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anemoneさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 646
性別 女性
自己紹介 2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。
2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。
ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。

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21.  アンブレイカブル
いつの間にかこんなにハゲてしまったブルース・ウィリスのつるっぱげと、球形のテーブルライトが並んで置かれたシーンでは、どちらがしゃべっているのか見分けがつかないほどであった。サミュエル・L・ジャクソンの見たこともないようなカツラの凄さと対比して、コントラストの妙と言えないこともないのだが。黒人の中でも大柄で恰幅の良いサミュエル・L・ジャクソンが、とても壊れ易そうには見えないのと、黙っていても不幸を呼び集めてしまう人相のブルース・ウィリスがあまり運の良いタイプに見えないせいで、ハナからリアリティの欠落したストーリーに信憑性がまったく感じられず、シャマラン監督の前作「シックス・センス」と同じレベルの驚愕のラストを期待させてしまったがために、誰にとっても不幸な結果となってしまった。ブルース・ウィリスを一度思いっきり笑ってやりたいぞ、という方には「アルマゲドン」と併せて強くお勧めしたい一作ではある。私自身は、たまたまTVでやっているのを見かけても思わずチャンネルを変えると思うが。これを観るくらいなら「武富士」のCMの方がよっぽど出来が良いぞ、と思わされる、ちょっと珍しいくらい退屈な映画である。 
1点(2003-11-30 13:45:45)(笑:1票)
22.  アルマゲドン(1998)
特にハリウッド映画に感動を求めず、スティーブ・ブシェミのキレっぷりなどお笑いと割り切って観ればこんなに楽しい映画もない。わざわざ最初から最後まで観る必要もないと思うし、ヒマでヒマで鼻クソをほじくるぐらいしかやることのない時にパラパラッと観るにはもってこいの作品ではないだろうか。中には心の美しい、素直な人もいて、最後には泣ける場合もある。でも私はこういうワケのわからないアメリカ万歳映画は大好きだ。素直な人は心のままに、そうでない人はナナメから。時には映画のタイプに合わせて、カラダの向きを変えてみたりする工夫も必要である。
8点(2003-11-30 02:36:32)(笑:1票) (良:1票)
23.  青い珊瑚礁(1980)
単にブルック・シールズのエロい肢体がいっぱい見たいぞ、という欲求だけは完璧に満たしてくれるのでまったく文句はない。タイトル通り、海は青くて美しいし無人島は開放感たっぷり。私は特にロリータ趣味ではないのだが、目で観て美しいモノはやっぱり普通に好きである。それ以上の何があるわけでもないのだが、それしかないことは観るまでもなくわかり切っているので特に裏切られたような気はしない。とにかくあるのは、青い珊瑚礁とブルッキーの裸だけ。そんなものだと思えば、案外儲けモノと言えるかも。
7点(2003-11-30 01:51:46)
24.  アウトブレイク
現代版「アンドロメダ病原体」を期待させてもらっちゃったわりには安易な印象が否めない。ダスティン・ホフマンにレネ・ルッソという、なんかとりあえず知名度があってヒマそうだったみたいな感じで寄せ集められちゃったっぽいメンツではちょっと無理があったような。ケビン・スペイシーも特に彼だからどうこうと言える役でもないし、強いて言えば欠点のないのが欠点みたいな、普通に安直な可もなく不可もない娯楽映画。宣伝からかもし出されたスケール感がほとんど感じられず、全米が危機にさらされている!と煽ろうとしている緊迫感のわりに全体が「おらが村」で終結しちゃっていたのも情けない。B級ならB級と言ってくれればよかったのに。こういうの、まったく無名の実力派新人、みたいなのがやった方が面白くできるんじゃないの?有名スターは金食い虫でしょう。おカネのかけどころが間違ってしまった典型的な例かと。
5点(2003-11-30 01:47:44)
25.  愛の狩人
どこまで行っても空回りなマイク・ニコルズの笑えない笑いにクラクラしつつ、頑張って最後まで観ていたらあまりにも救いの無いオチにさらにクラクラ。一番セクシーだった頃のジャック・ニコルソンが無駄にオーラを放っています。キャストも豪華だし、テーマは深遠。雰囲気一発で楽しむにはいいんだけど、当代きってのジャック・ニコルソンファンを自認していた私でさえ退屈したのだから普通の人が観通すにはかなりの覚悟が必要だろう。なんとなく、美しい風景とかに騙されちゃったりするんだけど。だから何なのよ。
5点(2003-11-30 01:39:47)
26.  愛が微笑む時
ロバート・ダウニーJr.の演技力炸裂。いい役者さんなのにどうも人生の選択はあまりお上手でないようで・・・^^; 幽霊たちがとりついてしまう、というシチュエーションも目新しかったし、公開当時はかなり新鮮な作品だったような気がします。いわゆるハートウォーミング系ですけど、クサすぎず、ほどよくこなれた作品だったと思います。ちゃんと心も暖まりますし、観ておいて損はないのではないでしょうか。
8点(2003-11-30 01:35:09)
27.  愛がこわれるとき
ハーレクインすれすれですけどジュリア・ロバーツを鑑賞すると思えば決して悪くはなかったですよ。アメリカって敷金も保証人も要らないんだ~、とか、グレイハウンドのバスの待合所にかなりご立派な洗面所があったりとか、細かいところでアメリカってこういう国なのか~という発見はありました。日本ではちょっと考えられない展開ですけど、それなりに草の根的な異文化発見があって楽しい映画だと思います。
7点(2003-11-30 01:31:59)
28.  あゝ野麦峠
「飛騨だ。飛騨が見える・・・」という大竹しのぶの汚れた顔が日本中の涙を絞り取った作品。今だから笑えるけど日本にもこういう時代があったんですよね。心が汚れる前の子供時代にこの映画を観ておいて良かったな、と思います。人にお勧めするほどスゴイ映画のような気はしないんだけど、一応一回ぐらい観ておくのも人格形成上悪くないような気はします。教科書読むよりは面白いと思いますし。まあ今となっては大昔のお話なんですけどね。
7点(2003-11-30 01:28:32)
29.  愛と追憶の日々 《ネタバレ》 
はっきり言って、ナニが言いたいのかまったくわからないのにこれだけ面白い映画も珍しい。「面白い」というのは語弊があるが、とりあえず最後まで飽きずに熱心に見ることが出来、そのわりに何がテーマなんだかさっぱり理解できなかった。普通にストーリーはあったので、特にアメージングな映画を作ろうと思ったワケではなさそうだ。母親と娘が仲良しで、娘が結婚して家を出て行って、母親は老いらくの恋を見つけて、やがて娘が病気で死ぬ。だから何なのよ?という大いなる疑問を残して、何故か映画は感動のラストへ。だいたいシャーリー・マクレーンとデブラ・ウィンガーが親子のくせに全然似てない。隣に住んでる宇宙飛行士がジャック・ニコルソンなのが重要なのか、ジャック・ニコルソンが元宇宙飛行士なのが重要なのか、よくわからないけど彼と恋に落ちたから親子関係がどうなったとかいうワケでもないし、全体として何か騙されたような感じがして非常に頭に来る映画である。しかも最後は子供で泣かせる。こんなのアリ?とか言いながらうっかり泣いてしまう自分への激しい怒りが、ますます混乱を招く実におかしな映画である。ホントにこれはいったい何だったんだろう。
5点(2003-11-30 01:02:03)(良:1票)
30.  アマデウス
神に見捨てられた男・サリエリと、その歪められた羨望の的であるモーツァルト。栄光と挫折、欲望と愛情、音楽史上最大の謎と言われているモーツァルトの不可解な最後を描いた80年代の最高傑作。「神よ、私がモーツァルトを殺した」・・・衝撃の告白から始まる息をもつかせぬ160分間で、天才の名を意のままにしたモーツァルトの華麗なる半生と、芸術に理解のない父親の下で音楽への情熱をくすぶらせた少年サリエリの努力に次ぐ努力、名声への渇望を対比させ、やがて物語は運命の復讐劇へと突き進んで行く。凡人として生まれながら身に余る夢を抱いてしまったサリエリの苦悩は、世の中の圧倒的多数を占める我々凡人の心を掴んで離さない。「カッコーの巣の上で」と並んで、ミロス・フォアマンの名を映画史上に永久に刻みつけた傑作である。
10点(2003-11-29 23:19:27)
31.  アイズ ワイド シャット
キューブリック監督でなく、しかも遺作でなく、ニコール・キッドマンとトム・クルーズ夫妻(当時)主演でなかったら誰が観に行っただろう?と思うと辛目の評価にならざるを得ない。過激な描写としてかなり話題になった気がするが、今どきもっと過激な映像なんか捨てるほどある。残念ながら世間はちょっとキューブリック・ブランドに騙されているのではないかというのが率直な感想。ここに描かれている貞操観念自体が既に前時代の遺物でしかないのに、過激さで時代の最先端を行けるわけがないのだが。キューブリックはこの作品の公開を拒んだという噂がまことしやかに囁かれたが、数百本もあると言われるオファーを断り続けて2年間もこの映画に捧げてしまったトム・クルーズの関係者によって暗殺されたのではないかと真剣に考えてしまう。映像は美しく、音楽は厳選されており、特に言うほどの欠点も見当たらない映画なのだが決め手に欠ける。とは言うものの、派手な見せ場の多いトム・クルーズに比べ、抑えた演技を要求されたニコール・キッドマンの素晴らしい演技はもっと評価されるべき。なんとなく前夫の七光り的な評価を受けることの多かったニコールだが、この映画でもその秘められた実力を十分に発揮できない苦しさを感じる。実は凄い力を持った女優さんだと思うのだが。
6点(2003-11-23 23:30:20)(笑:2票)
32.  アポロ13
世界中が興奮した実在の宇宙ロケットアポロ13の奇跡の生還、これだけのネタがあって監督がロン・ハワードなら、もうちょっと面白く出来たんじゃないのかというのが率直な感想。普通に考えれば十分面白い映画なんだけど、掛かっている期待がケタ外れに違う。ついでに目の幅の涙を流して観客の同情を誘うトム・ハンクスにも私はちょっと飽きている。どう見ても間抜けな三枚目だった若い頃の彼を知っていると、この男に乗員の運命を委ねることが危険にすら思えて来るし。昔の話なので確かにあんないい加減なやり方で帰って来れたとしたら本当の奇跡だ、という納得はあるんだけれども感動がない。特に感動させる狙いはなかったのかも知れないが、もうちょっと面白くする方法はいくらでもあったんじゃないだろうか。特にキャサリン・クインランは本当に必要だったのか、など言いたいことは尽きない。ほどほどに面白いという事実が一層私を腹立たせるのだよ。いつもながらエド・ハリスだけは良い。
6点(2003-11-22 23:16:33)(良:1票)
33.  アメリカン・ビューティー 《ネタバレ》 
家族として機能していない家族、これは現代のアメリカが抱える最大のテーマなんだろうと思います。なんだかヤケに元気な奥さんと、魂を抜かれたサエない中年男、全ての迷える中年男性にとってレスター・バーナムこそ等身大のヒーローなのでしょう。ケビン・スペイシーはソーラ・バーチやウェス・ベントレーのみずみずしい存在感に圧倒され気味で、「なんだ、この程度だっけ?」と観ている時にはちょっと落胆したんだけど、よくよく考えてみたらこれこそレスター・バーナムという男だったわけで、そういう意味でケビン・スペイシーって本当に上手い、わきまえた役者なんだなあと納得。若手を食ってしまうこともやろうと思えば出来ただろうけど、レスターという男はそういう男じゃないんですよね。私自身は、冴えない中年のアメリカ人男性だったことは今まで一度もないんですけど、彼の痛さはとってもよくわかる気がした。映画は時代を映す鏡だ、という言葉があるけど、この映画はたった3人の非常にミニマムな世界を通して、少なくともこの映画が作られた時点でのアメリカという国を徹底的に描き切っていると思う。国際紛争でも政治でもなく、ホームドラマという形でこういうことも描けるんだということを伝えてくれたという意味でも、評価したい作品だと思います。
9点(2003-11-22 20:13:22)(良:1票)
34.  アバウト・シュミット 《ネタバレ》 
個人的に、かつて愛して愛して憧れ続けたジャック・ニコルソンの老いさらばえた姿を見せられるのは悲しい。このマイナス感情を抜きにしても、わざわざこれだけの時間をかけて観るほどの値打ちがあるとはどうしても思えなかった。結局ここで描かれたことと言ったら、良い人でいないと寂しい老後を送ることになるよ、という今までさんざん描かれて来たごくあたりまえのメッセージだけ。そういう意見に耳を傾けるのが大好きな人には良いだろうが、ジャック・ニコルソンがこれまでに演じて来た役の数々と彼自身の風評を思うとシャレになってる気がしない。非常に救いのない、観ていて苦痛を伴う映画でした。がっかり。
3点(2003-11-22 17:14:36)
0121.86%
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2172.63%
3264.02%
4304.64%
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