1. クライ・マッチョ
イーストウッドお得意の頑固で勇敢な老人カウボーイのロードムービー。 愛と友情と闘鶏と戯れて淡々と進んでく。 個人的には運び屋、リチャードジュエルが好きなんでお惚気が強い。ヒリヒリしたいつものクライム性が欠けるかな。 少し退屈。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2024-07-05 18:26:58) |
2. クロール -凶暴領域-
《ネタバレ》 激しい暴風雨ハリケーンとアリゲーター脱走は日本にまずないシチュエーションだが海外はありそう。 元水泳選手のヘイリーのたくましさに脱帽。 いくら親父のためとはいえ避難勧告を無視できるのだろうか。 嚙まれても果敢なところは少しやり過ぎ。 それでも90分以内のコンパクトな上映と手堅い恐怖のアプローチで普通に楽しめた娯楽作。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-03-09 22:43:30) |
3. 首(2023)
KADOKAWA配給で北野監督が帰ってきた。映画館で見なければいけないに決まってる。 IMAXで着座。四方八方迫力満点である。 武軍団(映画version)の同窓会のような顔ぶれにこれまた悪の武将達。学校では教えてくれない織田信長、徳川家康、さらに明智光秀たちの黒い野望が交差する。 本能寺の変はありきたりな題材だが北野監督の世界観と見事に融合。コメディ要素の小ネタも挟みつつ腹黒い悪の限りでらしい作りだなと思いました。 ストーリーはある程度決まりきってるので正直賛否あるなって作品ですが堪能はできました。 [映画館(邦画)] 6点(2024-02-24 21:47:25) |
4. クライシス(2021)
《ネタバレ》 クライシス=麻薬性鎮痛薬によるアメリカの社会的危機。 単純な麻薬の密売犯罪ではなく、合法なのがミソで一般人にも手が届きやすい、流通しているものだそうだ。 オピオイド流行によって人生の歯車が狂った人たちのストーリーが並行して進んでいく。 麻薬警察官、息子の死の真相を追う母、大学教授。 日本では馴染みが薄く社会派という点では共感できる部分は少ない。派手さは無く地味。 ハッピーエンドで収まりがマイルド。 スリラーとしてはありがちな部類で平凡です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-06-29 11:54:19) |
5. クワイエット・プレイス 破られた沈黙
《ネタバレ》 これで終わり?って終わり方でした。 確かにアボット姉弟は親父がいなくなって勇敢で逞しくなった。 消化不良な感じはあるが、無音の恐怖の世界観は十分で続編があれば架橋作品としてより評価できそう。 あと、クリーチャーに進化なかったですね。 てっきり親ボスとか出てくるとか期待しちゃいましたが変化なく。 前作でも述べましたが、聴覚が異様に発達しているだけで、知性は皆無。 捕食はしていない。音が鳴る場所で闇雲に狩るだけ。このクリーチャーが侵略者なのか、宇宙人が離した猟犬なのか、目的は何か… 謎は深まるばかりだが、ネタバレしてしまうとこのシリーズの魅力を大きく削ぎ落すことになりそう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-06-09 09:06:49) |
6. クワイエット・プレイス
《ネタバレ》 音を出せない世界ってどんなの。声が出せない、笑えない、日常生活に気を遣う。ストレスの極みだろう。 想像力を働かせた未知の世界観と舞台が農場ってのは嫌いじゃない。 ただこの怪物、聴覚がいかに優れようと知能低そうだし、盲目では地球が支配されるイメージが無いんだけど。 細かいところは削ぎ落せば十分、娯楽の楽しめる域。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-03-06 23:50:45) |
7. グリーンブック
人種差別の難しいテーマながら暗くなくテンポよく進む力強い脚本に飽きがこない。 旅を続けていくうちに芽生える友情は垣根を超えたスッキリ爽快のロードムービー。見ていて心地よい。 ヴィゴ・モーテンセンとマハーシャラ・アリの配役も素晴らしい。 オスカーで頷ける作品ですね。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-12-31 22:16:39) |
8. クリード 炎の宿敵
ここまで長かったが… ドルフラングレン再登場はロッキー史上最強の隠し玉でしょう。立ちはだかるヴィクター・ドラゴ。 ロッキー4を彷彿させる最強感にロッキーのテーマ曲。 懐かしさは何度でも。やはり痺れるものがありますね。 スピンオフとはいえ過去の遺産に頼りすぎて。クリードがイマイチまだロッキーの陰に隠れてしまっているのはまあしょうがないんだけど。 次作はスタローン無しで勝負しても面白いのでは? [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-12-13 22:50:26) |
9. クライシス・オブ・アメリカ
政治と陰謀が絡みいかにも疲れそうな映画だが、思ったほど重くもない。 また、羊たちの沈黙効果かデンゼル始めとしてなかなかのメンツではあるものの緊張感に欠けスケールが小さい。 政治のマインドコントロールってところがいかにもアメリカらしい発想と展開です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-07-23 23:51:58) |
10. グリーン・ゾーン
イラク情勢、アメリカによる占領がよくわかる映画。 外部も内部もどこに敵がいるかわからない駆け引き。ズドーンとおもしろいことはなかったけど勝者無き戦いに考えさせられる。 少なくともこの映画では正義がどこにあるか不明である、人間不信にもなりますよ、こりゃ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-02-10 00:01:05) |
11. クロッシング(2009)
こんなに荒んだ映画もなかなかない。 欲と正義と悪の狭間で揺れる人間の心理をアメリカのリアルな警官の日常を写したかのようで、まるで警官にだけはなるなよと訴えているようだ。 強烈なものは無く娯楽として乏しいが、中途半端な正義感は死ぬだけというメッセージが込められていそうで怖い。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-09-30 22:07:37) |
12. クリード チャンプを継ぐ男
《ネタバレ》 ファンにはたまらないスピンオフ。 ロッキーのテーマが流れて熱くなったりもしたが良くも悪くも無難でした。 挑戦者に魅力が薄いのと急転の王者挑戦はドラマチックすぎる。 そう、ロッキー1と類似しすぎ。試合結果も同じ。 ボクシングを通した人間臭さ、ファイティングスピリットはロッキーシリーズの素晴らしい伝統だとおもいます。 ただ気持ちが出すぎて、新しいものを常に求める自分には捻りが無さ過ぎるラストが残念でならない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-05-29 12:27:23) |
13. 蜘蛛の巣を払う女
知的で過激な天才ハッカー・リスベットが帰ってきた。 北欧の冷たい世界でスケールの大きい姉妹喧嘩なわけだが、衝撃の前作と比較するとどうしても見劣りしてしまう。 バイクアクションは素晴らしいが、過激さはだいぶマイルドになりストーリー性に奥深さが無い。 フィンチャー監修とはいえ、なんとも残酷なキャストオールチェンジ。 理解して観たわけだけども、残念感は払拭できず。もし続編があってリスベット役が毎回変わるのであれば納得するかもね。 007のジェームズボンドのように。 割り切れれば、まあ及第点のサスペンスには仕上がっている。 [映画館(字幕)] 6点(2019-01-26 23:49:45)(良:1票) |
14. 紅の豚
さすがジブリというべきか。臨場感ある画と聞き入ってしまう音楽…アニメーションなのにアドリアの風が吹いてきそうである。 子供を喜ばせるためにつくったんじゃない、ストーリーに深みは無いけど味がある中年男のロマンは詰まっている。 終わってみれば、なぜ豚になったのかはそうは気にならない。 美熟女のジーナかロリのフィオか。もてる豚はつらいのだ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-20 23:37:25) |
15. クリフハンガー
《ネタバレ》 スタローンとレニーハーリンの優秀なタッグ作。 昔からロードショーでやってるが、何も考えずに見れる映画としては面白い。 残念なのは序盤で事故死した女性の無念を晴らせるシーンがもっとあってよかったかなとおもう。ストーリーは彼女の死は無視して進んでいた。これは無念。 あと、汚い金とはいえ燃やしたり、谷へ投げたりと粗末にしすぎ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-24 13:11:16) |
16. グッバイ、レーニン!
母親愛は伝わってくるけども事実隠蔽が歯がゆい。 時代背景なのかな。どうしてそこまでやるの。雰囲気も少々息苦しい。 嘘つきは泥棒の始まりということわざはありますが覆すほどの優しい嘘にはどうしてもみえなかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-04-08 17:21:02) |
17. クライムダウン
《ネタバレ》 登山の仲間が偶然、土の中に閉じ込められた少女を発見。 何故ひと気無い山に少女が!?しかも言語が違う。 少女を助けたがために命を狙われる登山メンバー。ここまではいいんだけど! 町に下りちゃだめでしょ。こういうサバイバルアクションはロケーションが何より大事。山の中で物語は終わって欲しかった。 あとは少女の親が大御所マフィアってとこ。誘拐犯の痛恨の下調べミス。 惜しいですね、いろんな意味で。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-03-29 12:56:20) |
18. クロニクル
《ネタバレ》 「犬屋敷」はクロニクルのパクリ? さておき 単純明快でなぜ超能力が身に付いたのかはどうでもいい話。 ドラゴンボールのように自由に空を飛んでその気になればモノはなんでも壊せる。 急激に情緒不安定になっていく主人公に苛つきますね。童貞がゲロ吐いてメンブレ起こしたのか。 だとしたら間抜けなお話。親父のせいにはさせないぞ。 致命的は視点ショットの意味はまるで感じない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-03-19 23:25:57) |
19. グレムリン
ギズモはカワイイけど、正直それだけかなぁ。 物語もキャラも幼稚すぎて合わない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-03-17 23:39:29) |
20. クーデター
《ネタバレ》 知名度は低いがなかなかの完成度。退屈は無し。社会的要素も含まれたクーデターによる人間パニック。 いちばん恐いのはゾンビでも怪獣でもない、生きた暴徒(人間)だよ。 2人の夫婦に幼い娘2人というユニットも良い、逃走劇が困難を極める。ただのカップルなら展開がありきたりになりそうだからね。 ベトナムへ逃げたってことは舞台はカンボジアか? [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-21 12:48:30) |