1. ALI アリ
ナルシズム的なあの徹底したストイック感がいかにもマイケル・マンらしい。だけど、微妙に長いんだよな。もう少し短くしてもらえたら中盤の中だるみもなくてすむのに。 6点(2002-12-20 03:13:09) |
2. アンドリューNDR114
自分的には良かった、かな・・。 6点(2002-11-22 00:47:01) |
3. アトランティスのこころ
いい話、なんだけど。何かスティーヴン・キングの「いい話」系の割に妙に半端な気がする。 6点(2002-11-01 00:37:26) |
4. アモーレス・ペロス
2時間半もあるから最初どうなるかと思っていたが何とも予想を裏切るストーリー。あの荒削りさが何となくソダーバーグっぽさを感じ、”メキシコ”だということを途中から忘れて没頭してしまった。メキシコ映画は初めてだったが、何とも衝撃的な作品だった。 7点(2002-10-25 01:47:28) |
5. アイス・ストーム
ものすごく寒々とした空気と、あの親父の「親父ぶり」が何ともイタくてサムいのと重なって本当に寒い。やりきれなさが漂う。みんなそれぞれ問題がある。よく分かる。が、あの感じは寒い冬だからこそ助けられた部分があるように思う。悪くはないんだけど・・。 6点(2002-10-23 23:24:25) |
6. アメリカン・スウィートハート
くだらん大作映画かと思ったけどそうでもなくなかなか楽しませてもらいやした。しかしこの手の作品は下ネタでも入れないと笑えないなんてある意味悲しいっす。個人的にはハンク・アザリアのスペイン訛りには笑ったっす。 6点(2002-10-17 01:13:12) |
7. アバウト・ア・ボーイ
おもしろいし、ユーモアもある。だけど共感出来ない。ああやって「しょせん孤島さ」なんて呟けるのは、一度も働かなくても「親の」「親の」(笑)遺産で暮らしていけるから呟けるとしか思えない。ウィルは自己中というよりながーーーい反抗期としか思えてこないのである。どっかの宣伝に「ブリジット・ジョーンズの日記、男版」と言っていたが、それは違う。男版の方は「アバウト~」でなく同じホーンビィモノの「ハイ・フィディリティ」の方なのである。ブリジットも「ハイ~」のロブも少なくとも働く中でもがいている。なんかこれ観てると「悪いのは俺じゃなく、社会の方さ」なんて空気が聞こえてくる。頑張り過ぎもイヤだけど頑張らなさ過ぎもちょっと、というところだろうか?? 5点(2002-09-27 00:00:16)(良:1票) |
8. I am Sam アイ・アム・サム
確かにいい話。しかし物足りない。物語が、親子の物語から「サムとリタ」の物語に途中から変わってきてしまったように感じるからだろうと思う。頑張る女性の応援メッセージ映画のように非常に感じてしまうのだが・・。その中でショーン・ペンの演技、というか顔の表情が実にいい。演技全体というより顔の表情が「アイ・アム・サム!!」という感じだった。ダコタちゃんは可愛いが、少々オーバーアクト気味だった気がする。でもあの年であれぐらい出来れば将来楽しみな役者だなあ。 6点(2002-06-21 00:34:46) |
9. アンタッチャブル
段々、テンポがあがる作品なので最初は眠くなってくる。デ・ニーロがでると物語にハリがでてくる。何か全体的に中途半端なので、ショーン・コネリーが目立っている。 6点(2002-05-24 00:08:51) |
10. アメリカン・ヒストリーX
人は愛によって立ち直る事もあれば、愛によって裏切られる事もあるのだと気づかされる。何でもないちょっとした事・意識が愛する人から発せられると知らないうちにそれが普通になってしまう恐ろしさがある。人の価値観を変える事は非常に難しい。なぜならそこには「愛」という名の価値観もセットされているから。エドワー・ノートンの演技、というかすべてに目を奪われる。 7点(2002-05-11 01:26:23) |
11. 姉のいた夏、いない夏
かなり重いテーマの深い作品だと感じる。同性の兄弟っていうのは嫉妬と憧れのものすごい紙一重なんだという事が感じられる。静かに振り返っていく回想シーンが当人達のいらだちともどかしさを表してて実に痛々しい。だけど、結構心に染みてくなーと感じる。しっかし、主役の女の子があまりに魅力がなさすぎる。確かに美人じゃないけど、演技一つで魅力を出してほしいと思うんだが・・。 7点(2002-05-02 03:24:41) |
12. あの頃ペニー・レインと
いやあ、ケート・ハドソンが実にキラキラ輝いててまぶしいのなんのて。この作品は、ケートあっての物語だと感じる。 7点(2002-04-05 19:09:31) |
13. アニマル・ファクトリー
何かよく分かんないけど、というのが正直な感想。これって半自序的って聞いたけど、って事は本当に脱獄したんかな?? 5点(2002-02-18 00:18:31) |
14. アメリ
フランス語が苦手なせいでいつもフランス映画は避けてきた。しかもたまに見るフランス映画は愛がどうだ、人生とは?などなど息がつまりそうになる事が多い。だから予想に反してこのファンタジー性の高い「アメリ」にほのぼの感を感じた。前半は、とことん暖かみを感じて胸のあたりがぽかぽかしたのだけど、時間が長いせいか腰の当たりが痛くなり、あまりにアメリがゆっくりものを動かすその作戦というか、演出に始めはほほえましさを感じるものの段々「もういいっしょ・・」となってきたのが非常に残念・・。ただ「やっぱ愛だろ、愛!」というラストはいかにもフランスらしく感じた。 8点(2002-02-14 00:04:31) |
15. アメリカン・プレジデント
知性の中にも溢れるユーモア。まさしく、ロブ・ライナー!アネット・ベニングの過剰とも思える演技力も個性に見えてしまう不思議な力もここでならOKでしょう。 6点(2001-10-01 01:01:40) |
16. アパートの鍵貸します
ジャック・レモンが若い!シャーリー・マクレーンが可愛い!!それに現代でも通じるユーモア。名作っていうのはこういうのをいうんだと思った。 8点(2001-10-01 00:37:48) |
17. アウト・オブ・サイト
脚本自体は別にウィットに富んでるわけじゃないけど、ストーリーがいいし、すっごいユーモアがあって何よりひねりがきいていてよい。キャスシティングもグッド。 6点(2001-10-01 00:01:51) |
18. 愛に迷った時
流れがなくて、かなり単調なのにほほえましいというか、飽きないあたりにまたこの監督の腕の良さを実感する。何でこんなにも腕が良いのか考えると、演出が丁寧で、突飛なものがない、そこで起きてそうなリアル感があるからだろうと思った。ジュリアもナチュラルで良い。 7点(2001-09-24 23:46:08)(良:1票) |
19. アルマゲドン(1998)
M:I2と肩を並べるほどのつっこみがいのある作品。さすが、ジェリー・ブラッカイマー。(笑)「金かけて、あの程度か~。ジェリー君、あいかわらずだなー」って感じ。CGお披露目作品として、CGを学ぶ人にとっては参考になる作品。 2点(2001-06-12 17:03:20)(良:1票) |
20. アメリカン・ビューティー
この作品を観て「不快」と思うか、「傑作」と思うか。実は「不快」と感じる人が異常であって、「傑作」と思う人の方が正常なのだろうかとふと考える。今果たして世界中で「自分は幸せな家族だ」と思う人間がどれだけいるのか?探す方が困難ではないだろうか?自分が目指す美意識は、他人にとってはただ不快なだけかもしれない。完璧な物を目指す人間が異常なのかもしれない。家族形成に完璧や美意識を求めるべきか?それが他人の目からみたら異常と取られても目指すべきか?自分の家族は完璧か?自分はどうか?あなたの感じる美とは何だろうか?それは異常か?正常か?何かを得るために何かを失うという覚悟の元において追求に値する美なのか?誰かを指さし「異常だ!」と言ってるあなたが異常かもしれない。満点を付けた批評家は、自分の異常さに気づいて満点を付けたのかもしれない。不快に感じる人は、まだ異常さに気づかないか、認めたがらないのかもしれない。作品の深さに改めて考えさせられる。この作品の傑作だと思う部分は、言わなくても良いこと、言ってはいけないことをあくまでも真面目にそして、堂々と言っていることだろう。それは誰でも1度は考えた事があるかもしれない心の底という名の重箱の隅をつつくような脚本とストーリーだ。エセ・ヒューマニズムと商業主義的作品が横行するハリウッドでこのような作品がオスカーを獲得することは、個人的に喜ばしいことである。そして主人公レスターを徹底的に演じたケヴィン・スペーシーの演技には驚異さえ感じた。この役をハリウッドで演技派と呼ばれているアクター達誰が演じる事が出来るだろうか?考えた時誰もあてはまらない事に気づいた時オスカー受賞も納得したのだった・・・。 9点(2000-05-02 23:08:08)(良:1票) |