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1.  バリー・リンドン
全編から「モンティ・パイソン」の匂いがプンプンする。話はそれなりに悲劇で、それを強調するレディ・リンドンの美しさには、他の作品にみられるおふざけ感は感じられないのだが、「・・・すべてあの世」のクレジットも含めて、やはりキューブリックはこのエピソード自体を笑い飛ばしているように見える。オープニングのナレーションは「フライング・サーカス」の常套手段だし、親子の強盗はセリフも「デニス・ムーア」にそっくり!景色も似ている場面がたくさん出てくる。黒澤監督がこの映画を絶賛したそうだが、はたしてモンティ・パイソンを知っていたのか・・・。
9点(2004-03-21 03:13:17)
2.  パルプ・フィクション
トラボルタの卑猥な目つきが嫌いだった。サミュエルLジャクソンの垢抜けないところが好きになれなかった。ハーベイ・カイテルの不器用さだけを売りにしたキャリアに物足りなさを感じていた。クリストファー・ウォーケンのお高く止まった感じが鼻についていた・・・。この映画を見て、彼らが大好きになった!とにかく、登場人物が生き生きしている。それぞれのエピソードを時系列に並べず、おそらく順序は最後だと思われる、人々の結末が見える部分を話の真ん中に織り込み、ロール状に組みたてたことが功を奏して、登場人物がいつまでたっても死なない、永遠のものとして存在しているかのような状況を醸し出している。映画を心に残るものにするために、ハッピーエンドの後を自由に想像させる映画はよく見るが、内側に未来が練りこまれて、しかも終わっていない映画というのは珍しい。たとえば12モンキーズなどは、輪廻ではあっても、始まりと結末が見えているので、その中で話は完結してしまう。この映画は本で言うならば、新たなエピソードを、新たな「折」としてボンボンと放り込んでいける可能性を秘めている。多分これからも繰り返し、好きなシーンをパラパラとめくって見ていくことだろう。その辺にポイと置かれた三文小説のように。余談だが、スティーブ・ブシェミが出演していると聞いていたので、どこに出ているのかと見ていたが気がつかず、最後のクレジットでやっと分かった(笑)
10点(2004-03-21 02:59:52)(良:2票)
3.  波止場(1954)
神父が最終的には裏切るのだろうと思っていたのですがすっかりハズレてしまいました。このあたりが、宗教観に対するお国柄の違いなのでしょうか。
6点(2004-03-09 23:22:38)
4.  8 1/2
理解できる、理解できない云々を言うと何も語れないが、確かにこの作品は観客を幻想の中にいざなうパワーを持っていると思う。眠くなるわけではなく、一つ一つの映像や登場人物やエピソードに力があり、わけがわからずとも引き込まれてしまう。実際自分は十数年ぶりに見たのだが、一つ一つの映像を忘れていたにもかかわらず、「これ、どこかで見た」というデジャヴのような感覚を受けるシーンがいくつもあった。ところが不思議なことに、その感覚は、81/2の劇中で見たのかどうかも確信がもてないようなものだった。これは、ストーリーに裏打ちされる形ではなく、映像の断片そのものが脳に刻み込まれていたためではないかと思う。こういう記憶のしまいこみ方は、実際に我々が見る夢とよく似ているのではないか。また、巷の数多くの異なった作品紹介文にも混乱させられ、結局どこまでが現実でどこからが夢だということすら明確にできないところも、見る側の想像力を書き立てる。最後に「人生は祭りだ、共に生きよう」と輪になって踊るシーンは、ある面では人生を達観した風にも見えるが、実はもがき苦しむ幻想の中で、自分を正当化するため、あるいはひとつの悪夢を終結させるための自己解決・自己都合でしかないとも見て取れる。それが悪いというのではなく、人間はそうやってストレスを排泄して生きている、ということを正直に吐露しているようにも見える。おそらくこの大団円が終わったあとには、寝ざめの悪い朝と、わずらわしい愛人問題と仕事とが待っていることだろう。しかしこの大団円、私もこういう夢をよく見る。セットの上から人生のキャスト総出演でゾロゾロと降りてきたときには、そら恐ろしささえ感じた。
9点(2004-02-29 19:06:20)
5.  ハンニバル(2001)
一回見ただけでは理解できなかった。自分の知的レベルもあるが、これは致命的。前半部分でのクラリスの描き方が薄かったのではないかと思う。残酷シーンはそれなりにお洒落に見せることはできているものの、本題が不可思議すぎて残酷描写も浮いてしまった感じ。やっぱりジョディ・フォスターで撮って欲しかったとは思う。
4点(2004-02-06 23:35:33)
6.  二十日鼠と人間(1992)
強烈ではないが深い感動をもたらす作品ですね。ゲイリー・シニーズもジョンマルコビッチも、今後もこの作品が代表作となっていくであろう歴史に残る名演技だったと思います。スタインベックの語る希望のない時代にあって、大切な友をもっとも幸せにするにはどうしたらよいか。目の前に希望を抱かせたまま静かに休ませることが彼の選択だったわけです。ラストの湖畔のシーンで映画はバンと終わってしまいますが、その後の主人公の苦悩をを考えると、この部分を下手に映像にしなかったことがよかったのではと思います。
8点(2004-02-01 02:32:05)
7.  π(パイ)
題材が面白いものなのに、もったいないなあと思いました。これ結局、頭痛に悩む男の話になっちゃってる(笑)。師に「命を落とすぞ」とまでいわれるほどの「π」の真相は、結局なんだったんだろう、と。銀河系、羊の角、囲碁・・・。観客をケムにまいたまま、ドリルで・・・っつうのは、反則ですよねぇ。なかなかおしゃれな映像だっただけに、惜しいと思います。
5点(2004-01-22 02:08:51)
8.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
こういうの好きですねぇ。モンティ・パイソンっぽくて。ピーター・セラーズはほんとに全然わからなかったです。これだけふざけた内容でありながら、しっかりお金かけて作ってるっていうのは、すごいですねぇ。
8点(2004-01-12 22:18:53)
9.  幕末太陽傳
フランキー堺ってうまいですね。そこばかり光っていたような感じがします。熱気は伝わってきますが、幕末独特のパワーという風にも取れませんでした。まあ「落語の映像化」ということに成功した、そんな印象です。コメディだから仕方ないといえばそうなのですが、南田洋子も左幸子もうそ臭い。本物のうまい落語家の女郎のほうが魅力的に感じるのですが。
5点(2004-01-02 22:28:19)
10.  八月の狂詩曲
黒澤監督の子供の描き方っちゅうのは、自分の懐古に走ってしまうのか、理想を追い求めるためなのか、どうもリアリティーにかける演出が多い。子供ってもっといろいろ考えてるはずなんだが。。。
4点(2004-01-01 08:27:29)
11.  バックドラフト
子供の頃、自宅で火事を出したことがあり、消防署で調書をとられたのですが、帰り際、「こういうところに勤めるなよ」と冗談交じりに声をかけられました。確かにこういう男達だったような気がしました。バックドラフトという謎めいた現象をを題材にしているところが映画全体を締めた感じがします。スコット・グレンがかっこよかったですね。デニーロの演技はいうまでもありませんが、第一線は退いても現場で一目置かれているという人間の役を見事に演じていたと思います。ハンス・ジマーもいい仕事してます。
8点(2003-12-21 21:15:00)
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