1. 剣
《ネタバレ》 三隅研次監督が現代劇を撮っていたんだということにちょっとびっくり。これ以外は時代劇しか見てないけれど、とても安定した監督さんで今作も現代劇とはいえ安心して観ていられます。話も悪くはなかったが、最後の死でどっちらけ。何故そこで死ぬのか。たかが自分の指導が部員が無視したというだけですよ。たかが大学の部活。死ぬほどの意味があるわけもない。それで自分には指導力が無い、人の上に立てないなどと悲観するというのはどうかしている。あまりに弱い。弱すぎる。原作は未読ですが、この結末は同じなんでしょうかね?だとすれば、この主人公に死に走らせることに対して、なんら違和感を感じなかっただろう原作者の三島由紀夫。三島と自分との死というものの捉え方、価値観、あるいは理念の違いを思い知らされる展開だ。これを是とするのは自分には無理。死という物を美化しすぎ。主人公が死んだ後の部長の口上など聞いていても、ぷんぷん臭う。そんなもので本当に人が変わると思うのだろうか。そして、そんなもので人が変わることに意味があると思えるのか。前時代的発想としか思えない。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2008-01-13 17:44:09)(良:1票) |
2. ケルベロス 地獄の番犬
前作「赤い眼鏡」が「うる星」なら、今回は「パトレイバー」の実写版のような雰囲気。それはいいんだけど、いくらなんでもだらけ過ぎ。ひたすら間延びした感じでダラダラと撮ってある。さすがに厳しいです。少しでもいいから間を詰めてください。ギャグのくだらなさは相変わらず。退屈至極。 [CS・衛星(邦画)] 0点(2007-12-16 11:34:15) |
3. 劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者
TVアニメ版の続きの話なので、TVアニメ版を見ていないと何のことだかさっぱり判らないだろう内容。まあ、このアニメを観るのは大体TVシリーズを観てた人が殆どだろうから、こういう割り切った作り方も悪くはない。しかし肝心の内容が今ひとつ面白くない。人物の行動も安直だし、根拠と動機づけが薄い。TVシリーズの方が余程出来が良い。これならTV版のラストでそのまま終わらせておいても良かったかな。 [DVD(邦画)] 5点(2007-10-13 22:15:36) |
4. 劇場版 ツバサ・クロニクル~年代記~ 鳥カゴの国の姫君
「xxxHOLiC」の同時上映作品らしく、若干の連携もあり。しかし、あちらの方はそれなりに楽しめたが、こっちは全くダメ。TVアニメの1話分の尺しかないのに、映画的に話を大きくしようとしているため、実に中途半端な結果に。展開が足早だし、説明不足の点も多々。これなら作る必要ないんじゃないかとも。この分の時間を向こうに回してあげなさい。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2007-10-13 22:01:39) |
5. 劇場版 XXX HOLiC 真夏ノ夜ノ夢
デフォルメ利きまくりのキャラにびっくり。一体何頭身あるんだろう。無駄に大げさな主人公のリアクションとか、片思いの子のデザインとか、変なミニキャラの生き物とか、付き人のような人たちが皆少女だったりと、いかにもそれ系のアニメらしい。まあそれはそれでいいんですが。ストーリー的には終盤の肝心なところでちょい破綻気味。あんま細かいこと言うなよって感じだ。面白いわけではないが、それなりに楽しんで観られたのでまあOKです。絵は綺麗だが、途中に昔の3Dゲームみたいな映像があり、これはさすがに安っぽく見える。無駄に3D丸出しはいらんなと。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-10-13 21:51:12) |
6. K-9/友情に輝く星
序盤はまあ許せる程度だったものの、それ以降はどんどん酷くなる。犬を連れて家に帰った辺りからうんざり。結局犬を使ってのコントがしたいだけです。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2007-10-13 21:36:32) |
7. 訣別の街
なんとなくアル・パチーノと演説は切り離せなくなってしまっているような。迫力はあるが逆にありすぎて、市長の演説イメージとは少し違う。劇中、様々な言葉の引用があるが、それらの言葉が実はこの映画の心髄を語っているというのは面白い作りだった。正義を行うことの難しさやそのあり方などについて色々考えさせられます。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-10-13 21:32:33) |
8. ケイナ
何故未開のものを描くと直ぐに黒人にしたがるんでしょう。どうしてもイメージがアフリカやジャングルの原住民などに求める嫌いがある。その他のキャラ造形も魅力がない。ストーリーも酷いもんです。あからさまなパクリやら既視感の連続。フランス初のフルCGだと気合を入れただろうはずなのに、こんなにオリジナリティがないとは。駄作として名高い「ファイナル・ファンタジー」よりもこっちの方が遥かに酷い。自分が観たフルCG映画中で最低の作品。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2007-08-21 23:32:32) |
9. ケンタッキー人
《ネタバレ》 親子の関係は見ていて微笑ましく、これだけで観ていて楽しめるます。角笛が大人や自由の象徴として使われていていることでとても判り易くて良いです。しかし先生との恋話は果たして必要ないような。しかも上手く行きすぎるほどに上手くいっているのに、それをわざわざ壊してヒロインとくっつけるというのはどうも嫌な感じが残ります。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-04-08 22:00:07) |
10. 現金に体を張れ
《ネタバレ》 綿密な計画の割りに、飛行機に持ち込める鞄のサイズも調べてなかったり、大切な金をあんなボロ鞄に詰めたりするのは、いくらなんでも間抜けすぎ。オチ用の無理矢理感が強くて残念です。それでも映画自体の構成は好みだし、十分楽しめる内容ではありました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-12-17 21:21:15) |
11. K-19
《ネタバレ》 急造とはいえ、放射能防護服すら積んでいない原潜ってのも酷い話だが、これが実話というのだから信じられない程酷い。なんとも言えず気が重くなる。戦闘物ではないこともあってかなり地味だけど、人間ドラマはしっかり描かれているし、この実話を描くにはこの作りで正解なんだろう。しかし艦長が何故生き延びれているのかは、やはり不可解ではある。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-17 23:18:40) |
12. ゲッタウェイ(1972)
良くも悪くも昔の映画で、地味といえば地味。色々な要素を手堅くまとめています。ショットガンによる銃撃シーンは最近の映画よりも寧ろ迫力を感じるし、何より、マックイーンの味わいが良いです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-21 20:32:36) |
13. ゲーム(1997)
《ネタバレ》 こんな会社があるわけないとか、そうそう計画通りに行くわけないとか、採算がとれるようにも思えないとか根本的な部分に突っ込まなければ、かなり楽しめる。実際あんな目にあったら、そりゃ人生観変わるだろうね。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-20 17:23:37) |
14. ゲロッパ!
ところどころ笑えるんだけど、お寒いギャグの比重が大きくて乗り切れない。 [DVD(字幕)] 3点(2006-04-29 22:27:38) |
15. 刑事ジョン・ブック/目撃者
《ネタバレ》 出だしは結構面白そうなんだけど、主人公がアーミッシュの村に姿を隠すあたりからすっかりグダグダになってしまった。 [ビデオ(字幕)] 3点(2006-04-19 11:08:57) |