1. とべ!くじらのピーク
《ネタバレ》 子供向けの作品としては合格点なのかも知れないけど、特に感動とかもなく物足りない印象。 悪人だったサーカスの団長が改心するけど、どうも納得できない。 元気になったら海に帰す約束を破った団長がすべての元凶。 あれで許されるとしたら、罪と罰のバランスが取れてないように感じる。 ピークは助かったからいいけど、サーカスを続けるのだとしたら、他のクジラやイルカが犠牲になりそうな気がする。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-10-16 21:28:15) |
2. Dr.コトー診療所
離島医療の現実を描いて問題提起しようとしたことは評価したいけど、奇跡的にみんな助かるというのはリアリティがない。 奇跡以外の方法でこの問題を解決するアイデアが無かったのなら、無理に映画化する必要はなかったのかも知れない。 まるでハッピーエンドのようなラストになってたけど、離島医療の未来には絶望しかないように思えた。 [地上波(邦画)] 3点(2024-02-13 18:46:04) |
3. どうにかなる日々
《ネタバレ》 1話目はエロい。 内容の無い薄っぺらい話だけど、同性というだけで妙にエロく感じる。 18禁でガッツリやって欲しい。 2話目は何がしたいのかさっぱりわからない。 3話目はAV出演とか直接的なエロ設定なのにあんまりエロくない。 親戚のお姉さんというだけでエロいはずなのに余計な設定が邪魔して素直になれない。 思春期の複雑な想いを描いてるんだろうけど、世間体とか気にする辛気臭い話になってる。 4話目は3話目のその後の話だけど、それなら1話目と4話目にした方が良かったかも。 続けて見るとやっぱりエロさより素直になれない気持ちが前面に出てしまう。 少し成長して2人の関係性がどう変化したのかが見所だと思うけど、大した変化は感じられず盛り上がりに欠ける。 素直になれずモタモタしてる間に寝取られるくらいの展開は欲しかった。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-07-19 11:40:39) |
4. 21ブリッジ
《ネタバレ》 主人公を勘違いしてたので、この状況下でどうやって逃げ切るんだろうってハラハラしました。 犯罪者ではあるけど、騙されてたわけだし、計画を中止しようともしてたので、ちょっと気の毒でした。 麻薬組織の方が約束を守ってて、信用できそうだったのが皮肉だね。 ラストは自宅に乗り込まなくても普通に逮捕すれば良かったのにね。 殺さなきゃ気が済まなかったんだろうか。 [インターネット(吹替)] 6点(2023-01-17 15:07:22) |
5. 時をかける少女(1983)
《ネタバレ》 悪く言うと映像が古臭いんだけど、それが逆に味わい深くて、幻想的な雰囲気を作り上げてる。 最近のごちゃごちゃしたタイムトラベル作品と比べるとシンプルでわかり易いストーリー。 40年も前にタイムリープって言葉があったんだなって感慨深かったです。 ラストのオチは薄っすら記憶が残ってたということなのか、記憶が消えてもまた好きになるということなのか気になる。 記憶を改変されて好きになってしまって、その記憶を消されてちゃったのにまた会っちゃうとか酷いよね。 自分の記憶も消すって言ってたから、会いに来たわけじゃなくて偶然なのかも知れないけど、気持ちを弄び過ぎだと思う。 でも、その後で歌い出した原田知世があまりにも可愛かったので、ちょっと点数を甘くしておきます。 このエンディングずっと見てられる。 [地上波(邦画)] 8点(2023-01-14 14:25:03) |
6. 特捜部Q カルテ番号64
シリーズ作品のようだけど、過去の作品を見てなくても楽しめました。 特捜部という設定はよくあるので斬新さはなかったけど、過去と現代が並行して描かれる構成は面白味があった。 この人がこの人なのかぁって感じで、少しずつ事件の真相が見えてくるのが良かった。 日本でも同じようなことが行われていた深刻な社会問題なので、心が痛くなります。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-11-12 14:27:08) |
7. トイ・ストーリー4
《ネタバレ》 3の感動はおもちゃたちを譲り受けたボニーがおもちゃたちを大切にするという前提で成り立ってたはず。 それをあっさりとぶち壊す序盤の展開は斬新。 遊んでもらえず、踏み付けられるウッディは可哀想だった。 それでも、所有者であるボニーの為に行動しようとするウッディは素晴らしかった。 本作では今まで頑なに守られてきたルールがいろいろと無視されてしまっている。 人間が居ても動き回るし、人間と会話もするし、人間の行動をコントールしてしまう。 それでも人間は一切気付かないという御都合主義。 こんなに簡単になんでもできちゃうなら、今までの苦労は何だったんだろうと思ってしまう。 それで物語が面白くなるのなら、なんでもありも受け入れるけど、あんまり面白くなってないのが残念。 それにしても、ラストの選択はモヤモヤする。 ウッディはおもちゃとしての使命を全うすることを是とすると思っていたので意外だった。 バズたちと離れ離れになるのも寂しいし、もし続編があるとしたら、また再会して欲しい。 [地上波(吹替)] 5点(2022-07-17 15:34:24)(良:1票) |
8. トゥモロー・ワールド
序盤は現実味のない設定に馴染めなくて他人事のようだったけど、中盤くらいから少しずつ人類の希望のような気がしてくる。 無益な争いが赤ん坊の泣き声で治まるのがちょっと感動的で良かったです。 色々と謎のまま終わるので消化不良ではあるけど、なんとなくハッピーエンドのようで安心しました。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-03-30 15:53:58) |
9. 殿、利息でござる!
《ネタバレ》 タイトルを見てコメディを想像していたけど、良い意味で裏切られました。 藩の財政難も救われるし、宿場町の人たちも助かって、みんなが幸せになれそうで良かった。 出資者たちも巡り巡って幸せになれそうで、心温まる人情噺になってたように思う。 地味だけど、心が癒されるような安心感のある作品でした。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-01-14 19:48:17) |
10. トランス・ワールド
《ネタバレ》 SF作品ということで見始めたのに想像と違う作品が始まったので驚いた。 開始30分くらいまでSF感はゼロ。 ホラーでも無さそうだし、サバイバル作品かなぁって思ってたら、中盤以降はSFの臭いがプンプンしてくる。 クラシックカーとか、マッチとか、ライターとか、パックマンとか、さり気なくヒントが散りばめられてるのがいいね。 父親が戦争で亡くなったというミスリードもアメリカらしくて面白い。 湾岸戦争くらいなら年齢的にも辻褄が合いそうで違和感がなかった。 謎を解いてクリアする脱出ゲームの人生版といった感じでしょうか。 こんな殺伐とした作品なのに幸せ感の漂うラストで後味も良かった。 [インターネット(字幕)] 8点(2021-11-30 20:49:10) |
11. トレイン・ミッション
たった1人を殺す為に大袈裟な計画を立てちゃったね。 いろいろと矛盾だらけで酷い脚本だけど、通勤電車で派手なアクションをやるというのは斬新だった。 とりあえず元警官に計画を手伝わせるという発想が良くなかったね。 偶然に元警官だったのなら仕方ないけど、元警官だとわかった上で手伝わせたんだからアホ過ぎる。 あんな簡単にFBIの捜査官を始末できるんなら、最初から自分たちでやった方が良かったのかもね。 なんで?という感情を封印して、暇潰しに見るのが正解の作品なのかも知れない。 [インターネット(吹替)] 4点(2021-11-07 17:42:29) |
12. 時計じかけのオレンジ
暴力的で下品な物語だけど、皮肉な結末が良かった。 主人公はまともではないけど、彼を取り巻く社会も何かおかしいと思わせる奥深い作品ですね。 矯正は出来るけど、更生はしないというのが現実的で良い。 それにしても、撮影の為とは言え、瞬きさせない矯正器具は非人道的で斬新でした。 人間だからいいけど、動物にやったら愛護団体が黙ってませんね。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-06-15 19:31:48) |
13. トロイ(2004)
《ネタバレ》 トロイア戦争が神話なのか、史実なのかという議論はあるけど、本作はそのどちらでもない。 まずパリスの審判をスルーして、パリスがヘレンを寝取るとこから物語が始まる。 どっちにしてもパリスが悪いことに変わりはないけど、なんでそんなことになったのか説明くらいないと気の毒。 それから、カッサンドラが登場しないことにも驚いた。 トロイアの滅亡はカッサンドラの予言が信じて貰えなかったことによる悲劇だけど、そこをバッサリ削除するとは驚いた。 でも、カッサンドラが居たら困る理由はラストで分かった。 カッサンドラは戦利品としてアガメムノンに連れてかれるけど、そのアガメムノンが殺されちゃうというとんでもない改変。 そこ変えちゃっていいの? 主要な登場人物を勝手に殺しちゃう脚本にOKが出たことに驚かされます。 逆にパリスは死なずに生き残るという納得できない結末。 神話でも史実でもなく飽くまでもフィクションということなんだろうけど、酷い捏造を見せられた気分です。 トロイの木馬からアキレスが出てくる映画なんて、学生の自主制作でも却下されるよね。 でも、映像的には凄い迫力で、首元にナイフを突き付けられながらブリセイスにちんこ突っ込むアキレスはカッコ良かった。 あと、どうでもいいことだけど、オーランド・ブルームは弓が良く似合う。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-05-28 17:35:27)(良:1票) |
14. トゥー・ブラザーズ
子供時代も可愛いんだけど、大きくなってもやっぱり可愛かった。 世界で最も獰猛な一族の末裔とは思えない愛らしさです。 撮影の為とは言え、中盤までの虐待シーンは見てて辛かったけど、終盤は微笑ましい展開で救われました。 逃げずに檻に戻ったシーンは切なくて泣きそうになったけど、ハッピーエンドで良かったです。 [地上波(吹替)] 7点(2019-06-06 19:09:43) |
15. トゥルーマン・ショー
こんな番組があったら面白いんじゃないかというアイデアだけじゃなくて、これだけ大掛かりなセットを組んで本当に撮影してしまうのが凄いね。 今ならプライバシーがどうたら批判されそうだけど、誰かの私生活を覗き見するのは面白いね。 終盤は切ない展開だったけど、ハッピーエンドで良かった。 その後どうなったかも気になります。 [インターネット(吹替)] 7点(2019-02-12 14:43:58) |
16. トレジャーハンター・クミコ
《ネタバレ》 久し振りに酷い糞映画を掘り当ててしまった。 まず主人公の異常行動にまったく共感できない。 それを取り巻く人たちにもまったく好感が持てない。 仕方がないので、ウサギ目線で生温かく見守ろうかと思ったら、置き去りにされるという惨い仕打ち。 中盤でやっといい人が登場して、ここから感動の展開になるのかと一瞬だけ騙されそうになったけど、いい人の善意を踏み躙って突き進むというキチガイ映画でした。 冒頭で『この作品はキチガイを描いた作品です』ってテロップを入れといて欲しかった。 ほんとはもっと低い点数にしようかと思ってたけど、ラストシーンでウサギの無事を確認できたので、この点数にしておきます。 もしウサギが死んでたら0点です。 [DVD(字幕)] 3点(2018-01-28 07:07:16)(笑:1票) |
17. トワイライトゾーン/超次元の体験
オリジナルは見たことないけど、リメイク版に馴染みがあったので、雰囲気がそっくりそのままで懐かしかったです。 怪物が登場するような恐怖演出より精神的な恐怖の方が好みではあるけど、それなりに楽しめました。 1話目はトランプ主演でリメイクして欲しい。 [DVD(字幕)] 6点(2017-03-12 09:12:14) |
18. トイレのピエタ
主人公の人柄が好きになれず、どこに共感したらいいのかさっぱりわからない。 中盤でちょっと改心して、多少はまともな人間になりそうだったけど、最後まで好きにはなれなかった。 周りを固めるキャストがやたら豪華で、作品としてのクオリティは高かったように思う。 もうちょっと好感度の高いキャラ設定だったら、感動とか悲哀を感じたのかも知れない。 終盤はちょっと頑張ったけど、好感度の低さを覆すほどでは無かったです。 あと、JKの考えは浅はかで笑えた。 飛び込んだ時点でもうパンツ見えてるのにね。 それから、好感度ゼロの糞みたいな人間だけど、薬は飲ませてやってくれ。 [DVD(邦画)] 5点(2017-02-23 18:31:51) |
19. 飛べ!ダコタ
《ネタバレ》 冒頭、まず怪我の心配をする姿勢に感動。 これは泣かされると覚悟しました。 当時のことを知る人は少なくなってしまっているんでしょうけど、こうやって映像化して語り継いでいくことは大切なことのように思えます。 派手な演出はないけど、助け合いの精神を実直に描いた名作に仕上がっているんじゃないでしょうか。 ここまでの大騒動ではなかったとしても、当時の日本ではあちこちでこんな出来事があったんじゃないかと想像してしまいます。 戦後の日本が平和国家として歩んで来られた理由がよくわかります。 この作品のロケはすべて佐渡島で行われたとのことで、二重の意味でいい話だなと感慨深かったです。 村民役のエキストラや撮影に使用された衣装や小道具の提供など、島の人たちが全面的に協力して撮影が行われたというのが感動的。 しかも、滑走路の石も島の人たちの手作りだったなんて、それ自体が後世に語り継ぎたい感動物語になってますよね。 当時の助け合いの精神が現代にも繋がっているんですね。 そういった作り手の気持ちが作品にリアリティを与えて、素晴らしい作品になっているんだなと改めて納得しました。 そして、ラストの集合写真の真ん中に主演の比嘉愛未が納まっていて、映画的にはこの並びになるよねぇとか油断してたら、そこにオーバーラップしてくる当時の写真の真ん中にもモデルとなった女性の姿があり、思わず涙が溢れました。 実話だって知ってたはずなのに、ああ本当にあったことなんだなぁってしみじみと感涙しました。 作品を見る前にこの集合写真を見たとしても何の感情も生まれなかっただろうけど、作品を通して見る集合写真には当時の人たちの様々な想いが詰まっているように感じられました。 [DVD(邦画)] 9点(2016-12-23 16:54:31) |
20. Dr.パルナサスの鏡
なんとも意味不明な物語だったけど、幻想的な映像が面白かったです。 リリー・コールが実年齢より若い娘役と実年齢以上の母親を演じていたけど、どっちも違和感なく魅力的でした。 [地上波(字幕)] 6点(2016-09-22 00:36:52) |