Menu
 > レビュワー
 > とらや さんの口コミ一覧。2ページ目
とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234
投稿日付順1234
変更日付順1234
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  刑事コロンボ/逆転の構図<TVM> 《ネタバレ》 
コロンボのファンならみんな大好き、ポンコツカーとヨレヨレコート・ネタをたっぷり味わえる一本。この2点セットがこれほど見事なまでにバッチリ似合う俳優はピーター・フォークしかいませんよね。教会のシスターや教習所の先生とのコントといった笑いドコロも満載となっています。  特に教会の救済所でシスターに「ようこそ兄弟。お腹が空いているのですね」「そのコートはいくらなんでも・・・」のコントには笑わせてもらいました。それにしても警部、救済所でメシ食ってる姿はいくらなんでも似合いすぎでしょう。まあ、これもピーター・フォークという名優の妙技ですね。  このシリーズの犯人は中にはそれではとても警部に太刀打ち出来ませんよ、というお粗末な者もいますが今回の犯人である写真家のポールが仕掛けた空き家、写真、ムショ帰りの男、モーテルからの脅迫電話などのトリックの数々はよく出来ていたのではないかと思います。その反面ラストの警部が仕掛けはかなり強引な賭けだったように思いますが、完璧だったはずの計画の小さな矛盾点を少しずつ追及していく警部とポールの対決はなかなか見応えがあり、犯人役のディック・ヴァン・ダイクも見事でした。  
[CS・衛星(吹替)] 7点(2010-02-07 11:53:46)(良:1票)
22.  刑事コロンボ/魔術師の幻想<TVM> 《ネタバレ》 
ウィルソン刑事との警部のコートをめぐるコントが面白かったです。なかなか素敵なコートだったけど、警部にはやっぱりいつものヨレヨレコートが一番似合っていますよね。魔術師サンティーニのお株を奪うマジックを披露しながら犯人を陥落させるラストはお見事でした。
[地上波(吹替)] 7点(2009-02-25 22:24:41)
23.  刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM> 《ネタバレ》 
記念すべきシリーズ第1作。コロンボが若い!コートがヨレヨレじゃない!頭もボサボサじゃない!でも第1作から既に事件の本質の話になかなか入らず、カミさんの話や親戚の話、ようやく用件が終わったと思ったら「そうそう、もう一つだけ」というおなじみの台詞で犯人をイライラさせて犯人の心理を手玉に取るコロンボお得意の心理戦が全開でコロンボのキャラクターはこの後、さえない風貌が味のヨレヨレスタイルに固まっていく訳ですが、犯人を焦らせて徐々に追い詰めていくこの心理戦は第1作にして出来上がっていたんですね。それと、コロンボシリーズ全般に言えるのですが、日本で公開される映画の邦題は首を傾げたくなるものも少なくないですが、コロンボシリーズのサブタイトルの邦題は短く簡潔、センスがあって洒落ていて、作品の雰囲気にとてもよく合っていて本当に秀逸だと思います。
[地上波(吹替)] 7点(2009-02-15 19:52:24)(良:1票)
24.  ゲットバック 《ネタバレ》 
稼いだだけ金を使いまくる浪費家として有名な人なので常に金が必要なのか、 とにかく何でもかんでも映画に出まくっている印象を受ける近年のニコラス・ケイジ。 まあ、この人らしいクライム・アクションサスペンスなんですけど、 これは結構いい方なんじゃないでしょうか。 冒頭の銀行強盗から8年、ムショを出てからのお話がメインなんですが、 彼を追うFBI、人間のクズのような8年前の共犯者と、この男に誘拐された娘。 それぞれにニコラスと均等に絡みがあり、無難にまとまっている。 何事も無かったかのように元の鞘に収まる家族とその様子を見守るFBI。なかなか洒落たラストが良かった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-01-16 16:59:30)
25.  刑事コロンボ/歌声の消えた海<TVM> 《ネタバレ》 
犯人がお粗末なので出来としてはイマイチですがこの作品、 シリーズのいつもの作品とは全く異なった作品の舞台が面白くて割と好きなんです。 豪華客船でカミさんと一緒に休暇中の警部。缶詰の懸賞に当たった旅行というのが庶民派警部、コロンボさんらしくていい。 しかしすぐそこにいる気配はあるもののやっぱりカミさんの姿は見せてくれません。 警部に振り回される部下も出てこないし、警部のボロボロの愛車も出てきません。 ヨレヨレコートもほとんど出てきません。「汽船」と「ボート」が面白かったりします。 やっぱり警部の行く先には事件が起こりますが、船上という捜査が制限される中で警部が能力の高さを随所に見せてくれます。 行方不明の手袋が出てくれば事件が解決となれば、犯人に手袋を出させる手腕もお見事です。 それにしても警部の捜査に非常に協力的な犯人のダンジガーさん、喋れば喋るほどにボロを出していきます。 最後もやっぱりまんまと手袋を警部の思惑通りに出させられ、鼻唄まじりの警部に「ダンジガーさ~ん♪」と 陽気にとどめを刺されるラストもいつもの空気とは一味違うものがありました。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2019-02-02 18:25:52)
26.  刑事コロンボ/策謀の結末<TVM> 《ネタバレ》 
旧シリーズ最終話ということで武器商人や武器の密輸が絡む大掛かりな事件でありながらも、 あくまでも犯人vs警部、2人の攻防が軸となる、いつも通りの作品のスケールがいい。 武器を積み込んだ船が出航してしまっても諦めない。最後まで事件に食らいつく姿勢も実にコロンボ警部らしい。 ミステリとしては犯人からの仕掛けやトリックといったことに関して特筆すべきものはありません。 サインした本やウイスキーのボトル。まあ、これだけミスをしていれば警部を相手に犯人に勝ち目はありませんが、 IRAの活動家にして詩人の犯人と警部の、時折詩を交えながらのやりとりが味わい深い一編です。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2018-12-16 19:30:07)
27.  刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM>
このシリーズには女性が犯人の作品がいくつかありますが、警部はいつも紳士です。 売れっ子の老推理作家を魅力いっぱいに演じたルース・ゴードンがいい。 犯人vs警部の息詰まるような攻防も無ければ、ユーモラスな警部の行動がもたらす笑いドコロも少なく、 彼女のキャラクターもあり、サスペンスよりは、終始穏やかな空気が流れる作品です。 いきなり警部が講演会でスピーチすることになるくだりは面白かったですけどね。 犯人と警部の穏やかなやりとりの中に次第に警部が犯人を追い詰めていく、これはこれで味わいがあるのですが、 やはりこのシリーズは見応え、面白さという点では社会的地位もあり野心家で自信家の犯人と警部の 知恵比べや息詰まる攻防がある作品の方に分がありますね。 あと、被害者のクルマのキーを握っている秘書にもう少し役割を与えてもよかったと思います。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2018-12-08 18:03:03)
28.  結婚協奏曲 《ネタバレ》 
判事の思わぬチョンボのせいで、突然結婚が無効であることを知らされた6組のカップルの悲喜こもごもを描くコメディ。 結婚から時が流れ、法的には結婚しておらず独身だったことが判明して喜ぶカップルが多い中、 一番最後に一番ほっこりさせられる水兵さんご夫婦のお話を持ってきたのが本作の一番いいところではないでしょうか。 コメディとしても、外出許可を取ってないので憲兵に見つかったら大変。 憲兵の目を誤魔化しながら道路をはさんで結婚の手続きに必要な施設を行ったり来たりが面白く、 ミッツィ・ゲイナーがとても可愛いです。軍隊の粋な計らいで無事結婚が認められる幸福感に包まれた結末も良かった。 ところで、DVDのパッケージを見ればマリリンが主役の映画のような感じがしますが、6組のカップルの1組にすぎません。 90分足らずの尺で6組のエピソードはちょっと多かったですね。 マリリンはこの頃が大スターへの階段を駆け上がった頃。 出番は短くあまり印象に残らないエピソードでの登場ですが、 登場するだけでパッと場が明るくなるようなコメディエンヌとしての存在感は抜群です。 でも本作に関しては、やはり最後のミッツィ・ゲイナーの可憐さが最も印象的でした。
[DVD(字幕)] 6点(2015-07-26 19:30:42)
29.  刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆<TVM> 《ネタバレ》 
警部が犯人に目星をつける。 その犯人への捜査への障害が多ければ多いほど、このシリーズは面白い。 本作の犯人は外交官特権をちらつかせる、アラブのお金持ち某国の超エリート。 上層部の政治的配慮に捜査の妨害と、さすがに警部も思い通りに事が運びません。 ラストはまさかまさか、警部、犯人を逃がしちゃうんですか…?と思ったのも束の間、 一旦犯人を安全地帯に逃がしたフリをしつつ、鮮やかな逆転劇。 アラブ某国のエリートが、厳しい判決が予想される自国で裁かれるのを恐れ、 警部の言いなりになりアメリカで裁かれることを望むラストは痛快。 それにしても警部、いつの間に国王閣下を抱き込んでいたのでしょうか…?
[DVD(字幕)] 6点(2014-07-17 20:47:06)
30.  ゲット スマート
スパイ映画と一口に言っても、シビアな世界で過酷な任務を遂行する男たちの姿を描いたサスペンスドラマもあれば、世界を股に掛けた華麗なる活躍を描いたスパイ・アクションもあれば、バカに徹したスパイ・コメディまで様々。  本作は基本的にコメディに軸足が置かれています。抱腹絶倒のスパイ・コメディって結構あるのですが、本作は爆笑とまではいかないものの、笑いドコロはテンポ良く配置されています。  スティーブ・カレルという人はやっぱり面白い。本人は至って真剣なのですが、それがたまらなく可笑しい。この人の持ち味ですね。お相手のアン・ハサウェイは華麗に作品に華を添えてくれましたが、例えばびっくりリアクションの達人・かつてのゴールディ・ホーンのような人がこの役を演じていたらもっと面白い映画になっていたでしょうね。  後半はちょっと長く感じました。こういう映画は90分ほどがちょうどいい尺なんだと思います。しかしそれでもアクションも大健闘、ソコソコ楽しめるスパイ・コメディでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-01 21:06:49)(良:1票)
31.  敬愛なるベートーヴェン 《ネタバレ》 
僕はクラシック音楽にはそんなに興味が無いのですが、ベートーヴェンと言えば気難しく、様々な苦悩を抱えた孤高の作曲家というイメージがありました。本作に描かれるのは第九完成前後の晩年のベートーヴェンであり、どこまでその実像に迫っているのかは分かりませんが、何となく僕がイメージしていたベートーヴェンと重なる部分が多かった。  ベートーヴェンと、もう1人の主役と言っていいアンナの常に緊張感のある距離感は良かったですが、アンナに甥カールとの関係などの描き方が中途半端なのが惜しいです。  第九の初演が最大の見せ場であり期待通りの見応えがありましたが、これが中盤に挿入されているのは意外でした。やはり作品的にはこれを最終盤に持ってくる方が良かったような気がしますが・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-30 13:30:30)
32.  刑事コロンボ/死者の身代金<TVM>
第1作「殺人処方箋」でも、カミさんの話や親戚の話なんかで犯人をイライラさせ心理戦を展開する、シリーズの基礎がある程度出来ていましたが、この第2作ではさらに警部のキャラクターが固まってきましたね。  第1作ではコートを脱いだスーツ姿も多かった警部ですが、本作では室内だろうが飛行機の中だろうがずっと例のコートを着たまんま。そして明らかにユーモラスな警部の言動も増えてきました。  お話の方は、警部と犯人が絡み出すまでにちょっと時間がかかりすぎたのが惜しいところです。前半に捜査の主導権を握っていたFBIが邪魔していたような気がします。しかし、それでも警部と犯人が本格的に絡み出して以降の2人の心理戦はなかなかの見応えがありました。  警部のユーモラスな言動といえば、本作のラストは素晴らしい!アタッシュケースにも、警部の手にも大金が。でも、3ドル50が払えない警部・・・。店員のお姉さん、意味不明だったでしょうね。
[DVD(吹替)] 6点(2012-11-23 23:25:32)
33.  刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM>
71年の作品。初期の作品ですが、本作の警部初登場シーンは既にお馴染みの光景となっています。例の愛車を運転して犯行現場に向かう途中に白バイに捕まる。免許の更新期限もギリギリ。もうこの頃にはお馴染みのパターンが固まっていたんですね。  被害者の夫が「運よく犯人のクルマが故障して良かったもんだ」と言うのにに対し、警部の少年時代にやった悪戯の告白と「私は運なんて信じないんですよ」という台詞。鮮やかな警部の仕掛けとユーモアを同時に見せる事件解決のラストが印象に残る一編でした。
[DVD(吹替)] 6点(2012-10-08 20:17:36)
34.  刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM>
邦題の通り闘牛士の栄光、これが殺人の動機だった訳ですね。哀しき英雄の末路でした。  いつもの警部vs犯人の攻防戦とは別の見所というか、シリーズのファンにとってはお楽しみがたくさんある作品でした。まず、警部登場のシーン。警部の運転を見ていて、いつかやっちゃうんだろうなあ、とは思っていたのですが、ついにやっちゃいましたね。しかも全く英語が通じない異国の地であたふたする警部。コロンボ警部のいい味が出まくりです。  そして警部がメキシコで有名人になっているとは思いもしませんでした。その有名になった事件は「歌声の消えた海」ですね。  既に皆さん触れられてますが、“仕事の虫”のことをメキシコでは“まぬけ”って言うんですね。僕は怠け者なので単純にいい国だなあ・・・。って思っちゃいました。
[DVD(吹替)] 6点(2012-09-14 20:27:14)
35.  刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM>
本シリーズの見所は幾つもありますが、そのうちの1つ、お茶目でユーモラスな警部の姿を見せる笑いドコロは本作にはありません。 作品ごとに色んなタイプの犯人が登場しますが、本作のように卑劣な犯人が登場する作品では警部は犯人に対し対決姿勢を強くする。 本作は犯人に「私はあんたが犯人だと思っている」という台詞で宣戦布告することは無いですが、かなり早い段階で犯人に対して実質的に宣戦布告しています。 そこからの警部vs犯人の心理戦はもっと面白い作品があると思いますが、ラスト、幕切れの鮮やかさはシリーズ屈指の作品。 本作は今回初めて見ましたが、本作の見所の1つはキム・ハンターさん。お猿さんメイクじゃない彼女を見るのは久しぶり。 思わぬ大物からお久しぶりです!という方まで色々ですが、ゲストスターは毎回、僕にとっての本シリーズの楽しみの1つとなっています。
[DVD(吹替)] 6点(2012-07-02 20:22:31)
36.  刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM> 《ネタバレ》 
犯行を全く関係者でも何でもない第三者に目撃される。殺された被害者の関係者や親族も誰も登場しない。警部の唯一の頼りは目撃者の女性。しかしその女性は犯人である将軍の計略により取り込まれてしまう。  手掛かりも頼れる人物も無い。さあ、警部どうする?というところですが、今回は将軍の犯行はともかく証拠隠滅のお粗末さに助けられましたかね。警部vs犯人の心理戦としては物足りないですが、目撃者の女性が間に入るという、いつものシリーズ作品とは一風変わった展開は面白かったです。  それにしても将軍役がエディ・アルバートだったとは・・・。エディ・アルバートと言えば思い浮かぶのは「ローマの休日」ですね。時に思わぬ人が犯人役で登場するところも本シリーズのお楽しみの一つなのかもしれません。
[DVD(吹替)] 6点(2012-06-13 21:21:58)
37.  刑事コロンボ/偶像のレクイエム<TVM>
アン・バクスターが女優を演じる。新人女優イヴを思い出しますが、時は経ち今度は落ち目のベテラン女優という役どころ。他にもオードリー・ヘプバーンの元夫に撮影所が舞台ということもあって大御所イーディス・ヘッドが登場したりとなかなか華やかです。このシリーズの楽しみ方は色々あると思いますが、僕は本作のように真の動機が最後まで分からない作品よりも、動機(犯人の事情)が最初から分かりやすい作品の方が、作品ごとに様々な事情を持つ犯人と警部の、犯人の事情によって味のあるやりとり、あるいは全面対決といったこのシリーズならではの楽しみ方がしやすいように思えます。ただ、ジェリーの人物像も効いていて、犯人が人違い殺人やってしまったと思わせるトリックはお見事でした。
[DVD(吹替)] 6点(2011-02-18 23:48:02)
38.  刑事コロンボ/ロンドンの傘<TVM> 《ネタバレ》 
ロス警察様、先方に迷惑をかける事は必至なのに、よりによってあの面倒くさいコロンボ警部を海外へ視察に派遣するのはいかがなものでしょうか。案の定いきなりヒースロー空港に到着早々からコロンボ劇場が全開でしたね。まあ、今回は面倒くさがられながらもラストはかなり強引ながらもビシッと決めてくれましたが。刑事コロンボ・華麗なる賭け、というところでしょうか。いつものカラッとした日差しが降り注ぐイメージのアメリカ西海岸から小雨降るロンドンへ。そして事件解決の鍵となったのは傘。歴史を感じさせるロンドンの街並とコロンボ警部。いつもと趣が異なる雰囲気が素敵な作品でした。
[DVD(吹替)] 6点(2009-11-29 23:22:50)
39.  刑事コロンボ/白鳥の歌<TVM> 《ネタバレ》 
もちろん殺人は許されてはならない大罪ではありますが同情や憐みを感じてしまう犯人の人物像。そして犯人を隣に乗せた車中での味わい深いラスト。同シリーズ作品「別れのワイン」でドナルド・プレザンスが演じた男を思い出す。ラストで「別れのワイン」ではそっと犯人に彼の人生そのものであるとも言えるワインを差し出し、本作ではカーステレオでこれも犯人の人生そのものであるとも言える犯人が歌う素晴らしい歌を流す。優しくて、粋だ。コロンボ警部が誰からも愛されるキャラクターである要因はいくつもあるのですが、こんな所からもその一端がうかがえるようです。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2009-11-13 19:57:39)
40.  刑事ジョン・ブック/目撃者 《ネタバレ》 
刑事モノやサスペンスというよりは、自分にとっては何も知らなかったアーミッシュという人々の存在、彼らが集まって暮らす村の質素なその生活様式を伝えてくれた映画という意味合いの方が強い作品です。ハリソンの渋い魅力と彼を匿うことになるケリー・マクギリスの凛とした美しさが印象的。淡々とはしていますが、美しい映像と音楽で見せる中盤のアーミッシュの村での数々の印象深いシーンも本作の大切な見どころであり、普通のサスペンス、刑事モノとは一味違う深みがある映画職人ピーター・ウィアー監督らしさを感じさせる佳作だと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2009-08-04 16:35:44)
000.00%
120.10%
2130.62%
3492.33%
41205.71%
527312.99%
646622.18%
757027.13%
841119.56%
91627.71%
10351.67%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS