141. JAWS/ジョーズ2
ストーリーはそれなりに練られているが、前作と比べるとやはりインパクトに欠ける。恐怖の演出に力の差を感じる。前作公開後はしばらく海で泳ぐのに警戒したものだが今作は「映画」と割り切れた。 5点(2003-10-29 17:01:09) |
142. 仁義なき戦い 完結篇
確かに決して出来は悪くない。前作で完結させたつもりの笠原和男が脚本を降りたためか違う空気を感じる。無理やり作った完結編にしてみれば、うまくまとめたなと思う。 7点(2003-10-09 13:29:39) |
143. 仁義なき戦い 頂上作戦
単品ではきついものがあるが前作からの流れからラストまでの展開はやはり御見事。当初はこれで完結の予定だったので力も入ってます。バイオレンスてんこ盛の秀作です。 7点(2003-10-09 13:13:01) |
144. 仁義なき戦い 代理戦争
これだけの登場人物のキャラクターをこれだけしっかりと描ききった映画はそうは無いでしょう。どうしてバトルロワイアルでこれが出来なかったのだろう。まあ、シリーズものという強みはありますが。それにしても面白い。傑作でしょう。 9点(2003-10-09 13:03:59) |
145. 仁義なき戦い 広島死闘篇
文太は脇にまわり山中役の北大路欣也が主役を張る、シリーズモノにしたら異色作。シリーズを離れ一本の作品としてもかなり完成度が高い。大見得切の乱暴者のくせに慌てふためく様が滑稽な大友のキャラクターがまたいい。 9点(2003-10-09 12:52:24) |
146. 仁義なき戦い
このシリーズのレビューいいですねえ。学生時代に先輩が「ひとり仁義なき戦い」(文太、旭、金子、千葉ちゃん、松方等々のものまねで一人芝居)をよくしていたのを思い出します。キャラクターがしっかり描かれ、また斜めアングルのカメラワークやこれまでのヤクザ映画に無いバイオレンス描写とスピード感!満足の一品です。もし見るなら3までは見て欲しい。広能のモデルとなる美濃幸造(漢字違うかも)の手記を映画化したものだが、山守(もちろんこの人も実在)をあそこまで悪者にしたものをよく世にだせたなあと思う。 8点(2003-10-09 12:38:26) |
147. 白い肌の異常な夜
《ネタバレ》 なんともうらやましい境遇。自分ならどうするだろうと考えながら見てしまうがどうしたって殺されてしまうような気もする。変な気おこさなけりゃいいかもしれんが期待はするだろう。 5点(2003-10-02 12:43:48) |
148. ジャッカル
あれは変装というより仮装でしょ。リメイクしたら面白いだろうなと思っていた作品だったのですがどうしてこんな事になるんだろう。音楽はそれっぽくて良かった。 4点(2003-09-29 18:17:10) |
149. ジャッカルの日
正体不明のテロリストが見てるこちらにも正体不明のまま最後までいくのがいい。淡々とした中にも緊張感があり、早くラストが見たいと思わせてくれる。で、ラストは確かにあっけないが殺し屋の末路なんてこんなものでしょう。変にドラマチックにするとリメイク版のようになります。 7点(2003-09-29 18:05:18) |
150. 将軍の娘/エリザベス・キャンベル
ショッキングなテーマだけにそれこそもっと後味の悪さを強調してほしい。トラボルタをかっこ良くみせる必要もサスペンスタッチもアクションも要らない!やるせなさをひしひしと感じているときに犯人わかったって・・・。もっと重ーい作品にするべき。 4点(2003-09-22 19:00:39) |
151. ジョー・ブラックをよろしく
評判良くないですけどなかなか良かったですよ。生と死に対する認識が全く違う死神が、生きることがすばらしいもので死ぬことが悲しいと感じることの根底にある愛情という感情を感じ始めると、ある意味素直にそれこそ子供のようにわがままを押し通そうとする。そういう死神の内なる変化をブラッド・ピッドがうまく演じている。もちろんアンソニー・ホプキンスも死神が興味を持った人間を堂々と演じている。ただ皆さんが指摘されてるように思わず「おいおい」と言ってしまったラストが残念。 //追記<05.9.29> 最近ものすごく涙もろくなったのは歳のせいだと思っていましたが、先日この作品を再見してその原因が判明しました。この作品、以前に見たときは涙することはなかったのですが、今回はウルッときました。最後のパーティのシーンで父が娘に対して告げる言葉。執拗なまでの「愛している」そして「しっかりと生きてほしい」。そして抱きしめる。以前に見たときと今回では私自身に大きな変化があります。娘がいるということです。子供を持ったという私情が映画の感じ方に少なからず影響していることに気づかされました。変わらないと思っていた自分が知らぬまに変わっていたことにちょっと感動。ラストが「おいおい」って誰が言ってるんですか?(笑)ぜんぜんOKっす。映画の感じ方が変わるってけっこう衝撃的でした。いい映画だ。うん。 [ビデオ(字幕)] 7点(2003-09-22 17:40:31) |
152. 勝利への脱出
脱走計画にスタローンが必要ということでキーパーにするため正キーパーの足を折るシーンに強引さを感じつつ、サッカーシーン、とりわけペレのバイシクルシュートに感動。(今見ても感動できるかはわかりませんが)観客のビクトリーコールで最高に盛り上がったのだが、後日テレビ初放送で吹き替え版を見たらなんと観客の声援までも吹き替えている。「しょーり しょーり」って。しかもたぶん数十人、いやそんなにいないかも。興ざめとはまさにこのこと。映画館で見たときの感動をテレビで、と思ったのが間違いでした。こういうこともあるので、吹き替え版しか見たことがない作品はReview しないようにしております。 6点(2003-09-11 17:18:22) |
153. ジャッキー・ブラウン
選曲とキャスティングはタランティーノならではなんですが、題名からもわかるようにこの作品は他のタランティーノ作品と違って主人公一人に焦点を当てた作品のため、らしさが無くなり、いわゆる普通の作品になっている。ただ、らしさと言ってもそれは見る側が勝手にパルプやレザボアを期待して見たからであって、先入観無しで見ればそれなりに楽しめると思う。まぁ、そう言う私もパルプ、レザボアにデニ-ロがプラスじゃ見ないわけにはいかないと、見たくちなんでがっくりしたのは確か。映像にも斬新さが無いし..これも期待したものと違ったというだけのことなんですが。 6点(2003-09-09 16:08:09) |
154. 少林寺
確か16歳で中国武術大会で最年少で総合優勝し、その後も3年連続の総合優勝者リー・リン・チェイを主役に、又それぞれの~拳の優勝者が脇をかため、ブルース・リーでさえ許されなかった本物の少林寺での撮影と本物志向の武術映画。その年の武術大会のアマチュアの部の優勝者がジャッキー・チェンと聞き「あなどれん」と思ったのを思い出す。「ハ~ッ ハァッハッ!」で始まるシングルレコードも買ったけど今はプレーヤーが無いので聞けません。 7点(2003-09-08 17:00:23) |
155. ショーシャンクの空に
以前見たはずだが、ここの評価の高さに「他の作品と勘違いしてるかも」と再度見ました。以前見たものでした。あまり印象に残らなかったということ。確かにいい作品だとは思います。刑務所内の出来事をたんたんと描いているが、決して退屈させずに見せている点が特にすばらしい。人物には、多少、20年の時の経過を感じさせようとしているのがわかるが、全体的には伝わってこない。ラストは良かった。バスのシーンで終わるのかと思わせてあのラストへ持っていくなんて、にくい!あの爽快感がなければ評価がここまで上がることはなかったんじゃないでしょうか。 ★(04.11.22追加投稿)★この作品がなぜ絶大な支持を得るのかを再考してみました。ココだけではないようです。以前友人に面白い映画紹介してと言われ「どんなんがええの?」と返すと「ショーシャンクが良かった」と。ウチのオカンもBSで観たらしく「久しぶりにいい映画観た、シャーションクの空」と。「ショーシャンクや!」と心の中でつっこんどきました。このように私のまわりでも高評価です。一因に解かり易いナレーションがあると思います(映像の手抜きを補ってるところもある)。そして【南浦和で笑う三波】さんの書かれているとおり復讐劇にしている所でしょう。原作では備えあれば憂い無しというか、ひたすらに用意周到な主人公が描かれます。所長の裏金を横領したりしません。元々捕まる前から準備しているのです。無実を証明し得る囚人も殺されません。映画ではとことん所長を悪人にし、その後でしっかり懲らしめるのです。あざとい脚色ですが静かなトーンから一変するドラマチックな復讐劇に観客は満足感を得るのでしょう。静かな語りと復讐劇、二者の相乗効果と浪花節好きな日本人にはたまらないレッドとの友情の行く末を描いたことで奇跡的な評価を得たのではないでしょうか。 6点(2003-05-13 15:44:48)(良:1票) |
156. JAWS/ジョーズ
小学生のとき母親の知り合いが見に行くので連れていってもらえと、半ば強引に連れて行かれた。初めて劇場で見た洋画で立ち見でした。沈没船に刺さったサメの歯を剥がそうとしたとたん死体がぬーっと出てくるシーンで叫んでしまった。それ以来、びっくりさせるぞって映画はダメなんです。ちなみに「ET」でぬいぐるみの中のETを見つけて女の子が悲鳴をあげるシーンでも声をあげてしまった..びっくりに弱いんです。そして海水浴に行っても海の中ですごく警戒しながら泳いだのを覚えています。それだけ影響を与えたという意味ではすごい。でも、最後爆破してもサメは1匹って限らんやろ!と思ったことも確か。あっ、だから警戒してたんだ.. //追記(05.7.26)// このあいだBSでやってたのを見ましたがやっぱ怖かった。スピルバーグが映画学校で「音を消して見ると映像で語っているかどうかがよくわかる」みたいなことを言っていたというのを何かで読んだか聞いたかしたことがあるんですが、たしかにこの作品は、あの“サメが来るぞ~”というテーマソング無しでも、画だけでも“サメが来るぞ~”っていうのが伝わります。とくに女の人が食われるところ。やっぱりうまいわ、この映画。ってことで1点追加~ [映画館(字幕)] 7点(2003-05-10 16:26:32)(笑:1票) (良:1票) |
157. シックス・センス
最後のオチはどうでもいい、てことはないが一番印象深かったのは最後の最後。コール少年と母親のタクシーの中でのシーン。死人が見えるなんてほんとに怖いこと。一番力になって欲しい人に信じてもらえない孤独からやっと開放されたとき、少年と母親にもらい泣きをしてしまいました。いっしょに見に行った妻は、あのオチでB・ウィルスの奥さんが実は一途に想っていたというのが解かって泣いたそうです。 7点(2003-04-30 18:46:58) |
158. シン・レッド・ライン
ラストの太陽の光を浴びる葉っぱの映像、きれいでした。たぶん美しい大自然とそれに気づかない愚かな人間による戦争行為を対比することで反戦をうたった映画だと思うが、ストーリーにメリハリが無く疲れました。評価は単純に面白くなかったということでこの点数です。 4点(2003-04-24 18:53:54) |
159. シュリ
リアリティのない単なる娯楽作品として見ても全然ダメでした。なんであんなにも前評判が良かったのか不思議です。すべてがわざとらしい。 3点(2003-04-24 18:27:49)(良:1票) |