1. 幸せのちから
《ネタバレ》 子供は親を選べないし、世の中お金が全て。そして、成果主義のアメリカでスーツをきて収入を得るのは非常に厳しい。日本の外資系も契約取れないとすぐにクビがとびますよね。奥さんも子供もよく粘っていました。お金はどうにかなるという人も多いけど、現実はそんなに甘くない。もっというなら稼げないなら結婚も子供もつくったら駄目。とにかく子供が不憫に思う作品であります。ただ、犠牲はやむを得ないが、とにかく懸命に生きようとしている父親像は悪くはないし、あそこまで努力できる人もそうはいないでしょう。それを評価してプラマイゼロかな。後日談はあまりにも飛躍していて、映像化もしていないのでリアルに感じない。あえて実話ものということにしないで、フィクションとして仕上げて欲しかったです。採用通達後の社外でガッツポーズからのエンディングへ。 [地上波(吹替)] 5点(2014-01-15 09:15:35) |
2. 自虐の詩
《ネタバレ》 なんとなく最後まで見入ってしまいましたが、娯楽映画としてはいかがなものか。コメディ路線にしているとはいえ、内容がブラックなので笑えない。主演2人の演技は良かったです。それにしてもダメ男になる過程がまったく描かれていないので消化不良。転落事故から善人に戻るあたりも強引で違和感がありました。伝えたいメッセージは解りましたが、見終わった後に正直何も残りません。オチのアジャ・コングは完全に滑っており、作品のクライマックスの雰囲気が台無し。作品を見ての感想は、人それぞれの幸せの形というよりは似た者同士が寄り添うものだということ。バッドエンドですな。 [地上波(邦画)] 5点(2013-12-29 08:41:13) |
3. シュガー・ラッシュ
《ネタバレ》 幼い頃からディズニー作品に囲まれて育ってきましたが、知らぬ間にずいぶん映像が綺麗になっていますね。ヴィヴィッドカラーで昔のようなじっくり作品に浸れるような映像ではないが、CGにはCGの良さがあります。作品のクウォリティも高く、パロディのネタを知っている方ならいっそう楽しめるでしょう。ザンギエフの立ち位置に違和感ありましたね。ベガとバイソン位で良かったかと。私の子供時代はメダルゲームに夢中でした。じゃんけんゲームやボウガン等のミニゲームでコインを稼ぐスタイル。今はそういうゲームもほとんど廃盤になっており、じっちゃん・ばっちゃんがゲームセンターに入りびたり、お金をガンガン投じて暇つぶしをしている光景にげんなりします。小さなゲームセンターも潰れ、ラウンド1のような大型店しか生き残れないっていうのも寂しい限りです。と言えども私はそれほどゲームセンターに通っていた訳ではないので、作品のキャラクターは半分程度しか認識できていません。それでもどこか懐かしさを感じるキャラと世界観・音楽には十分に楽しめました。ジャンルが大きくズレてキャラ同士の共闘っていうのも斬新。適役もコテコテのクズで、小難しいことを考えずに勧善懲悪の流れを楽しめる内容。結婚式まで突入した時には、やり過ぎとは思いましたけど。今の子供には元ネタが解らないかと思うが、娯楽的にも教育的にもお勧めです。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-12-21 14:49:57) |
4. 地獄でなぜ悪い
《ネタバレ》 キャストの演技が振り切っていて良いですね。國村隼、二階堂ふみ、堤真一の表情が良いですね。そして、ふみちゃんのテーマソングが頭から離れない。胸の露出も高く、本作では非常に魅力的でした。髪型からして初め蒼井そらかと思うほど、似てましたね。ガラスの口づけシーンは強烈です。序盤は、作品のチョイスをミスったかなと思うほど、場面の切り替えが早かったですね。中盤以降から話に入り込め、終盤のはっちゃけぶりは最高でした。血は構わないけど、汚いのは苦手でゲロのシーンは苦手。量もありえないですし・・・。個人的には超お勧めですが、人を選ぶ作品。 [映画館(邦画)] 9点(2013-11-17 02:58:57) |
5. SHAME -シェイム-
《ネタバレ》 SEX依存症と恋愛依存症のキャッチコピーを真に受けると肩すかしをくらいます。恋愛できない男と寂しがり屋の女の子の話です。終始、重たい空気が流れていますし、濡れ場はそんなにないですよ。ファスベンダーの生気のない顔とキャリー・マリガンのセミヌードに関心がなければ見る価値はありません。キャリーの胸の型崩れ具合はある意味びっくり。同じ病名でもタイガー・ウッズとは別もの。 [DVD(字幕)] 4点(2013-04-21 18:18:43) |
6. シンプル・プラン
《ネタバレ》 オーラのないビル・パクストンよりも兄役のビリー・ボブ・ソーントンの方が印象深い。徐々に疲れ果てていく様子をリアルに演技していたと思います。それとは別にジョリーさんは、彼の何に魅力を感じたんでしょうね。ブラット・ピットと比べると月とスッポンなんですけど・・・。悪役の印象が薄く、急に終盤で出させた感がありましたね。もっと前半から意味深にストーリーに絡ませた方が面白くなったかも。結局、たった一つの欲で何もかも失う様子を描いており、私自身欲が強くずる賢い性格なので、気を付けないといけないですね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-05-26 21:30:43)(良:1票) |
7. 新ポリス・ストーリー(1993)
《ネタバレ》 実話と考えると汚職警官のホン刑事等、ちょっと悪役が幼稚というか安っぽい。ジャッキーんおアクションやギャグは皆無で、現実味のある作品に仕上っている。ただ、中途半端にカンフーを使用しているため、リアリティはありません。物語の肝であるホン刑事との絡みが面白くありませんので、退屈でした。特にオススメはしないです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-05-26 21:21:44) |
8. 失踪(1993)
《ネタバレ》 オープニングでめんどくさそうな話だなと感じつつも中盤まではミステリアスな雰囲気に期待してました。しかし、引っ張った割にはただ、誘拐して土に埋めただけ・・・。それに主人公も犯人も子供レベルの頭しかなく、感情移入できません。それに比べてリタは良く頑張ってましたね。犯人の動機もかなり弱く、妄想という設定も中途半端で活かせてなかったかと。生き埋めの惨さもさることながら、シャベルで口を裂くのも痛々しい。余談ですが、今はニューハーフのような顔立ちになってしまった、サンドラですが、この頃はどこか幼さもあり綺麗でしたね。 [地上波(吹替)] 5点(2011-05-16 21:17:27) |
9. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
《ネタバレ》 リチャード・ギアの純粋な瞳と表情は見る人の心を癒す力がありましたね。ジェニファー・ロペスの美しいボディラインには圧巻され、個人的には堪らなかったです。この二人の出演だけでも、作品の魅力が上がります。となると、彼の妻がスーザン・サランドンでは・・・ちょっとキツいです。その他オマー・ベンソン・ミラー等、コミカルな出演陣で脇役を固め、大人から子供まで気軽に楽しめる娯楽映画に仕上っていて好感がもてます。幸せな家庭の中で暮らし、何の趣味のない主人公が些細なきっかけを機に、ダンスにのめり込み、人生の楽しみ方を知る。こんな素晴らしいことはないでしょう。私は多趣味ですが、人生をかけてみるところまでは進展してません。「私の生きがいはこれだ!!」というのを見つけたいと思います。 [地上波(吹替)] 5点(2011-04-30 18:14:52) |
10. 主人公は僕だった
《ネタバレ》 「007/慰めの報酬」の監督なので、ちょっと期待。脚本は斬新ですんなり物語に入り込めました。初めはなんとも思えなかったマギー・ギレンホールが物語が進むにつれて、魅力的な女性にみえてきましたね。もっと彼女との絡みの話なんかも増やしても良かったかと。ふたを開ければ、たった、少しの行動で未来が変わるという、よくあるソフトSF映画ですが、温かくて安心して見れますよ☆ [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-16 14:08:20) |
11. シャッター アイランド
《ネタバレ》 お決まりのタブーなラストではありましたが、雰囲気は良かったです。レオナルド・ディカプリオが役にあっていましたし、ベン・キングズレーやジョン・キャロル・リンチ、ジャッキー・アール・ヘイリー、マックス・フォン・シドーと癖のある面々が揃っています。ドロレス役のミシェル・ウィリアムズも綺麗でした。映画を良く観る人ならオチがすぐに判ってしまって、白けるかも知れないが、一見さんなら楽しめるかも。暗闇の精神病院(C塔)なんかはリアルに不気味。いかれた精神病患者目線で描かれており、現実での患者さんも、あ~いう妄想世界で見えているのかな??ラストの意味ありげな台詞はどっちにでも取れますね。結局、嫁さんが子供3人を殺した動機は何だったんだろう。 [DVD(字幕)] 7点(2010-10-10 02:14:25) |
12. JUNO/ジュノ
《ネタバレ》 「インセプション」を見た際、エレン・ペイジが気になりまして、本作を鑑賞。「インセプション」の時と比べて、若い為か可愛さが少し減っています。ちょっぴり老け顔の彼女ですが、どこか魅力のある女優さん。ストーリーは暗くなりそうな内容を、コメディタッチで描いています。責任感のない駄目男の彼氏が純粋で憎むべきか応援するべき存在なのか、イマイチ分からなかった。ところどころで吐く、毒舌は好きですね。J・K・シモンズ、ジェイソン・ベイトマン、ジェニファー・ガーナー等、なにげに出演人が豪華です。綺麗に纏っていて、ラストもハッピーエンドなので、鑑賞後もスッキリ。でも、するのは良いけど、避妊ぐらいはしないとね。 [DVD(字幕)] 5点(2010-08-23 23:55:58) |
13. ショーツ 魔法の石大作戦
《ネタバレ》 ロバート・ロドリゲスなのに、劇場未公開なのには驚きです。簡単に言えば「スパイ・キッズ」のノリです。時間軸をずらしていたり、得意のCGで仕上げています。自分の息子も出演させていますけど、意外と脇役でしたね。ヘルベチカ・ブラック役のジョリー・ヴァニエはインパクトがあって良かったです。冒頭からのマバタキ我慢対決は、かなり無理がありますね(笑)ストーリーは「ドラえもん」のように、何でもアリな感じです。スペアポケットと同様に、何でも出来る魔法の石を手に入れながら、要領の悪い願い事ばかりしています。子供に見せたら、喜んでくれそうな内容なので、ファミリーで鑑賞するのがベスト☆★ [DVD(字幕)] 7点(2010-08-23 23:50:41) |
14. シャーロック・ホームズ(2009)
《ネタバレ》 名作の地味な探偵ものにアクションを注ぎ込むなんてタブーと思っていましたが、そこそこ楽しめました。ただ、テンポはいまいち。ロバート・ダウニー・Jrは苦手な俳優だけど、ジュード・ロウでカバーされました。レイチェル・マクアダムスはもう少し上手い使い方をして欲しかったです。格闘家ロバート・メイレット演じるドレジャーが結構、好きです。「007」シリーズのジョーズを思い出すほど、愛嬌のあるキャラです。個人的に頭脳を活かした分析とスローモーションを起用したホームズの戦闘シーンはハマりましたね。それにしてもレンタル開始が早いですね。続編も製作されそうな感じがプンプンします。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-07 16:43:17) |
15. 処刑山 -デッド・スノウ-
《ネタバレ》 本作は終盤から楽しくなります。それまでのテンポが悪いのでB級らしい作りですね。あんな寒いトイレの中でHをしたり、用を足した直後を狙って発情するバカップルには感情移入できないですな。そして、ゾンビを逆に噛んで反撃する主人公にも感情移入できず、感染箇所を切断するメンバーの強行ぶりも感情移入できない。さすがに、あそこは切断する勇気がなかったようですが(笑)。釣り針で首を縫うシーンやゾンビ汁まみれのシーンなど、なかなかグロテスク。中途半端ではありましたが、ゾンビに食われている視点は良い。それと、ラストのやっちゃった~ってオチは結構、好き。終盤からはコメディ要素も含んでおり、グロいのが好きな人にはちょっと楽しめそうです。白銀の世界で昼間っからドタバタする本作は斬新といえなくもないので、興味がある人は如何でしょうか?ノルウェー産のホラーが味わえます。 [DVD(字幕)] 5点(2010-08-07 16:31:11)(良:1票) |
16. シンドラーのリスト
《ネタバレ》 ポーランドのアウシュビッツ強制収容所に行く予定なので、勉強として鑑賞しました。 中身は濃く、リアルに阻害されていたユダヤ人達を表現しています。無修正の裸体や問答無用に暴行するドイツ兵・・・人権なんてあったものじゃないですね。特に人間味がなく、気に食わないだけで、人を殺すアーモン・ゲート少尉の鬼の恐怖感がよく伝わりました。リーアム・ニーソンやベン・キングズレーの演技もレベルが高く、映画としては質が高いですね。それに3時間半に及ぶ、上映時間にも飽きがこなく集中して観てしまいました。ちょっと終盤あたりは善人過ぎるような気がしましたが、実際にそういう偉業を成し遂げ、生き残りの証言から製作されている映画なので事実なのだろう。ぜひ、映画を鑑賞し終えましたら、特典の生存者の声を観て下さい。当時の異常な社会がひしひしと伝わってきますので・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2010-07-25 20:49:17) |
17. ジーア/悲劇のスーパーモデル<TVM>
《ネタバレ》 アンジェリーナ・ジョリーの豊満な乳とヌードでの弾けっぷりには圧巻!!脇役のエリザベス・ミッチェルも良かったですね。ジョリーの子供役にミラ・クニスを仕込んだのもベスト!!ストーリーは重苦しく、身勝手なジアに共感はできません。それでも、薬中だろうが、周りはさほど気にしない状況は、なかなか考えさせられます。寂しがりあのジアを支えてくれる人が居なかったのが、彼女をここまで落ちさせたのでしょう。それにしても、あの母親は駄目ですね。あと、エイズの恐さも表現されていて、薬の恐ろしさも伝わります。娯楽としては頂けませんが、アンジーファンならぜひ観て下さい。 [DVD(字幕)] 4点(2010-03-26 17:54:31) |
18. シュート!
《ネタバレ》 今となると森且行も居てるし、ファンの為に製作された、若かりしSMAPの映像集って感じです。それにしても、稲垣吾郎だけは存在理由が薄く、メンバーの中ではかなり扱いが悪かったですね。若い水野美紀や今や芸能活動を引退している小高恵美、そしてジャニーズの後輩達とキャストはアイドル映画らしく揃っています。木村拓哉が死ぬのは見え見えですが、ベタな展開ながらファンには良かったかと。私はファンでもないし、生きてきた時代が少し違うのでこの点数です。余談ですが、当時のJリーグは今と違って盛り上がっていましたな。その中でもラモスとヴェルディは一際目立っていたような気がします。 [地上波(邦画)] 4点(2010-03-13 06:59:20) |
19. シャッフル(2007)
《ネタバレ》 完全に肩透かしをくらいました。シャッフルになった理由が置きっぱなしと言うのが、許せない。曜日関係が把握しづらいし、矛盾もたくさんありそうでしたね。この作品の場合ラストはハッピーエンドでも良かったかなと思います。テンポも悪いし、個人的に薦めません。 [DVD(字幕)] 4点(2010-01-11 03:45:24) |
20. G.I.ジョー(2009)
《ネタバレ》 何も考えないで観るタイプの作品だが、テンポやアクションシーンが良くて、面白かったです。予告で流されていたカーチェイスのシーンは流石でしたね。キャラは可もなく不可もなく、ヘビーデューティがもっと活躍して欲しかった。日本の描写は非常に醜く、中国にしか見えません。それに日本人の役を韓国人とイギリス人が演じるってのもいかがなものか・・・。 [DVD(字幕)] 9点(2010-01-04 02:02:13) |