1. パトリオット・ゲーム
ありふれたストーリーの映画。極々凡庸。それでいて、主演が本人に魅力がなく、全ては脚本次第というハリソン・フォードなのだから、ちっとも面白くない。敵役のテロリストも、行動が行き当たりばったりで、小物に見える。加えてアクション・シーンもキレが悪く、全く印象に残らない。 4点(2002-12-18 18:34:43) |
2. バニラ・スカイ
トム・クルーズの自己満足映画。難解な映画をつくるのは結構だが、観る方としては解けても解けなくても楽しめる範囲でつくって欲しい。本国アメリカでの評判も散々で、批評家からも相当に酷評されたと聞いている。救いとして、キャメロン・ディアスは安さを感じさせる女優という点で、役にはまっていた(一応誉めているつもり)。 3点(2002-12-14 19:52:09) |
3. バーチュオシティ
馬鹿馬鹿しいだけの映画。キャストがどうとか、それ以前の問題。ストーリー自体がくだらなく、つまらない。 2点(2002-12-14 19:20:13) |
4. パトリオット
自分は「アメリカ万歳映画」だという理由で作品を嫌うことはないのだが(『インデペンス・デイ』も『パール・ハーバー』も好き)、この映画はアメリカ万歳映画であること以上に、とても厭らしさを感じる映画で、大変不愉快になった。その厭らしさとは、子供と黒人の使い方。この映画では彼等の存在が、メルギブをはじめとするアメリカへの移民が蜂起した正当性というものを作り出すダシにしか見えない。一方を悪者にするのは仕方のないことだと思うし、何の異論もないのだが、しかしこういうやり方はずるいのではないか。そういうところが大いに気に食わない。キャストはメルギブにうんざり。最初は戦場に赴くのを嫌がる→家族が殺される→立ち上がって英雄的な活躍をする―というのは皆さんご指摘のとおり、作品の質では比べものにならないが『ブレイブハート』と同じ構図だ。二度同じ物をやってくれるな。 3点(2002-11-05 18:29:32) |
5. パウダー
感動出来ると聞いていたが、退屈なだけの映画だった。ラストシーンの意図は全く理解できない。 4点(2002-11-02 15:47:43) |
6. パッチ・アダムス
ロビン・ウィリアムズのくさい演技には白けまくり。しかも、自分の演技に酔っているような感じがして、激しい嫌悪を感じた。また、「笑いが治療に好影響を及ぼす」というのには異論は無いのだが、心の健康は体の健康あってこそのもので、満足に体の治療をできる設備や医師を備えていないのに“無料の病院”を作るという、とんでもない行動には言葉を失った。自分が患者だとしたら、こんな病院で治療されることは御免こうむりたい。皮肉にも、フィリップ・シーモア・ホフマンの、「いざという時に側にいて欲しいのは、そのクソ野郎みたいな医者なんだよ」というセリフにとても共感させられた。また、ロビン・ウィリアムズの“笑いの治療”が、ちっとも笑えないのも大きなマイナス要素。おかげで、その治療の最中に感じられるものは何も無かった。ヌードルのプールなんて、ただバカに見えるだけだ。モニカ・ポッターの描写についても大いに疑問がある。勝手に殺したことにした脚本から見て取れる意図は明白だ。この部分だけではなくこの映画は相当に脚色されたものであろうから、単に実話だからと評価するのはどうかと思う。この映画で得た唯一の収穫といえば、どうしてロビン・ウィリアムズを毛嫌いしている人が多いのかを理解できたことだけだ。 1点(2002-11-02 15:28:56)(良:1票) |
7. ハリー・ポッターと賢者の石
もっとコンパクトにまとめて欲しかった。(いちおう、削れるだけ削ったらしいが)。この手の映画で152分だと、さすがに退屈してしまう。内容も原作と全く同じ。原作が大ベストセラーだけに、色々難しい面もあるのだろうが、もう少し単独した映画としての色を出して欲しかった。役にピタリとはまっていた子役キャストたちに+1点。 5点(2002-05-15 19:21:46) |
8. 初恋のきた道
心の枯渇を潤してくれる、素晴らしい作品。清純を絵に描いたようなチャン・ツィイーの一途さに、泣いた、泣いた、とにかく泣いた。なんとか自分の想いを伝えようとする姿は、健気で、いじらしく、そしてたまらなく可愛い。現在をモノクロ、過去をカラーという撮影に疑問を感じている人もいるみたいだけど、自分はそこにイーモウ監督のセンスを感じた。この撮り方が、“記憶の中でいつまでも輝き続ける初恋の思い出”を際立たせている。美しい映像と音楽にストーリーが丹念に織り込まれていた。 10点(2002-05-03 10:33:55) |
9. パラサイト
うぅぅ...怖かった。ジョシュはこういう役もなかなかいいじゃない! 7点(2002-03-26 10:14:08) |
10. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
あーあ、期待はずれだったな~。ストーリーも前作とほとんど同じだったし・・・。 6点(2002-03-26 09:59:57) |
11. バレンタイン
これはヒドイ。マスクをつけた殺人鬼というところは『スクリーム』シリーズなんかと似ているが、決定的に違うところが1つ。登場人物の会話がちっとも面白くないのだ。それから、主人公たちのキャラクターもいただけない。こういうホラーものは感情移入してこそ楽しめるものだと思うのだが。 2点(2002-03-15 12:31:28) |
12. バスケットボール・ダイアリーズ
レオナルド・ディカプリオが素晴らしい。そのためか、感情移入しすぎて胸が苦しくなった。色んな意味で、インパクトのある作品だった。皆さんに勧めたい。 9点(2002-01-28 14:15:06) |
13. パール・ハーバー
時代考証とかはどうしようもないけど、戦闘シーンの迫力は『プライベート・ライアン』を遥かに超えていた。恋愛等のドラマ部分は『タイタニック』と似たようなレベルだけど、エンターテイメント作として割り切って観れば楽しめる。フェイス・ヒルの『THERE YOU’LL BE』に+1。 8点(2001-12-28 10:18:40) |
14. バード・オン・ワイヤー
途中で眠くなった。メルギブの作品てだいたい外さないんだけど、まあたまにはね。 3点(2001-12-03 12:48:12) |
15. 薔薇の素顔
余計な部分が多すぎた。ジェーン・マーチ、役選ばないとキャラ固まっちゃうよ。 4点(2001-12-03 12:43:51) |
16. バットマン・フォーエヴァー
なかなか楽しめましたね。こういう軽いノリもいいかな、と。ただ、あのしょぼすぎるラストは何とかならないかなあ。ジム・キャリーの壊れぶりが笑えました。 7点(2001-11-28 14:45:04) |
17. バットマン リターンズ
見てみて、『リターンズ』の評判の高さに納得しました。でも濡れ衣を着せられたバットマンは、あの後どうやって名誉を回復したのだろう? 8点(2001-11-27 14:22:05) |
18. バットマン(1989)
全然面白くなかった。この映画のターゲットを考えれば、ああいう作品になったのはしょうがないと思うけど・・・。 3点(2001-11-26 14:19:02) |
19. バガー・ヴァンスの伝説
いかにもレッドフォードらしい作品。美しい景色を背景にゆったりと展開するドラマ。こういう映画をもっと観たい。ウィル・スミスはいつもと違う役柄だったけど、なかなか良かった。シャーリーズ・セロンは存在感なかったなあ。 8点(2001-11-22 14:24:32) |
20. バーティカル・リミット
確かに迫力はあったし、ドキドキした。だけど、遭難者側に助かって欲しいと思える様な人間がいなかったのは、どうしたことだろう。ボーン(ビル・パクストン)は最低なヤツだし、アニ-(ロビン・タニ-)も、父の事故の際に、兄のピーター(クリス・オドネル)がとった行動を、非難し続ける。彼にとって、辛い決断だったはずだし、一番苦しんでいるのも彼だ。(ピーターは自分がとった行動は正しかったと主張しながらも、登山をやめた。それだけ彼は苦しんでいた。)アニ-はそんな兄を理解しない。腹が立った。そして、彼女は兄の制止を当然ながら聞かず、山に登り、リーダーであるトム(ニコラス・リー)が天候悪化の警告を受けて、登山を中止しようといった時に、自身の目標を達したいがために、「勇気ある撤退」を選ばず、ボーンに賛同した。プロの登山家として失格だ。そして、その身勝手さが、災いを招いた。だから、遭難者側には全く感情移入できず、それどころか「お前らなんか助からなくていい」とさえ思った。逆に、救助チーム側のほうが心配だった。そして、彼ら6人のうち、4人が犠牲になってしまった。アニ-が助かっても、全く嬉しくなかった。 6点(2001-11-02 15:20:23) |