1. 頭文字(イニシャル)D THE MOVIE
随分大目に見てはいたんだけど...一番許せないのは文太がただの酔っ払い親父になってしまってること、次はボンボンの樹かな。文太親父はもっと渋くカッコよくなくちゃダメでしょ。バトル自体は見所あるんだけど、ハチロクを知らない人にどれ程スゴイことなのか伝わってるんだろうか?私のかつての愛車は邪道のキューニーレビンでした。 [DVD(字幕)] 5点(2006-12-15 00:07:26) |
2. 硫黄島からの手紙
《ネタバレ》 クリント・イーストウッド監督は一神教の善悪の世界で育った西洋人でありながら、東洋的な陰陽思想を持ち得た稀有な監督、この監督だからこそこの硫黄島2作品が撮れたんでしょうね。名も無い一兵卒がヒーローとなる米国と将校・仕官が美しく散っていくのが英雄となる日本。国と国民の生命を守るために自らが盾となり、負けると分かっていながら巨大な米国に立ち向かう。当時の日本の軍人としては世界を知り、合理的でグローバルな視点で物事を考えられる栗林中将やバロン西。こういった考え方をする軍人が主流派になれなかったことが日本の悲劇でしょうか。ただのパン屋の二宮くんは「私は貝になりたい」のフランキー堺ですね、出来ればパン屋じゃなく米屋か饅頭屋くらいにして欲しかったかな。この映画の一番の肝はラストで軍人として美しく散るために栗林中将が介錯を望んだにも拘らず、願いかなわず死んでいった事。米国のヒーローが国家と国民のピエロとなりやがて忘れされていく最期、日本の英雄が自ら望んだ死とは程遠い最期。戦争には英雄は存在しない、敵も味方もただ家族を守りたいだけ、戦争は所詮そんなもの、戦争なんて如何に無意味なものかを教えてくれる。 [映画館(字幕)] 9点(2006-12-14 00:37:32) |
3. 1リットルの涙
原作も連ドラも知らないけれど、グリーンchで大西麻恵だけは知っていた。想像以上にシリアスな演技にビックリで、真面目な良い作品ですが、家族も亜也ちゃんも良い人過ぎやしないか?もっとドロドロに感情をぶつけ合う様が欲しかった気がしました。パン屋のオバちゃんの役どころがとても良かったですね。 [DVD(字幕)] 5点(2006-02-04 15:10:46) |
4. いぬのえいが
他の物語たいした事ない話ばかりなのに、最後にコレはイカンよ...マリモと美香ちゃんは反則でしょ!禁じ手だよコレは!こんな事されたらボロボロやん!目パンパンやん!犬はイカンて犬は。。。 でもどれだけ犬を愛してるかってのは他人には判りづらいんですよ。。。 Aちゃん「今日さあ、ウチの犬調子悪くて。。。何かあったら帰るからね」 数時間彼女にウチからTEL Aちゃん「えっ、ウソ。。。じゃあすぐ帰るね」 店員「タン塩、カルビ、ロースお待ち!」 私「。。。食べてからじゃダメ?」 パッシーーーン!!犬飼ってる女の子は気を付けなイカンね [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-24 22:39:26) |
5. イン・ザ・プール
松尾スズキは素が変態チックすぎるので、そのまんまやん!という気がしすぎてしまいます。私の友人、某大学で心理学教えたりカウンセラーやってますが間違いなく変態ですので【キャラメルりんご】さんの学校が川越方面の学校でないことを祈ります。 [DVD(字幕)] 5点(2006-01-04 23:21:13) |
6. インファナル・アフェア 終極無間
Ⅱに比べれば面白かったのだがⅢも蛇足感は拭えない。Ⅰの創造力を描きたてる最高のラストの続きとして望んだものは果たしてこんなものだったのだろうか?無間に続く善と悪とのせめぎ合いとしてⅡにゴットファーザーを引用した割にはゴットファーザーⅠとⅡの様な無間世界の旨みを出し切れていない。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-04 23:09:29) |
7. 活きる
コンリーと高峰秀子って似てませんかね?中国版「喜びも悲しみも幾歳月」といった感じがしました。激動の時代にどんな事があろうとも活きてさえいればどうにかなる、時代に翻弄されながら強く逞しく生き続ける母、母は強し。 [DVD(字幕)] 8点(2006-01-02 11:23:04)(良:2票) |
8. イズ・エー
細木数子先生が見たら「あんたのシツケがなってないの!あんた子供と向き合った事ないでしょ!親のアンタがいつも逃げてるから子供がこんなになっちゃうの!子供はねぇ親のアンタを見て育つの、いい!あんたがちゃんと子供と向き合ってキチンとシツケてればこんな事起きないの!わかった!」て言いそうな映画です。少年法や再発、被害家族の問題をもっとキチンと描いて欲しいです。 [DVD(字幕)] 1点(2005-12-12 19:56:45)(笑:1票) |
9. いま、会いにゆきます
この映画撮った後で”できちゃった”らそりゃ生まない訳にはいかんでしょう。いや~ボロボロ、泥泣ですわ。WOWOWで”セカチュー”観て軽く一泣きした後だったから泣き癖が付いちゃってるからも~タイヘンですよ。児童虐待だとか親子間での殺人だとかって事件が多い昨今ですが、何故子供を生むのか、子供も何故生まれてきたのかをみんな良く考えないといかんね。彼女は処女でありユウジ君の母となる、そう女性はみんなマリアなんだよね。女性の強さ、生まれ持っての母性に激しく心を震わされました。 [DVD(吹替)] 8点(2005-06-20 18:17:28) |
10. イノセントワールド
青みが強すぎて少々見辛い、そもそもなんであんなにブルーな訳?竹内結子の歌を聴いてみたくてラストまで見たと言うところかな。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2005-05-22 22:52:58) |
11. 刺青一代
ストーリーにはそれほど面白みはないのだがクライマックスシーンはこれぞ清順と言うべき素晴らしい映像です。任侠映画の殺陣シーンで上から覗き、下から眺め、光と影のコントラストや襖で変わるシーンチェンジとお見事です。このシーンだけで十分って気になります。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-21 22:01:56)(良:1票) |
12. インストール
社会を拒絶し押入れというブラックボックスの中に逃げ込み、その中でパソコンというブラックボックスからネットやチャットで繋がれた社会は、ハンドルネームを駆使した虚像の世界。そんな虚像の世界の中でも、偽りの自分を見破られ、オチル事によって実生活へと帰っていく相手の姿を見送る中で、自分の本来生きるべき世界に引き戻される。空っぽなブラックボックスの自分にインストールするのかバージョンアップなのか何を詰め込んでいくのかは自分自身で見つけて生きていくしかない。 [DVD(字幕)] 6点(2005-05-04 17:55:32) |
13. インファナル・アフェア 無間序曲
ゴットファーザーをチョッと出しすぎで、前作のような強引にグイグイ引っ張っていくようなパワーがもう少し欲しかったです。どうも下世話な人間なので前作との繋ぎのアラ探しをしてしまうが、充分許せる範囲内でまとめていました。ボスがトニーレオンに一目置く理由も判るし、トニーレオンの過去を引き摺って生きてる感じも理解できる。ハイライトシーンで思わず身を乗り出してしまった処などはは前作同様の勢いが有り良かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2005-03-19 22:17:05) |
14. イノセンス
映像はすごくきれいで感心、でもストーリーにもう一ひねり欲しかったです。人間と機械の共存、対立、この手のネタは結局どれも同じ結論になってしまう。あとテーマ音楽?が中学のときの下校の曲なんで微妙。 4点(2004-11-24 18:28:03) |
15. インテリア
何時になくシリアスで、繊細で、深みのある映画。この母親が私の母とが絶妙にリンクしており、家族の気持ちがよくわかる。ただ身近すぎるだけに面白いとも思えない。新しい家族のあり方をテーマにした映画ってこの頃から増えていったような気がします。 6点(2004-04-14 22:36:34) |
16. インファナル・アフェア
香港映画でこんな脚本勝負の映画初めて見たかもしれない!映画館で見るべきだったと後悔しました。「フェイスオフ」「夜がまた来る」「シュリ」辺りの薫りがしながらもこれらは愛に重点が置かれているが、本作は主演2人のダンディな男っぽさ、ハードボイルドな生き様にシビレます。ただ1点ラストがエレベータを降りた時点で終わって欲しかった。非常に蛇足的で一気に冷めてしまった。 9点(2004-04-02 10:53:57) |
17. 1980(イチキューハチマル)
リアルタイムの1980は小学校6年生だった私、朝のNHKニュースでジョンレノン射殺のニュースを聞き有名な人なんだと知り、学校で担任の女性教師がイマジンやビートルズの曲をラジカセで聞かせながら涙ながらに熱く語っていた。その日は一日中ラジオからジョンの曲が流れていたっけ。ジョンの死よりも友人T君ちで聞いた「ライディーン」の衝撃はまさしく雷で撃たれた気分でした。毎日テープを聞きまくり、この年の誕生日にやっとLP「ソリッドステイトサヴァイバー」を買って貰ったっけ。映画自体も80年代っぽい映画で、ちりばめられた小ネタの数々も知ってなくても面白いだろうが、知ってればなお面白い映画です。久しぶりに映画館で声出して笑いました。ただケラ自身の想いが出すぎてる部分(自主映画など)がちょっとゲンナリする。 6点(2004-03-08 22:31:16)(良:1票) |
18. 一番美しく
黒澤映画で見るべきなのか迷った作品。プロパガンダでありながら黒澤監督のせめてもの抵抗も感じられる。この映画なくして黒澤の反戦思想や社会や体制などへの痛烈なる風刺も無いのかな。 5点(2004-02-23 21:16:11) |
19. 生きものの記録
晩年訴え続けられる原水爆への想い、この老人こそが黒沢監督なんだろう。核の恐怖に恐れおののき狂ってしまうほど純な人間と核を政治の道具として弄ぶ人間とどちらが本物の狂人なのか。 8点(2004-02-13 21:12:35) |
20. 生きてこそ
実話の迫力、本物のサバイバルに引き込まれました。ラグビー経験者のため、ラグビー精神ワンフォアオール、オールフォアワンを感じました。人間の想像を超える奇蹟は神が起こすのではなく人間の意志によって起こされるのでしょう。ただ彼等は一般人より体力のあるスポーツマンであり精神力も優れていた事が生存できた一番の理由かもしれない。 8点(2003-12-31 02:06:38)(良:1票) |