1. 美しすぎる裸婦
《ネタバレ》 湖畔にある見事な屋敷に、室内に置かれた芸術家らしい小物の数々。 綺麗な女性の裸を撮影したり、漫画みたいなオモリをつけて逃げられないようにしたり、 坊主にしたり縛ったりとおじさんの欲求はエスカレートしていきます。 それに対する女性の方のお気持ちがなんだかよくわからない。 嫌だったけど好きになっちゃったみたいな?私にはさっぱりです。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-09-08 15:55:47) |
2. ヴィーガンズ・ハム
《ネタバレ》 ヴィーガンのお肉は美味しい、、、とは実にブラックユーモアですねぇ。 とてもシンプルなお話でサクサク進みますからどなたにもお勧め、、、は無理か。 最初に旦那さんが人肉のことを奥さんに告げたら、嘔吐でもするかと思いきや旦那にも勧めようとするくだりで笑っちゃいました。 不仲だったが二人が、一緒にハントするようになってみるみるうちに夫婦仲が良くなっていくのもまた面白い。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-18 10:52:42) |
3. 美しい暦 (1963)
《ネタバレ》 なんというか、ささいなと言いましょうか、こじんまりとした平和なお話だなと。 全体としてやはり時代を感じさせる。舞台の要素を見て自らジュリエット役になって夢想するシーンなんて可愛らしいなと思うし、 その舞台を見て泣いちゃう先生もまた可愛らしい。「自分たちはまだ子供なんだ」ってチューするの止め木に登って歌い出すなんて なんじゃそりゃって感じですけど、そんなうぶさが可愛らしい作品でありました。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-06-30 16:35:33) |
4. ヴァチカンのエクソシスト
《ネタバレ》 実在の神父さんによる自伝が元になってるそうですが、どこまでが事実なのかと訝しげに思うほど激しい戦いでありましたね。 悪魔が逐一罵りセリフを言ってくるのですがその言葉のチョイスもなかなか面白いやんと思ったり、 そしてまたアモルと神父もジョークで返したりと謎のユーモア要素がお気に入りでした。 これまでにもエクソシスト映画は度々ありましたが、本作は終盤になると幽幻道士を思い起こさせるようなアクションで これまた興味深かったです。ストーリーは普通です。 [インターネット(吹替)] 6点(2024-05-12 17:11:08) |
5. ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
《ネタバレ》 前作に引き続き面白かったです。とてもわかりやすいストーリー。 カーネイジ役にウディ・ハレルソンはハマっていたと思います。 一度は仲違いしながらも再びバディになるエディとヴェノムの腐れ縁のような感じが見てて微笑ましい。 それとクレタスと恋人と、その恋人を嫌うカーネイジの関係もユニークで、そのバラバラさが仇となるわけですね。 不満点は、視聴制限がないようにとの意図なんでしょうが、血の一滴もなく残虐描写が乏しいところかな。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-04-26 15:02:37)(良:1票) |
6. ウォールフラワー
《ネタバレ》 おっさんの自分がこういうティーンエイジャーの映画を見ると、 なんだか若い頃の気持ちが蘇ってくるかのようで懐かしくも新鮮な気持ちになります。 引いちゃいけないところで引いたり、埋め合わせで逆にでしゃばったり。 そうそう、こういう不器用さよくわかるわぁと、普遍的な部分をしっかり描いていると思います。 主人公のトラウマの展開は個人的にはなくてもよかったなと思いますが、 いずれにせよ青春映画としては良作だと思います。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2021-08-02 16:30:36) |
7. 宇宙でいちばんあかるい屋根
《ネタバレ》 個人的には結構好きでしたね、この作品。 主役の清原果耶という子は本作が映画初主演なんだそうですが、これがまた凄く良い演技してたなと思うんです。 彼女の魅力がまず本作一の見どころです。それから屋上のちょっとファンタジックな雰囲気とか、 お部屋から街並みから全体としてとても綺麗な画で描かれていて、それもまた彼女の魅力と相まってよかったです。 ストーリーも、じんとくるものがあり、それでいて爽やかなラブストーリーでもあり、好みの世界観でありました。 [DVD(邦画)] 7点(2021-05-19 16:13:06) |
8. ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷
《ネタバレ》 オカルト好きの自分としては、ウィンチェスターハウスの存在は以前から知っていたので、 それを題材にした映画ということでそれなりに期待はしていたんですけども、 どうなんでしょう、ちょっと求めていたものとは違ったかなぁという感じですね。 格調あるヴィジュアルで雰囲気は悪くないのですが、そこまで怖さは感じず。 終盤なんかは大地震でも起きたかのような展開で興醒めでしたが、 実際の家も地震の被害に遭っていたようでその史実を絡めてるのかな? でも家そのものを、もっと生かして欲しかったなぁというのが正直なところです。 [インターネット(吹替)] 5点(2021-04-06 16:27:52) |
9. ヴェノム
《ネタバレ》 本国では評論家は酷評、観客には好評という意見の分かれた内容でしたが、鑑賞してみると確かにわからんでもない。 このバディ映画の作風はなんとなく懐かしさを感じさせるもので、批評家としては古くさく感じるのでしょう。 また、過激な描写が少なく血も出ない上にコメディタッチなので思ってたのと違う !てな意見もあるのでしょう。 ただ蓋を開けてみれば世界的に大ヒットだったので、こういうスタイルに仕上げたのは正解だったということですね。 「最も残虐な悪」という触れ込みでしたがヴェノム自体はむしろ良い奴なんじゃないかと思えるほどで、 これで見た目も可愛ければむしろ飼いたいなと思っちゃうほど。 「ゾンビランド」の監督さんらしく笑いが散りばめられていて楽しかったです。 欲を言えば、ヴェノムとの心の交流をもう少し深く描いて欲しかったなと。 エンドロールの時にウディ・ハレルソンが出てきますが彼がカーネイジ役になるということですね。 来年には公開予定の続編では本作以上の激闘や過激な描写に期待したいところです。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-03-07 20:55:57) |
10. ヴァレリアン 千の惑星の救世主
《ネタバレ》 「見た目に楽しい」映画でしたね。 なんというか、いろんな宇宙人さんたちが出てきて、巨大宇宙船の中もいろんな世界があって。 無国籍・多国籍なヴィジュアルは「フィフス・エレメント」にも通じるものがあり、 リュックベッソンはこういう感じがお好きなんだろうな。 序盤のVR空間と現実世界での戦いみたいなのはちょっとよくわかんなかったですけど(笑)、 謎の機器や生き物オンパレードの世界でもストーリー自体は平易でわかりやすかった。 洋服の衣替えを聞いてきたり王様に昼飯を捧げに行くあの宇宙人たちは結構ツボでした。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-09-19 15:41:54) |
11. ウィル・ペニー
《ネタバレ》 西部劇としては、ある種異色の作品かもしれませんね。なんとも哀愁漂う内容。 歌を知らないウィル・ペニーが、照れながら歌を教わりつつもその思いを吐露するシーンがいちばんの見どころ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-07-03 20:01:50) |
12. ウィッチ
《ネタバレ》 17世紀のニューイングランドが舞台。信仰心の強い一家に謎の災いが次々と襲う、、、というお話です。 自分にとっては、「過去への誘い」という感じの作品でした。 神だの悪魔だのと言って右往左往する家族は今では馴染みない光景ですが、 この時代にとってはこういう家族の姿が普通だったんだろうなと。 魔女の姿も出てきますが、どうも本作は魔女そのものよりも贖罪とか、 ある種の価値観そのものの恐ろしさを描いているのかなという気もします。 悪魔的なものは、教えとか内的な感情から生み出されてる、という様な。 ラストの儀式と彼女の表情は、そういう縛りからの解放の様にも見えます。 子供達がみんないい演技をしてましたね。 [DVD(字幕)] 6点(2017-12-31 16:37:19) |
13. 裏切りの荒野
《ネタバレ》 全然「西部劇」らしくない作品でしたね。銃撃シーンがあるわけでもないし。 最後には、愛した女を刺し殺しちゃうし。なんだか切ないだけで終わる。 全体としてあまり面白くなく、長尺に感じてしまった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-08-21 21:21:41) |
14. 裏切りのサーカス
《ネタバレ》 名優ずらり。スパイ映画としての雰囲気抜群の作品でしたが、私にはちょっと難しかったかな、、、。 [地上波(字幕)] 6点(2017-02-14 21:27:53) |
15. ヴィジット
《ネタバレ》 すごくこう微妙なところを突いてくる、良くも悪くもシャマラン映画だなぁと感じました。 祖父母は優しいんだけど、何かがおかしい。それは認知症によるところなのかな、という線から入り、いや行動が変すぎる。何かに取り憑かれてるのでは、、、と感じさせる。 そのどっちつかずの感覚、微妙なラインを行くので、見ていてこちらの平衡感覚も変になってくる。変な世界観の映画だから、見ているこちらまで正常なラインが失われていくんですね。 悪霊とか悪魔とかがついてるのかなと思いきや、まさかの宇宙人系のは話になってくのですが、おかしなのはそういう要素を いちいち祖父母が台詞でいうわけですよ。しかもカメラを見つけたら自分で手持ちしたりとかして、自分で撮影する。 なんなのこの人たちって訳わかんなくなる。姉弟だって、とんでもない状態でもしっかり撮影。 これは怖がって欲しいのか?それとも笑って欲しいのか?それすらよくわからなくなる。ラストは弟のラップで締め。 う〜んと、結局は超常的なものでなくて介護してくれないことへのジジババの反乱ということですか? [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-04-15 20:58:23) |
16. 海街diary
《ネタバレ》 前作「そして父になる」が素晴らしかったので鑑賞いたしました。前作ほどではなかったですが、やはり良かったですね。 役者さんと、素人さんがちゃんと一体になっていて、そしてすごく自然体なんですよね、みんな。演技っぽくないというのかな。 素人さんをどうやってあんなに自然体に引き出すのか。その演出力に再び感心してしまいました。 印象的なシーンはいくつかあります。冒頭の長澤まさみのブラジャーシーンだったり、すずが裸で扇風機に当たるシーンだっり、、、(笑)。 でも一番良かったのは、すずが自転車に乗ってる時の彼女の顔のどアップでしょうか。すごく美しいシーンだった。 家族は、何かと言い争ったりする時もあるんですが、そのすべてが愛おしい。やっぱり家族はいいものですね。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2016-02-11 23:42:05) |
17. 美しき冒険旅行
《ネタバレ》 なんと言えばいいんでしょう。凄く感覚的な映画。 観る人によっていろんな意味を汲み取りそうな、ヴィジュアルイメージで様々な示唆を匂わす作りでした。 冒頭の街のシーンからちょっと独特なんですが、突如として心中に走るお父さんから、 そこからさっと逃げて予感してたかのようにさっさと放浪を始める二人。ほんと不思議な展開です(笑)。 意味があるような無いような台詞で大半が占められるのですが、まぁ台詞よりもやっぱりヴィジュアルと展開なのですよね。 トカゲ、カンガルー。さくっと捕まえさくっと調理。しかも本当にやってるので、本物の現地の黒人の子なのね。 そのヴィジュアルがまた刺激的。まぁでも人類は皆、もともとこうだったんだしねぇ、みたいな。 個人的に一番印象強いのは、女の子が全裸で湖を泳ぐシーン。 美しいですよね。その美しいシーンに、調理中の獲物たちのシーンをサンドしてくるわけです。 美味しいものと激マズなものを積み重ねたハンバーガー。そんなのいきなり食わされたら、そりゃ刺激的です。 これは一体なんだったんだろう。立場を超えられなかった純愛物語か。人類数百万年の歴史を俯瞰した崇高なメッセージがあるのか。 よくわかりませんが、つまらなくはなかったので7点献上。 [DVD(字幕)] 7点(2015-07-19 21:59:37) |
18. WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~
《ネタバレ》 いや~面白かったですわ。泣いて笑って大満足。林業をテーマにした娯楽作を作ってくれたことにも感謝したいのですけど、ちゃんと林業的精神も盛り込んであってね。全部切ったら大金持ちだろってセリフに対して、みんな切ったら子孫はどうなるんだと。我々が切ってお金にしてる見事な大木は、みんな先祖が植えてくれたものなんだって。この長期的精神、ほんと大切ですわね。ダメ人間の主人公も、なんか憎めないやつで、少しずつ成長して周りと打ち解けていく様が微笑ましい。ラストのあの祭りはほんと爆笑しました。御神木をなぎ倒して、男根にして穴に突入させるってなんちゅう祭りやねん!て感じですけど、その男根の上でなんかヘロヘロになってる主人公が最高に笑えました。そしてまさみちゃんとの「さよ~なら~!」の応答シーンでまたぐっときちゃうし。この監督さんやっぱりいいね。ウォーターボーイズ以来の快作でありました。 [ブルーレイ(邦画)] 8点(2014-11-27 22:35:01)(良:1票) |
19. ウォルト・ディズニーの約束
《ネタバレ》 見る前はウォルトディズニーが主役の映画なのかなと思ってたのですが、実際はメリーポピンズの原作者が主役のお話でした。しかしこのトラヴァース夫人とやら、とんでもない偏屈おばばなんです。最初のうちは見ていてイライラしちゃったのですが、なぜ彼女がこんな性格になったのかが少しずつ明らかになっていきます。あぁ、そういうことだったのかぁ、と理解した次第ですが、それでもやっぱあんなおばちゃんが近くにいたら嫌だな。本作で感じたのはウォルト・ディズニーの器の大きさでしょうか。ずっと子供の心を持ち続けたディズニーは、とっても大人な精神の持ち主だったんだなぁ。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-08-14 23:31:52)(良:2票) |
20. ウルフ・オブ・ウォールストリート
《ネタバレ》 いや~さすがはスコセッシですね。アングルからカット割りに至る全てが実にスタイリッシュに仕上がっております。だけど、スタイリッシュであると同時にもの凄くシニカル。これぞスコセッシ節なんですよね。人の業の愚かさを炙り描いたみたいな感じ。音楽と相まって、全編シニカルであるからこそ、後半の娘の取り合いのシーンが落差となってよりショッキングに感じる。巧いね。本作の主人公、そして会社で働いてる人たちは皆、人間というより喋る機能を備えた野生生物といった感じです。そんな連中の生活を覗き見するわけですから、面白いに決まってます。ドラッグ、セックス、セックス、ドラッグ。アホな会話にまた乱交。クスリが効きすぎてぶっとんじゃった時のレオ様は最高です。彼は本作でさらに一皮むけた演技を披露してくれます。前述のように本作はクスリと乱交のオンパレードなのですが、人間の性を描き出すという点ではやはりスコセッシは無類だなと感じさせるものがあり、それはの一代でのし上がって成金になってる人というのが、多かれ少なかれこの主人公とかぶるものがあると正直感じるのと、そんな主人公を羨望の眼差しで見る庶民たちがまたいかにもって感じでこれまた共感を持つわけです。誇張してるようで、まさに人間そのものをそのまま描ききってる。これぞスコセッシです。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-07-07 23:29:04) |