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1.  アメリカン・スリープオーバー 《ネタバレ》 
ある一夜のいろんな少年少女の行動についての作品。ということはこれは、屋外版・個別グループ版の「ブレックファスト・クラブ」か?と思ったけど、まあやっぱり大分違いますね。で、コンセプトは悪くない、というかむしろ冴えているんですが、致命的なのは、肝心の各登場人物におよそ個性がなく、みんな同じ芝居をしていること。なので、話が進めば浮かび上がってくるはずの重層性や相互関連性というものが感じられない。最後にパレードでみんなが各所にまぶされているくだりなど、本来なら一気に盛り上がり部分になるはずなんだけどねえ。
[DVD(字幕)] 4点(2024-02-22 01:00:47)
2.  アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン
1972年1月、アレサ・フランクリンがLAの教会で2日間にわたって行ったコンサートの映像化です。場所が教会なので、何と、アレサは説教台のような演台で歌っています。あと、バックのコーラス陣が終始座ったままというのも、あまり想像しない光景でした。ライブとしては、演者たちは終始心底楽しそうですし、また聴衆の側は、熱狂しているというよりも、まさに対象を崇め奉るように全身で聴き入っているという趣です。あと、よく考えるとアレサはMCなしで、喋っているのは常に進行担当のジェームズ・クリーブランド牧師です。これもあまり見ない形態かも。
[DVD(字幕)] 6点(2024-01-20 18:34:37)
3.  アメイジング・スパイダーマン2 《ネタバレ》 
前作に引き続き、やっぱりアクションヒーローの定式をなぞっただけになってしまいました。エレクトロは誕生時には割と魅力的で、どんな強い奴なんだと思わせてくれますが、あまりに何でもできすぎるくらい強すぎなので、逆にスパイダーマンに敗北すること自体に違和感しかない。グリーン・ゴブリンは、ライミ版の扱いにおける丁寧さと比べても、オマケ感がありありです。そしてライノに至っては、最後に出してきたのはちょっと凝ったつもりなのかもしれませんが、まったく機能していません。これはやっぱり、中盤のアクセントとして出てきて前座を務めるくらいが妥当でしょ。一方でヒロインとのあれこれも、別れたかと思えば未練がましくじめじめとよりを戻すというのを繰り返しているだけで、ラブロマンスとしても標準レベルに達していません。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-12-06 00:24:01)
4.  アメイジング・スパイダーマン 《ネタバレ》 
ライミ版の終了からわずか5年でまた最初からという理由が想像もつかなかったのですが、実際に見てみてもやはり分かりませんでした。とにかくライミ版の1作目の劣化コピーみたいな感じで、しかも話を速く進めたかったのか、正体はえらくあっさりばれてしまいますし、重要シーンのおじさん死亡のあたりなんかも、えらくあっさりです。また、エマ・ストーンは女子高生には見えませんし、逆にサリー・フィールドの老けぶりにもがっかりしました(同年の「リンカーン」ではそういうことはなかったので、これはやはり撮り方のせいでしょう)。それと、アクションシーンが、下水道とか校舎内とかえらく狭いスペースでチマチマやっているのも、何だかなあ。●全体としては、定番テクニックの駆使によって退屈せず見ることはできるのですが、あえて独立したシリーズの価値を保っているかと言われれば、そこまでは達していません。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-12-05 01:13:52)
5.  アメイジング・ジャーニー 神の小屋より 《ネタバレ》 
家族と平和に暮らしていた父親が、ある日末娘を殺害され・・・というハードな出だし。ところが中盤から、怒濤の宗教映画に突入します。いえ、声高に教義をどうのこうの言うことはないのですが、何気ない会話の一つ一つに、何とも言えない重みがあります。ここでは、人の好い小母さんにしか見えないオクタヴィア・スペンサーが「神」というのも凄いし、軽そうな明るい兄ちゃんが実はイエス・キリストというのも面白すぎます。そして、小屋の3人組に巻き込まれていくうちに、いつしか「赦し」という壮大なテーマが突きつけられます。そして映画はそこから逃げません。まるでその壁をよじ登る主人公に同行するかのように、一歩一歩丁寧に進んでいきます。だから、そこからまとめ上げるラストにも説得力があります。●ところで、後でどうにも気になったんですが・・・主人公の幼少時、近所の小母さんらしき人から「教会に行きなさい」と勧められますが、これ、オクタヴィアでしたよね?ということは、あれも実は「神」だったということでしょうか?神は意識しなくてもいつも身近にいますよ、というメッセージでしょうか?だとすると、それを後で「あなたは、あのときの・・・」などといちいちつなげないのが凄いです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-04-06 00:50:55)
6.  赤い闇 スターリンの冷たい大地で 《ネタバレ》 
ロシアの国家的蛮行は世界史上多々存在しますが、この作品のテーマはあのホロドモールです。その時点で十分な価値と意義があります。ただし、ウクライナでの描写は意外に尺が短く、むしろ「何も知らなかった一記者が、実際に現地に至るまでの過程」と、「それを報道しようとしても誰も相手にしない状況」の方にウェイトが置かれています。しかし、そうであるからこそ、自分たちとも地続きであることも実感させてくれます。また、ウクライナ部分の時間は短いとはいえ、あの「肉のシーン」や子供たちの歌、さらに何気なく当たり前に展開されている飢餓光景など、胸の奥にずしりと残るほどの重みが凝縮されています。
[DVD(字幕)] 7点(2023-01-19 00:54:51)
7.  ある天文学者の恋文 《ネタバレ》 
もっとシンプルにまとめられるべき話なのに、思いついたネタを次々に詰め込みすぎなのです。一方で、主人公男女2人のやりとりは、妙に生々しく、この世にいない者としてのある種の距離感がありません。結果、ただ目まぐるしい、そして制作側に都合の良いだけの展開になってしまっています。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-12-09 01:40:39)
8.  アガサ・クリスティー ねじれた家
こういう「ちょっと変な人たちが集まった不気味な大家族」系のものって、しっかりキャスティングして各キャラの個性を際立たせていないと、ただ集まっただけの設定のための設定になってしまうんですよね。で、これもやっぱりそのまんまでした。家族側と探偵側の双方がしょぼくて、互いに収縮しています。サスペンスないしミステリーとしても平坦で、日本のかつての2時間ドラマでもこれより上の作品はいくらでもあったと思いますが。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-11-15 21:26:53)
9.  アラビアの女王 愛と宿命の日々 《ネタバレ》 
探検家で考古学者で諜報員、さらには異民族でありながらベドウィンにも敬愛され、国境や王まで決めてしまったというのだから、どんだけ凄い人なんだと思いながら見たら、その業績はほとんど描かれず、結果が示されているだけ。前半はメロドラマが延々続いているだけだし、後半は砂漠をただ進んで人に会っているだけ(そして、なぜかことごとくすべて上手くいってしまう)。ニコール・キッドマンの一本調子演技も手伝って、この人の人となりについては、ほとんど感じ取れませんでした。どこまでも続く砂漠の映像は気合が入っていましたが、それ以外に心に残る点がありませんでした。
[DVD(字幕)] 5点(2022-10-19 23:15:01)
10.  アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事! 《ネタバレ》 
「主人公はデスクワーク大好き刑事で派手な活躍などまったく興味ない」とか、「それを相棒が功名心から何とか引っ張り出そうとする」とか、「でも主人公は女性にモテる特殊能力を有している」とか、笑いのネタになりそうな基礎はいくらでも仕込んであるのに、それが生かされていません。逆に、油断するとすぐにアクション刑事ものの定番演出に流れてしまっています。しかもそこに、マーク・ウォールバーグだのマイケル・キートンだの存在感のありすぎる人たちを入れたことによって、本来目指すべきアホで軽薄な方向性にもブレーキがかかっています。せっかくの素材が何も使いこなされませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-07-21 02:03:00)
11.  アンダー・ザ・シルバーレイク
不条理とか混沌というのは自然ににじみ出てくるべきものであって、こんなに正面から作為的に打ち出されると、それは単に自己完結しているだけなのです。それにしても長すぎ。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2022-04-09 01:21:48)
12.  アントマン&ワスプ 《ネタバレ》 
前作に引き続いて、まさにウププな世界。大体、マイケル・ダグラスなんて、このシリーズならどこかの作品で悪役で登場していてもおかしくないのに、徹頭徹尾善玉側である。しかも、若手のスコットやホープに引っ張り込まれて、しっかりコメディな演技をしている。それくらいのパワーが作品にある。●そして悪役のゴーストが、別に何か邪なことを考えているわけではなく、ただ単に自分が助かりたい!が行動動機であるのが、強さと同時に哀しさを感じさせます。あくまでも日常生活内ヒーローであるアントマンにふさわしい敵役です。一方、フォスターの描写は割と通り一遍で、フィッシュバーンの投入がもったいなかったかな・・・(私はクレジットを見たときは、彼こそがラスボスかと思っていたのですが)。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-02-12 00:26:50)
13.  アントマン 《ネタバレ》 
すでに指摘されていますが・・・ミクロ化して、何というか、どんなせこい手で戦うのかと思っていたら(耳の穴から潜り込むとか、首筋をチクチク噛むとか)、やはりヒーローにそんなことはありませんでした。まず、蟻軍団を率いて巨象(に相当する敵)を倒す。それに至るまで、武闘トレーニングだけではなく、「蟻と意思疎通をして動かす訓練」を入れるのが細かいです(私はこのシーンで「ゴースト」を思い出しました)。バトル場面では体の最大化と最小化アクションも加わりますので、二度美味しい迫力もあります。スーパーヒーロー揃いのシリーズの中ではそれでもやはり全体として地味なんだけど、こういう作品も堂々と作れてしまうところにシリーズの奥の深さを感じます。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-12-06 22:41:08)
14.  アイアンマン3 《ネタバレ》 
とりあえず三部作ファイナルとしての気合は入っていて、見ている間は十分楽しめました。●とはいえそれだけに逆にキズも気になって。ベンキンの悪役というキャスティングには唸ってしまったし、実際前半は強烈なインパクトだったのですが、中盤で裏返して、結局それだけ?(私はさらに「あの裏返しこそが実は芝居だった」になるかと思っていたのですが)レベッカ・ホールの退場が早くてもったいない。敵軍団の具体的な性能とか生態が不明(何か触ると熱そう、くらいしか分からない)。ウォーマシーンの装備状態の出番ももう少し欲しかった。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-10-14 01:02:37)
15.  アンダー・ハー・マウス 《ネタバレ》 
まあとにかく、主演2人の脱がされぶりは徹底している。制作者も出演者も、異様に気合が入っているのがよく分かる。しかし、それを支えるべき生活実感や心理描写の部分がほとんど欠落しているので、結局、主人公カップルに盛りがついているだけのようにしか見えないのである(婚約者の男なんかも、もうちょっといろいろ使いようがあったのではないかと思うが・・・)。で、ラスト10分はもろ手抜きであってそこだけで減点しようかとも思ったのだが、主演2人の根性に免じてこの点数。
[DVD(字幕)] 6点(2021-07-20 00:45:18)
16.  アベンジャーズ/エンドゲーム 《ネタバレ》 
改めて考えると、前作の最後でヒーローキャラの半分を消してしまうというのは、実に効果的だったのですね。これは死ぬわけないと普通考える主人公クラスのキャラまで容赦なく消すことで、あえて描写しなくても、全人類の半分が消えるという危機が実感できる。また、前作では増えすぎた感もあったキャラを整理することで、もう一度地に足の着いた地道な描写が可能になるのです。それを受けて、本作の冒頭1時間は、「その後の敗北感」が延々と描かれるのですが、ここで溜めに溜めているからこそ、見る側の後半に向けてのテンションも高まるというものです。そこからすると、いざタイムトラベルに入ってからの方がむしろダレ感があるのですが、それをくぐり抜けてからのオーラス、あの勢揃いシーンは、絶対にそうなるとあらかじめ分かってはいても、やはり単純に胸が熱くなります。これをやりたいがためのそれまでの2時間半であり、そしてシリーズだったのでしょう。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-07-05 02:14:17)(良:1票)
17.  アデル、ブルーは熱い色
カメラがえらく落ち着かなくて、人がただ喋っているところにこっそり割って入っているような感じなのです。よって、役者の演技を見ているというよりも、隠し撮りフィルムあるいは現場同行映像か何かを見ているような気になってきます。ただそんな中でも、3時間近くをそれほどだれさせずにほぼ一直線に見せ切る静かなテンションの高さは、なかなかかも。
[DVD(字幕)] 5点(2020-12-31 00:43:40)
18.  あやしい彼女(2016) 《ネタバレ》 
倍賞美津子のババアにしても、小林聡美の母親にしても、描写があまりにも類型的で。お二人の芸の細かさなどまったく発揮されていません。途中で爺さんや母親にあっさりネタ割りをするのも、何でそんなことをするのかな。分かりそうで分からないから面白いのに。逆に孫の方は、例のアクションで「えっ?」となる美味しいシーンが、その後まったく生かされていません。そんな稚拙な脚本でも、存在感だけで全部を引っ張っていける、そしてステージアクションもそこそこサマになっている多部未華子ちゃんに3点。それと、この内容にしては尺が長すぎです。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2020-08-28 01:19:21)
19.  アルゲリッチ 私こそ、音楽!
アルゼンチン出身の世界を代表するピアニスト、マルタ・アルゲリッチについてのドキュメンタリー・・・なのですが、撮っているのが彼女の娘、というのがミソでありまして。当然のことながら、ドメスティックな話題(や映像)が多くを占めています。したがって、もともとこの人を知っている前提で、「なるほど、プライベートな場面ではこうだったのか~」という新発見をする見方だったら、これほど面白い作品はないのでしょうが、「そもそもこの人ってどういう(業績や技術のある)人かが知りたい」という観点であれば、解説やデータ提供が親切にあるわけでもないので、ほかのファミリーと何が違うのかがよく分からない間に終わってしまいます。そんなわけで、深く楽しめたわけではないのですが、作中における日本の比重が高めなのは、ちょっと驚きました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-27 00:58:29)
20.  あの日の声を探して 《ネタバレ》 
単純に物語として見た場合は、都合良すぎる場面が結構多くないか?というのが気にはなるのだが、それ以上にこの作品を成り立たせているのは、世界平和への最大逆行国家であるロシアへの怒り(2014年といえば、クリミア侵略の年でもありますね)。そして、無力というよりもやる気のない国際組織への徹底批判(「報告書が積まれるだけ」という台詞が中盤に登場して、会議の場面は本当にそれを体現している)。この視座が明確であるだけで、この作品は普遍的な価値を有している。また、皮肉さをちりばめながら一本の筋をすっとつなげるラストも見事。
[DVD(字幕)] 7点(2020-08-16 00:54:33)(良:1票)
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