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プロフィール
コメント数 2094
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 60歳

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1.  出来ごころ 《ネタバレ》 
サイレントの小津は、冴え渡っているねぇ・・  親子と工場仲間と飲み屋のおかみ。そこに世話になる女性が一人。 これだけの界隈で、人情噺が爆裂する。 もう笑いあり、涙ありとは、この映画のこと。  この頃のサイレントの小津さんを知らないで、小津を語るなという話。 近年、小津さんのサイレント何本かをリメイクした短編集みたいな映画が 出ているが、冗談じゃない!小津さんは、本物を観なきゃいけないです!  余談)古谷三敏という漫画家による「ダメおやじ」という漫画があるが、 あれは、本編の坂本武が元ネタじゃないだろうか? そっくりなんだよね、顔が・・
[ビデオ(邦画)] 8点(2025-02-01 23:36:11)★《新規》★
2.  デトロイト 《ネタバレ》 
「ドゥザライトシングス」の続きを観ているような感じを受けた。  今は、パワハラで訴えたりしてるニュースも見かけるが、 バブル破裂後の職場のいじめを思い出した。 職人さんのいびりは、これに感じが似てた。 (人手不足の今は、こんなことないと思いますが・・) あの警官を見てると、当時の職人さんの顔がダブった(笑)  まぁでも、差別主義者の黒人への仕打ちは、いったんタガが外れると、 ここまでエスカレートするのか・・ ラストが、苦虫つぶしたような、嫌~な結末。 面白くない話ですが、実話だもんね、うわ~~~(悲)
[DVD(字幕)] 7点(2024-12-14 21:19:21)
3.  天河伝説殺人事件 《ネタバレ》 
これは、市川崑の作品の中でも特に評価が低い。 多分、能の舞台を台無しにしてる場面が出てくるからだと思う。 それ以外はいいんじゃない?面白かったけど・・  「道成寺」が見せ場である。 「二人静」で異母兄弟が競い合い、勝者を跡継ぎにするという話に 重点を置いても、面白くなりそうな話ではあるけど・・  岸恵子さん、ホントにどんな姿勢でもお美しい。溜息。 浅見光彦事件簿第1弾ってラストにあるけど、第2弾以降あるの?
[DVD(邦画)] 7点(2024-11-17 20:19:20)
4.  テイラー・オブ・パナマ 《ネタバレ》 
ジョン・ル・カレのスパイものって、007みたいなスパイ同士の攻防とか 陰謀を阻止するとか、そんなストーリーじゃないんだね。 本作みたいに窓際スパイが、政治ネタで一財産稼ごうとか、スパイも人間なんだって話を創る作家なんだね。  ってことは、ル・カレも、元スパイ? 何でスパイの人間性、そんなに詳しいの?って思ってしまう。 ホント、超人じゃない。 「ロシアハウス」観てもそうだけど、結構地味な仕事をこなす人たちなんですね~  ホントのところは知りようがないけど(笑)
[ビデオ(字幕)] 7点(2024-09-25 00:50:15)
5.  抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より 《ネタバレ》 
とある囚人が脱獄をするため、 綿密に計画するが・・!という話。  ラストは言いません。 あの坂本龍一教授の本「坂本図書」の最初に取り上げられてる監督、 ロベールブレッソン先生の名作であるから! 皆さん、ネットを駆使して、観ましょう!  坂本教授がブレッソンを挙げたのには意味がある。 この映画を観れば、分かるのだが、極力、近代の映画演出を排して、 リュミエール兄弟の映画(自分もあまり分からないのだが・・汗)の原点に近づくことで、 映画表現の本質に戻ろうとしている。 坂本教授も、音楽表現の原点回帰に、この監督の姿勢に共感するとこが多かったのだ。  脱獄ものと言えば、イーストウッドの「アルカトラズ」から「ショーシャンク」まで 色々ありますが、それでも本作は面白い! 是非、ご鑑賞を!
[ビデオ(字幕)] 8点(2024-08-07 00:12:45)(良:1票)
6.  DUNE デューン/砂の惑星 PART2 《ネタバレ》 
ヴィルヌーブの新作。 彼のSF映画のメカは、機能美のセンスである。 2001年宇宙の旅からはじまってる。 そこが世界観にリアリティをもたらしている。 デヴィッドリンチの頃は、監督のセンスにもたらされるものが大きかった。 (アメコミの影響もあるか?) カーペンターSFやバーバレラとか、そんな楽しいセンスの宇宙船とか スクリーンに溢れてる頃だった。 今は違う。ハイビジョンに耐えられる、本物の未来機械志向だ。  ヴィルヌーブ本作で一番興味があったのは、砂虫に乘って、 軍に侵攻するとこ。 リンチ版では、マンガチックなシーンで、 それが後の風の谷のナウシカの王蟲につながるのではないか? マンガチックは漫画を生む。 果たして、ヴィルヌーブの機能美メカは何を生むのだろうか? 感心したのは、砂虫の描写がヴィルヌーブらしく、彼の美意識内で処理されてる。  リンチでも思ったのだが、いかに伝説通りだろうと、 他の世界から来た、帰るところのある者に従うのは、 ちょっと砂の民が純朴すぎる。 都会に出れば、詐欺にすぐ引っかかるって話だ。  さて、砂の惑星、実はリンチ版はストーリーのほんの一部である。 まだまだ続く、この伝説SF古典をまさか、ヴィルヌーブは 全部、映画化? 次作からストーリは知らない。 その意味でも楽しみだ。
[DVD(字幕)] 7点(2024-07-21 22:57:48)
7.  天国の日々 《ネタバレ》 
テレンスマリックは、静かな口調で、きれいな映像で語る。  野心のために、(素直になれないために?)、自分の彼女を金持ちの嫁にやる。 そこから、「天国」の日々が始まる。 もう汗を流して働かなくていい、そんな「天国」。  日本では、明治から大正に代わる頃のお話。 西部劇の世界が終り、アメリカンドリームを実現せんとする若者たち。 だが、人間も甘くないし、自然も甘くない・・(イナゴの大発生を描いたアメリカ映画って、他にある?)
[ビデオ(字幕)] 7点(2024-04-01 15:41:20)
8.  テイク・ディス・ワルツ 《ネタバレ》 
女性監督モノである。  この主演女優は「ブルーバレンタイン」で強烈に印象に残ったミシェルさん。 弱さを出すのが巧い。 この映画でも、子どものいない夫婦の、仕事に夢中の夫に取り残され、 満ち足りない何かを抱えている人妻を演じている。 そこに、スポッとリキシャのお兄さんがハマるわけだが、 満ち足りなさから逃げるように、その人の元に走るわけだが、 そこで、抱き合ったり、プロと一緒に3Pまでやって、彼女は果たして・・という映画。  このタイトルのワルツは、「ラジオスターの悲劇」というとこが、 ラストの彼女の表情を引き立たせる。 女性監督の手腕なんだろうなぁ。 プールの場面と言い、なかなか男では出せない味が出てる。
[DVD(字幕)] 6点(2023-12-27 21:47:33)
9.  DUNE デューン/砂の惑星(2021) 《ネタバレ》 
カッコイイ!  リンチのデューンを先に観てたので、筋は分かっていたから、 ヴィルヌーブの演出を堪能できた。 話もかなり練りに練って、絞った話にしており、 彼の世界観を損なうことなく、見事なまとめ方だった。  ただ、続編へと続くのね。 こっから先がリンチのデューンは、ぱっぱと話が片付くので、 ヴィルヌーブの続編が、腰を据えて、じっくりとこの物語をどう料理するかが楽しみだ。
[DVD(字幕)] 9点(2022-03-19 23:55:21)
10.  天外者 《ネタバレ》 
三浦春馬のバカヤロー!  君の真っすぐな演技が、本作のラストの演説で活きた・・かのようにも 思えたが、やはり無理してたんだろうと思う。 本当に大人しい人だったんじゃないかと思います。
[DVD(邦画)] 6点(2022-01-23 17:35:14)
11.  テリー・ギリアムのドン・キホーテ 《ネタバレ》 
あの世界観のテリーギリアムが女を知ったら、こんな映画ができた♪ いつものギリアムワールドだが、ちらちら夢工場の映画の功罪も問うている。  最大の見せ場は、ドン・キホーテの勇気が嫌らしい金持ちの余興の中で消費されること。 しかし、彼の気持ちは生き続けられるのだ。 ラストの巨人との格闘は、ギリアムならでは。  楽しめた。
[DVD(字幕)] 9点(2022-01-04 00:57:10)
12.  デューン/砂の惑星(1984) 《ネタバレ》 
えぇ!?あの鬼才ヴィルヌーブがリメイク!そんなに有名なドラマなのか?と思い、鑑賞。 そしたらまぁ80年代のカルチャーがこの1本から始まってたのを、この歳になって知りました(笑)  変態チックな男爵が、高貴な一族をなぶりものにしようとする。 果たして父親はその手にかかるが、復讐を誓う母子が逃げ出した先で、怪獣みたいな虫と遭遇、 その虫と共存する一族とともに立ち上がるというスペースオペラなのだ!  なぜ生命の水を主人公が飲む必然性があったのか? なぜ皇帝に戦をしかけたのか? 原作知らない私には、「?」が多かったですが、2時間たっぷり楽しめました。  感心したのが、生命の水で早産した天才肌の妹と、主人公の側近たちの話の中での様々な人生模様。 これぞ!オペラだ!特撮に凝るなら、こんな原作でやってほしい! あ、そうか!だからヴィルヌーブなのか(笑)
[DVD(邦画)] 7点(2021-11-25 00:28:18)(良:1票)
13.  TENET テネット 《ネタバレ》 
面白い! 前半と後半に分けて、観ると、分かりやすい。  まず、逆行というものがタイムマシン(古い言い方ですが)によって、存在するという前半。 これは、なぞの格闘シーンの解明で、頂点に達する。 後半は、もう逆行は選択肢としてアリという前提で、話がどんどん複雑になる。 味方、現在の敵、逆行の敵、逆行の味方、と軍事行動など何が何だか分からなくなるが、 ここは未だかつてない映像体験を楽しめばいいのだ。  奥さんが撃たれた時点で、一週間前に行って、手当てすればいいだけの気もしたが、 事態はどんどん複雑に・・ しかし、ノーランはやはり映画作家だった。 最後は、分かりやすい展開で、う~むと唸らせて、我々を満足させてくれる。  最高!
[DVD(字幕)] 9点(2021-03-06 15:46:00)(良:1票)
14.  デッド・ドント・ダイ 《ネタバレ》 
興味深い映画だった。  どこかとぼけてるジャームッシュ。 今の殺伐としたアメリカでは、かなり彼は責められたんじゃないか? そこで、なぜお前は落ち着いてるんだと言われて、 俺は古き良きアメリカに住む男、もう現代の欲にまみれた世界に うんざりしてる世捨て人みたいな男なんだから、という つぶやきが聞こえてきそうな映画だった。  金の亡者こそゾンビだと、トムウェイツの口から、言わせてる。 彼の演じる世捨て人こそ、ジャームッシュなんだろう・・
[DVD(字幕)] 7点(2020-12-19 14:01:06)
15.  天気の子 《ネタバレ》 
いや~、良かったなぁ。  少年のころを思い出しました。 いやいや、それじゃいけないんですよね。 おじさんも頑張りますぞ!  音楽が最高!
[DVD(邦画)] 9点(2020-08-14 22:10:55)
16.  天国と地獄 《ネタバレ》 
凄いなぁ、黒澤監督は・・  最初、会社の経営権をめぐる場面で、三船演じる権藤が自分がしっかりしてて、 頭のいい、喧嘩の強い人物だと描く。 そこで、誘拐事件。しかも自分の子どもと間違えて、運転手の子どもが・・ ここで権藤がどう動くか。見せ場はそこである。 そして権藤が魅力的な男だと分かる。 (三船を黒澤さんが捕まえて離さないのも分かる)  それから警察の捜査で話を見せていく。 犯人が絞られていくとこは圧巻である。 警察もまた、権藤の魅力に引っ張られてか、この犯人をただでは 捕まえないと、魅力的に描かれる。  犯人の山崎努。 この男は徹底して悪である。 2時間の映画なので、この犯人像を深堀り出来る余裕はなかったろう。 それでも十分、娯楽映画として完璧である。  黒澤さんの映画は、とにかく飽きさせない。 最後まであっという間である。 人間を描いてる映画ではないが、娯楽映画とは何かを考えさせられる。
[DVD(邦画)] 8点(2020-05-23 12:05:44)
17.  鉄拳(1990) 《ネタバレ》 
阪本監督、監督2作目なんですね。 とにかくどういう映画か、つかめない。 コメディなんでしょうかね。  後の硬派な作品を仕上げる監督のレアな珍品。
[DVD(邦画)] 6点(2019-06-25 11:12:35)
18.  点と線 《ネタバレ》 
清張映画。  不倫と殺人。 このテーマを執拗に描く松本清張映画の真骨頂。  心中偽装殺人を犯した、やり手の夫とその妻が 最後、心中して終わるなんて、何とも言えないラストである。  時刻表を巧みに使った、事件のアリバイづくりが面白い。 時刻表が小道具の映画はこれ一本のみ。 もっと時刻表をつかった映画も観てみたかったな。 (西村京太郎のテレビシリーズには興味持てなかった。やはり映画じゃないと(笑)) 今の子は時刻表なんて見たこともないかも・・ 検索できちゃう時代だからね。
[DVD(邦画)] 7点(2019-03-21 17:50:12)
19.  DESTINY 鎌倉ものがたり 《ネタバレ》 
素直に楽しめた。  山崎監督のは、素直に楽しめますね。  ただ小栗康平監督が映画は痛切が大事だ、と言ってるんだよね。 難しいことだろうけど、心に残る映画って観るのが辛い映画が多いのも事実。  パティシエの創ったケーキみたいな映画だったけど、山崎監督には 生きてる辛さみたいな映画も撮って欲しい。 それをVFXで撮るとどんな映画か、観てみたい。  ギレルモ・テル・トロみたいな味わいも欲しいなぁ。
[DVD(邦画)] 7点(2018-09-28 12:30:57)
20.  ディーバ 《ネタバレ》 
若いころ、映画館で観て、いたく感激。 それから30年以上経って、観直す。 確かに「ベティブルー」を観て、ベネックスが表現者として、どこまで真っ当かと言われると、 う~むと思ってしまう感性にはなってしまった。 (自分がそれだけ乾いてしまったからかもしれない)  だが!しかし!若いころの「ディーバ」を観た俺は間違っていたのか? いや、あの頃の俺も、俺は俺だ!  この映画の世界観。 しびれる歌声。マンガチックな殺し屋。小型バイクで地下鉄を疾走。頼れる不良オジサンと万引き女子。 その雰囲気に酔いしれ、ひとり下宿に戻って、世界は危険な魅力で満ち満ちてると海外の文化に憧れた。  女神(ディーバ)に憧れ、その為にはスリルとサスペンスの世界にだって、少年は飛び込んでいけるのだ。 そういう映画に、やはり勇気づけられて、今日の俺はいる。  ベネックスについて、もう少し知るべきだと痛感した。 正直「ベティブルー」だけでは分からない。他のベネックス作品を観てみたい。
[ビデオ(字幕)] 7点(2018-07-16 02:44:44)(良:1票)
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