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1.  イングリッシュ・ペイシェント 《ネタバレ》 
最初に見たときはただダラダラ長いだけと思っていたのですが、数回見てやっと分かりました。何というか、ひたすらことことトロ火で煮込んでいたら、いつの間にか取り返しのつかない芯の部分の熱量になってしまった、みたいなじわっとしたゆったりした雄大なロマンスの描き方が、そこに身を委ねてみると実に心地よいのです。ラストシーンが冒頭にそのままつながっていく構成も、見るたびに味わいを増してきます。●しかしこの作品をそれだけにとどめなかったのは、ジュリエット・ビノシュの絶大な貢献でありましょう。主演の二人に加えてコリン・ファースをはじめとする助演陣がおり、美術や音響や大自然映像やエキストラの助けが存分にあった過去パートに比べ、現代パートは、廃墟となった修道院内がほとんどで、デフォーなどの助演ヘルプはあるものの、ほとんどはビノシュとファインズの2人芝居です。しかもファインズは寝たきりで表情もなしという演技上のハンデありです。その中で、派手な動きも大げさな台詞もなく、それでいてハナという人格をそこにいるだけで表現しています。このハナなら、いきなり患者を廃墟に連れ込んで同居するという突飛なはずの行動も自然に理解できますし、最後のファインズとのあのシーンも必然のものとして受け止められます。そして実は、過去パートの全体すらこのハナに支えられているという気さえしてくるのです。
[映画館(字幕)] 9点(2023-08-29 21:22:45)(良:1票)
2.  生きたい
いろいろと外れた人たちを配置して、外れたシーンを連ねようとしていったら、かえって作品が自由度を失って閉塞してしまっただけでした。もっともらしく語られる姥捨山がどうのこうのというのも何も機能してないですし、そもそも制作側はこの主人公に何をさせたかったのでしょうか。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2023-01-28 02:12:27)
3.  EAST MEETS WEST 《ネタバレ》 
発想はすごく面白そうなのに、あれこれ盛り込みすぎて超消化不良なままに終わってしまいました。とりあえず、あの子供の関係はまったくいらなかったのではないでしょうか。竹中直人が邪魔なのはいうまでもなし。大体、忍者という設定なのに、忍者の技術が何一つ発揮されていないし、元忍者であるようにも見えない。加えて、最初に、出航までのタイムリミットという課題設定があったはずなのに、それはどこに行ったの?とか、途中から出てくる教師とやらが物語を乗っ取っている時点で、もとの構築の弱さが露呈してない?とか、突っ込みどころは満載でした。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-07-03 23:38:52)
4.  インドの仕置人 《ネタバレ》 
かつて独立の闘士として戦った主人公が、理不尽な体験を経て復讐者として牙をむく。いや、たったそれだけなんですけど、それで3時間保たせてしまうのがインド映画です。ただ、復讐のターゲットがやっていることが、手続のたびにチマチマした賄賂を要求するという木っ端役人レベルなので、何というか、それで3時間は難しいのですね。せめて、1人あたりの復讐にいろいろプロセスがあるとかならまだしも、それ自体はあっさりしてますし。あと、息子との対立軸というのを大きなテーマに置きたかったのでしょうが、この息子が人物としても小物である上に、制作者もどう描きたかったのかがはっきりしません。よってメインになるはずの親子対決も盛り上がりません。というか、そもそも、数々挿入されるダンスシーンで、悪役(のはずの人)が楽しそうにダンスしていたらいかんだろ。
[DVD(字幕)] 5点(2022-06-11 01:16:43)
5.  イマジン(1999)
サーフィンに血道を上げる若者グループを追いかけたドキュメンタリー。グループの行方に応じて、世界各地の様々な海と、そして迫力の波は存分に収められており、その部分では鑑賞目的は達成できる。しかし、技術や器具を含めた肝心のサーフィンの具体的内容や、あるいは各地を転々とする中での生活のディテールなどには踏み込まれておらず、もったいないという気もする。しかし、難しいことは考えずにとにかく各地の波とサーフィンの映像をまとめるというのが制作意図だったのかもしれないし、その意味では一貫しているとはいえなくもない。
[DVD(字幕)] 4点(2022-05-30 01:42:12)
6.  銀杏のベッド 《ネタバレ》 
前世代からのいわくのある銀杏の木のベッドが、時空を超えて二人を結びつけ・・・なんていうととてつもなくロマンチックな光景を想像しますが、まあまったくもってそんなことはなく。まず、肝心の銀杏のベッドが、あんなゴツゴツしたグロテスクな形態なんて、誰が考えたんだろう・・・。また、お姫様に妄執を抱く将軍というのが、まさに亡霊武者というかむしろホラーというか。一方でヒロインの勤務先の病院関係描写なんて、もう適当まる出しですし。ここまで破綻しまくってそれでもある種迷いなく話が進んでいくのを見ていると、逆にある種の感動を覚えます。それだけですが。
[DVD(字幕)] 2点(2021-08-24 00:32:43)
7.  イン&アウト
もう、脚本が途中で息切れしまくりなのが丸わかりで。いろいろ配置したはずの登場人物も、まったく活用されていません。
[DVD(字幕)] 3点(2020-10-03 01:00:42)
8.  愛しのタチアナ
何かこう、いろいろ狙いすぎなのが伝わってしまって、かえって作為的にしか見えないのです。
[DVD(字幕)] 4点(2019-08-27 23:23:23)
9.  今そこにある危機
これだけ登場人物がいて、整理も描き分けもまったくできていないのですから、面白くなるわけがありません。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-06-10 00:55:10)
10.  いとこのビニー 《ネタバレ》 
冤罪系の法廷モノって、設定上必然ながら、前半は重苦しいストレスを耐えなければならないことが多いんだけど、この作品はなぜか楽しくすいすい見られてしまう。コメディなんだからそりゃそうだろうというところでもあるのだが、しかし下品でない笑いを適度に取り混ぜながら巧く進行する脚本の腕はなかなかなのもの。かといって法廷手続を馬鹿にしているというわけでもなく、それはそれできちんと描写しているところが偉い。なお、クライマックスのマリサのマシンガントークはもちろんだが、そこであっさりハッピーエンドにすることなく、さらに2人の証人で駄目押しをしているところが、一段上のカタルシスを招いていると思う。●で、再見して気づいたのですが、このジョー・ペシの主人公って、単なる脳天気馬鹿ではなくって、実は自分のキャリア(のなさ)にコンプレックスや悩みを持っているところも、ちゃんと表現されてるんですね。だから、マリサとの内縁関係の発展が意味あるものになっている。これは法廷モノの形を借りた変形ラブロマンスだったのでした、ということで+1点。
[DVD(字幕)] 8点(2018-02-05 03:04:30)
11.  イン・ザ・スープ
もっと上品で優雅な作品を期待していたのですが・・・制作側が登場人物を好き勝手に動かしているだけの独善的なシーンの連続で、見ていてついて行けませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2016-01-26 00:17:44)
12.  いつか晴れた日に
様式時代物の体裁を纏ってはいますが、中身は完全な「ラブコメ」そのものですね。各人物の関係や動きなどはなかなか凝っていますが、場面場面が比較的短時間に抑えられているのが惜しく、せっかく巧者の俳優を集めたのですから、もっと長い会話と芝居の応酬が見たかった。しかし、本作のMVPは何といってもケイト・ウィンスレット。当時20歳、映画デビューした直後とはとても思えないほど、台詞のない場面でも確固たる存在感を示している。エマ・トンプソンも、いつものように堂々と風格のある芝居をしているが、内心ではびびっていたんじゃないだろうか。
[DVD(字幕)] 8点(2014-09-05 02:50:56)
13.  いつかギラギラする日 《ネタバレ》 
導入部はスピーディーでコメディチックでもあって、深作監督がこんなハリウッド~なことをやるのかと驚きます。しかし、後半、重心が慶子ちゃんと一八に動くにつれてこけていきます。むしろこの2人は、若者がどんなに頑張っても本職のギャングやヤクザには一蹴されてしまった、の方がかえって存在感が出たのでは?他方、せっかく千葉さんと石橋さんをはめ込んでおきながら、石橋さんは早々に退場、後半復活して何かやると思っていた千葉さんも、あっさりフェイドアウト。何でそういうことになるんでしょうね。これでもかというほど潰しまくった車の山がもったいないです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-02-26 00:54:08)
14.  インドシナ 《ネタバレ》 
これはアジア版「愛と哀しみの果て」ですね。植民地が舞台だけあって描写の仕方もやたら植民地主義丸出しじゃないかとか、途中から主役が全然別になってるじゃないかとか、見ているときはアラの方が気になっていたのです。しかし、ナレーションの受け手を終盤入口で明らかにし、しかもラストはジュネーブ協定とからめるなどして形良くまとめられると、妙に印象が良い気がしてくるから困る。
[DVD(字幕)] 7点(2013-09-09 03:12:12)
15.  イースト/ウエスト 遥かなる祖国 《ネタバレ》 
第二次大戦後の亡命帰還者というのは映画でもあまり見ることがないので、勉強になります。この作品は、途中、いろいろな人がいろいろな意味で問題なんですけど、その積み重なりがクライマックスのパートに達するに至って、物語が力強く色づいてきます。ただし、登場人物の日常生活はちょっと緩い気がして、敵方はもう少し頭良さそうに描いてほしいところでした。
[DVD(字幕)] 7点(2013-08-15 03:05:43)
16.  イヴォンヌの香り
ヒロインがさほど魅力的でない時点で、作品としては成り立っていません。描写としても、趣旨のよく分からない会話が延々と続いているだけです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2012-01-01 02:30:42)
17.  妹の恋人
このキャスティングならもっと上のレベルの演技合戦を期待してしまうのだが・・・今ひとつ人物描写が観念的で、どのシーンでも同じことをしているように見えてしまう。音楽と映像の静謐さで何とか雰囲気を保っているような感じ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-06-09 02:06:20)
18.  依頼人(1994) 《ネタバレ》 
少年の家族関係の描写は途中からは無視されてるし、主人公と少年がどうやって理解し合っていったのかも分からないし、検事とのやりとりは結構面白いのにどの場面もすぐ終わってしまうし、盛り上がりかけてきた法廷シーンも結局生かされていないしで、要するにすべてが中途半端なのです。サランドンとトミー・リーのキャラの強さで保っているような作品。ただ、それだけでも十分楽しめてしまうから始末が悪い。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-04-06 02:14:30)
19.  泉のセイレーン
もっともらしいシリアスな人間ドラマの外形を装っていながら、現実と虚構あるいは妄想を織り交ぜるという手法を大義名分にして開放的なエロシーン(そんなに激しくありませんが)をそこかしこにまぶし込んでいる楽しい作品。分かったような分からないような登場人物の真剣な顔をしたやりとりもなかなか楽しい。そんな中でも安定した演技が一貫しているタラ・フィッツジェラルドの存在感は見事。
[DVD(字幕)] 6点(2009-08-01 02:47:24)(良:1票)
20.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
所詮は吸血鬼ものと思ってほとんど期待していなかったのですが、意外にしっかりした時代劇でした。特に、当時日の出の勢いであったブラッド・ピットを前に旧アイドルとしての意地を見せたトム・クルーズの気合がびんびん感じられます。私は基本的に彼は大根だと思っていますが、この作品では彼の存在を十分に鑑賞できますし、本作がなかったらその後の彼のキャリアも変わっていたでしょう。ただし、インタビュー(=現在とのつながり)の必然性は感じられません。 
[DVD(字幕)] 6点(2009-05-22 02:59:18)
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