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1.  トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2 《ネタバレ》 
ガラガラの映画館で観てきましたよ;(半分やけくそ;)見続けてきたんだからしっかり最後も見届けねば;私としては「あっぱれ!」と言いたくなる終わり方でしたね。この映画の言いたかった事は「平和」だと思うんですよ。一度、壮絶なバトルを繰り広げますと「憎しみの連鎖」が生まれ、簡単に終われなくなるんです(現実世界を見てみればお分かりでしょう?)ある程度納得しないまでも「どこかで引く」駆け引きが大切なんです。「気に入らないやつは全員ぶっ殺せ!」なんてガキ理論です(ガキの映画が多くて困る)非現実でありながら、現実への警鐘を私はみた。要するに某歌手の歌「愛は戦争より大きい」なんですね。ラブラブストーリーにふさわしい幕切れだったと思います。個人的はベラがヴァンパイアになった時点でテンション落ちたんだけどね~「違う種族が惹かれあう~」ってとこが乙女心(おい;)をくすぐったのよね~なので、初めてマイナス1点です。
[映画館(字幕)] 6点(2014-03-23 16:54:34)
2.  東京タワー 《ネタバレ》 
悪くはない。しかしセンスがない;黒木瞳演じる女性は「若い男を手玉にとる小悪魔」かと思っていたら「若い恋人に捨てられるのが怖い年上の女」だった。「捨てられても愛する覚悟」が出来たからすべてを捨ててパリに行った訳だ。結局男は最後は若い女の元にいってしまう、と大人の女は分かっている。吉田母状態になるのがオチだ。喜美子さんも知っているから自分から終わらせ、ああいう形で「忘れないようにした」。耕二君が同級生の母親に手をだしたのは「家族愛」欲しさの気がする。吉田ちゃんは母親の自慢をよくしていたのではないかな?吉田ちゃんが再び耕二君の前に現れたのは自分自身が「女」になってきたからかも。役者陣は皆芸達者で岡田くんも好きなんだが、もっと透明感のある男優の方が良かったと思う。プールのシーンで旦那と対等な存在感あったらダメじゃん;この映画のラストは「いつか透は詩史を捨てる」という予感をもたせた方が良かったと思います。
[DVD(邦画)] 5点(2012-05-27 19:24:34)
3.  トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1 《ネタバレ》 
このシリーズ好きだけどいつもDVDだったのに…ついに映画館で観てしまった;「恋におちる→ベッドイン」が定石のハリウッド映画で「緊張する初夜の花嫁」は貴重。後半はシリーズ中一番エグイんでないか、と思えるぐらいすごい展開。痛すぎる~!いや~ベラってすごいわ。その純愛っぷりと強さに脱帽よ。シリーズ1でも「死んでもいいぐらい好き」だったけど今回も徹底してます。エドワード君も「ベラが死んだら生きていけない」オーラでまくり。いつものラブラブロマンスは迷いなしで清々しい。転生も含めてシリーズ最大の試練でしたね。最終回もしっかりラブラブ色で尽き進んでいってくれたまえ!期待しとるよv(終わり方が「アバター」に似てたんでちと笑えた;)
[映画館(字幕)] 7点(2012-03-20 17:07:49)
4.  トランスフォーマー/リベンジ
…これ、映画じゃないよね?CGによるロボット宣伝VTRだよね?製作側はひらきなおって徹底することにしたらしい。前作は一応「映画」という体裁を整える程度にストーリーをつけていたが、今作に対して迷いはなくなったようだ(前回は設定説明の必要があったからかもね)前作の点数は「オプティマス」にささげたものだったが、今回ず~と停止(死んで?)してるんだもん。点数つける部分がなくなっちゃった;私はロボットものは好きなんだけど、この映画は逆にロボット映画を貶めているように感じてしまった。「ちゃんと作って~!」って叫びたくなった;もしかしたら、バンフォーベン監督のように超ブラック皮肉映画なのかも「こんな中身のない戦いやって破壊しか能のないエロバカなのがアメリカなんですよ!」みたいな。その可能性もあるのに期待した点数です。
[地上波(吹替)] 2点(2011-08-16 11:52:40)
5.  トランスポーター2
フランクは『ガンカタ』を習得しているらしい;(今やこのテのヒーローの必須条件かも…^▽^;?)
[地上波(吹替)] 6点(2011-02-10 11:49:24)
6.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 
説明過多でないところが私は良かった。説明で深みがでるとは限らないし。「子供が産まれない世界」が描かれているが、別の絶望なら現代にも溢れている。「石油の枯渇」「食料危機」などが原因でいつかやってくる未来かもしれない。恐怖と絶望がへばりついた日常生活は現代のイスラエル・パレスチナのようだった。難民のシーンなどすごく似ている(だから英国が舞台?)世界を覆う絶望感が画面から伝わってくる。個人の苦しみなど狂った世界では塵と同じ。その社会の無感情さが恐ろしい。「希望=赤ん坊」のように描かれているが、単に「象徴」だと思う。人それぞれに「希望」がある。「希望」を失った人間は平気で殺し合う。が、希望は苦しいものでもある。赤ん坊を助けた人がついてこなかったり、赤ん坊がいなくなった途端に銃撃戦が再開するのは、再び希望をもつのが怖いからではないか?私はこの映画は『「生きる」は大切だが、どう生きてどう死ぬかも大切』と言っているような気がした。世界観の表現や脚本、演出も見事だったが「赤ん坊=救世主」「トゥモロー号=シオンの山」を連想させるのは微妙。セオが何度も「大丈夫」と言うのは「信じる者だけが救われる」から?「処女ではない」台詞があるのは否定の意味かもしれないが、どうしても宗教色が見えてしまう。違うアプローチにして欲しかった。
[DVD(吹替)] 6点(2010-10-26 10:57:23)
7.  トワイライト~初恋~ 《ネタバレ》 
観賞はDVDレンタルでしかも半額でした。半額クーポンっていいですね~(水野晴夫氏口調でお願いします)「続きもの」だと知っていたので、序章としてはこんなものではないでしょうか?続きが気になります。小説は読んでいないのですが、上手く雰囲気だしてる感じ。日常の中に潜む非現実感の世界観がハマリました。おおげさ感がなくて良かったです。ベースボールは、日頃押さえてる力を発散させる為なんだろうな~(体育の授業って学生の喧嘩を減らす為に考案されたらしいし;)サブタイトル通り見事な純粋っぷりです。大人になるとある程度「損得勘定」が入っちゃうから、素直な純愛が清々しいです。命を狙われたり、足折られても初めて「愛すること」を知ったベラの心は揺らがない。「ずっといっしょにいたい」想いだけから吸血鬼になりたいと思う。それで失うものがあるなんて考えない。命を失っても後悔しないのは本心なのでしょうが、後に残された人の気持ちは考えない。そこが若者の純粋さの怖いところです(強さでもある)ヨーロピアンな雰囲気のベラと、ラテン系のエドワードはアメリカ的に見たら美男美女になるのかな。個人的にはジェイコブの方がタイプvでも、当て馬キャラになりそうで不安ざます;
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-17 14:22:05)(良:1票)
8.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 
90分にまとめられる内容だったと思います。脚本がひどい…;薄い事は覚悟してましたが予想を下回ってました;脚本を重視する傾向のある私には観るのが途中で辛くなってきた;マイケル監督は、大儀をふりかざして街を破壊し、関係ない人達を自分の代わりに死なせる迷惑きまわりない人物を描くのが得意。妻と子どもの元に帰る為だったら中東の子供を利用する自分勝手なアメリカ軍人が「街へ行って応援を…」という台詞を喋った時、正直「また街中破壊か…」と思いました。この軍人は銃で脅して言う事聞かなかった殺してもいいと考える人物で、世界中で1千万人以上の子供を殺している米軍らしい最悪軍人でした。市民の犠牲を回避するとか微塵も考えない。(敵が襲ってくるのが分かってるのに)主人公も「犠牲なくして」って君は何を犠牲にしたの?車も失ってないし、ラストにちゃっかり女も手に入れたし…犠牲になったのは市民達でしょ。ゴイスな無責任男です;オプティマスはかっこよかった。「地球人を我々の犠牲にさせる訳には…」って地球人が地球人犠牲にしてるんだから、あんまり気を使わなくていいんじゃないの?とか思ってしまった;
[地上波(吹替)] 3点(2009-06-26 21:33:52)
9.  トップガン
私的には最低・最悪の映画の一つ。嫌悪感を覚える映画です。この映画のヒットは「ゲーム感覚で人を殺す映画を創ってもいい」(人を殺しておいて「ビンゴ」ですからね…)という許可をもたらし、類似する映画がどんどん創られるようになりました。この映画にみられる「人を殺す事をためらったり、死ぬ事を怖がったりするのは弱虫」という人間感情の批判は「大儀名聞さえあれば、人を殺しても許される」という意味と解釈しました。「戦争推奨映画」といっても過言ではないと思っています。さすが空軍全面協力映画です(この映画の少し前になると、ジョン・ウエインあたりの映画がこの位置にあった気がします)自分が撃墜して死んだパイロットの家族を見た後でも「ビンゴ」って言えそうだな…;
[地上波(吹替)] 0点(2009-02-20 12:02:26)(良:3票)
10.  時計じかけのオレンジ 《ネタバレ》 
超有名な映画でタイトルだけはずっと前から知っていましたが、監督が監督なだけにちょっと大人になってから観た方がいいだろうと思っていまして、やっと観賞しました。大人になってから観た方が絶対いいです;良くも悪くもインパクト有り過ぎ;実際、この映画が封切られた時、英国の若者の犯罪率が上がった、と聞いた事があります。 この監督の映画は「ストーリー」や「主人公の人生」を描いているのではなく、社会とか世界のうねり、狂った巨大な流れ、などを哲学的に見せているような印象です。風刺映画、と言った方がしっくりくる感じがしました。 この映画は狂った社会をブラックユーモア風に味付けしました、みたいな感じではないでしょうか? どれほど破壊的な人物で、人を破滅させたり、冷徹に殺害する人物でも、結局「社会」という狂った化け物に適う筈がないのだ、と。
[DVD(字幕)] 7点(2009-01-08 10:43:32)
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