い将来あなたが間違いなくアカデミーの主役です。アカデミーは作品賞とキャサリンだったけど、この作品に関わったみーんながもらったと思えば納得です。
10点(2003-05-02 17:45:49)(良:1票)
152.  ファンタジア
見事!すごい!感動!ディズニー映画では1,2に大好き。これが40年の作品だからまたまた驚きのできばえ。音楽とアニメだけで豊かなイマジネーションの連続に圧倒される。ディズニーは白雪姫といい、こういう初期の作品に素晴らしい物が多い。
10点(2003-04-29 13:37:06)(良:1票)
153.  愛と追憶の日々
男性に辛口評が多いようですが、これは基本的に母と娘の長年にわたる愛憎確執がテーマの映画なので、女性受けする作品なのかもしれない。マクレーンとデボラ・ウィンガーの反発したり求めたりの演技合戦と、ジャック・ニコルソン(宇宙飛行士!)とマクレーンの恋愛が絡んだりと盛りだくさんの見所あり。やはりマクレーンが引き立ってるし、実際うまいのだからアカデミーも当然。
8点(2003-03-08 11:04:39)(良:1票)
154.  猿の惑星
当時は凄くビックリの猿メイクと、人間が猿に支配される世界という話が新鮮で衝撃的だった。ラストでザイアス議長が言う、「人間はお互いに殺し合い滅ぼしてしまうから警戒せよ」というようなセリフには深いものがある。核で人類を滅ぼしてしまった、という話は当時の冷戦緊張状態からの危機感が背景にあったのだろう。サルより危険な人間(特にアメリカ)は愚かにもこれを忘れてしまったようで、今だからこそこの映画の本質テーマを思い出す必要があると痛感する。
9点(2003-03-07 15:02:08)(良:1票)
155.  バス停留所
これはモンローが演技開眼!とか言われて彼女はがんばってると思うんですが、モンロー好きの私には今ひとつの作品です。ドン・マレーのカーボーイがかなり自己チューで、ノーテンキなのがうっとおしく思えたのが最大の原因ですかね。私はあんな男はごめんですわ。。。マリリンに「やめときなよ~」と警告したくなりました。
6点(2004-01-08 16:27:16)(良:1票)
156.  戦場にかける橋
敵の橋作りのために駆り出されるイギリス軍捕虜たちとも、期日までに橋を完成させなければと焦る日本軍人とも一歩距離をおいたところにいるような軍医は、観客同様事の成り行きを客観的立場から見ている。その彼がラストに言う、「狂っている」という言葉がこの作品の全てを語っている。自軍の規律を維持するためと言いながら敵の事業計画に積極的に協力する捕虜達だが、どんな状況の中でも目的を持ち「形あるものを作る」ということは喜びになる。それぞれ思惑は異なっても敵味方が協力して一つの目的を達成した時、完成した橋の上で二人の将校は軍人ではなく人間として感慨に耽ったのだろう。しかしその直後せっかく作った橋はあっけなく破壊されてしまう。橋という形あるものだけでなく、作った人の誇りや喜びまでもが無になってしまった。戦争が人も物も含め大いなる破壊と犠牲でしかないとこの空しいラストシーンが象徴している。脱力的なラストシーンにかぶる軽快なテーマ曲が一層複雑な余韻を残す。   
8点(2004-03-07 19:07:57)(良:1票)
157.  逢びき
不倫ものなんだけど、中年の美男、美女ではないし、偶然の出会いでちょっとよろめく、なんて今見てもどこにでもありそうな話。でもこの二人はつつましい。後ろめたさにビクビクしながら、でも逢いたくて若者のように不器用なつきあいを重ねる。で、どうするかというと結局女は家庭へ戻り、男はアメリカへ去る。最後の別れでさえ、不運にも言葉も交わせない。ときめきが終わり、女は意気消沈するが夫は待っているのね。でもこれで良かったと、安堵するようなラストだった。今時の生々しい不倫と違って、そそとした密やかな大人の恋が切なくてロマンティックだった。
8点(2003-05-15 20:58:01)(良:1票)
158.  イン・アメリカ 三つの小さな願いごと 《ネタバレ》 
二人の姉妹はとても自然な可愛らしさでほほえましいし、胡散臭い住人ばかりの汚いボロアパートで階下の黒人マテオとの交流は麗しい。しかしETベースのようないい話も「都合よすぎる」部分に違和感がある。(莫大な入院費支払い方法には脱力)。家族皆がいつまでも亡くした坊やに囚われていて不安定な妻の態度や、貧乏なのにゲームに有り金はたく父親、最後のハッピーにまとめたラストシーンなどあちこちで演出過剰な気がするし粗漏や甘さが気になってしまう。おいしそうなケーキにさらに砂糖を振り掛けて甘すぎる感じ(身内話で甘くなったんでしょうか)。期待してただけに残念。おまけにベリーショートのモートンはプリコグみたいだし、、結局2人の姉妹の愛らしさが一番印象的だったのだが最後の姉の言葉は興ざめ。
6点(2004-01-15 17:16:53)(良:1票)
159.  サイドウェイ
残念ながら私は今ひとつだった。ワインの熟成と人生を重ねるような セリフはいいとしても、二人の男たちには共感できず、ワインの薀蓄も分からない私には何の感慨もなかった。 愛すべきダメ男たちのロードムービーといっても、これは男性の理想とするような都合 のいい話じゃなかろうか。男たちのダメさ加減に比べ女性たちは穏やかで優しい女神のよう(除アジア系女性)。 マイナス思考のマイルズは2年も前に別れた妻を忘れられず、再婚話を聞いて暴れたりするがマヤのような優しい女性に出会って癒されるし、結婚式を1週間後に控えてるのに浮気に精出すジャックは何事もなかったかのように結婚している。いくら愛してるなんて言ってみても「そりゃないでしょ」といいたくなる。 ワインをヤケになってがぶ飲みしたり飲酒運転するシーンも好きになれないところ。   
[映画館(字幕)] 5点(2005-04-10 21:16:06)(良:1票)
160.  お引越し
これを見ると、桜田淳子はつくづく惜しいことをしたと思う。このまま女優をやっていたら、多分歌手よりも成功していただろうと思う。田畑智子については↓の方たちが言ってるので省略。えーっと、、映画そのものについては、、あまり印象にないです。
6点(2003-11-28 22:25:06)(良:1票)

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