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ロカホリさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1504
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自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

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1.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
脚本が素晴らしい。よく練られ、丁寧に作られた極上のサイコサスペンス物。何も予備知識を入れないでいったんですが、傑作。脳内ならなんでもありですが、参りました。一瞬、ドリームキャッチャーが頭をよぎりましたがw
10点(2003-11-06 21:10:04)
2.  アベンジャーズ/エンドゲーム 《ネタバレ》 
『アイアンマン』から11年。まさに集大成といえる大作になっていましたね。インフィニティストーン確保のために時間を遡り歴代作品とのリンクはずっと追ってきたファンとしてはたまらなかったです。トニーとキャップのストーリーや活躍の配分は完璧といえる出来だったと思います。仲直りは若干軽いかなとは思いましたが、娘も生まれ過去に行き確執のあったハワードとも会う事が出来た社長。「I am Iron Man」ではじまり「I am Iron Man」で終わったのは大正解だったし全宇宙のために逝く道を選んだのはこれ以上無い見事な散り方でカッコ良すぎです。キャップも誰もが待っていた「Avengers Assemble」や高潔な心の持ち主しか持てないソーのムジョルニアを持つだけでなくソー以上と思えるほど使いこなし、最後には長年の苦闘から解放され最愛のペギーと添い遂げる。長く引っ張ってきた二人の物語はとてもジーンときましたね。 逆に割を食ったのがソー。両親は亡くなりムジョルニアは壊され片目をえぐられ義弟と親友は目の前で殺され国民も半分にされてしまうなど散々な目に遭ってきて、ようやく前作『インフィニティウォー』で死ぬ思いをしてまでして作ったストームブレイカーとともに活躍できたと思ってたら、今回は様々なものを失った反動と2度の指パッチン+ストーン破壊済みと完全勝利のサノスに勝ち逃げされたショックで精神的にも肉体的にも弱体化したヘタレキャラになってしまい最後までそのままなので残念だった。自堕落な生活でビール腹は酷かったな。せめてビッグ3揃い踏みでサノスに挑む決戦はいつものソーにして欲しかった。過去に行き予知能力のある母フリッガに励まされるトコはグッときたのに、活躍する場面も全くなく前作じゃサノスを圧倒したストームブレイカーを持っていても押されまくってるし、挙げ句に本来のソーの役割をキャプテン・マーベルに全部持って行かれてて可哀想になりました。サノスの母船を破壊するのは二人の連係プレーくらいの配慮が欲しかったです。最後には王位を放棄し再建した国を出てガーディアンズと合流とビッグ3で唯一次フェーズにも出るようなので多少は許せましたが、そこら辺のバランスの悪さと不遇な扱いはとても不満でしたね。逆にあまりにも強く描きすぎてしまったマーベルを今後どう扱うのか心配にもなりましたが、中途半端に融合して人格を消されたハルクも不憫だったな。 ただ、これだけ続いてきた作品群をまとめ上げたのは物凄い労力があっただろうし明確なビジョンを持ったファイギを筆頭にスタッフも素晴らしかったです。ずっと観てきて良かったと思いました。
[映画館(字幕)] 9点(2019-04-27 13:48:15)(良:4票)
3.  アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 《ネタバレ》 
MCU10年18作品に及んだ集大成の前編。OPマーベルロゴで救難信号から冒頭のシーンは「コイツはヤバい」感がスゴかった。足元に生き絶え絶えで転がっているのがソー、突っ込んできたハルクを難なく捌き圧倒し、策士ロキも赤子の手を捻るように殺す。いままでチラ見せしかしてこなかったサノスの最強っぷりが即座に理解できた。多くのヒーローたちが絡み支え合い強敵サノスに挑むワケですが、全編に渡り演出や構成が非常に上手くバランス良く出来ている。今作のすぐ前の話「ナグナロク(バトルロイヤル)」でムジョルニアは破壊され、親は死に、片目を潰されるソー。さらに今回自分は半殺しで救ったはずのアスガルド民やロキとヘイムダルが殺されたりと冒頭から散々な目にあっていたのに、ガモーラとのやりとりでプチ嫉妬したクイルと不幸自慢合戦をしだすわ、そのガモーラとクイルがイチャイチャしていたのをひっそりとドラッグスが見ていたり、社長とストレンジは会って直ぐに罵り合いをしたり、ハルクバスターを装着してウキウキのバナーを鬱陶しそうな冷淡な目で見るオコエとそれぞれの性格通りな掛け合いが面白かった。絶望的な物語なのにこういうユーモアを適度に配置させる巧さはさすがマーベルだった。ピーター・ディンクレイジを巨人にしてたのもセンスが良かったですね。 ナノマシンを駆使した新アーマーのアイアンマンはさらに洗練され頼もしくはなったけど、無骨さやメカっぽさが無くなって何でもありになってたのがイマイチだった。ただそのサノスに追い詰められスーツが徐々に剥がれ悲壮感が漂いながらも抗っているシーンはカッコ良かったな。未来を見て来たストレンジの「1つだけあった」という唯一勝利への道がインフィニティ・ストーンを全種類揃わせての半壊滅状態なんだろうけど、社長はストレンジの意を汲んでいそうな気もする。1年後の続きが激しく気になりますね。 凶悪なだけではなく故郷の滅亡を救えなかったコトを悔やんでいたり、自分と似たガモーラを想っていたりと人間的な面もあり、最後にはやりきった満足そうな顔といい「サノスは帰ってくる」といいサノスは主役感があったな。いいキャラですわ。
[映画館(字幕)] 9点(2018-04-28 01:05:57)(良:1票)
4.  アベンジャーズ(2012) 《ネタバレ》 
満を持して遂に出来上がった『アベンジャーズ』。マーベルが威信をかけて作り上げただけあって素晴らしい出来。 強い個性を持つそれぞれのキャラクター達が最初はいがみ合い戦うものの、チームとなっていく過程は違和感がなく非常に巧い展開。同じ世界で存在するというコトはファンにはたまらないですね。○○と○○が戦ったらどうなるんだろう?誰が一番強いんだろう?的なファンの声に応えるかのように、ヒーローvsヒーローの夢の対決シーンも出し惜しみ無く見せてくれ、そのvsシーンも各ヒーローの特徴を的確に掴んでいるので満足度は高いでしょう。会話だけでもゾクゾク来ます。 アメリカが愛するような甘いマスクと誠実さは感じたものの、ピンでの作品ではあまりリーダとしての資質を感じられなかったキャプテン・アメリカも自己犠牲精神に溢れ正義感と不屈の精神と統率力を存分に見せてくれ、アイアンマンことスターク社長は各キャラを煽り弄り倒し物語を回していく狂言回し的な役割を担いつつ非常に美味しいトコもゲット。役者が変わったものの、知的さと危険な香りを感じさせ感情が爆発すると大暴れしまくるまさに最終兵器的なハルクは過去最高のハルクだと思うし、気品あふれる外見で尋常じゃないパワーを持つもののイマイチなじみの薄いキャラだったソーも、天然風味で爽やか笑顔の気の良い兄ちゃん神さまで一発でやられましたが今作もしかり。数年かけて種を蒔いてきた結果がコレですがこの人たち以外の配役は考えられないハマり役と言えます。敵役だったロキもドヤ顔しまくりのくせに、ほとんどのキャラに食らわされてるのも笑えました。単なるお祭り映画じゃないですね。いやぁ、楽しかったです。 いつも通りエンドロール後のお約束があるのでしっかり最後まで観てください。
[映画館(字幕)] 9点(2012-08-22 22:14:19)(良:2票)
5.  アマデウス ディレクターズカット
天才とアレは紙一重だとはよく言ったものだなぁと。DVDに三ツ矢雄二の吹き替えが入ってないのは残念w
9点(2003-10-12 22:36:00)
6.  アルゴ探険隊の大冒険
骸骨剣士達との戦いが凄い。ハリー・ハウゼンはグッジョブ♪
9点(2003-10-10 00:25:22)
7.  あの夏、いちばん静かな海。
ある意味実験作のような作品ですが、深く心に響きます。
9点(2003-09-12 20:57:01)
8.  アザーズ 《ネタバレ》 
子役の演技に拍手。ストーリーも演出も良いです。哀しいお話でしたが、最後は家族が1つになったとして報われた様な気も。
9点(2003-09-12 19:18:43)
9.  アントマン&ワスプ 《ネタバレ》 
今回はかつて初代アントマン&初代ワスプとしてピム博士とともに任務に当たり、人々を救うために超極小の亜原子サイズとなり別次元の異世界【量子世界】へ突入して帰らぬ人となった初代ワスプこと妻ジャネットを救出する物語。 かつて開発に失敗した量子トンネルを完成させたピム博士。その技術を狙う闇商人バーチー一味、ピム博士の元同僚ビルと幼少時の事故で分子構造を変化させ物質をすり抜けることが出来るゴーストと呼ばれるエイヴァが三つ巴の戦いを繰り広げるめまぐるしさ。伸縮自在なアクションのアントマン&ワスプと物質をすり抜けるゴーストの戦いとバーチー一味がらみの追いかけっこは硬軟自在で見応えありました。そこに安定感抜群のマイケル・ペーニャ演じるルイスたちが場の空気を乱すことなく本領を発揮するので楽しかったですね。自白剤ネタと相変わらずのワンパンマンぶりは笑いました。複数が絡む争奪戦ながらバランス良くしっかりとまとめ上げられ全編にわたりユーモアに溢れていてとても楽しかったです。ただ、アリの扱いが軽くなってて前作ほど愛情を感じなかったのが残念。 ジャネットは物理法則や時間の概念もなくなる量子世界に30年いて特殊な能力を身につけていましたが、どういう扱いになるかな?と、考えてたらエンドロールであの世界での現実へ引き戻された感がありましたねえ。まあそうだろうなとも思わせますが冷や水ぶっかけるとはこのことでしょうな。楽しかった雰囲気が一気に萎みました。再び量子世界に入ってしまったアントマンも何かを身につけるんだろうか?アベンジャーズ4(仮)はどうなるんだろう?と考えると眠れなくなりそうなので日本公開は日米同日くらいで頑張ってねディズニーさん。
[映画館(字幕)] 8点(2018-09-03 22:11:41)(良:1票)
10.  アントマン 《ネタバレ》 
原作未読。物体のサイズを変える物質ピム粒子を使った特殊スーツにより身長1.5cmまで縮んだり、その物質を利用したディスクであらゆる物を縮小・拡大でき、蟻とのコミュニケーション能力もあるアントマン。アベンジャーズの面々は直球な人外の強さなので、この変化球のようなキャラクターの登場により幅が大きく広がった感がありますね。人間にとっては狭い子供部屋が小さなアントマンには広大な世界になるわけで、玩具の列車が彼には本物になり、他のヒーロー並みの格闘をしていても人間には虫が動き回っている程度の認識。そこら辺を交互に見せるサイズ違いのギャップがとても上手くて面白かったです。ルイスをはじめとする仲間たちとのやり取りもコメディタッチで笑えるし家族ドラマもある。ピム博士はスタークの名を上げ嫌悪しているし、アイアンマンとファルコンとの遭遇もあるのでマーベル世界の一員としての立ち位置も受け入れやすい作り。それぞれのバランス配分が良いので、他のマーベルヒーローを知らない人でも作品に入り込めると思います。『アイアンマン』から始まったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の中でも上位に来る出来だと思いますね。
[映画館(字幕)] 8点(2015-09-20 20:47:29)(良:1票)
11.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 
父親から「番犬であれ」と教育されてきた主人公カイル・クーパーは愛国心を持ち仲間を守り家族を愛する、強い信念を持った優しい男。それが残酷な戦場での極限の任務と幸せな家庭環境の狭間で精神を蝕まれ徐々に精神が崩壊し、守ってきた仲間に撃たれるという衝撃的な最後を迎えるのは下手なフィクションよりはるかに皮肉が効きすぎていた。 一方的に押し付けてくるモノでもなく戦意高揚映画やヒーローを描いたわけでもない。様々な角度から淡々と事実を提示し進んでいくイーストウッドらしい抑えた演出が功を奏していた気がします。無音のエンドロール中は「この世には狼、羊、番犬の三種類の人間がいる」というカイルの父親のセリフが改めて頭に浮かんだ。たった一人の男の苦悩はアメリカの闇でもあるんだよな。この問い掛けを超大国アメリカの国民はどう受け止めたんだろうか。
[映画館(字幕)] 8点(2015-02-23 20:20:17)
12.  アリス・クリードの失踪 《ネタバレ》 
オープニングから拉致監禁するまでの無駄の無さ、登場人物3人で繰り広げられる終始漂う緊迫感はお見事だった。初監督作品だというブレイクソン監督の演出力、テンポの良いカット割り、監督自身が書いたという脚本はとても優れていたし将来有望としか言いようがない。タイトルの由来も最後に理解できたけど、二人組の犯人のいきなりの「ブッチュ~」には吹いたし、同性愛者+両刀使いにしたおかげで物語に深みも出ていたな。しかし、よくやったなぁ。私には無理ですわ。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-23 22:54:13)(良:1票)
13.  相棒 -劇場版Ⅱ- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜 《ネタバレ》 
土曜ワイド劇場時代からすべて見ています。宣伝で「シリーズ最高傑作!」とやたら謳ってますが、前作がファンや関係者へのご褒美的なモノでしたし、そうなって貰わなければ困るよなぁと思って観てました。まぁ話の規模としてはテレビスペシャルの域を出ていませんが、間違いなく「シリーズ最高傑作」です(スピンオフ含め3本目ですしどうなんだろ?と思いますけどね)。TVシリーズ同様地味ながらも存在感抜群で仕事のできる役者が大勢出ていて緊張感ありました。前作が「相棒の紹介」であるならば、今作が「これぞ相棒」と言える作品に仕上がったと思います。 前代未聞の事件の裏に策略や陰謀が炙り出てくるという展開の中、小野田をアッサリと逝かせてしまいましたが、今後のテレビシリーズに吉と出るか凶と出るか。最重要ともいえる人物の死で『相棒』の作品としての落とし所がどこになるか不安になりますね。右京と対等またはそれ以上に渡り合える人はもういないんだよな。 「殺されるならお前にと思っていた…」という最後の言葉は、いつか官房長官の地位を殺す(諸々の悪事を暴く)という意味で右京に引導を渡して貰いたかったので非常に残念。権力の象徴として底知れぬ暗黒さと貫録では他を圧倒し、時には特命係の後ろ盾にもなり時には敵対する間柄にもなったキャラなだけに、ポッと出たノンキャリアに殺されるという最後はイマイチ感も残ります。まぁアッサリなのも相棒らしいともいえるかなぁ。 「あなたの正義を問う。」というフレーズ、「正義なんて立場によって変わるもんでしょう。」「絶対的な正義がこの世にあるなんて思ってる?」「それでも僕は、僕の進む道を変えるわけにはいきません。」組織の正義と個人の正義。レベルが違いますが身につまされるセリフでした。右京の意を決したような表情と名曲揃いの『相棒』の中でも屈指の曲である「終わりの始まり」がかかるエンドロール中は色々と考えさせられましたね。右京はあらゆる意味で強いな。 それにしても警視庁のATMにも「振り込め詐欺注意」のビラを貼る陣川くんは好いわ。一服の清涼剤というかオアシスだな。
[映画館(邦画)] 8点(2011-01-10 21:13:45)
14.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 
序盤の指詰めシーンに小学生が工作で使うようなカッターを持ってきて、「これで詰めろこのヤロー!」「こんなもんで出来るかバカヤロー!」「なんだ手前!出来ねえのかこのヤロー!」「やってやるよ、バカヤロー!」などと、長州と橋本のコラコラ問答を思わせる言い合いからして面白く、常にニヤニヤしてしまいましたね。歯の治療をしている村瀬に、誰でも嫌な顔をするあの「チュイーン」と歯を削る機具で攻めるというエグイ事をし客を引かせつつ、その後には顔中に矯正具のような物で固定された村瀬を見せ、実はそこでは会食が開かれているというたたみ掛ける流れは、痛々しいシーンを笑いに昇華させており巧いなぁと思いましたね。恐怖と笑いは紙一重と言いますが、似たようなモンでしょう。でも死に様や痛いシーンが多く、バリエーションも豊富なだけに苦手な人も多いかな。 たけしは年々滑舌が悪くなっており老いが来てるなぁと思わせましたが、上手く世渡りできない古風で愚直なヤクザを貫禄充分に演じていたし、主要キャストは全員「わたし悪ですが何か?」という雰囲気を漂わせていて見応えありました。イケイケで仕事ができそうな森永健司が存在感ばっちりに脇を固めていて良いですね。漫画の『代紋TAKE2』で言うと政岡だな。 むかし気質の武闘派ヤクザの水野を演じた椎名と、今の時代に合せて生き、自分以外は馬鹿と思っているインテリヤクザの石原を演じた加瀬も対照的で良かったですね。 「全員悪」とは言いますが、武骨で生き方が下手な人間は長生き出来ない世界なのは一般社会と一緒だなと思いました。まぁでも狡猾で世渡りの上手な人間が天下を獲りましたが、結局彼らも下剋上されていく運命にあるんだろうな。
[映画館(邦画)] 8点(2010-06-13 21:39:15)(良:6票)
15.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
宣伝で「映像革命!」とやたら煽ってますが過去の「革命的」な作品ほどのインパクトは無いな。思わせぶりで小出ししていた予告編を見る度に、色々な映画、漫画、ゲームにありがちな「凡庸な内容っぽい」と思っていましたが案の定そのまんまな出来。パクリとは言わないが、昔のSF小説なんかを基にして、あらゆるジャンルでこの手のSFモノは溢れ浸透しているから映像として突き抜けたモノを創るのは難しいな。 しかし、やはりセンス抜群でディテールにこだわるキャメロンだけあって退屈しない出来になっている。あの惑星の生物や植物は興味深かったし、それぞれがネットワークで繋げられるというのも面白い。そこに攻め入るパワードスーツ、火力抜群な各種兵器、気概のある女戦士も出てくるしキャメロンの趣味全開なモノ多数で好みの人には堪らんでしょう。人間側は余裕かましてる大佐が本当に臨機応変で危機回避能力と戦闘力が抜群で粘着質だったのが良かったなぁ。先住民VS侵略者って図式はアメリカ的で色々と略奪の歴史もあるし想像しちゃいますね。驚きは少ないけど観ていて安心できる王道的なストーリー展開の作品でした。三部作の構想もあるようですが、伏線も回収できてるし綺麗にまとまったので完結で良い気もしますけどね。 【余談】この作品は当初から3Dを想定していたそうですが、劇場の設備も問われるし今の世の中にはまだ必要ないんじゃないですかねぇ。テレビも3D商品化に向け開発中らしいけど、それをきちんと表現するまで技術と時代が追いついてないと思うし、お客もまだ望んでいないと思うんだけどな。
[映画館(字幕)] 8点(2009-12-24 21:38:42)
16.  アイアンマン 《ネタバレ》 
原作未読。トランス・フォーマーの時も思いましたが、やっぱり男としてはこの手の作品は魅かれますね。スーツの装着シーン、造形美や飛行シーン、バトルなんかとても素晴らしかった。 本作の主人公は兵器開発をしている実業家セレブの人生大成功のヒゲを生やしたヒール面の「オッサン」と今までのヒーローのはあまりなかった設定。酸いも甘いも知りつくした大人の男、なおかつ大富豪で天才科学者。なんでも出来ちゃいますね。 自分が開発した兵器をテロリストが利用しているのを知り正義感が芽生え、拉致先からの脱出用に作ったパワードスーツだったわけですが無骨でカッコいい。脱出後そのスーツを改良してコツコツ作り上げていく過程なんか天才っぷりや強い信念も持ち合わせていると分かるし脚本も演出も巧かったな。やっぱ男なら燃える。 秘書のグウィネス・パルトローとのラブ・ロマンスも無駄に関係を結ばず、お互いの感情をたまに確認したりしてて良い意味で大人の恋愛でイイ感じだったわ。 早くも決まっている続編が楽しみですが、せっかく決まった「I am Iron Man!」(ブラック・サバス最高!)の後に「エンドクレジットの後に続きがあります」はドン引きですね。内容がどうであれ、そこまでしないといけない時代になったのかと。
[映画館(字幕)] 8点(2008-10-01 01:50:23)(良:1票)
17.  アビエイター 《ネタバレ》 
ハワード・ヒューズについては多少知っている程度。ただの金持ちのボンボンに終わらず、あらゆる面でセンスに長け、空を自由に飛び、映画を好きに撮り、女優をも手中にする。ある意味男の夢を現実にしているヒューズは羨ましい限り。常人との差がありすぎるのでいろいろな精神の病のハンディで他者とバランスを取ってたのかもな。それにしてもアレくらいのモチベーションが欲しいと思う今日この頃。ディカプリオは演技も面構えも素晴らしかった。どこらへんで賞獲りを意識しているというのか、どこら辺で賞を取れるのか分からないし、誰が何の賞を取ろうが私は基本的に興味ないです。この作品はディカプリオにとっても、スコセッシにとっても誇れる作品だと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2005-04-04 21:18:20)
18.  アイ,ロボット 《ネタバレ》 
アシモフとロボット三原則は知ってましたが、小説は読んだこと無いです。ウィル・スミスは華がありますね。乗せられる形でグイグイ話にひき込まれました。機械の反乱というとよくあるけど、vikiはvikiなりに三原則を考えての行動だったんですねぇ。伏線も張られ、設定もしっかりしていてテンポも良く楽しめました。それにしてもサニーは熱い男(?)だな。でも個人的には人間に近いNS-5型より、愛嬌のある顔付きのNS-4型が好き。冷たく廃棄されたのに、主人公を守るために圧倒的な力を持つNS-5に立ち向かう一連のシーンは泣けたぞ(所詮プログラムと言っちゃー元も子もないが…)。
8点(2004-10-01 01:09:05)(良:2票)
19.  雨に唄えば
やっぱ、あの雨の中での軽快なステップと歌が良いなぁ。ポスターの絵柄も好き。
8点(2003-10-26 16:57:43)
20.  I am Sam アイ・アム・サム
それにしても出来た子供だ。ショーン・ペンはマドンナと別れてから、呪縛から解き放たれたように活躍しているな。
8点(2003-10-23 19:31:15)
060.40%
1412.73%
2614.06%
31268.38%
415810.51%
525016.62%
626617.69%
729419.55%
819913.23%
9734.85%
10301.99%

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