1. 死霊のはらわた ライジング
昨今のホラー映画のテンプレートに地面スレスレを走るカメラ、死者の書をぶち込んで一丁上がりという感じですね。いかにも二次創作的で工夫がなく志の低い作品作りにうんざりします。監督は今作で自分でないと描けないものを描いたと思ってるんでしょうか。死霊のはらわたのオリジナルを10回観てホラーファンから今でも熱烈に支持される理由を学ぶべきと思います。 [DVD(字幕)] 1点(2023-12-06 14:16:18) |
2. 7月4日に生まれて
愛国心に燃えてベトナム戦争に参加した若者が身も心も傷つけられて反戦運動家となる。正直です。観ていて痛々しいほどですが。 [DVD(字幕)] 6点(2023-11-05 00:34:21) |
3. 死刑にいたる病
阿部サダヲさんの演技、怖いです。サイコパスってこういうのを言うのでしょうか。側にいられたくありませんね。 [DVD(邦画)] 7点(2023-05-05 18:01:47) |
4. シン・仮面ライダー
仮面ライダーをテレビで一度も観たことのない自分でも楽しめました。ショッカーの目的がエヴァンゲリオンっぽいのが気になりますが。 [映画館(邦画)] 8点(2023-03-31 21:20:46) |
5. 13日の金曜日(1980)
あまりにもたくさん作られすぎてイロモノ扱いされる「13金」シリーズですが、初期の数作、特に1作目はショッキングな殺戮シーン、意外な犯人、最後にもう一捻りサプライズと、傑作と言える内容です。若い人にも観てほしいですね。 [DVD(字幕)] 8点(2023-02-22 21:39:37) |
6. ジョーカー
《ネタバレ》 圧倒的カリスマ性を持つバットマンのライバル・ジョーカーの誕生エピソードとしては弱いと感じます。鬱屈した男に小さな偶然が重なっただけに思えますし。一本の映画としても、アーサーに思い入れ出来る部分がまるでなく、観ていてしんどかったですね。 [DVD(吹替)] 5点(2022-04-24 22:28:10) |
7. 資金源強奪
大金をめぐって最終的に多くの人が傷つく惨事なんですが、全体にはどこかコミカルな雰囲気があります。梅宮辰夫の演じる、ヤクザも利用する悪徳刑事の飄々とした立ち回りが大きかったと思います。最後の主人公と女性のやり取りが本当に素敵でした。 [DVD(邦画)] 7点(2021-11-27 21:16:24)(良:1票) |
8. シンデレラ(1950)
義母たち家族にはいじめられるけど、小動物たちに慕われ支えられる主人公という構図がいいですね。物語は、ディズニーアレンジというのでしょうか、山あり谷ありに仕上がって飽きることがない。これは子供が好きになって当然ですね。最後にガラスの靴を履いた後のの余韻がもうちょっとほしかったと感じました。 [DVD(吹替)] 8点(2021-05-25 08:33:10) |
9. 白雪姫
80年以上前にこれだけ滑らかなアニメーションが実現していたことに驚きます(しかもフルカラー)。ストーリーは極限までのシンプルさ。はいいんですけど、王子様が完全に添えもの。もうちょっと何とかならなかったんでしょうか。 [DVD(吹替)] 7点(2021-05-23 22:01:34) |
10. 17歳のカルテ
『カッコーの巣の上で』のようなエグイ話を期待すると肩透かしと感じますが、若者が仲間との葛藤を通して成長する話として見たら感動します。俳優さんたちの演技も良いですしね。 [DVD(吹替)] 7点(2021-05-17 22:11:06) |
11. ジャッカルの日
ドゴール暗殺の準備を進めつつ、着実にパリへ近づくジャッカル。後手を踏みながらも彼の存在を突き止め、足跡を追うフランス警察。結果が分かっているのに見ていてドキドキできる映画は珍しい。派手な演出を極力抑えたドキュメンタリータッチだからでしょうか。ラストのあっけなさも、普通なら盛り上がらないなとがっかりするところだけど、この作品に関してはこれでいいんだと納得してしまった。 [DVD(字幕)] 9点(2020-12-30 17:05:25) |
12. 少林寺
主人公や仲間、ライバルはもちろん、無名の兵士に至るまでみんなカンフーの使い手。そういう人々が繰り広げる集団戦闘の賑やかな事!まあ、それ故に決着に時間がかかりテンポが悪いなとは思いますが、とにかく、とても楽しいものを見られました。 [DVD(字幕)] 7点(2020-11-10 08:25:41) |
13. 13日の金曜日PART2
前作の事件から数年後という設定をあちこちに生かして、おっと思わせてくれることもしばしば。殺戮は後のファーマット通りですが、母親に化けて反撃するシーンや、呑みに行って巻き込まれずに済むメンバーがいるのもシリーズ初期ならではです。それにしてもジェイソンは隠れているときの立ち回りは見事なのに、姿を見せた途端グズになるなあ。まあ、これもホラーのフォーマットか。 [ビデオ(字幕)] 6点(2020-10-08 23:08:08)(良:1票) |
14. 深呼吸の必要
《ネタバレ》 ・新人たちだけでなく、リーダーとして一段高みにいるかに見える田所氏も実は問題を抱えている。35日間の作業を通してそれらは多少可視化されるが、決定的に解決されるわけではなく、多分良い方向へ行くはずだ、後は想像に任せます・・・という感じの緩い終わり方。いい塩梅と感じました。・この深刻になり過ぎない空気感に貢献しているのは、間違いなく、おじいさん・おばあさんの存在ですよね。包容力が半端でないこの人たちがいなかったら、チームが空中分解していたでしょう。 [DVD(邦画)] 8点(2020-09-08 16:23:42) |
15. 女優霊(1996)
●冒頭の人形と唄でまずぎょっとする。●スタジオ内のシーンは陰が多く常にじめっとした雰囲気が漂っており、野外の場面に移ると安心してしまった。こういう感覚は滅多にない。●霊の正体は語られることがないが、何となく想像できる上手い匙加減だと思う。●「リング」より古い作品だったのか。今回初めて分かった。恐怖演出の数々は、後の作品に取り入れられたのが納得できるものだ。私は断然こちらが好みだ。●70分ぞくぞくできた。良作。 [DVD(邦画)] 9点(2020-09-08 15:26:54) |
16. ジーザス・クライスト・スーパースター
自分らの神様を現代のロックで表現するとか、破天荒な試みだったんでしょうね。私がクリスチャンだったら、もっといろんな意味でエキサイトできただろうにと残念に思います。ところで、登場人物はイエスを除いて70年代のファッションで着飾っていますが、一番何なんだお前感が強かったのは、終盤に登場したヘロデ王でした。 [DVD(字幕)] 6点(2020-08-15 23:55:44) |
17. シャレード(1963)
亡き夫の残したという25万ドルの正体には興味をそそられるし、終盤のチェイスも緊張感があってよかった(ゲーリー・グラントという俳優を私がよく知らなかったため、犯人が誰なのかも最後まで分からなかった)。でも、肝心のオードリー・ヘプバーンの魅力はイマイチ。状況に流されるばかりで主体性を感じないからか。「ローマの休日」が素晴らしすぎた。 [DVD(字幕)] 6点(2020-04-29 12:45:27) |
18. 十戒(1956)
●過去、テレビで何度か目にしたはずなんですが、海が割れる場面、十戒が書かれる場面を断片的に記憶しているだけでした。今回、旧約聖書の基礎を勉強してから通して鑑賞すると、3時間超えを忘れるほど面白く感じました。なるほど、あの記述を映像化したらこうなるんだと。●ユル・ブリンナーは今作では悪役で、最後の方は気の毒なほどですが、男前ですね!●登場人物中、モーゼの次に信念が強いのは、何度も奇跡を目の当たりにしながら隙あらば「エジプトに帰って奴隷に戻ろう!」と言い放つデイサンでしょうね・・・。 [DVD(字幕)] 10点(2020-03-18 19:21:47)(良:1票) |
19. ジェイコブス・ラダー(1990)
ランボーやディア・ハンターのようなベトナム戦争のトラウマを扱ったものと思いきや、反対の作品でした。タイトルの意味を知ってから見直すと、荘厳さが増すのが不思議です。 [DVD(字幕)] 8点(2020-03-14 16:41:58) |
20. ジェーン・ドウの解剖
《ネタバレ》 死体の秘密が明かされると、ああちゃんと伏線が張ってあったんだ、最初の事件もそれだったんだと感心しました。終盤は彼女の呪いを解く方向へ行くと思ったのですが、人間二人の手には余ったようですね。ちょっと気の毒。 [DVD(吹替)] 8点(2019-11-04 22:18:31) |