1. 情婦
《ネタバレ》 全く古臭さを感じさせず、個性的なキャラと無駄のないストーリー展開で終始釘付けでした。 ラストの怒濤の展開も、ここまでお腹いっぱいにしてくれたら大満足、御馳走様って思いでした。 ミステリーの女王アガサ・クリスティの原作を、名匠ビリー・ワイルダーが映画化すると、これだけの素晴らしい作品になるのですね。 本当に良い映画を観たなぁ~という感じ・・・これ名作だわ。 [インターネット(字幕)] 10点(2012-04-10 19:14:09) |
2. JAWS/ジョーズ
《ネタバレ》 前半やや冗長な感じもするが・・・いや、なかなか姿を現さない“奴”に焦れているだけの自分なのかも知れない。 やはりオープニングの女性のやられ方で掴まれ、個性的なキャラ三人で捕獲船に乗ってからは息を呑みつつ釘付けにさせられた。 動物パニックモノの先駆けでもあり、この作品をきっかけに熊だのワニだのピラニアだの類似品が出たのは言うまでもないが、当然この作品は別格である。 [DVD(字幕)] 9点(2012-05-29 18:01:01) |
3. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 最後まで飽きずに引き込まれる名作だと思います。 全員一致の評決が出て、それぞれの陪審員がビルから出て去って行く、雨が上がった街並みの清々しさが印象的でした。 [DVD(字幕)] 9点(2011-02-21 14:52:43) |
4. 女囚701号 さそり
《ネタバレ》 これ好きだわ・・・ 梶芽衣子さんは本当に素敵だし・・・ この映画くらいハチャメチャにしてくれたなら、某お笑い系監督の作品も酷評されないような気がする。 そして、トンとご無沙汰な私は・・・ マジで、ワッショイ、ワッショイされたい気分の今日この頃でした。 [インターネット(字幕)] 8点(2014-03-02 03:59:55)(笑:1票) |
5. 知りすぎていた男
《ネタバレ》 細かい事は抜きにして、我が子に聴こえる為だけに『ケ・セラ・セラ』を歌う母(ドリス・デイ)の愛のシーンだけで心打たれ満足な私・・・ そして子供の誘拐を含むサスペンスなのに、随所にユーモアを絡めている辺りはヒッチコックの真骨頂だと思う。 その最たるシーンがラストで、何事もなかったように友人等の待つホテルの一室に息子を連れて戻って来るシーンに、ヒッチコックの悪戯っぽさを感じ、そもそも要人暗殺の陰謀などなかったのでは?なんて思わせる位で(洒落た夢オチのようにも感じた)・・・ [DVD(字幕)] 8点(2014-02-02 02:49:33) |
6. 幸福の黄色いハンカチ
《ネタバレ》 若い頃から鬱陶しい武田鉄也氏と気怠い桃井かおりさん・・・ そのまんま不器用な健さんと、その健さんを待ち続ける古き良き日本女性の倍賞さん。 この配役がお見事で、彦摩呂風に言えば『銀幕のケミストリーやぁ~』って感じ。 子供の頃に観て泣いて、30年以上経った今観ても同じように泣ける映画。 [DVD(邦画)] 8点(2013-05-12 14:47:55) |
7. 少年と自転車
《ネタバレ》 小さいながらも思った通りにいかない現実に向き合い必死に生きる少年・・・ その健気な姿に心打たれました。 必死に探す父親と共に探した自転車は彼にとって自由の象徴そのもの。 盗まれれば自由を奪われるのと一緒だから取り返すのも必死。 その自転車で颯爽と走り出すラストが印象的。 頑張れ、少年。 [DVD(字幕)] 8点(2013-01-20 13:29:11)(良:1票) |
8. 死霊のはらわた(1981)
《ネタバレ》 今観ると、チープ感満載なのは解っていますが、公開当時の衝撃といったら、もう・・・ 怖さより気持ち悪い度がハンパなく、生理的嫌悪感というか何というか・・・ 当時、劇場で鑑賞していて嘔吐している観客がいましたからね・・・(マジで)。 私にとっては映画の内容と、劇場内に籠った臭気という異常な状況で鑑賞したので、かなりのトラウマです。 今回、改めて鑑賞して懐かしさと共に、その当時の臭気までもが蘇ってきましたよ、トホホ。 まぁ何ていうか、この映画のCGじゃない手作り感がとっても好き。 んでもって、スプラッター映画のパイオニア(←かっこつけて言ってみたけど、使い方合ってる?)ですよね? という訳で、私の中ではスプラッター映画の名作です。 [DVD(字幕)] 8点(2012-05-18 16:43:27) |
9. シックス・センス
《ネタバレ》 幸いにもオチを知らずに鑑賞でき、そして鈍感な私は最後まで気づかなかったので楽しめました。 オチを知った後でも、もう一度楽しめる良く出来た映画だと思います。 関係ない話かもしれませんですが・・・ この映画、レンタル店でホラー・オカルトの棚にあるのが、個人的に違和感あります。 人間ドラマじゃないですかね・・・? [DVD(字幕)] 8点(2011-03-01 16:57:30) |
10. ジョゼと虎と魚たち(2003)
《ネタバレ》 観る前は、チャラチャラした恋愛モノかと思いましたが、しっかり健常者と身障者(そもそも分けて考えるのも失礼ですが・・・)の恋愛を描けていると思います。 そして人間の狡さ、したたかさ、弱さ、強さなど包み隠さず見せられた感じがし、色々考えさせられ観てよかった思える映画でした。 ラスト、恒夫(妻夫木聡)の人目をはばからず嗚咽するシーンと、ひとり凛として料理しているジョゼ(池脇千鶴)が印象的でした。 言わずもがな、男は弱くて女は強いですな。 [DVD(邦画)] 8点(2011-02-23 04:15:54) |
11. 下妻物語
《ネタバレ》 全く期待せずに鑑賞したら・・・ これまたビックリ面白い映画で得した気分になりました。 テンポ良く、独特の色彩感覚もGood!! 深田恭子のロリータ娘と土屋アンナのヤンキー娘の笑いあり涙ありの友情物語。 この二人以外の配役も良かったです。 個人的には、土屋アンナがヤンキーになるキッカケになった、小池栄子の男前?なセリフに心打たれました(笑) [DVD(邦画)] 8点(2011-01-07 15:14:29) |
12. Jの悲劇
《ネタバレ》 ストーリー云々より、ゲイのストーカーがしつこい宗教の勧誘に似ている気持ち悪さだった。 その存在感たるや完全に主役のダニエル・クレイグを喰っている。 んでもって、どこかで見た顔だよな・・・と思ったら『ノッティングヒルズの恋人』のスパイク役のリス・アイファンズではないか、素晴らしい。 禁断のキスシーンが2、3日は軽度のトラウマになりそう・・・ 色んな意味で面白く?鑑賞できました。 [インターネット(字幕)] 7点(2013-11-30 16:07:51) |
13. 仁義なき戦い
《ネタバレ》 『狙われる者より、狙う者の方が強いんじゃ・・・』 ん~、菅原文太が渋くてカッコいい。 これは当時劇場で観た方々の多くは、映画館出た後に文太になりきっていたのではなかろうか・・・? 広島出身でもなかろうに、言葉の語尾も“じゃけんのぅ”とやたら言ってみたりして・・・ まぁ若干エグいシーンもあるけど、躍動感溢れる映像と例のテーマ曲、そして豪華なキャスト・・・ 色んな意味でインパクト大な作品なんだけど、やっぱ文太ありきの映画だと思います。 [インターネット(字幕)] 7点(2013-04-01 15:16:40) |
14. 湘南爆走族
《ネタバレ》 江口洋介&織田裕二他、竹内力氏・杉本彩嬢・清水美砂嬢・杉浦幸嬢などなど、今では主役を張れそうなお方達が、皆さん実にフレッシュ、フレッシュ・・・(大事な事だから2回言いました)。 それだけで観る価値があります(内容はあってないようなもの・・・と言うべからず) それにしても江口と竹内の睨み合いに、ちとゾクゾクして見入ってしまい・・・ ラスト、感動すらしてしまった私は変ですか? それとも、ヤンピコンピ・・・? 点数は地元愛も含まっていますので、悪しからず。 [DVD(邦画)] 7点(2012-07-05 14:44:52) |
15. 少年メリケンサック
《ネタバレ》 ドタバタですけど面白かったです。 こういう映画は、笑わせ所が笑えるかどうかで評価がガラッと変わるんだろうけど、 私には結構ツボで笑わせてもらいました。 何よりも、宮崎あおいが素晴らしい。 私は、彼女の映画を全て観ている訳ではないが(寧ろ2、3本?しか観ていない・・・) この映画が一番、彼女の良さが出ているのでは?・・・と。 でも、この映画が宮崎あおいの代表作って言ってしまうのは、ファンには微妙でしょうかね・・・ てか、本人にも(笑) そして一番パンクに感じたのは、寝たきりの親父さんでした。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-01-08 12:09:43) |
16. 死刑台のエレベーター(1958)
《ネタバレ》 完全犯罪を目論むにしちゃ、お粗末で予期せぬアクシデントに見舞われるとはいえ、ツッコミどころ満載ではあるが、サスペンス映画としても普通に観れるとは思う・・・ しかし、これはサスペンスではなく愛の物語でしょう。 それならば冒頭の愛の言葉に始まり、マイルス・デイヴィスの音楽をバックに夜の街を彷徨うジャンヌ・モローも納得。 そして終始、笑顔を見せないジャンヌ・モローが、ラストの証拠品である写真の中で、これ以上ない幸せそうな満面の笑顔で浮かび上がってくるシーンが切なくて美しい。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-12 18:07:04) |
17. 13日の金曜日(1980)
《ネタバレ》 面白い。 2作目以降のジェイソンが暴れて殺しまくるシリーズ(寧ろ、そっちが別モノの映画)より、これが私にとっての13日の金曜日です。 怖くない? いやいや、おっちゃん今観ても十分怖かったよ・・・ヘタレでゴメンね。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-09 14:27:21) |
18. 12人の優しい日本人
《ネタバレ》 本家『十二人の怒れる男』をオマージュしつつ、これはこれで面白かったです。 脚本も生き写しじゃなく、ちょっと捻っていて上手くパロディ化していると思います。 日本も裁判員制度が始まって他人事に思えない状況になりましたね。 [DVD(邦画)] 7点(2011-02-21 15:00:49) |
19. ジャージの二人
《ネタバレ》 ジャージの二人ってタイトルだけど、まさにジャージの着心地のような映画でした。 私自身は幼少の頃、早くに父を亡くしてしまったので解りませんが、自分の息子等とはこの映画の父子関係の距離感くらいが良いなぁ~なんて思えましたし、甘党の私は“何か、こう・・・ジャイアントなんたら”を久しぶりに食べたくなりましたしね(笑)。 [インターネット(字幕)] 6点(2013-12-30 14:03:44) |
20. 呪怨 (2003)
《ネタバレ》 ストーリーは、ん?って感じだけど、私はヘタレだから十分怖かった。 これ怖くないと思う人は、たいしたもんだ・・・(皮肉じゃなく) というか、この映画の色々な場面が脳裏に焼き付いてしまって・・・ この映画を伏線として実生活がビビりになるのです。 例えば押入れの上に、ひょっとして?とか・・・ 事実、我が家のクローゼット開けて上覗いたら居たんですよ、例の女が・・・ なんて夢だったんだけど・・・こういう実生活夢オチ体験から始まり、 夜中目覚めたら枕元に寝ぼけた息子が半裸で立っておった日にゃ、マジびびって私が『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛』って奇声を上げてしまう次第でありました。 初見当初は、そんな一人呪怨フェスティバルだったような。 そして今回改めて鑑賞し、更に思い出したのは・・・夜中に泥酔した嫁が這いつくばって近寄って来た時もビビったよな~と。 その嫁とは別れたが(苦笑)・・・まぁ~兎も角、私にとっては色んなものが付帯する映画なのでした。 [DVD(邦画)] 6点(2013-06-18 17:33:16) |