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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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1.  イブラヒムおじさんとコーランの花たち
「すべての川は同じ海に注ぐ」「笑ってごらん、幸せになれるから」。 人生を悟りきったかのようなイブラヒムおじさんの言う数々の言葉に含蓄があって味わい深い。 ユダヤ人の少年を養子にするイスラム教徒のおじさんという設定といい、人種や生まれた土地など違えどみんな同じ人間だよ、というようなおおらかなメッセージが込められているようです。 おじさんはコーランに学びますが、そもそも宗教と哲学は人の生き方などについての指針となるところで共通するところも多くどの道をたどっても根本はそう大差ない気がします。 愛情に恵まれない少年に大きな慈愛を注ぐイブラヒムおじさんのオマー・シャリフは存在感があってとてもよかった。 終盤の展開にはびっくりさせられたがちょっと狙いすぎ?という気がしないでもない。
7点(2005-02-07 19:28:05)(良:1票)
2.  田舎の日曜日
どのシーンを切り取っても絵のように美しい、というか印象派の絵をそのまま映画にしたような感じです。 静かで穏やかで優しくて、見ると癒されるといったような気もします。 息子一家や娘と賑やかに過ごしたあと、老画家が一人自分の手を見つめながら同時に老いを見つめるあたりは切なくて涙が出てしまいます。この老画家のかもし出す雰囲気がまた素晴らしく、言葉ではなく映像が雄弁に語るというのがよ~く分かりました。味わい深い 作品です。
8点(2004-10-19 20:30:16)(良:1票)
3.  インファナル・アフェア 《ネタバレ》 
スタイリッシュってこういう映画を言うんでしょうか。細かなカットで進むのがさらに緊張感を盛り上げるような感じです。潜入したのがバレやしないかってハラハラしました。特に危ないマフィア側のトニー・レオン。主人公たちが最初の二人と違うのが分かりにくいとか他にも突っ込みどころはあるんですがぐいぐい話が進むテンポのよさや展開の面白さで納得させられてしまいます。 10年も潜入捜査官として緊張の連続の末のトニー・レオンの最後は切なすぎる、、 
8点(2004-08-02 18:22:08)
4.  生きてこそ
神々しいまでに美しく見渡す限り幾重にも連なる深い雪山は人跡未踏の地かもしれない。 あれだけ激しい飛行機事故で生き残ったことでさえ奇跡的なことなのに、その後厳しい冬山で70日も生き延び救出された人はことあるごとに神を感ぜずにはいられなかっただろう。 実話というのでなければ信じられないくらい奇跡的な話でよくぞ助かったねぇ、、という感慨が大きい。 極限状態で生き延びることができた人肉食も含めて、普通のモラルや常識でどうこう言えることではないような気がする。この状況で生き延びた人の逞しさにも圧倒されるが、この映画からは人知を超えた自然の中に神がいるということを感じさせられる。
7点(2004-07-20 23:48:25)
5.  イングリッシュ・ペイシェント
火傷した男の回想する恋と看護される現在が交互に描かれるが、肝心のこの不倫話に感情移入できない。この男は二人の入浴シーンの時「束縛されるのも束縛するのも嫌いだ」と言っておきながら、彼女が引きそうになると見苦しく執着する。心から愛してるとか彼女も実はぞっこんだったなんて言われても、そうだったの?と思ってしまう。それで長々繰り返される回想も退屈になってくる。 むしろ看護婦とインド人将校の恋のほうが短くても良く分かる。 砂漠の官能的で美しい映像や看護婦が高い天井画を見せてもらう所など印象的なシーンはあるけれど、やはり劇場で見たときと同じく映像とムードの作品という印象で心に残らない。私はどうもこの監督の描く恋愛は苦手かもしれないと分かった。
6点(2004-06-28 23:44:44)
6.  イヴの総て
ずっと見たかったこの作品をようやく見たらその素晴らしさにびっくり。同じ10点でも上座の座布団3枚!演劇界の内幕話だがこんなことは今もなお繰り返されていることだろう。ことに映画・演劇などショービズ界の人たちが見たらリアルに実感するのではないか。40歳を超えて女優としてはゆるぎない立場にあるマーゴだが、それも女として平凡な幸せを犠牲にして勝ち得た名声。そんな彼女を賞賛するファンの身の上話にほだされ付き人にしたのがイヴ。彼女はどこから見ても誠実そうで謙虚で気が利いてと誰もが好感を持つような女性。最初は見てる私もそう思った。しかし女の勘は鋭い。まずマーゴが気の利きすぎるイヴに不快感を持つ。古い付き人の女性も「理屈じゃない」と嫌悪感をだく。本性を表しマーゴの恋人に言い寄るイヴだが、「とんでもない女!」とはねつけた年下の演出家はお見事。すると次に脚本家を狙い、、と関係者を取り込もうとするイヴの野心はすさまじい。見ていくうちに「まぁ、なんて嫌な女!」と分かるのだが、これを知るのはほんの数人だけで人目にはあくまでしとやかで謙虚な人物にしか見えない、、何が素晴らしいってまず脚本、こういった驚愕の裏話や人物それぞれが鮮やかにあぶりだされて、しかもオチまでついてて、ラストの万華鏡に映る何十人もの新たなイヴを見せるなんてのは素晴らしい。セリフでもベテラン女優が名声以外の幸せを望んで言う言葉など印象深いものがたくさんある。バクスターも悪女を好演してると思うが、B・ディビスは女優としても女としてもその立場を脅かされる不安や葛藤を見事に表現して素晴らしい。しかしアカデミーで14部門にノミネートされ6部門も受賞したのに主演女優賞はなし。映画を地でいくようなこのエピソードは小ネタで、、、駆け出しのマリリンも意外にセリフが多かった。この後間もなくイヴ役のバクスターなんぞ吹っ飛ぶほどの大スターになるのだから面白い。   
10点(2004-05-11 23:16:43)(良:3票)
7.  インドへの道
Drアジズはなぜああも卑屈なほどイギリス人に尽くしたのか。聖母のような雰囲気のあるモア夫人に好意を持ったというだけではなく、インド人としての見栄もあったのか。植民地であるインドに来ているにもかかわらず、インド人が嫌いと言う傲慢なイギリス人たちは当時そのままかもしれないと思う。その中でフィールディング教授が示す友情は一貫しており良心的。閉所恐怖症という婦人はともかく、こだまに怯え錯乱状態になってアジズを訴えたというアデラの精神状態はよく分からない。混沌=神秘というインドの持つ独特の風土への恐れ、異文化への理解の難しさを表しているのか、、、いくつもの「なぜ?」がまとまりなく浮かんでスッキリしない。マイペースで独特の持論を持つゴトボリ教授は存在感があったがA・ギネスだなんて全く分からなかった。 まるでインド人にしか見えない。インドの風物、彼とアジズが移り住むチベットの山々や渦巻く雲などのロケーションは雄大で素晴らしく、いかにもリーン監督らしい。これを見ただけでも大きなスクリーンで見たかったと思う。  
7点(2004-04-11 22:47:39)
8.  5つの銅貨
ジャズが好きとか詳しいとかいうのでは全くないけれどこれは良かったです。まずダニー・ケイがとってもいい。軽妙で楽しくてとても器用で達者な芸の数々を見せてくれます。初めて見たのでびっくりでした。話の展開もジャズでの成功、中断、再起と紆余曲折の中で家族の愛情物語になってて感動的です。特にラストのコンサート場面は感動的で涙ものです。R・アームストロングとの共演とかいくつもある音楽の中でも「5つの銅貨」が歌詞もメロディも一番好きです。
8点(2004-04-11 22:35:44)
9.  犬の生活
公開当時チャップリンは29歳、最初の破れた塀を使ったおまわりさんとの追いかけっこのギャグシーンもスピード感にあふれ元気がいい。その他ホットドッグ屋(チャップリンの兄さん)の目を盗んでパンを盗み食いするギャグ、二人組のスリから財布を取り返そうと二人羽織のように手だけでパントマイムをするシーンなど、見事なアイデアとパフォーマンスが随所に見られる。ドタバタコメディで笑わせながら、ラストは恵まれないのら犬や酒場の女性(エドナ)、浮浪者が郊外でささやかな幸せを得るという心温まるお話で見た後とても幸せな気持ちになれる。犬のマットはオーデションで選んだそうで、耳のたれ具合といい目の周りのパンダ模様といいインパクトがある犬相。しかもおとなしくチャップリンの枕になったりズボンに入ったりするのを見てもなかなかの名優ぶりです。40分と短いながらチャップリンの芸が堪能できる大好きな作品の一つです。  
9点(2004-03-15 18:31:22)(良:2票)
10.  いまを生きる
作品自体は悪くないと思うが、これはどうにもキーティング先生がいい先生だとは思えないので内容からあえて評価を低くします。トッドが自殺するほどの結果にならなければまだ救いがあったが、これではとても取り返しがつかない。一番の原因は親の意のままに子供に進路を命令して、子供の心を理解せず話し合おうともしない親にあるだろう。子供が自殺してもなおこの親はそれに気づかず、原因究明を学校に求めたりしている。この頑迷さは学校が規則で子供を縛り付けたり規制したりしているというところにも描かれる。そういうところにいる子供たちの前に「若いときは今しかない。すぐに老いてしまう。自分に素直に今を生きろ」という型破りな教師の教えは衝撃的で魅力的だっただろう。大人の言うままにエリートコースを歩んできた子供たちにとって、この教え自体は悪くないし彼らには新たな視野が開かれた思いだっただろう。何が共感できなかったのかといえば、彼は一方的な自分の価値観で生徒を扇動しただけだと思うから。たとえば詩の鑑賞理論をくだらないと一方的に論じ破り捨てさえさせたこと。教師が個人的に納得できないことでも、これはまずいろんな考え方を知った上で自分の考えができるように多面的に教えるのが教師ではないのか。トッドは自分が一番やりたいのは芝居だと考え、反対されるのは火を見るより明らかな親の意向を無視し芝居をする。この前にトッドは教師にどうしたらいいかと相談に行くと、親の承諾が得られなければ自分の夢をあきらめるか学校をやめて自分の意思を貫くかしか方法はないと答える。他に道はないと。金銭的にも親の庇護のもとにある生徒に、この2つの選択しかないと言い切ってしまうのも冷たくて無責任すぎる。この教師が立派であるかのような描き方はそれこそ勘違いのように思えてならないので、後味も悪く感動よりも違和感が大きかった。 
4点(2004-02-25 23:54:04)(良:4票)
11.  イン・アメリカ 三つの小さな願いごと 《ネタバレ》 
二人の姉妹はとても自然な可愛らしさでほほえましいし、胡散臭い住人ばかりの汚いボロアパートで階下の黒人マテオとの交流は麗しい。しかしETベースのようないい話も「都合よすぎる」部分に違和感がある。(莫大な入院費支払い方法には脱力)。家族皆がいつまでも亡くした坊やに囚われていて不安定な妻の態度や、貧乏なのにゲームに有り金はたく父親、最後のハッピーにまとめたラストシーンなどあちこちで演出過剰な気がするし粗漏や甘さが気になってしまう。おいしそうなケーキにさらに砂糖を振り掛けて甘すぎる感じ(身内話で甘くなったんでしょうか)。期待してただけに残念。おまけにベリーショートのモートンはプリコグみたいだし、、結局2人の姉妹の愛らしさが一番印象的だったのだが最後の姉の言葉は興ざめ。
6点(2004-01-15 17:16:53)(良:1票)
12.  イースト/ウエスト 遥かなる祖国
良かったですね~、知らない歴史の中の1コマを教えてもらいました。希望を持って祖国に帰ってみれば処刑されたり悲惨な生活だったりと、北朝鮮に帰国した在日韓国人が重なって見えます。そんな状況の中で夫は夫婦が別れることになっても妻子だけは、、と故国への亡命を図ってやる。辛抱強く時期を待ち妻子を助ける夫の愛情に感動させられます。どうも実話らしいですがその後ずっと後に夫婦は再会できたらしい。亡命を手助けする女優役のカトリーヌ・ドヌーブが存在感たっぷりです。
8点(2003-11-23 17:34:25)(良:1票)
13.  妹の恋人
兄が妹を思う愛情、個性的なサムとジューンの愛情、それぞれほのぼの気持ちがいい。サムのジョニー・ディップのパントマイム芸がうまい。 ジョニーが出ると作品がグッと面白くなるような気がする。
7点(2003-11-15 23:21:29)
14.  偽りの花園
いやぁ、ベティ・デイビスがすごく恐い悪女なんですね。その恐い顔を鏡に映して見せるシーンがあるんですが、にこりともしないで強欲で冷血な女ぶり。で、弟に「笑って見せろよ、女の笑顔は男の心を動かす・・」みたいなことを言われてにっこり笑ってみせる。でもその笑顔でさえ冷たく見える。この前に「愛の勝利」という若い頃の作品を見ていて、彼女がとっても可愛くてキュートだったので驚きました。(この作品の面白いのはレーガン元大統領がちょい役で出ている。H・ボガードも)娘役のテレサ・ライトが最後に自立していくので救われます。欲深な人間たちに対して、父親が「もう十分お金はあるから(金儲けは)もういい」というのが印象的だった。
7点(2003-09-09 12:39:49)
15.  依頼人(1994)
スリルとサスペンス、レンフロ君、S・サランドン、トミー等演技陣が良くて最後まで面白く見られます。テンポのいい運びもいい。
7点(2003-05-31 16:47:54)
16.  生きものの記録
原爆の恐怖で狂わんばかりに叫び続ける老人を三船が演じた異色作。この老人の気持ちは監督の気持ちでもあったのだろう。晩年の八月のメモワールでも、オムニバス映画の夢の一話でも原爆の恐ろしさを訴えている。黒澤監督は娯楽作以外ではメッセージ性の強い作品も作っている。晩年にその傾向が強いが、この時期には珍しい。第五福竜丸事件がこの頃だったか?それがきっかけかもしれない。
6点(2003-05-31 16:39:37)
17.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
ショーン・コネリーも加わって、親子のやりとりがコメディっぽくておもしろい。コネリーは渋くっていい歳とってます。スピードとスリルの冒険はいつ見てもワクワクする。
8点(2003-05-17 17:30:02)
18.  イル・ポスティーノ
ほのぼの、しみじみ、じんわり、ほんわか・・言葉で表すとこんな感じ。詩人の「詩」がまた良くて映画の雰囲気にぴったり。素朴な島のポストマンが高名な詩人と交流して詩を作ったり、詩人のために島の音を集めて録音したりするところで最初のような気分になる。
7点(2003-04-08 11:17:10)
19.  インデペンデンス・デイ
たしかに映像はとてもインパクトはあった。こういうパニックものも嫌いではない。しかしこれと同じ頃にたて続けに公開された類似の作品も、核を使って問題解決を図るというものだった。核兵器の恐さも広島の惨状も知らないらしいアメリカは、こうして安易に核兵器を使っても平気らしい。こういう無知は恐い。単なる娯楽映画だが、アメリカの核に対する非常識振りがうかがえる。こういうメディアを通して無意識にアメリカの正義を押し付けられている気がする。自己犠牲を称えるような描き方も疑問。たとえ映像がどうであろうと、こういう諸々の本質に目をつぶって楽しめない。<補足追記>真面目に言ってしまいましたが、実は上記部分やストーリー展開の突っ込みどころなど気にせず、単純に映像を楽しみコメディとして見れば結構面白いというジレンマもあるので点数はムツカシイ、、、
5点(2003-02-19 18:25:05)(良:1票)
20.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
最初から最後まで飽きずにワクワクしながら楽しめる。テレビで放映があるとつい見てしまうようという魅力的な娯楽作品です。
8点(2003-02-19 18:18:28)
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