1. くちびるに歌を
某書店で原作本が大絶賛されていたので、小説を読むか、映画を先に観るかで少し悩んでいたのだが、先に映画を観て良かったと思う。 自分の15歳時がどうだったかを考えると・・・ どうでも良いが、ツェーザル・フライシュレンの詩(和訳)『勇気を失うな。くちびるに歌を持て。心に太陽を持て。』と書かれたポスターがすごく気になった。 [DVD(邦画)] 8点(2015-09-20 13:58:03)(良:1票) |
2. グラン・トリノ
偏屈な爺さんと隣人の子供が徐々に心を通わせてゆく、そんな何の変哲もないストーリーを重厚な映画に出来たのはクリント・イーストウッド監督の手腕なのでしょう。 エンディングも最も良い方法を考え、実行する賢い(?)人間のあり方をタオ君に身をもって示した所は以外だった(前のクリント・イーストウッドの映画ならば、ガンを振り回すのが定番だと思う)。 まぁ、役者としてのクリント・イーストウッドは有終の美を飾ったと言える。 どうでも良いけど、タイトルの『グラン・トリノ』って車の名前だったのね。 [DVD(字幕)] 8点(2010-01-04 00:40:26) |
3. 黒部の太陽
195分と言う長尺ながら飽きることなく観ることができた点は評価できるが、本筋に関係ないところとか、同じようなトンネル掘削シーン等は削ってシャープにした方が見やすいと思う。そう言う意味では、短縮版(130分程度)の方が良いのかもしれない(短縮版は未見なので断言はできないが)。 内容的には、NHKのプロジェクトXで見て知っているから格別の感動はないが、土木技術者として胸が熱くなるのは避けられない。ぶっちゃけ、「風の中のすばる♪」と中島みゆきの「地上の星」がいつ流れるのかと期待してしまった・・・ そう考えるとプロジェクトXも良し悪しだなぁ(本作の感想ではないが)。 ついでに言うと、石原裕次郎の演技と言うより、三船敏郎の渋い演技が光る。 --- 熊谷組社員研修の一環として行われた上映会に参加してきました(念のため書くけど、俺は熊谷組の社員ではない)。ノーカット版(195分)を観たのですが、本社ビルの会議室での上映会だったので、環境としては非常に悪い。石原プロとの申し合わせにより、社員研修とかでしか上映できないらしい。もったいない。 上映会に笹島信義氏(石原裕次郎が演じる岩岡のモデル)が来ていたが、「黒部ダムの現場は、嬉しいこと、悲しいこと、辛いことも沢山あったが生涯忘れられない現場だ」と言った主旨のことを仰っていた。 [試写会(邦画)] 8点(2009-08-30 01:26:56) |
4. 砕け散るところを見せてあげる
何といってもタイトルのインパクトは強烈です。 途中までは、良くある青春・恋愛ものかと思っていたけど、裏切られた感じです。 清澄の母(矢田亜希子)は、何か違和感を感じていたけど、動けなかったのかなぁ? 動いていれば、結果は異なっていたと思うけど・・・ 必要に応じて介入する必要があるんだろうけど、難しいのが現実だろうね。 非常に示唆に富んど作品だし、キャストの演技も素晴らしいと思います。 [DVD(邦画)] 7点(2022-03-31 11:19:24) |
5. グリーンブック
人種問題は、60年近く経過しても余り状況は変わっていないのね・・・ 映画自体はさわやかなロードムービーです。 [DVD(字幕)] 7点(2020-08-18 21:13:33) |
6. クリード チャンプを継ぐ男
いきなりチャンピオンに挑戦できるってところは、かなり無理があると思うが、懐かしさもあってそこそこ楽しめた。 [DVD(字幕)] 7点(2019-03-05 21:13:20) |
7. クライ・マッチョ
クリント・イーストウッドは良い俳優だと思いますが,本作に関して言えば,少しミスキャスティングではないでしょうか. 20~30年若ければ,良いと思いますが・・・ 良い映画だと思うので,少し残念です. [DVD(字幕)] 6点(2022-09-21 23:59:03) |
8. 空気人形
『心のすき間を埋める』という哲学的なテーマではあるが、あまりにも非現実的なストーリー(設定)であり、あまり好みではない。 ぺ・ドゥナの演技は素晴らしいと思うけどね。 [DVD(邦画)] 6点(2010-11-23 19:17:24) |
9. クリフハンガー
久々に見たけど、スタローンが銃をぶっ放したりせず、地理と知恵を武器に強盗犯と戦う姿は珍しくて新鮮だ。 高いところが苦手の私としては、どちらかと言えば苦手なジャンルだけど、面白いね。 [地上波(吹替)] 6点(2010-10-25 00:16:24) |
10. クライマーズ・ハイ(2008)
原作を読んでいるから、人間関係だとか背景(大久保・連赤事件など)が頭に入っているからすんなり観ることができたけど、読んでいない人はよくわからないんじゃないのかなぁ? 原作を忠実に描く(3時間とか)か、映画用に不要な部分は大胆に切り捨てても良かったのではないか? 堤真一の悠木全権デスク、尾野真千子が演じる若手社員の玉置千鶴子などキャスティングはとても良いと思う。 [DVD(邦画)] 6点(2009-03-09 18:05:57) |
11. クローズド・ノート
沢尻エリカの舞台挨拶で有名になった映画だったので、酷いできなのかと思っていたが以外に面白かった。ただ、先を読みやすい展開になっているところはマイナスでしょう。 沢尻エリカは何が原因で不機嫌だったのでしょうか? 竹内結子に喰われていたところなのか。 久しぶりに原作を未読で観た映画なので、原作を読むのが楽しみです。 [DVD(邦画)] 6点(2008-05-18 23:45:01) |
12. クラッシュ(2004)
アメリカでの日常が端的に描かれている作品なのだと思うが、日本に暮らしており、アメリカに精通しているわけでもない私が見てもあまり共感を覚えない。 一つ一つのエピソードは良いのですが、全体としてみると「だから何?」と言いたくなってしまいます・・・ [DVD(字幕)] 6点(2007-10-19 00:45:44) |
13. グレタ GRETA
女性が女性を監禁するというのはあまり見たことがない展開ですが、それ以外はごく普通。 何日かしたら、観たことを忘れそう・・・ [DVD(字幕)] 5点(2021-03-11 13:03:35) |
14. 雲のむこう、約束の場所
東西冷戦と平行世界という設定は面白いけど、なんだかよく分からんまま終わってしまった・・・ いろんな方が言われている「消化不良」ってことなんでしょうね。 [DVD(邦画)] 5点(2019-12-31 08:53:19) |
15. クリード 炎の宿敵
予定調和だけど、安心して観ていられますね。 あのロッキーⅣのエンディングでこのストーリー展開はちょっと納得いかないです。 [DVD(字幕)] 5点(2019-07-15 21:20:21) |
16. クリーピー 偽りの隣人
《ネタバレ》 前半までは、『羊たちの沈黙』ばりに良い雰囲気だったけど、後半からアホな警官としょうもない薬が出てくるので急にトーンダウンした感じが否めない。 稲城で撮影しているぽかったけど、近隣に住んでいる人間としては少しイメージが悪くなるのがヤダ。 [DVD(邦画)] 5点(2017-02-25 23:26:53) |
17. グリーン・ランタン
「X-Men」「スパイダーマン」などアメコミは色々あるが、宇宙スケールのものはあまりないと思うので、スケールの点では非常に大きいと思う。しかし、ごくごく普通のアメコミの内容でしかなく、3日もすれば忘れてしまうだろう。 [DVD(吹替)] 5点(2012-02-13 01:06:27) |
18. クロッシング(2009)
《ネタバレ》 3つのショートストーリーで構成されているオムニバス映画だけど、オムニバスにする必要が感じられない。3つの映画にした方が良かったんじゃないかなぁ。 まぁ、雰囲気を楽しむ映画なのかもしれないが。 [DVD(字幕)] 5点(2011-04-19 00:56:42)(良:1票) |
19. グッド・シェパード
一人のCIAスパイを描くにしては、淡々としていて盛り上がりに欠ける。あの淡々とした描き方で167分は、私には辛い。 30年近い年月が入り乱れて描かれている割には、エドワードもクローバーも年齢的な変化がほとんど感じられなかったのもマイナス要素だと思う。 [DVD(字幕)] 5点(2008-11-10 01:28:30) |
20. グリーン・デスティニー
《ネタバレ》 重力無視のワイヤーアクションを多用しすぎでしょう。 ストーリーもなんだかいまいち。特にラストのイェンが身を投げるシーンはよく分からない。この程度の作品がアカデミー賞作品賞にノミネートされたんだろう? ともあれチャン・ツィイーはきれいですね。 [DVD(字幕)] 5点(2006-07-02 22:37:24)(良:1票) |