1. 着信アリ
レンタルにて。あちこちから集めた“パクり”の連続。極めつけはヒントも出さずワケわからんエピソードを提供し、「理解したければ、“私が書いた”原作本を読め、“2”を観ろ。」とは傲慢が過ぎる。ナメんなよ!映画の“創り手側”としての姿勢を疑う。私としてはこんなものの“真相”なんて解からなくてもいいから、原作も買わないし、続編も観るつもりもありません!真っ当な評価を続けている皆さんには申し訳ないが、映画の内容ではなく、この“創り手側の姿勢”でマイナス4点させていただきます。映画として認めたくないですから。 [DVD(字幕)] 0点(2005-07-18 21:45:41)(良:2票) |
2. ショウタイム
レンタルDVDにて鑑賞。期待はずれ。あのシチュエーションではデ・ニーロはあれが限界でしょう。むしろ、エディ・マーフィーのパワー不足が致命的。もっと“バカ”にくれにゃ、2人の対比が浮き立たない。悪役も地味。余談だが、エディの日本語吹き替えは現在主流の山西さんバージョンより、下条アトムさんバージョンのほうが絶対良い! 4点(2004-07-24 17:44:05)(良:2票) |
3. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 全編にわたって演出・演技に凄みを感じた。引き込まれもした。だけど結末(映画のエンディング)のあまりの救いようの無さのため、僕はこの映画を“好き”になれない。 5点(2004-07-11 12:12:08)(良:1票) |
4. アイ,ロボット
《ネタバレ》 DVDにて鑑賞。ストーリーは観る前のイメージでは“サニー”が悪役だと思っていたので、裏切られたこともあり、楽しめました。黒幕の説得を“粋な返し”ではねつける“サニー”の男気に+1点!ただ、CGに関しては、ちょっとあまりにCGっぽすぎて(特にトンネル内のカーアクション)、興ざめした。あとW・スミスの上司役が『アンダーカバーブラザー』の上司役と同じ役者なので、なんか笑っちゃった。イメージって怖いなー。 6点(2005-02-05 21:44:40)(良:1票) |
5. ゴジラ FINAL WARS
これはきっついなー。軽いし安っぽいんです。音楽も軽く怪獣映画らしくなく興ざめ。やっぱり“ゴジラ映画”には重厚さとハラハラ感を求めてしまうのですよ、私は。監督独自の作風を出すことは大歓迎ですが、シリーズ物を扱うならば、ある程度は“そのシリーズらしさ”を踏まえたうえでやっていただかないと。それができるのが“職業監督(プロ)”だと思うんですが。今作は監督の独自色出し過ぎ。懐かしいプロットや登場人物(怪獣)をだすだけでは物足りない。しかもミニラまで出してしまうとはねぇ。ラスト怪獣が“黄金じゃない”〇〇〇〇〇〇モドキに変身したのはちょっと嬉しかったかも。モドキでなければもっとよかったのに・・・。この作品がファイナルとは・・・悲しい。 [DVD(字幕)] 3点(2005-07-31 22:45:20)(良:1票) |
6. タイムリミット(2003)
《ネタバレ》 レンタルにて。次から次に発生するピンチに“自らの保身のためだけに”紙一重でかわしていく部分は確かに面白い。しかしそういう苦境に陥った理由等主人公に同情の余地が無く、自業自得の感が強いため、あまりに都合の良すぎる展開(特にラスト!)に大きな不満が残る。 [DVD(字幕)] 4点(2005-06-04 20:45:35)(良:1票) |
7. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
《ネタバレ》 DVDにて鑑賞。数十年前に原作を読んだのですが、忘れました。これは“パニック映画”として括ってしまってはいけない作品だと思う。上映時間もやたら長くなく、主な登場人物一人一人のドラマ部分もよく描けている。『苦しい時に神に祈るな。あきらめずに自分の力を信じろ。』と説く牧師が最期になぜあえて神に“問いかけ”、最愛の人を失い失意の淵にいる“自分と似ている”ロゴに名指しで後を託したのか。もう一度だけ言いたい、“これはただのパニック映画ではない!” 10点(2005-02-20 21:21:38)(良:1票) |
8. 座頭市地獄旅
《ネタバレ》 敵役の浪人、十文字(成田三樹夫)との絡みが良かった。前半での友情を感じさせる係わり合いから一転、中盤以降宿での緊迫した障子ごしの“睨み合い”!最後の殺陣も、直前までの“将棋の指し合い”からすでに二人の間で勝負が始まっていたことを考えると見応えがあった。また、中盤で市が薬を探すシーンはグッとくるものがある。市が十文字を斬る動機・必然性が甘かったので-1点。 9点(2004-06-20 22:13:30)(良:1票) |
9. スクービー・ドゥー
レンタルDVDにて鑑賞。基本的のくだらないモノ好きの私ですが、これはくだらないを通り過ぎて、“腹立ち”レベルでした。登場人(動)物達の行動が(私には)理解不能すぎてイライラが募るばかりでした。あー、腹立つ。 0点(2004-07-18 20:20:55)(笑:1票) |
10. ニキータ
《ネタバレ》 DVDで鑑賞。これは面白いです。テンポがいい。役者もいい。ラストの落ちはこの頃(私が好きだった頃)のベッソンお得意の、“本当に愛しているからこそ去る、行かせる、手放す”という、究極の愛のかたちを描いて、単なるグッドエンド、バッドエンドにすることなく、観客の受け取りかたに委ねたことによって、印象に残るものになった。ただ、惜しむらくは主人公の顔!ババくさく見えるのであまり何度も観る気がしない。 9点(2004-07-08 22:11:30)(笑:1票) |
11. イントゥ・ザ・サン
《ネタバレ》 がっかり。何せ悪役に魅力・迫力がないのが致命的。大沢たかおは“ブラックレイン”の松田優作の似てないモノマネをしているように見えます。だから“見せ場”がない。日本が舞台の洋画は珍しいだけに非常に残念。 [DVD(字幕)] 3点(2007-02-18 18:17:59)(良:1票) |
12. 座頭市(1989)
DVDのリマスター版にて鑑賞。過去の作品と比べるとやはり、“侘寂”がない気がする。しかし、所々に役者の演技によって、笑わせる演出は楽しかった(北野版はしょーもないわざとらしいギャグにすぎなかったが。)。緒形拳の浪人はいい味だしていたのに、あの最期と市のすて台詞はちょっと残念、もったいないな。 6点(2004-10-31 21:48:24)(良:1票) |
13. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
《ネタバレ》 母に捨てられ、父を目前で海に奪われ、自分の“居場所”を失ったまま大人になった“孤高の男”ジャックと大家族を持ち、家族の愛情を説く“俗人”エンゾのベタベタするだけではない友情が良い。その唯一心の許せた友人の最期(涙)を見届け、自分は“陸”では生きることのできないことを悟ったジャックは海へ・・・。『私(家族)はここ(陸)にいるのよ!』と必死に止めようとするジョアンナに海への引き金(?)を託すジャック。これは愛。『行って私の愛を見て来い』と引き金を引くジョアンナ。これも愛だ。この2つの愛の形で締めたエンディングが心に染みる。音楽も最高。唯一、長すぎるのが-1点。ああ、このころのベッソンは一体どこへ? 9点(2004-07-18 13:11:46)(良:1票) |
14. ローマの休日
《ネタバレ》 DVDにて鑑賞。「どーせ昔のアイドル映画でしょ。」と今まで観るのを敬遠していました。申し訳ありませんでした!すっごく面白かった。この爽やかさはなんだ!オードリー素敵すぎるし!“稚拙な演技”と感じる皆様もいらっしゃるようですが、“脱出前”と“冒険後”の彼女を観るとなかなか良いと思いますよ。ラスト謁見のシーン、今はやりの“お涙頂戴”ではないのに心に染み渡る名シーン(カメラマンの行動がジーンときた)ですな。そしてG.ペック!最後まで清々しい。アンタの出演作にはハズレないよ! 10点(2005-01-22 22:30:31)(良:1票) |
15. 大災難P.T.A.
《ネタバレ》 S・マーチンのおおげさなボディアクション演技が見事にマッチして楽しい。友情出演の“あの人”が出てきたシーンも面白かった。ラスト近く駅の場面から切り替わってエンディング音楽のイントロが流れるシーンは感動して鳥肌たちます。そして、最後のJ・キャンディのアップ!この表情が何とも言えない!この顔に+2点、それから作品を通して流れる音楽も良いので+1点! 10点(2004-06-29 23:19:25)(良:1票) |
16. かもめ食堂
雰囲気で魅せる映画なんですね。まともに観ようとすると、「やりたくないことをやってないだけです。」なんて言う人が運営しているお店が成功するのを見せられて、“ケッ、そんなうまくいくワケねーよ!”なんて思ってしまう。俺は人間が小さいなぁ。ま、いいか。映画なんだし。片桐はいりは外見と演技がクドすぎて、こういう映画には不向きと感じる。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-09-17 21:29:36)(良:1票) |
17. バトル・ロワイアル 特別編
DVDにて鑑賞。原作読了済み。私は通常版よりこちらのほうが好き。追加シーンで事件前のクラスの様子がよりわかりやすくなっているので。原作の面白さにはかなわないが、“うまく”作られていると思う。時折の字幕や体育館での相馬光子の表情の挿入で、緩急をつけて、ただのドンパチで終わらないこの映画独自の“旨味”がよく出たように感じた。最後に、この映画に限らず鑑賞の選択権が明確になっている映画なのですから、映画について語るとき『子供の教育上~』とか無粋なことは言ってほしくないなぁ。失敬。 8点(2004-08-28 11:10:00)(良:1票) |
18. スケルトン・キー
良くできています。鑑賞中に気になった登場人物達の台詞や行動、そしてショットは全てラストのオチで、“あー、そういうことだったのか!”とキチンと得心がいきます。ただ、非常に後味の悪い結末もあり、素直に“面白かった”というよりは、“感心した!”といったところでしょうか。とはいえ、出来が良いので現時点になっても、鑑賞したレビュアー様が少ないのがちょっと残念なような気がします。 [DVD(字幕)] 7点(2007-07-30 00:15:24)(良:1票) |
19. ユージュアル・サスペクツ
《ネタバレ》 うーん、何度観てもこれで“やられた!”とは思えない。あの“やられた感”の引き金となるコーヒーカップの裏側も掲示板も私達観客側は“書いてある文字”までは見る事ができなかったので、ラストに“書いてあるでしょーが!”といわれても、やっぱり“今になって後出しかよ!そりゃないよ”といわざるを得ない。だから私的にはどんでん返し映画としてあまり評価できないです。 [DVD(字幕)] 5点(2007-04-29 18:11:27)(良:1票) |