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1.  その男、凶暴につき 《ネタバレ》 
公開時、なんとなく一人で観に行って、次の日友達を連れてもう一度観に行った。誘い文句は「なんせびっくりするから観て!!」の一言だった。それから数え切れないくらいビデオで観た。その度に、毎回ゼロのようにびっくりする。 たけしの映画はそのバランスの悪さ(やたら自分の絵が出てくるとか、やたら殴ったり撃ったり、突然メルヘンだったりそれが異常に長かったり急にバカだったり)に魅力があるとわたしは思っていて。 この映画の中で、一番印象に残ったシーンは…決めにくいけど、トイレでチンピラを殴るところ。「知らねえよ」バチッ!「知らねえよ」バチッ!「知らねえよ」バチッ!…4回目超えるころ、気付けばわたしは目をどんどん見開き、鼓動もどんどん早まった。サディスティックなところを呼び覚まされたのか?ではなく、やっぱりびっくりしたのだ。「三発くらいで終わるだろう」と思っていた自分の中で知らず固まっていた「お約束タイミング」の錠前がぶっ飛び、バーン!!と大きな扉が開いたのが見えた。それはラスト前清弘が子分を撃ち殺す時も、まさに飛び上がるほどの衝撃で繰り返される。暴力の場面でなくとも、殺し屋が車の中で呑気に落語を聞いていることさえ同じ種類の衝撃を受ける。 ただ、いつ見てもゼロのように新しいのだけど、長年を経て変化はあり、三十過ぎてみた時にはこの映画のたけしのことを、もの凄く美しい、と思う自分がいて。初めて観た時はたけしはおじさんだと思ったんだけど(笑。おじさんのたけししか知らない人は是非観て欲しいです。精悍で、色気あふれ、凄まじく怖いたけしが真空パックされているから。
[映画館(邦画)] 10点(2009-04-05 18:38:14)(良:3票)
2.  パラノイドパーク 《ネタバレ》 
アレックスは、故意ではないけど人を殺して、結局この映画の中では最後まで裁かれたりはしません。 だけど、既にしてもともと普通の子である彼は「あのこと」以外は無感覚、という「地獄」の中にいます。 そのことがもう、何よりも勝る罰である、ということが、ふいに彼だけが夜の暗闇にいるように黒くなったり、時間がゆっくりになったり、見えてても見えないほどに人に焦点が合わなくなったり、初体験ですら無感動であったりするシーンによって、余すところなく表現されていました。 彼は相変わらずまだ何も損なわれていないように美しく若い。まわりの友達も、野原も相変わらず、スケボーも格好良く気持ちよく世界は美しい。でもどうやっても消えない、罰せられないことによる無感覚の地獄は、手紙を焼いて、まだもう少し長引くかもしれない。だけど、そう長くはないだろうことはわかる。「あのこと」以外に唯一、彼の具体的に感じ取れる現実として、確実に自分を疑っている刑事の存在がそれを予感させているから。こういう美しくて苦しくて「クールな」映画こそが、「大事なこと」を若い人に訴える力が本当にあるのかもしれない、と思いました。
[DVD(字幕)] 8点(2009-08-02 18:34:32)(良:2票)
3.  バベル
一度みてすぐにもう一度観ました。二回とも泣きました。この映画の云いたいことをまとめようと、途中まで考えてたんだけど、やめました。私はこの映画から確かに何かを受け取ったし、だからあとは、黙ってそれを抱きしめればいいのだ。そう思いました。最後に流れる教授の音楽は、やっぱり素晴らしい。ここまで魂の奥深く浸透する音楽作る人は、そうそういないと思います。
[DVD(字幕)] 9点(2009-08-03 13:27:09)(良:1票)
4.  蛇にピアス 《ネタバレ》 
わたしは、三ヶ月くらい前、この原作を読んで、結構、いや凄く、怒ってました。「ええ~?!なんでこれが芥川賞なん???」全然良さがわからなかった。薄い、なんの手応えもない、この作品には重要な痛みも、わたしには伝わってこなかった。「もっと汚れてる、痛くて繊細な小説ってあるやん?村上龍とかさあ」云々。それが。極めて原作に忠実なこの映画を観終わって最後CHARAの歌声を聴きつつ涙を流すことになろうとは、全く想像も出来なかった。こんなに、小説を映画化するということの意味が、わかったことはかつてない。血肉を与えられた物語は、とても豊かにこの世界で生きて呼吸をしていて、あんなに理解できなかった、出会ってすぐに暮らし始めたということも、アマが死んでシバと暮らし始めたことも、なんなく受け入れていた。それは、「一人一人にもの凄く魅力があったから」という、とてもシンプルな、まっとうな、理由からだった。あの3人は、どんなことをしても魂が汚れないということがありえるのだ、ということを教えてくれる。今、再び原作を読んで、同じようにその魅力を読みとれるかどうか、わからない。でもこの解釈はもの凄く正しいのだ、と今やわたしは確信していて、こんな映画を創ってくれた蜷川監督のことを、失礼ながら「なんちゅう凄いおっさんや?!」と思わずにはいられない。なんだか思いがけず、こういう映画に出逢ったことが、とても、とても今、嬉しい。夜明け前から巨大な「蛇」のような電車が休み無くうねり続けるこの異常な都会の日常を、今より少し愛せるような気がしたのです。本当に。
[映画館(邦画)] 9点(2008-10-25 01:28:58)(良:1票)
5.  腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 《ネタバレ》 
見終わって最初に思ったこと「…どんな気持ちになったらええんか、わからん…」スキはあまり無い。俳優もいい。色気もある。怖さもある。永作博美はやっぱりすごい。でも。このやりきれなさは多分、お兄ちゃんとわたしが似ているからかもしれない。何もしてないのに、「仲良くしろよ」と人には言う。無力。一番腑抜け。だからといって死ななくても、とは思ったけど^^;身につまされ過ぎてやりきれない。そういう気持ちで、今日はこの点数です。
[DVD(邦画)] 6点(2008-11-04 00:52:05)(良:1票)
6.  ミーン・ストリート 《ネタバレ》 
チャーリーの予め持っている罪の意識というもの、その理由の説明はなくとも、その感覚は理解できる。 友達のジョニー・ボーイのことを愛しているのは偽らざる気持ちではあるけど、 その中には多分に、自分の贖罪意識が含まれごっちゃになり、そのために常に彼は苦しい。 監督の解説にもあるように、ジョニーはあるとき、それに気づき、 彼もチャーリーが大切な友人であるとはわかりつつ、彼の優しさと自分勝手さに苦しみ、 すべてを破壊したくなる。 「よう、お前はこれでも俺を許すのか?」そう言わんばかりにジョニーは破滅に向かってひた走る。 発作を起こした恋人を置いて、彼はジョニーを追う。捕まえて押さえようもない怒りとその衝動のままに 扉に激しく身体を打ち付け、怒鳴りまくり、そしてほどなく我にかえると、悪かった、痛かっただろう、と謝り ジョニーを気遣う。激しい愛憎。そのどうしようも無さに胸を突かれ、気づくと涙が流れていた。 最後にチャーリーは、自分の守るべき人、二人を乗せて車を走らせる。 その車の中は今そのまま彼の世界の全てであって、そこからどこへ行こうかということなど 実はどうでも良かったんではなかったか。 先が見えないという不安よりも、逃げているという焦燥や恐怖よりも、 確かな幸せを初めて感じていたのではないだろうか。 銃弾が打ち込まれるまでの束の間、守っている人に実は守られていたのだ、ということに気づけただろうか。 そうであれば良いのに、と心から願った。
[DVD(字幕)] 9点(2010-05-22 16:33:21)(良:1票)
7.  おくりびと 《ネタバレ》 
何度か涙を流しました。泣きます。だって人が死ぬのやし。それをまざまざと見るのやし。 でもこの違和感は、なんだろう。男前すぎの「納棺夫」。生活感のないおキレイな奥さん。よくみるとキレイすぎの風呂屋のおばちゃん。おなじく事務所の唯一の従業員がこれまた色っぽい美人。そんなことが妙にひっかかる。汚かったらじゃあいいのか。というわけでもない。おとぎ話ならそれでもいい。リアルさを求めたいタイプでもないし。考えるとつまり、「そんなことが目につく、ということに何か問題があるのではないか」と、思たんでした。主人公の家や社長室?の、妙な異国感。それもまたそれで、わたしにはなじめなかった。でもこの作品は、後世に残る。いささか有名になりすぎた。観てから「納棺夫日記」を読んだのですが、「原作」者とされる、青木新門さんが、この映画と「納棺夫日記」の着地点が違うということで、原作者としてエンドロールに登場することをかたくなに拒んだ、という話、わたしも納得しました。もっと云えたはずなんでは…と思った時、先にあげた点からはじめ、残念に思ってしまうのです。「穢らわしい!」と奥さんに罵られたのは、実話らしいです。映画観られて、良かった方も、そうでもなかった方も、是非「原作」も読んでみて欲しいです。
[DVD(邦画)] 6点(2009-06-19 02:34:00)(良:1票)
8.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 
観終わって、「ああ、ほんまによう切り抜けたなあ。おとうさんもちゃんと責任を果たし息子も生きてたし、尊敬も得たみたいで良かったなあ」と素直に。 それ以外に何か言いたいことがあるとすれば・・・「大阪では何匹か倒したらしい」という情報。素でびっくりして「ええっ!!」言うて、直後爆笑。そら励まされるわ!!言うて。「何持って戦ったんや!?」言うて。もう、なんか道頓堀川をグリコの看板とか破壊しながらやってくるトライポッドに、「いてまえ~!!」とか言いながらバットとか持って飛びかかるおっさんとか想像したらもう…。。って考えたら大阪で自衛隊が攻撃したんでしょうね。冷静に言うと(笑)でも面白いから大阪の通行人のおっさんとかがやったということで是非(笑) そしてなんとかそのシーンも撮って欲しかったです(笑)
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-06 03:00:25)(笑:1票)
9.  火垂るの墓(1988)
戦争の悲惨さに目を背けてはならない、という免罪符をかざして暴走することってままあります。例えばありもしない「従軍慰安婦の証言」を、なんの裏付けもせぬままポルノ小説さながら垂れ流す久米宏や筑紫哲也。うっすら浮かぶ疑問をかき消し思考停止する視聴者。「うわ・・・ひどい。けど久米さんが言うんだから間違いない。重要な意味があるんだ」--いいえ。残念ですが意味なんて無いどころか単に公序良俗に反する有害な番組でしかありません。ただちに抗議の電話をするに値するものです。この映画も同じく、トラウマになってまで直視するほどのものかどうか、その価値を一度冷静に考えてみるべきです。どこまでも純粋無垢な子供。不可解なほどなんの情もない残酷な大人。この単純な対比にヤられて「戦争ってひどい!反対!って思ってりゃ間違い無い」で終了なんて短絡的にすぎません?こういうのには常に反射的に10点つけて、子供にまた思考停止の種をまくようなことは親御さんたちしないほうがよろしいんじゃないかと。情報の選択も自分では充分にできるわけでもない、思考力も充分でない小さい子供にこれを観せるとどうなるか、まあとにかく一度冷静に観なおして考えたほうがいいですよ。どなたかが書いているように原作者の野坂氏は「〆きりに追われて必死で書いただけ」って言ってるくらいのもんなんですから・・。
0点(2003-05-13 17:01:04)(良:1票)
10.  アヒルと鴨のコインロッカー
いつか、いつかきっと、いいかんじになるのだろうと、10年もの長きに渡り忍耐強く只ひたすら期待し続けてきた松田龍平の、ぴったり来る役やっとキター!!っと思えたので、嬉しかったです(笑 いや、既にこの待たせるというだけで大物かも知れないけど^^; でも、この話、彼が登場するまでは、もう本当に、信じ難いほどに退屈。耐えきれず途中早回ししたくらいでした。 で、最後まで見て、あ、そうなの?って初めてまた最初から見ることができました。でもやっぱり中程までの退屈さと、誰にも魅力が感じられないのは、如何ともしがたい…。 ってこれは、もしや珍しい意見なのでしょうか。。?
[DVD(邦画)] 5点(2008-08-02 01:14:07)(良:1票)

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