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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2260
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 お世話になっております。
只今『真・女神転生VV』攻略中のため新規投稿お休みしております。

2024.6.28


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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21.  TAXI NY 《ネタバレ》 
リメイク作品の場合、違う切り口や、オリジナルにない新たな試みが見られないと、存在価値は薄いと思っています。そういう意味では、本作はかなり危なかった。自分の中で“なし”と判断するところでした。しかし結果的にそれは回避。そう判断した理由は、ひとえに運転音痴の刑事の成長を見せてくれたから。この一点において、オリジナルを上回っていたと思います。失礼しました。もう一点ありました。ナイスバディのお姉ちゃんが沢山出てきたのも嬉しかった(笑)。つまり都合2点において、本作の存在意義を感じます。ただし、オリジナル『TAXI』の方が個人的には好みです。サミー・ナセリの濃い顔が好きなのです。あとあの独特のノリも。本作は、より一般向けに味付けを変えた印象。そこが良くもあり、物足りなくもあり。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-02 21:40:19)
22.  TAKESHIS’
本作は監督にとっての“遺作”だと思いました。あるいはファンに向けての“プレゼント”と言ってもいい。もちろん、北野監督は終わったという意味ではありません。これからも多くの作品を世に残すでしょう。しかし何作残せるかは分からない。“遺作”は結果的にそうなるもので、最初から“遺作”と分かって作るものではありません。でもいつか必ずその時がくる。そこで監督は、“遺作”にふさわしい作品、自身の集大成となるべき作品を、今のうちに撮ったのではないかと思うのです。金銭的にも、肉体的にも好きなことがやれる今のうちに。ファンに長く楽しんでもらうことを念頭において。本作は難解です。イメージの連鎖であり集合体。しかも題材は北野監督自身。正解があるのか無いのかも分からない。だから観客は答えを探す気になれば、いつでも、いつまでも北野ワールドをさまようことが出来ます。それは一部のファンのみに許された特権であると思いました。いつか自分がその域には達したならば、きっと本作は満点に変わるでしょう。今後いくら北野作品が世に出ようとも、本作が監督にとって最後の作品であるような気がしてなりません。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-12-22 18:25:18)(良:2票)
23.  タイムマシン(2002) 《ネタバレ》 
59年版と比べて、かなりエンターテイメント性に優れています。タイムマシン制作の動機も分かりやすく、ラブストーリー要素やアクション性も強い。本作最大のウリは、やはりタイムトラベルシーン。移り変わる景色を使い時間経過を見せる手法は59年版と同じ。映像技術は格段に進歩しているので見ごたえUP。というか、これがやりたくてリメイクしたのだと思います。単純に面白いのはリメイク版の方かもしれません。ただ本作は、59年版が持っていた哲学的なテーマ部分が抜け落ちています。ですから、余韻や深みという点でオリジナルに及びません。自分は59年版の方が好きです。しかし本作を否定する気はありません。これはこれでアリだと思います。過去を変えることが不可能だと悟った主人公。だから未来に希望を見出した。彼の心情は理解できますし、メッセージもポジティブ。オリジナルを単に焼き直すだけなら、リメイクの意義は薄い。真っ当なリメイク作でありながら、別の角度からアプローチしたことを評価させていただきたい。
[DVD(字幕)] 7点(2006-12-08 19:55:47)
24.  旅するジーンズと16歳の夏 《ネタバレ》 
“ジーンズにかけた魔法”“仲間内の決まりごと”。いかにもティーンの女の子が考えそうなことです。アホらしい。正直苦手な分野です。甘ったるい青春ごっこなら御免だなと思いつつ鑑賞しました。でもこれが大違い。実に爽やかな青春ドラマでした。本作が素晴らしいのは、主役4人がみんな“外の世界を経験したこと”です。気の合う仲間でつるむのは重要な成長過程。しかしあまりの心地よさに、そのコミュニティーに依存してしまうことがあります。狭い社会の中だけで物事が完結してしまう。陥りがちです。思考の幅が広がらない。それはすなわち、人としての成長していないこと。4人は、ひと夏で多くのことを経験しました。仲間内の世界にいては見えないこと、思いもよらぬ世界を知りました。苦く、辛く、涙が出るようなこと。そんな人生のハードルを乗り越える時には勇気が要ります。その勇気をもらう“おまじない”。それが1本のジーンズでした。4人にはもうジーンズは必要ありません。子供から大人になるということは、多分そういうことだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-11-29 18:41:23)(良:3票)
25.  箪笥 《ネタバレ》 
悲惨すぎる現実を受け止められなかった姉の心。本作は彼女の心が作り出した妄想の物語…なのでしょうか。姉の心が、事実とは違う「後妻が妹をいじめ、挙句殺した」という筋書きをつくりだした。妹を救えなかったことに対する“自己嫌悪”。母を死に追いやった、妹を見殺しにした後妻(当時は愛人)に対する“嫌悪”。悪いのは自分であり後妻。だから姉と後妻が同一化した。姉(ときに後妻)の視点で描かれる物語の大半は、オカルト的な出来事も含め、全て姉の心が作り出した幻との解釈も可能です。現実にあの家にいたのは父と姉の2人だけですから。しかし叔父さん夫婦(妻のほう)と本物の後妻は見ています。ヌルリとした女の姿を。“少女”という表現から、正体は妹の霊。助けてもらえなかった恨み。というより自身の死が理解できないと言ったほうが正しいかも。「スヨンは死んだ」という父の言葉で絶叫する妹。母の自殺にその巻き添え。哀しすぎる現実を、生ける者も死せる者も受け止められなかった。哀しすぎます。なお、キーアイテム「箪笥」をことさら意識させない演出はスマートだと思いました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-11-26 18:58:56)
26.  TAXi2
これぞあるべき、理想的な「続編」だと思いました。すべての部分がパワーアップ。カーチェイス、改造車のギミック、そしておバカ要素。いちいち「ニンジャー」と叫ぶくだりで大笑い。連れ去られた女刑事が残していった”あるもの”。彼女を慕う刑事の予想通りの行動でまた爆笑。脇役に至るまでお馴染みのキャストを揃えたのも嬉しい(これが一番重要)。日本人の描写にはさすがに苦笑せざるをえませんが、苦笑も”笑い”のうちということで。続編ならではの強み(初期設定の説明の省略)も活かされ、スッキリとした印象。シリーズファンなら納得の作品だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2006-10-03 18:26:32)(良:1票)
27.  タッチ(2005)
『タッチ』の主軸は青春ラブストーリー。だから野球はあくまで“おまけ”と言われれば、返す言葉がありません。でも最近はその“おまけ”が結構重要視されています。雑誌、DVD、映画の前売り券等々。食玩の世界ではおまけが主役に成り代わっています。ですから本作でも、もうちょっと野球部分に力を注いでもらいたかったと思いました。少なくともクライマックスは野球シーンですから。だからといって、ポップコーン正一と正二に上杉兄弟をやらせろという意味ではありませんよ。
[地上波(邦画)] 4点(2006-08-31 18:07:33)(良:1票)
28.  たそがれ清兵衛 《ネタバレ》 
貧困と日々の生活に追われる中、自分の身なりにまで気が行き届かなくなる清兵衛。そんな暮らしぶりでも、2人の娘の成長を見守ることに喜びを見出すことができる。成り行きとはいえ朋江の為に死合いをしたこと、彼女を慮って再縁話を断ったこと。様々な出来事、そして立ち居振る舞いから、清兵衛の実直な性格と清い心が感じ取れます。ですから清兵衛に強く思い入れることができます。藩命の名のもと、立会いを受けざるを得なかった清兵衛が抱いたであろう憤り、無力感、悲しみ、諦め、やるせなさ…。そして生死の境を目の前に朋江に胸の内を告げ、返事を聞いた時に感じたであろう後悔、失望、恥ずかしさ…。清兵衛の複雑な心情が伝わってきて、切なくも心を打ちます。メインキャストはもちろんのこと、全編にわたり“人”を丁寧に描いている印象を受けました。(本作の真田広之と宮沢りえは文句なく素晴らしかった!)自分は運命という言葉が好きではありません。でも縁という言葉は好きです。清兵衛と朋江がこのように再び出会い、結ばれたのもすべて人の世の縁という気がしました。良作だと思います。ただ、エンディングの井上陽水だけはいただけません。
[DVD(邦画)] 9点(2006-08-30 18:11:59)(良:2票)
29.  タナカヒロシのすべて 《ネタバレ》 
他者とのコミュニケーションを持とうとしない生活は、傍からみれば寂しい生き方に感じます。しかし本人にとっては、それはもう心地よい生き方です。自分が否定される恐れのない環境がどんなに甘美なことか。面倒な人間関係はまっぴらだけど、でも恋人は欲しいし、できれば結婚もしたい。矛盾していますが、それが本心です。しかしそれが不可能だということも気付いている。だから、「このままではいけない」という思いを抱えています。でも“とりあえず”この心地よい生活を続けたい。本作の主人公の“とりあえず”は、両親の死をもって終わります。俳句の会に参加し、ホテトルを呼ぶ。すべて能動的なコミュニケーション。「このままではいけない」と思うが故の行動です。彼は今の生き方を変えるために1歩踏み出せました。誤解を恐れずにいえば、両親が今死んだことは主人公にとって、ラッキーだったのかもしれません。それにラストで1度死んだことも。現実的には、ありがたいことに両親は長生きしてくれますし、当たらない鉄骨が降ってくることもありません。大事なのは、いかに自分自身で自分の上に鉄骨を降らせるかです。タナカヒロシは何処にでもいるリアルな存在です。自分の中にもタナカヒロシはいます。鳥肌実はハマリ役でとても良かったです。小島聖の喪服+白前掛けには参りました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-07-01 00:52:09)(良:3票)
30.  堕天使のパスポート
80年代アイドルの歌謡のような邦題です。しかし内容はディープな社会派ドラマでした。不法滞在者。それは存在を許されない弱き者。弱者が生きるには、何かを捨てなければならない。しかしそこに“希望”があれば捨てられるのが人間です。不法滞在者にとっての希望はパスポート。パスポート=生きる資格。生きる資格を得るために死ぬという不条理。弱者がいれば、それを食い物にする強者がいるという現実。弱肉強食の世界です。人間も野生動物と何ら変わりがない、これも自然の摂理と言われてしまえばお終いですが…切なすぎます。印象に残ったのは、自国を「この美しい国」と表現した強者の言葉。愛国心と排他主義が入り混じった重いが嫌悪を感じる言葉です。深刻な内容のわりには、見せ方が上手く、純粋にドラマとして楽しめます。何より良いのが主役の黒人男性。魅力的な、いい表情を見せる役者さんです。娼婦役の黒人女性も素敵です(美人じゃないけど可愛いなあ)。オドレイ・トトゥは大黒摩季のようでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-16 18:36:22)
31.  ダ・ヴィンチ・コード
カンヌのプレスから失笑が漏れたとか、一般観客からはスタンディングオベーションが起きたとかのニュースを見ていたことから、実際はどんなものかと思って観にいきました。鑑賞後の感想は「いたって普通」。失笑が漏れるほど出来が悪いとも思えず、かといって絶賛するほど面白いとも思いませんでした。それよりも、この作品に対して、抗議が起きていることの方が驚きです。宗教的にはフラットな(無宗教な)ごく一般的な日本人の感覚からすると、そう怒るほどの内容かな?という印象です。ドキュメンタリー的な雰囲気は一切無かったので。(宗教を扱う映画の難しさを感じます。ファンシイダンスで抗議が出ない日本はいいですな。)ダ・ヴィンチの絵画の謎解きを期待すると、肩透かしをくらうかもしれませんが、逃亡劇としてみれば楽しめると思います。
[映画館(字幕)] 6点(2006-05-21 19:06:01)(良:2票)
32.  ターミナル
何より設定が面白い。空港から一歩も出られないというシチュエーション。架空の国と言語のためコミュニケーションもままならない。しかし主人公は持ち前の人間性を生かし空港でのサバイバル生活を始める…いかにも面白そうです。スピルバーグ監督ですし、芸達者のトムハンクスが主演とのこと。まず外れは無いということで映画館まで足を運びました。…うん、面白かったです。決して外れではないです。でも何かが足りない気がします。あまりに全体的に安定しすぎていて、「驚き」が無かったことかもしれません。あと大変な苦労をしてまでアメリカに入国したかった「動機」にイマイチ感情移入できなかったことでしょうか。個人的には、面白くなる要素満載だっただけにちょっと惜しいなという作品です。
[映画館(字幕)] 6点(2006-04-16 18:42:32)
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