Menu
 > レビュワー
 > sayzin さんの口コミ一覧
sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12345
投稿日付順12345
変更日付順12345
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  キトキト!
「佐賀のがばいばあちゃん」と「ウォーターズ」を合わせた様な映画か?(両方とも観てないので正しいかどうか判りませんが…) 大竹しのぶ演ずる母親はもっと破天荒な性格だと思ってたので、その「キトキト」振りが期待をかなり下回り、映画全体が中途半端になってる印象。そしてストーリー自体も、水商売を扱ってる部分を除けば、どこかで見聞きしたことのある様な極普通の話(若い監督のオリジナル脚本としては相当に陳腐だと思うゾ)。それでも中盤まではそれなりに観れましたが、お涙頂戴モードに突入する終盤になると、唯でさえ陳腐な映画が益々陳腐になり、私自身は逆にどんどんと冷めてってしまいました。本作で良いと思ったのは、水商売や風俗営業をことさら卑下しない視点。そこを評価して、何とか5点献上。
[試写会(邦画)] 5点(2007-04-01 00:05:48)
2.  奇跡の朝 《ネタバレ》 
この映画で「還って来る」死者達は「ゾンビ」の様なモンスターではなく、生前と全く変わらない「黄泉がえり」でもない。そこにいるのは紛れもない故人でありながら、明らかに普通とは異なった存在。作者は宣伝にある様な「愛と生を描いた“いのち”の寓話」ではなく、フランスに於ける移民問題を描きたかったんだとは思う(そう考えると、2004年時点では非常にタイムリーな作品)。実際、本作では死者達に対し国際難民法を適用する。しかし私には物語の意図する所が良く解らなかった。映画では死者と再会する「喜び」や「恐怖」等が全く描かれず、ひたすら淡々とした展開。死者達も難民と言うよりは、軽度の認知症患者って感じ。また、彼らの「暴動」の目的も良く判らないまま終了。余り面白い作品ではなかったですけど、決して打ち解けることのない異者が直ぐ隣に存在することの不気味さは解りました。「人類皆兄弟」は綺麗事に過ぎません、4点献上。
[試写会(字幕)] 4点(2006-11-30 00:14:46)
3.  銀のエンゼル
確かにとても淡々としてましたけど、「man-hole」「river」から比べれば格段に観れる様になってたと思います。それぞれの登場人物達が少しずつ小日向文世に作用して、北海道の片田舎にぽつねんと佇むコンビニのドラマを形成してました。土地を愛する者、土地を嫌う者、嫌でも土地に縛られる者。こういうストーリーは都会じゃ成り立ちませんね。娘が家出した時、仕事をおっぽり出して後を追う様なリアリティの無い展開じゃなかったのも良かったです(大泉洋は儲け役)。残念だったのは、タイトルに直接関わってくる山口もえの存在が少しあやふやだったこと(彼女はテレビのバラエティ番組のまんま。これはミスキャストだったんじゃないかな)。考えてみたら、私も「おもちゃのカンヅメ」の実物は見たことがありません、6点献上。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-10-26 00:11:31)
4.  キッチン・ストーリー
凄く「微妙」な映画。意味があるのか無いのか良く判らない微妙な調査。ちんまりしたキャンピング・カーを引っ張るちんまりした車の微妙な隊列。狭い台所の隅に陣取る高椅子から見下ろした微妙な構図。互いを観察し合う二人の男の微妙な行動。その寡黙な男二人が作り出す微妙な間…。アキ・カウリスマキ作品にも通じる微妙さですが(この微妙な感覚は、別に北欧特有のものではないと思いますが…)、私にはこっちの方が解り易かったです。奇をてらったり狙ったりした雰囲気を感じさせず、ベーシックにやもめ男同士の友情を描いてあるのも好感を持ちました、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-22 00:04:12)
5.  吸血鬼ノスフェラトゥ(1922)
観たことは観たんですが、私が観たのはジョルジオ・モロダー版「メトロポリス」みたいなレストア版(?)。もちろんサイレントのモノクロ作品ですけど、背景が赤・青・黄等の原色で着色されて、ビートの利いた激しい音楽がステレオで付けられてました(一部、日本語のBGMもかかる)。従って、印象としてはポップ・アート作品を観てる様な感じで、とてもじゃないけど不気味さは伝わってこない。それでもマックス・シュレックの異様な風体の迫力は感じられました。ノスフェラトゥの演技の基本は「活動」写真の中に於いて「動かない」こと。普通に動いてる登場人物と対比されると、この演出は結構怖い。だから逆に、ノスフェラトゥの動くシーンが滑稽に映るんだと思います。そんなことで正当な評価は出来ませんが、取り敢えず7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-22 00:02:07)
6.  樹の海
緩やかに繋がった四つの「ちょっと良い話」からなる、映画版「人間交差点」って感じ。それぞれ面白い物語でしたが、私が一番良かったのは塩見三省と津田寛治の話。年代も職業も違う全く接点の無かった二人の男が、自殺した見も知らぬ女をきっかけに出会い、たった一夜で絆を深めていく。互いの人生を語り、そして見知らぬ女の死を悼んでる内に、ごった返してた居酒屋も徐々に空き始め、追い立てられる様に店を後にする二人。私がこの席にいたとしても劇中の津田寛治同様、無理矢理にでももう一軒つき合って貰ったと思います。演者では池内博之の一人芝居が良かった。不自然な状況を説得力を持って自然に演じていたと思います。そして全体的にハイ・クォリティに作られてたのも好感度高いですね、7点献上。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-10-04 00:03:36)
7.  機動戦艦ナデシコ The prince of darkness
もちろん私はTVシリーズなど観たことはないので、この「後日談」はよく理解できませんでしたけど(主人公だと思ってた女の子が全然出てこない)、それなりには観れました。印象としては「サクラ大戦活動写真」とほとんど同じ。これも様々なタイプの美少女キャラを楽しむ作品なのでしょう。しかし本作や「サクラ~」を観た限りでは、「様々なタイプ」と言っても、判で押した様なキャラ配置なので新鮮味はありませんね。あと気がついたのは、本作での「ワープ」の設定は「砂の惑星」のナビゲーターからパクッてるということ位でしょうか。とゆー訳で、ファンでない人間の点数、4点献上。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-08-02 00:04:07)
8.  キープ・クール
手持ちカメラをわざと揺らしまくって香港インディーズ風に撮り上げた、全くチャン・イーモウらしからぬ都会派コメディ映画。構図や色彩にこだわって重厚な「中国」文芸映画を作ってきた人が、思い切りフラストレーションを発散させた様な仕上がり(本人としては、余程「香港」風に撮ってみたかったんでしょう)。それにしてもカメラを動かし過ぎ。静止した人物を撮るのにも、前後左右に動くのはもちろん、斜めに傾けてみたり人物の周りをグルグル回ったり、とにかくカメラがじっとしてない。カメラマンが「どれだけカメラを動かせるのか」ということに挑戦したかの様。全編こんな調子だから、物語に関係なく、凄くせわしない印象の映画になってしまってます。私としては本作のカメラワークに「キープ・クール!」と言ってやりたい、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-27 00:12:54)
9.  ギリーは首ったけ
「メリーに首ったけ」のバッタもんかと思ってたら、正真正銘、ファレリー兄弟プロデュースの作品だったんですねぇ。今一ブレイクしないヘザー・グラハムも「オースティン・パワーズ:デラックス」から、続けてキャメロン・ディアス路線に挑戦した様ですが、以降は方向性が定まらず、現在まで余りパッとしてませんね(「ブギー・ナイツ」でブレイクしないんだから、余程のことがない限り難しそう…)。レイチェル・リー・クック同様、可愛すぎるルックスがネックなのかもしれません。本作もそんな彼女のキャリア同様、余りパッとしません。それに、耳をちょん切ってしまうカットをそのまま入れられても、余りにも痛そうでとても笑えませんよ。最初からそんな調子だったので、結局、私は最後まで引いたままになってしまいました、4点献上。
[地上波(字幕)] 4点(2006-06-23 00:07:08)
10.  嫌われ松子の一生
あの原作をよくここまで巧みにまとめたと思う。本作で褒めるべきはポップな演出ではなく、脚本力と構成力です。その構成も、色々な関係者の回想シーンの中で更に松子が回想するという不自然さはありますが、怒涛の演出で押し切ってしまい、こちらが違和感を募らせない内に現在のシーンに戻ってくる力技。このテンションを続けるには少し時間が長すぎた様な気もしますが、鑑賞後の満足度は高いです。気になったのは映像のクォリティ。たぶん本作はDVDの方がクリアな映像で鑑賞できるでしょう。ところで中島哲也と中谷美紀の不仲ですけど、これは、あくまでも「記号」としての松子を求めた監督に対し、女優が人間・松子を「演じたがった」所から生じたんじゃないですかね。映画からはそんな印象でした、7点献上。
[映画館(邦画)] 7点(2006-06-09 00:03:29)
11.  救命士
正に21世紀の「タクシードライバー」。日々の不満が鬱積し、それが「怒り」となって外へと爆発するのが旧時代型なら、新時代では、日々の不満は内へ内へと侵食し、ひたすら心身を蝕んでいく。コミュニケーションは常にパーソナルなまま広がらず、そこには既に「社会」との接点など存在しない。反応はすれども思考には至らず、悪意という闇の中、ただ車を走らせる…。映画としては「タクシー~」と違ってクライマックスに欠けるので、確かに盛り上がらずに終わってしまう。しかし私はむしろ、少しイカれたトラヴィスよりも、責任感の強いフランクの方に親近感を覚えました、6点献上。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-06-02 00:00:58)
12.  キャンプ
学校という共同生活に於ける“loser”達の駆け込み寺になっている「演劇サマー・キャンプ」を舞台としたミュージカル「風」青春群像劇。チビ・デブ・ブスに加えてゲイが集まってる所へ、一見「イケてる」男子(スポーツ好きの金髪白人=「普通」の象徴。だから誰とでも寝る)がやって来たことで起こる騒動と、登場人物達のほんの少しの成長を描いてます。良くあるパターンの話だし、全体的に相当ライトな仕上がりですけど、要所要所で挿入される発表会のミュージカル・シーンが良いアクセントとなり(選曲が中々素晴らしい)、私は充分楽しむことが出来ました。根本的に何も解決していないラストも好感が持てます。芸術家を気取った“loser”達の青春群像ミュージカル「RENT」より、個人的にはこちらをお薦めします、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-19 00:03:27)
13.  キャロルの初恋
健気な12歳の少女の視点で描いていくスペイン内戦もの。田舎の風景の瑞々しさや、もちろんキャロルを演じたクララ・ラゴちゃん(目が大きい!)のボーイッシュな魅力は堪能できますが、肝心の物語はベタな設定の詰め込み過ぎだと思う。父親の出征、母親の病、預けられた親戚の家での確執、貧しい少年との淡い恋、etc.…、そして確実に忍び寄って来る戦争の影。特に、複雑な事情を抱えた母親の設定は、本作では全く不要でした。原題は「キャロルの旅」なので、それらの経験によって成長する少女の姿がテーマなんでしょうが、映画自体は少し陳腐な仕上がりです、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-13 00:03:50)
14.  奇蹟の輝き
正にアメリカ版「大霊界/死んだらどうなる」。VFXレベルは本家(?)と比べるまでもなく高度ですけど、話の内容やヴィジュアル・イメージは同様にチープ×3(チープの三乗)。それに良く考えてみれば、これは相当救い様の無い話ですよ。大切にしていた二人の息子を交通事故で一度に亡くし、その数年後、今度は夫が交通事故で帰らぬ人となる。一人取り残された妻は人生に絶望して自殺。何も悪いことをしてない女に、現世でこんな酷い仕打ちをしたにも関わらず、神は死んだ後も地獄へ堕として苦しめ続ける。この世には神も仏もいないのか? あの世にもいないじゃん! 物語は無理矢理ハッピー・エンドっぽくしてますけど、こんなの全然ハッピーじゃない。生ある者は生を謳歌して、初めてハッピーなんです、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-05-03 00:09:48)
15.  きょうのできごと a day on the planet
物語がいり込み始める後半になって少しは見れる様になりましたが、前半が兎にも角にも退屈。例えば居酒屋へ行って、馬鹿丸出しの大学生が飲み会でくっちゃべってるのを傍から眺めてても、果たして面白いか? 「これが等身大の若者かぁ」なんて考えもしませんよね? つまり、そーゆーことです。日常のちょっとした出来事を描く群像劇、若しくはオムニバスとして、副題からも判る通り「ミステリー・トレイン」か「ナイト・オン・ザ・プラネット」風の作品を目指したのかもしれませんが、ジム・ジャームッシュの作劇とは雲泥の差。比較的高評価なのが理解できません。それにしても「柏原崇、演技巧くなったなぁ」と思って観てたら、弟さんだったんですねぇ。全く気づきませんでした…。そんな訳で、柏原収史と池脇千鶴に3点献上。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-04-25 00:05:03)
16.  凶気の桜
「義理と人情」を「イデオロギー」に置き換え、演出も現代の若者向けにアレンジされてはいますが、向こう見ずで一本気な若い衆が、やがてより大きな力のしがらみに囚われて悲劇に突き進んで行くというのは、超典型的なチンピラ映画です(ヤクザ映画の東映としては的を射た企画だったと思う。渋谷の街のロケーションも頑張ってた)。しかし、映画の中には磨くべきイデオロギーが見当たらず(だからヤクザ映画特有の「共感」が得られない)、主人公達以外の面々は全くお馴染みのヤクザでしかないので、私としてはもう少し「右翼系暴力団」という特殊性を見たい気がしました。あと、確かに江口洋介の消し屋は印象的(且つ上手い!)だったので、彼の暗殺者映画をスピンオフで作ってみても良いかもしれませんね、5点献上。
[地上波(邦画)] 5点(2006-04-25 00:04:11)
17.  禁じられた遊び(1952)
最近、何十年か振りでちゃんと鑑賞した。もちろんストーリーは知ってたし、名作という認識もありましたけど、ここまで完成された映画だったのかと改めて驚いた。そして泣いた。この映画の凄さは、反戦や命の尊さを声高に叫ぶのではなく、ユーモラスな物語で真正面から「死の身近さ」を描いてること(+ブリジット・フォッセーの神懸り的演技)だと思う。現在は死というものが日常からかけ離れ、何か特別なことの様に感じますけど、生きとし生ける物は必ず死に、況してや戦時下に於いては死こそ日常。これだけ死が日常に氾濫する中では、それを遊びの道具とすることも幼い子供にとっては当然の成り行き。これはTVゲームの中で殺人しまくるのとは全く次元の違う、死のリアルさを知ってる子供の「ゲーム」です、10点献上。
[地上波(吹替)] 10点(2006-04-09 00:01:06)
18.  kitchen/キッチン(1997)
1989年に森田芳光が映画化したよしもとばななの出世作「キッチン」を、8年後の香港で、しかも富田靖子主演でリメイク(当時のアミューズのアジア戦略の一環?)。透明感があり無機的だった森田版に対し、こちらは香港映画特有の色使いと生活臭で彩られてます。また、主演女優の演技だけなら川原亜矢子に勝ち目はありませんが(富田は「南京の基督」の時よりも自然で良い)、私は元々面白い物語だとは思っていないので、退屈な印象に変わりはありませんでした。とにかく、男の耳を嘗め回した挙句、男が興奮して迫ると「スケベ!」と罵るこの女が良く解りません、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-02-25 00:08:53)
19.  機関車先生(2004)
巻頭で特に「昭和○年」等とキャプションを出さないので、私は子供達が古い白黒テレビで「月光仮面」を見始めるまで、てっきり現代の話だとばかり思ってました。そのくらい船も風景も、そして肝心要の機関車先生も昭和30年代に見えない。坂口憲二は全く現代のイケメン男のままですよ。時代を表現するには細部の美術が物を言うのです。また、先生と生徒達の交流の大部分は「授業時間」なんですから、ここをもっと描くべきだし、この島の住人達にとって「剣道大会」がどれほど重要なのかも判らなかった。要するに、脚本にも全く説得力が無いのです。ということで、4点献上。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-02-18 00:02:59)
20.  キングコング2
いやいや、こんな映画もあったんですねぇ…。自身は全然記憶に無いんですけど、当時はちゃんと宣伝とかしてたのかな? それにしても、劇中では何の為にコングを生き返らせる必要があったんでしょう? 生き返ったら生き返ったで、まんま前作と同じことを繰り返すだけ。もう少しまともな脚本は書けなかったのか? ただ単に続編を作りたいが為だけに作られた続編ってのがミエミエで悲しすぎるぞ。ディノ・デ・ラウレンティスとしては「クイーン・コング」じゃなくて、こっちを葬った方が良かったんじゃないの? てゆーか、これって逆に「クイーン~」をパクってないか…? 3点献上。
[地上波(吹替)] 3点(2006-02-11 00:02:01)
040.17%
1351.46%
2793.30%
326911.24%
438015.87%
553122.18%
664126.78%
733814.12%
8823.43%
9241.00%
10110.46%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS