1. えいがのおそ松さん
《ネタバレ》 テレビアニメのノリで作られていると思っていたら、最後が綺麗にまとまっていてなかなか良かった。【ネタバレ注意】あくまで「思い出の世界」で決着したという話であって、そういう前提に立つと、リアル世界では完全にバッドエンドだよね。最後の思いを込めた手紙をケンカしてる間に失くした上に、忘れられていたわけで。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-01-12 00:00:12) |
2. 映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ
《ネタバレ》 良作。【ネタバレ注意】話題になっていたので鑑賞したが、子供向けというより、ホントにお子様向けなので中盤までは退屈な感じすらあるのだが、話題になるだけあって、終盤はよい展開だった。ホコリとか草とかまでがネタになっていて設定がよくわからなかったが、キャラへの思い入れがある人なら余計に感動できると思う。キャラがしゃべらずナレーションで進行させたり、パンフレットを読むと、スタッフのキャラ愛が感じられる。 [映画館(邦画)] 7点(2019-11-22 22:29:56) |
3. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
《ネタバレ》 普通。【ネタバレ注意】テレビシリーズから大幅に改変してきた2作目ということだが、設定が大幅に変わるわけではないので、テレビシリーズ並の評価になってしまう。当時は画期的だったかもしれないが、これを新作アニメとして鑑賞したら、あそこまでの盛り上がりは見せなかったのではないだろうか。けっこう勢いに頼っているところがあると思う。 [インターネット(邦画)] 6点(2019-01-31 18:49:03) |
4. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
《ネタバレ》 まあ、普通。【ネタバレ注意】もともとテレビシリーズの最後があるので、あまり高く評価していない。序盤の総集編なので、最後のトンデモは関係ないけれど、新鮮味がないだけでなく、改めて見ると設定の粗が気になる。そもそも、なんで使徒の攻め込んでくるところにわざわざメカニカルで壊れやすい移動式の高層ビルまで作って大勢の人数を住まわせようとするのか。それなら地方に疎開させるなど、人口を分散させる方がずっといいはず、とか。 [インターネット(邦画)] 6点(2019-01-31 18:48:04) |
5. エスター
《ネタバレ》 佳作。ホラー好きではないが、これは怖かったし、うまい結末だった。【ネタバレ注意】序盤、オカルトなのかどうか分からない部分はあったし、ちょっとやり過ぎなところも感じられるし、強引さは否めないが、結末がわかってみると、精神に問題のある主人公が自分の特徴を生かしてしでかしたと納得できる展開だった。 [インターネット(字幕)] 7点(2018-09-22 13:57:52) |
6. 映画 聲の形
《ネタバレ》 9点(=今年一番の作品)と評してよいかわからないし、賛否はありうると思うし、好き嫌いもあるだろう。デートムービーになるとはいいがたい。しかし、私にとっては制作発表からの期待に十分応えてくれた、すばらしい作品。聴覚障害とイジメという難しいテーマを扱いつつも、“かわいそう”という感情とは違う意味で心が揺さぶられる。本作は障害やイジメで悩んでいる人たちの気持ちが分かるというものではないし、それを意図した作品ではないだろう。その意味ではそれらを素材としてだけ使っていることに不満を感じる人もいると思う。もちろん配慮に欠けているわけではない。協力として日本ろうあ連盟の名前もある(これは原作でも同じ)。また、原作の緻密さを思えば将也と硝子の関係に絞り込まれているし、他の人物も改変や省略されている部分はあるから、物足りないとか不満を感じる人がいるのもわかる。しかし、アニメで二時間超という尺、かつ美しく映像化された本作は恵まれた作品だと思う。初見では原作(2巻以降)を読まないでいたが、映画として完結していた。また、原作に比べてエグい描写が弱まっている面もあるが、もし原作通りに1クールのテレビアニメとして制作しようとしたら、地上波では放送できなくなるんじゃないだろうか。劇場での上映に比べて、地上波というのは制約を受けやすいものだ。 【ネタバレ注意】小学生時代に聴覚障害が理由でイジメを受けていた硝子がイジメていた将也と再開し、やがて恋心を抱くまでになる。「イジメてたやつを許すのはともかく好きになるとか設定がおかしい」という批判も見たが、もともと硝子は将也を嫌がってはいなかったわけで、その批判は当たらないと思う。丁寧に書き込まれた街並み、硝子が告白に失敗して足をバタバタさせているシーンなど細部にまで神経の行き届いた表現、難しかったであろう早見沙織さんの演技、すばらしい面を挙げればキリがないほどだ。多くの人に鑑賞してほしいと思う。 [映画館(邦画)] 9点(2016-09-21 22:36:20)(良:2票) |
7. 永遠の0
《ネタバレ》 原作者は好きじゃないので、叩く気満々だったけど、いい映画だった。岡田准一もよかった。これがヒットしたのは納得できる。【ネタバレ注意】後半の展開はバレバレとはいえ、だからこそ最後のどんでん返しみたいにせず、早めに話をもってきているのがよい。“明らかにはされない”最後のオチもいい感じだった。戦闘シーンも映像の迫力を追いかける感じではなく、しかし不自然ではなかった。「自爆テロと違うんだ」というくだりは気になったが、決して戦争や特攻を美化しているようには見えなかった。なんで原作者は、ああなんだろうね。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-03-14 18:05:23) |
8. エグザム
《ネタバレ》 面白くないわけではないが、ちょっと無理のある展開。【ネタバレ注意】現代の話じゃないとわかった時点で、前提条件は発散してしまうが、“採用”試験で人を殺してまで合格しようとするだろうか。状況によっては本当に死人が出ていたわけで、それが許されるというのは疑問だ。ところでライトを破損して非常灯を点けるという仕組みは一般的なのだろうか。ライトを消す前にやることは色々あったと思うのだが。 [DVD(字幕)] 6点(2011-03-09 18:43:55) |
9. エアベンダー
駄作。お金の無駄遣い。 [DVD(字幕)] 3点(2011-03-09 18:15:40) |
10. エバン・オールマイティ
《ネタバレ》 これは劇場公開が見送られてもしかたがない。たしかに、アメリカのコメディは日本で受けにくい分野ではあるのだが、前作はもっと楽しめた。以下、思いっきりネタばれするが、ほんとうにノアの方舟を作るだけ。何のひねりもなく描かれる家族愛。思った通りの行動をとる悪役上司。たしかにノアの方舟がめちゃめちゃデカイのは見ごたえはあるんだが、映画なんだから、それだけで終わらせるなよ。洪水のシーンだってよく作ってあるけど、もう見飽きている人もいるんじゃないだろうか。世界を変えるという話もどこへやら。この脚本に、よくこんな大金を投じる気になったものだ。 [DVD(字幕)] 3点(2008-12-10 19:24:01) |
11. X-MEN2
《ネタバレ》 1を見て、そんなに期待はしていなかったのだけど、割と良い印象。それぞれの能力を活かしている感じがするし、アメコミらしいとはいえ、ストーリー展開も割と考えられていたし、映像も頑張ったのではないか。以下、思いっきりネタバレすると、エグゼビアがいるのに、ジーンが死ななきゃいけないというのは、ちょっとどうかと。あと、ミュータントが全滅しそうなところで操っている人だけ無事だったのはなぜだろう。 [DVD(字幕)] 6点(2008-11-09 23:58:41) |
12. A.I.
《ネタバレ》 前半は説明的なシーンが多い上に、こじつけに近い設定が感じられ、駄作の雰囲気があった。なにしろ冒頭から子供が不治の病を理由に「身代わり」が“最適だ”と言ってしまう設定は、いかにも現実離れしている。どう考えても不妊あるいは妊娠許可のない夫婦を選ぶべきだろう。それじゃ映画にならなかったのかもしれないけれど。食べ物を詰まらせるシーンもあんな設計するとは思えないとか、終盤にさしかかっても、あんな水没した地域で人が働いていたり、“商品”が置かれているというところに興ざめしてしまっていた。そして、この話をどうまとめていくんだろうと思っていたその先の展開が、意外によかった。ご都合主義な展開ではあるのだけれど、親を慕う子供の夢をかなえたという、悲しいハッピーエンドで救われた映画だと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2008-11-04 00:53:36) |
13. X-メン
《ネタバレ》 普通の作品。原作がアメコミとわかっているので、多少ナンセンスな設定も受け入れられるし、それほど不条理な脚本というわけでもないのだが、この手の映画にしてはアクションが地味というか、迫力に欠ける気がする。原作からそうなっているのだろうが、ミュータントどうしにかなり力の差があるので、弱いミュータントが強いミュータントに負ける、という展開はちょっと素直すぎる。わかりやすいといえば、わかりやすい作品ではある。 [DVD(字幕)] 5点(2008-11-02 01:10:29) |
14. エントラップメント
《ネタバレ》 いい役者の無駄遣い。いい男といい女のラブシーンがどうということはないが、どんでん返しすればいいってものじゃない映画。そもそも悪事の証拠がつかめていないわけでもないのに、あんなに泳がせたままやり放題やらせるというのはあり得ない。マックもジンの正体が分かっているなら公衆電話盗聴してがっかりする必要もないわけだし、あちこちでどんでん返ししようとする無理が出ていて興ざめする。 [DVD(字幕)] 3点(2008-10-15 02:12:31) |
15. AVP2 エイリアンズVS. プレデター
《ネタバレ》 前作が受けたのでもう一度作ってみました、という感じでしょうか。オリジナル映画のファンに対する遊び心があるのだそうですが、ちょっとありきたりな展開で興ざめしてしまいました。遠慮なく人が死んでいくので、中盤で結末も予想できてしまいます。もとは「B級映画」なのかもしれませんが、もうちょっと考えてほしかったです。 [映画館(字幕)] 3点(2008-01-23 00:46:08) |
16. エイリアンVS. プレデター
《ネタバレ》 ちょっと甘い気はしますが、もともと無関係のキャラクターを組み合わせて映画のストーリーを作る(しかも人を絡める)という意味では、意外によくできた設定です。エイリアンファン、プレデターファンでなくても、そこそこ楽しめるのではないでしょうか。途中、やや説明くさくなってしまう場面はあるものの、「わかりやすいハリウッドの娯楽映画」といえる範囲と思います。気になったのは、登場人物が死にすぎるというところでしょうか。誰かを生き延びさせるために犠牲になる、という死に方ではなく、ただ死んでいくというのは、いまいちでしたね。 [地上波(吹替)] 7点(2008-01-23 00:44:37)(良:1票) |