1. ちょっと思い出しただけ
映画の好みって人によって全然違うよなぁ…と感心するばかり。 個人的には欠片も面白くありませんでした。 というか面白くないだけならまだいいんですが…「ちょっと思いだしただけ」というタイトル通りのちょっとした感がおしゃれでしょ、という製作サイドの自己満足感がプンプンで観ていて本当にキツいです。 意識高い系の人とか好きそう…と(これはもはや偏見ですが)そんな印象がとにかく鼻について、内容以前に生理的に受け付けない映画でした。 [インターネット(邦画)] 3点(2022-07-05 13:25:01) |
2. チャーリーズ・エンジェル(2019)
これリブートだとばかり思っていたのですが、前作の続編なんですね。 まぁ続編といってもエンジェルも違えばスタッフも違うわけで、実質的に全然別物なんですが。 監督脚本がエリザベスバンクスに変わった事で悪ふざけのオンパレードだった前2作と比べるとずいぶんと真面目な造りになっています。 といっても冷静にストーリーやノリをみれば、実は前2作とやってる事はあまり変わらないはずなのに、個人的にはこちらの方が断然面白く感じました。 …という事は、なんのかんの言って前2作の馬鹿映画っぷりが個人的にあまり好きじゃなかったって事なんでしょうね、多分。 逆に前2作が好きだった人には物足りない映画なんじゃないでしょうか…わかんないけど。 昨今のアクション映画と比べるとラストがちょっとあっさりしすぎで弱いかな…とも思いますが、まぁしつこければいいってものでもないのでこれはこれでいいと思います。 突き抜けた面白さはないですが、手堅くまとまった良作になってると思います。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-08-19 03:22:52)(良:1票) |
3. チェンジリング(2008)
「飼っていた犬を動物病院に預けたら全く別の犬が帰ってきた」という事件は何年かに一回あります。 その都度愛犬家の間では「ありえねーだろ」と話題になるんですが、驚くべきことに何年かに1回そういう事件が起きています。 医者は「病気と手術で少し雰囲気変わってますが間違いなくあなたの犬ですよ」と主張するわけですが、飼い主にそんな誤魔化しが通用するわけがありません。 いやその主張は無理ゲーすぎるでしょ… で、犬ですら無理ゲーなのに、なんと人間でも実際にそういう事が起きたんですよ、とまぁそういう映画です。 無理ゲーにもほどがあるだろ…と思うんですが、無理を通せば道理が引っ込むという格言通りの力技での無茶苦茶な展開には「人間がんばればなんとかなるのかもしれないな」と変な感慨すら覚えてしまいます。 そんな内容の力の入った実話ベースの本映画、後半のカタルシスとかいろいろ言いたい事はありますが、ここで私が言いたい事をとりあえず一つに絞れば「言われなければ彼女だとわからないだろう主演のアンジェリーナジョリー」 あんなキャラの濃い女優が、化粧や雰囲気のせいでパっと見では彼女だとは全くわかりません。 さすが女優…そして化粧やファッションで女性は全く別人になれるんだ、と言う事をあらためて教えてくれる映画です。 まぁ本映画のテーマはそこじゃないとは思いますが… [インターネット(字幕)] 8点(2021-06-11 23:49:15) |
4. チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜
《ネタバレ》 序盤は地雷臭がプンプンです。 最初にダンスをみせるシーン、わざとらしいバレエやオタクダンス…いまどき安直なアニメでもやらないようなキャラの立て方。 はじめてのダンス大会でも、朝ドラでもやんねーよと言うようなわざとらしい失敗シーン とにかく随所にそういうイタイシーンをつっこんでくるので「これはやべーな」とやばい映画警報はなりっぱなしです。 途中からはごく普通にベタで想像通りの展開になるだけに、なぜ序盤はあんなに地雷臭がするのか…そこが惜しい映画だと思います。 後半も、副校長の扱いやベタすぎるアメリカのアナウンサーなど、とにかく漫画っぽいというかB級映画感がすごいんですが、まぁこれはベタで許される範囲かな、と。 あと、最近は普通の美女化してきた感がある広瀬すずはこの映画の頃がピークだったかなぁ、とちょっと思うわけですが、そのピーク時の彼女のへそが拝めるだけで観る価値はあると個人的には思います。 [地上波(邦画)] 6点(2020-05-22 23:00:39) |
5. チャイルド44 森に消えた子供たち
《ネタバレ》 実在した連続殺人鬼をモデルにしているわけですが、この映画の舞台は旧ソ連。 連続殺人鬼を追いかけるありふれたサスペンスミステリは食傷気味なので、今回は旧ソ連の政治体制をアクセントにしてみました…という映画かと思いきや、全然違ってました。 実際は逆で、連続殺人鬼事件はあくまでもストーリ上の1エピソードにすぎず、実際に映画で描かれているのは旧ソ連内の体制内での人間模様なのです。 あらすじとか映画の紹介から客が期待する内容からは明らかにずれてます。 連続殺人鬼捜査物だと思って観始めた客はどこにポイントを置いて映画を観ていいのか困ってしまいます。 何しろ当の連続殺人の捜査自体は実に簡単で「一番多く死者が出てる街にいき容疑者がいそうな工場で出勤表を調べて特定するだけ」という、もう捜査も推理もあったもんじゃないという内容ですし、犯人もいきなり自分語りはじめちゃうし…ですからね。そこに力点がないのは明らかです。 まぁまぁ面白い映画ではあるのですが、「え、そういう映画だったの…先に言ってよ」というのが観終えた正直な感想になってしまうのはしょうがないところでしょう。 ちなみにモデルになった実在の殺人鬼は映画の設定より20年くらい後(1977~1990年)に52人を殺してるんですが、1980年代になってなお「社会主義社会に連続殺人鬼は存在しない」という理由で放置していた旧ソ連ってすげー国だな、と感心するばかりです、はい。 [インターネット(吹替)] 7点(2020-04-19 16:42:51) |
6. 超高速!参勤交代
《ネタバレ》 決して面白くないわけじゃない。 でもいかんせんシナリオの練り込みが甘すぎて甘すぎて… 例えば、メインヒロインたる深田恭子。 実はいてもいなくても話はあまり変わらない。 その最たるものが、クライマックス?での老中首座への罵倒シーン。 前後の脈絡から考えて、あれは全く不要のシーンですよね? 普通は「内藤ピンチ」→「町娘乱入し老中を罵倒」→「あいわかった、で老中が考えをあらためて大逆転」みたいなのがセオリー ところがこの映画は、「そもそも解決済」→「町娘乱入し老中を罵倒」→「あいわかった(ただ老中が太っ腹なだけ)」になっていて、ヒロインはただ無意味に老中を罵倒しただけ! メインヒロインの見せ場がこんな意味のないシーンってどういう事なの… [地上波(邦画)] 6点(2016-09-11 22:42:07)(良:1票) |
7. チキン・リトル
「ひさしぶりに普通につまらないものを見た...」というのが率直な感想。 つまらない理由は(テーマ不在とか)沢山あげられるわけだが、なんと言ってもキャラに全く魅力と存在意義がないことが最大の問題。 例えば主要な脇キャラである豚と魚(名前失念)。最後まで見ても結局何のためにいるキャラかわからず、狂言回しにしかなっていない。 (そもそも狂言回しにしても力不足だし、見ていてイライラするし) こういう駄目キャラはクライマックス当たりに何か見せ場が用意されてこそのキャラなんだが..最後まで見ても結局なにもなくて駄目なまま、単に見ていてイライラするだけの駄目駄目キャラのままなのである。 映画に出てくるほとんど..いや主役も含めて*全て*のキャラが映画を最後まで見ても何の輝きもなつまらないキャラばかり.... それはそれである意味凄い映画なわけだけど、そんなキャラだらけで面白い映画が作れるわけがないのだ。 ってかニワトリになんで歯があるのだ.. ..あと細かいパロディというか小ネタは日本の子供には全くわからんと思うぞ.. [試写会(字幕)] 3点(2005-12-04 22:13:14) |
8. 小さな恋のメロディ
可愛い小品映画。 ...すみません、この映画を見たのは20年以上前、高校生の頃だったのですが、その時点ですでに「ぬる!」と思ってしまいました。 純な少年少女の初恋物語なわけですが、ちょっと狙いすぎに思えるアザとさも映画から感じてしまって、映画に入り込む事ができずに面白いと思えなかったのを覚えています。 好きな人にはごめんなさい。 5点(2004-07-16 12:03:29) |
9. 超能力学園Z
本編の内容は覚えてなくても、ゴールデン洋画劇場での予告映像「おっぱいポヨン」は間違いなく皆の記憶に残っているだろう映画「超能力学園Z」。なんせしょっちゅう放送されてたからねぇ。でも、いざ見られなくなるとなぜか結構見たいような気がしてくるのが不思議.... 「ガリ勉少年が、科学実験中に身につけた超能力で巻き起こす数々の学園お色気大騒動。」とこうやってあらすじを書いていてもなさけなくなる....のだが、そう思いつつなぜか自然と顔がほころぶ、そういう映画。あーパロディシーンも満載よ。 ちなみについにこの夏、DVDが発売されるらしいんです「超能力学園Z」 主人公の声の吹き替えが野村義男だったのは有名だけど、発売されるDVDの日本語音声はちゃんとその「野村義男吹き替え版」。 すごいぞDVD版「超能力学園Z」 しかし、そのDVDのキャッチコピーが「TV放映時高視聴率を記録した大人気作!」って本当かよ! どう考えてもネタに困った時に適当に放送してたようにしか思えないんだけど....まぁいいや「おっぱいとパンチラに幸あれ」 5点(2004-04-30 11:49:25) |
10. チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
ストーリーなんかないに等しいくせして、意外と前作を見てないとわからない点なども多く、 細かいところも説明皆無、そのため簡単な話なのに内容を理解するのは意外とムズイ。 そのくせ、フラッシュダンスなどの見ていてニヤりとする種々のBGM、 ノリだけで撮ってるとしか思えない無意味な変装コスプレの数々.. まっとうな映画の道は完全放棄し、製作側が好き勝手に作ったひとりワンジャンルの馬鹿映画。 この映画はこれでいいのだ。 点数は低いが点数で語る映画ではないぞ。 ルーシー流のイタチちゃんに萌え! 6点(2004-04-21 15:21:42) |
11. 超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~
知り合いの女性がみんなこの映画の美沙が嫌いなんだよねぇ、「女性の武器の卑怯な使い方」だとか言って。 この映画を見ていてもあまりそれを感じない僕は、女性に騙されやすいタイプなのか? ..この映画はとにかく輝の態度につきる。お前、もうちょっとはっきりしろよ。 「バリバリキャリアの年上の上司、でも実はめっちゃ女らしいトコロ満載」 「アイドル歌手、一見バカっぽいけど実はしっかりしたがんばり屋さん」 という素敵な女性2人に取り合いされるのは「お前はギャルゲーの主人公か?」と、突っ込みをいれたくなるほど素敵なシチュ。 そんな中であの優柔不断ぶりはもう観ていてイライラ。(しかし、やっぱりそうなるのが自然かな..経験ないからわかんないけど)..そうなると、なんであの女性2名はあのオトコが好きなのか疑問すら感じてくるという。... アイドル歌手の宇宙規模コンサートに共感する者達が敵味方関係なく、大ボスに反旗を翻すところはほとんど宗教的な力のようなものを感じさせる結構感動のカタルシスを覚える名シーン。 しかしアイドルってのは偶像の意味だから、まさにその意味通りの展開いえよう。 7点(2004-01-13 10:48:21) |
12. チキ・チキ・バン・バン
素直に楽しい子供向けミュージカル。でもまぁ大人が真顔でどうこういう映画ではないと思うが..昔テレビなどでやってた日本語吹き替え版はディックヴァンダイクの声を広川太一郎がやってたのも楽しさアップに貢献してたかも.. 6点(2003-12-04 01:06:13) |
13. チャーリーズ・エンジェル(2000)
これは映画の体をすでになしてないって気が。いやキライじゃないけど。それにしてもルーシーリューを見ると、欧米人が思うアジアンビューティと日本人の好みって違うのね、と思っちゃうなぁ。 ファラフォセットが人気だったときも不思議だったけど..と書いてる僕の好みは、もちろんシェリルラッドさ。 6点(2003-11-20 22:32:35) |