1. IAM A HERO アイアムアヒーロー
《ネタバレ》 原作は20巻まで読みました。原作をうまくアレンジしてあって配役や演技もとても良く面白かったです。特に序盤からタクシーまでの展開は神懸っていました。徹子の部屋も素晴らしかったです。本人はあまり気に入っていないようですが、2年前の有村さんの演技も可愛かったです。サンゴの死に様も良かったです。これ以降は久喜編を経てエヴァやガンツのようになってしまうので、続編はなくて良いと思います。緊張感がずっと続いてとても良い映画体験でした。パンフレットのインタビューで「樹海での撮影は数日に及び、有村さんも本当によく頑張った」と言えば良いのに「僕が有村ちゃんを思う気持ちと、英雄が比呂美を思う気持ちがリンクした」と言えちゃう大泉洋も本当にキモ過ぎて良かったです。 [映画館(邦画)] 9点(2016-05-01 21:45:47) |
2. 暗殺教室~卒業編~
《ネタバレ》 殺せんせーの出自がわかった後は原作でもしんみりした展開になってしまったので、映画も明るかった前作より楽しくなくなりました。生徒一人ひとりの成長をうまく描写する事で殺せんせーがどんなに素敵か伝わるのが原作の趣旨だと思うのですが、この映画では本当に特定の生徒しか活躍せず、「その他」扱いは背景になってしまって残念です。竹富聖花さん、上原実矩さんとクレジットでは同列で表示されているにも拘らず、優希美青さんは序盤に「ありがとう殺せんせー」と言ったきり本当に全然映らずこれは何かの嫌がらせかと不信感を抱きました。成宮君は「相棒」出演でキャリアにケチが付いてしまい、この映画と同時期のTVシリーズ「怪盗山猫」でもしょうもない裏切者だったため、本作にも出てきてガッカリです。インタビューによると現場で二宮君に話しかけてもらえなかったようで苦笑いです。よく見ると橋本さとしが出ているので、どうにか彼を柳沢役にできなかったのだろうか。レッドアイとかいうスナイパーは喋りすぎで格好悪かったです。また、カエデやイトナも触手による激痛に耐え、爆発の可能性もあるだろうにそれはどうでも良いようで、原作への愛情を感じバランスの良かった前作より今回はつまらなかったです。上原実矩さんは「ガールズ・ステップ」の時と見た目もキャラも全然違うので面白かったです。律がぶっ放している所が好きなので、最後クリーチャーが現れた時に正常に起動して迎撃してくれたら良かったです。 [映画館(邦画)] 3点(2016-03-28 02:29:16) |
3. アーロと少年
《ネタバレ》 初っ端の農作業風景で作り手の豊かな想像力に魅了されました。ストーリーは行って帰ってくるだけで単純ですが、美しい背景と感情豊かなキャラクターたちに終始夢中になりました。「アーロと少年」というよりは「少年と犬」という感じで物語が進むにつれてより親しみを持つ事ができました。最後少年がアーロに超スピードで抱き着くのも可愛くてとても良かったです。 [映画館(吹替)] 10点(2016-03-28 02:04:20) |
4. あと1センチの恋
《ネタバレ》 思っていたよりずっと軽めで、ティーン向けなのかも知れません。わざわざ観るまでもないと思います。ヒロインは可愛かったので、他のジャンルの映画で観てみたいです。 [DVD(吹替)] 2点(2015-10-24 01:51:27) |
5. アベンジャーズ(2012)
《ネタバレ》 異空間からやってくる敵の軍勢がコピペCGだらけで何とも言えない虚しさです。トム・ヒドルストンは素敵な俳優ですが、ロキ役だと魅力を活かし切れていない気がします。この後「コリオレイナス」で初めて魅力に気が付きました。また本作がきっかけで後に「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」を鑑賞してキャプテンの素晴らしさを知りましたが、「アベンジャーズ」のキャプテンの衣装は何かダサいし、本作じたいは単なるお祭り映画以上のものは無かったです。 [映画館(字幕)] 4点(2015-10-08 02:12:14) |
6. アントマン
《ネタバレ》 40代男の再出発の話として普通に面白かったです。アリたちが従順でとても頼もしくて可愛かったです。第1作なので序盤の説明が長くてやや退屈でしたが、施設襲撃からグッと面白く感じました。訓練でホープに散々食らった「幸せ投げ」を先輩ヒーローに決めた時は爽快感がありました。 [映画館(字幕)] 9点(2015-09-28 01:20:38) |
7. アナと雪の女王
《ネタバレ》 有名になり過ぎてなかなか観る事ができずにいましたが、観てみたら思っていたよりあっさりとしていました。短いので繰り返し観る事でキャラクターに愛着が湧いてきました。現代に生まれた古典で、スタンダードとなるべく生まれてきた映画だと思います。ハンス王子のクソ野郎っぷりすら様式美であるという印象です。日本語吹き替えも一流で素晴らしかったです。神田沙也加が特に良いです。松たか子は「ジェーン・エア」を期待してしまうとやはり凄く物足りないです。トロールたちの歌が個人的に好きです。食わず嫌いで上映期間中に散々スルーしてしまいましたが、映画館で観れば良かったです。 [DVD(吹替)] 7点(2015-09-13 02:49:28) |
8. アメリカン・スナイパー
《ネタバレ》 「ブラックホーク・ダウン」や「ローンサバイバー」と同じく戦争そのものの是非は観客が考えろという映画だと思いますが、それらと明らかに異なるのは帰還後の苦悩をよく描いている事と、女子供を容赦なく撃った事だと思います。射撃やヘリの音が特に良かったです。帰国して冗談で下着を脱げと奥さんに銃を向けたりするところや、子供の近くで銃を置くところ等は下手なホラー映画よりもホラーしていて印象的でした。誰と戦っているかがよくわからなかったので、そろそろイスラエルやCIAがいわゆる「敵側」を訓練している場面が観たいです。 [映画館(字幕)] 7点(2015-02-26 05:55:43) |
9. 愛犬とごちそう
《ネタバレ》 食べ物がお口に次々と投げ込まれる表現が繰り返し出てきますが、それがスプラッシュマウンテンのクライマックスのような構図で独特の浮遊感があって印象に残ります。物語を表すのに長尺は必ずしも必要ないと思わせる、それでいて決して華美にならずオードブルとしての役割を存分に果たした、上手くまとまったアニメだと思います。 [映画館(字幕)] 6点(2015-02-02 22:41:19) |
10. アイ・アム・レジェンド
《ネタバレ》 Fallout3みたいで好みですが、母子が現れて冷蔵庫のベーコン食った云々やり始めてからはとてもつまらなくなってしまい残念です。母子が食われるとか、母子から離れて欲しかったです。ダークシーカーの女性は回復して主人公の恋人になったら良いなと期待しましたが、そうならずに残念です。色々と物足りず、せっかくこのような世界観なのだから度肝を抜いて欲しかったです。 [DVD(吹替)] 3点(2014-10-08 06:49:26) |
11. アバウト・タイム 愛おしい時間について
《ネタバレ》 公開直後のヤフー絶賛レビュー群に期待して観ましたが、エンドロールに電通とフジテレビの名前があり、非常に分かりやすいB層戦略であると察しました。「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のマーゴット・ロビーが振られたり、地下鉄駅構内の“How Long Will I Love You”や土砂降りの披露パーティなど印象に残るシーンはありますが、何よりタイムトラベルの扱いが雑で軽すぎ、ラストに出る製作者の言いたい事も大変陳腐でありふれたものでした。お洒落だと思っているのか時々台詞に下ネタが入るのもダサいです。悪くはないですが、絶賛するほどのものでもない普通の雰囲気映画でレンタルで十分だと思います。普段からあまり物事を深く考えないタイプの人はとても面白く感じるかも知れません。 [映画館(字幕)] 3点(2014-10-03 00:14:59)(良:1票) |
12. アイアンマン3
《ネタバレ》 1のようなワクワク感にはもう出会えない印象です。グウィネス・パルトロウが鍛えた腹筋を披露したかったのはわかりました。 [映画館(字幕)] 5点(2014-08-18 12:13:46) |
13. 相棒 -劇場版Ⅱ- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜
《ネタバレ》 オーソドックスな相棒で、なかなか楽しめました。序盤で警察官僚が一人ひとり名前入りでバーンと紹介された時、「わあ多すぎて覚えられないよ」と思いましたが、中に石倉三郎がいたので「一人板前がいるぞ」と思いました。話は進んでラストで石倉が刃物を握っていて「うわ!やっぱり板前役だったか」と思いました。このような壮大なネタ振りは嫌いじゃないです。 [映画館(邦画)] 5点(2014-08-18 11:42:04) |
14. 相棒シリーズ X DAY
《ネタバレ》 伊丹と若月のペアが頑張って推理をする話を誰もが期待するだろうが、実際は、片山雛子が海外にいる右京に電話した際に、右京が事件の全貌を観客に解説してしまい、拍子抜けした。なぜこんな脚本にしたのだろうか。事件の題材そのものは金融・経済関係で、5分後の危機を描いて好みの感じだったが、とても残念な映画だった。 [DVD(邦画)] 1点(2014-08-13 08:48:59) |
15. 相棒 -劇場版Ⅲ- 巨大密室!特命係絶海の孤島へ
《ネタバレ》 「絶海の孤島」のはずが、甲斐が彼女に電話してハッピーバースデーを歌ったり、皆で割と簡単に東京と行ったり来たりして拍子抜けした。「相棒史上、最高密度のミステリー」も誇大広告であり、テレビシリーズ並み(しかも、微妙な回の方)だと思う。色々と騙された。これは景品表示法第4条に違反しているのではないか。おまけに、国防に関するテレビ朝日の政治思想が入っていた。甲斐は相棒というか、おまけという感じだった。石坂浩二は岸部一徳にだいぶ劣るし、嫌味な感じで不快だった。神戸が機密情報を携帯電話で話し過ぎるのも引っ掛かった。創作に対する志の低さを見せつけられ爆破シーンのしょぼいCGで止めを刺された。このシリーズはもう駄目だ。釈由美子は良かった。 [映画館(邦画)] 1点(2014-08-13 08:41:59)(良:1票) |
16. アルゴ
何故このような状況になったのかという詳しい情報は隠した映画で、つまりは皆殺しに遭ってもおかしくないという事が伝わりませんでした。アカデミー作品賞なのは政治的なものでしょう。退屈で普通につまらなかったです。ベン・アフレックは私には合わないようです。 [DVD(吹替)] 0点(2014-08-12 08:55:00) |
17. 悪の法則
《ネタバレ》 予告の怪しい雰囲気に釣られて劇場で鑑賞しましたが、普通につまらなかったです。ブラピが殺害されるシーンは長回しが効果的で、とても良かったです。マフィアのボスが電話で長々と諭す場面も印象に残りました。Blu-ray版では21分も追加したようなので、ベストの状態で劇場公開して欲しいです。 [映画館(字幕)] 2点(2014-08-12 08:48:47) |
18. アメイジング・スパイダーマン2
《ネタバレ》 悪役が皆ネガティヴな動機で動いており、エレクトロに至ってはとても知能が低く、全く魅力がなくて苛々した。序盤で、これは観に来て失敗したと思った。しかも、まさかお行儀よく順番に戦ってくれるとは驚いた。『クロニクル』のデイン・デハーン目当てで観に行ったが、主人公と配役が逆なのではと思った。マーク・ウェブは恋愛映画の監督で、恋愛映画として撮りたかった旨の発言をしているので、よく調べてから行くべきだった。グウェン(エマ・ストーン)は可愛かった。 [映画館(字幕)] 3点(2014-08-12 03:43:00)(良:1票) |
19. アメリカン・ハッスル
《ネタバレ》 悪人出身であっても有能な人間は必要とされ、実際に大きな成果を上げるのだと思いました。市長家族の悲痛な叫びが忘れられません。ジェニファー・ローレンスが"Live and Let Die"に合わせて頭を振って踊るシーンは良かったです。 [映画館(字幕)] 3点(2014-08-12 03:30:37) |